2016/03/06 - 2016/03/15
165位(同エリア1247件中)
ニッキさん
4日目の夕方にゲントからブルージュに到着。
本当はもっと早く着く予定だったのですが、現地ガイドさんがどうしてもゲントにある「ベルギーワッフル発祥の店」のワッフルをで食べてもらいたくてゲント出発の時間を遅らせた結果、世界遺産「ブルージュ歴史地区」の散策予定は時間が無くなり没。
変更を余儀なくされました。
明日は終日自由行動だから、各自で・・という事でしょうか。
ブルージュは運河と橋に象徴される古都で「北のヴェネツィア」とも言われている美しい街です。
13世紀に毛織物と貿易の拠点で栄えましたが、15世紀後半に宗教・政治の争いや、運河の沈泥で船の出入りが不可能になり衰退していきました。
そのおかげで近代化される事なく、中世そのままの街並みが維持できたそうです。
5日目午後のブルージュと一緒に旅行記に載せます。
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バスを降りてまず目に入る景色は「愛の湖」
ずいぶんロマンチックな名前ね。 -
白鳥がたくさん遊んでいます。
静かな時間がゆっくり流れているようです。 -
ベギン会修道院がみえてきました。
ベギン会修道院は1245年にフランドル伯夫人によって設立されました。
実はここで暮らしたのはシスターではなく一般の女性。
戦争が絶えなかったフランドル地方にあって、夫を戦場に送り出した妻たちは、ペギン会修道院に集って女子だけで質素な共同生活を行ったそうです。 -
イチオシ
現在はベネディクト会の修道女が暮らしているそうです。
1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。 -
この季節はすいせんの花が咲き、とても綺麗です。
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街の中心、マルクト広場に向かいます。
街中に運河が張り巡らされています。
「愛の湖」に近い水路には、まだ白鳥が優雅に遊んでいます。 -
ファン・エイクの跡を継ぎ、初期フランドル派の絵画技術を発展させたハンス・メムリンクの美術館です。
12世紀建造の聖ヨハネ施療院を改装してます。 -
ホテルに荷物を置いて、夕食を食べに行きます。
今日はチェリービール飲んじゃお!
ネギのスープです。 -
ビーフのビール煮込み。
多少固いのはご愛嬌。 -
ホテルまでの帰り道。
とても素敵な光景が目に映りました。 -
イチオシ
水が鏡のように建物を映しだし、まぁ、なんて綺麗なんでしょう。
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ブルージュの夜はロマンチック。
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5日目
朝から昼過ぎまでアントワープにいました。
その旅行記は次に書くとして・・。
ブルージュに行ったら是が非でも乗りたい運河めぐりボート。
ヴェネチアのゴンドラに比べれば破格の低料金でぼったくりも無し。
8ユーロぐらいで楽しめます。(比べる方がゴンドラに失礼かな)
ボート乗り場は5ヶ所あるそうですが、コースはみんな同じです。 -
水面と橋の間がとっても狭いの。
スリル満点。 -
くぐり抜ける時に橋の下を触る強者もいるわ。
でも海外で怪我でもしたら大変! -
水上から見る市街地。
奥に見える塔は聖母教会です。
川幅の広いところでUターン。 -
旧市街をめぐる観光馬車。
趣ありますねぇ。 -
街中に巡らされている運河は、中世と変わらない美しい風景のアクセント。
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ブルージュと言えばこの風景。
どのガイドブックにも載っているわね。 -
鐘楼は街のランドマーク。
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水上から眺める旧市街って一味ちがいますね。
ボートはブルージュには欠かせないアクティビティーでしょう。 -
観光ボートを降りてすぐの聖母教会に入場しました。
13〜16世紀に建造された教会の塔の高さは122m。
レンガの塔として世界でも2番目に高いそうですよ。
入場料は4ユーロです。 -
入ってすぐの祭壇にその姿はあります。
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イチオシ
ミケランジェロ作「聖母子像」
ヴァチカンの「ピエタ」は青年キリストにこんな若い母でいいのだろうか・・?と思うほど愛くるしいマリアでしたが、この聖母子像のマリアは落ち着いて歳相応かな。
・・でもやっぱり私はヴァチカンのピエタが好き! -
ミケランジェロの彫刻作品は、イタリア国外ではルーブル美術館、エルミタージュ美術館、そしてこの教会の3ヶ所だけです。
ブルージュの商人がイタリア旅行に行った時に購入し、この教会に寄付したそうです。 -
聖歌台とパイプオルガン。
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ミケランジェロの「聖母子像」と共にこの教会の至宝。
ブルゴーニュ最後の公女マリーの霊廟。
絶世の美女で市民にとても愛されたそうです。
落馬により25歳の若さで亡くなりました。 -
父シャルルの霊廟。
「勇猛王」として知られたシャルルの棺の足元にはライオンの像が飾られています。 -
美しいステンドグラス。
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毛織物で栄えた街ですから、こんな昔のタペストリーも保管してあります。
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天井が高くて広い教会でした。
ブルージュを訪れたなら一見の価値ありです。 -
旧市街を散策。
切り妻屋根のギルドハウスは、財を築いた商人たちの富の象徴です。 -
フランドル地方独特の家ですね。
フェルメールの絵に出てきそう。 -
切り妻屋根のてっぺんの装飾は各家によって違うみたい。
宗教的な意味合いも強いって聞きました。 -
イチオシ
高さ83mの鐘楼は13世紀〜15世紀にかけて建造された街のシンボルです。
3層に分けられ、下層部は13世紀、中層部は14世紀、上層部は15世紀に建造されました。 -
屋上まで366段の階段を上ったら、ブルージュの赤い屋根の街並みが見渡せます。
頂上には47個カリヨンが設置されているそうですよ。
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