2016/07/18 - 2016/07/18
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オカンカンさん
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トルコクーデターの煽りを受けて往路便欠航のピンチにあいながらも、7月16日~23日までイタリア周遊旅行に行ってきました。
本日は3日目、旅情を誘うベネチアを後にして、バスはフィレンツェに向います。
途中で立ち寄ったのは、ルネッサンス時代はフィレンツェと並び称されたというフェラーラの街。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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フィレンツェまでの移動中に立ち寄ったフェラーラ。一応、世界遺産の街なんです。今回はツアーなので全く緊張感のない私は地図の位置関係など調べていませんでした。
ベネチアからフィレンツェに続く国道の、真ん中あたりに位置する街でした。エステンセ城 城・宮殿
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ここを統治していたのがエステ家、その居城は防御を目的とする城塞のようでした。中庭には大砲の鉛玉が無造作に置かれています。
エステンセ城 城・宮殿
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元々は地方の傭兵にすぎなかったエステ家ですが、フェラーラの永代君主に任命されてからの活躍はめざましく、都市計画、音楽、絵画等で時代を先取り、フィレンツェよりも早くルネッサンス文化を花開かせました。
エステンセ城 城・宮殿
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でも何故かオドロオドロしい・・・重い空気が城全体に覆っています。
それは地下にある牢獄とそれにまつわる物語。
「ウーゴとパリジーナの悲劇」。エステ家ニコロ3世の息子ウーゴが、継母パリジーナ(ニコロ3世の2番目の妻)と恋に落ちてしまいました。二人は捕えられ、エステンセ城の地下牢に幽閉されます。のちに斬首刑となって死んでしまうのですが、二人は19歳と20歳でした。中に立ち入り見学することができますが怖いのでパスします。背筋の冷たくなる恐怖を感じます。エステンセ城 城・宮殿
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門を出た所にあるのはジローラモ・サヴォナローラの像。フェラーラ出身の修道士です。ルネッサンス芸術の番組を見ていた時に、偶然彼を知ったのですが、それはもう壮絶な人生です。
説教壇から激烈な言葉でフィレンツェの腐敗ぶりやメディチ家による実質的な独裁体制を批判し、信仰に立ち返るよう訴え、市民を感激させました。信奉者は次第に増え、メディチ家当主のロレンツォ・デ・メディチも、彼の前で懺悔したそうです。
かのサンドロ・ボッティチェッリも真髄し、華美な絵を描くのを止めてしまった。
贅沢品として工芸品や美術品をシニョリーア広場に集め焼却するという行動に、人々の心は次第に殺伐となっていきました。 -
過激な発言や行為はやがて人々の反感を買い、遂にフィレンツェのシニョリーア広場にて、絞首刑ののち火刑に処され殉教しました。
過度の抑圧はいつの世でも…そんな状況が続くはずはない。独裁者の末路は破滅しかありません。エステンセ城 城・宮殿
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街の中心のカテドラルはこの通り修復工事中。
旅行を通して…イタリア自体が修復だらけでした。そりゃ紀元前〜中世と古いものだらけだから仕方ないんですけれど・・・残念だ〜(>_<)サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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今年はキリスト教における特別聖年に当たる年で、全世界からバチカンに向けて巡礼者がイタリアに集まっているそうです。
有名な教会では聖なる門が開かれていて、この門を通ると今までの罪が悔い改められて、天国行きが約束されるそうです。
無神論者のくせにこの時ばかりは門を通る私…私のせこい小さな罪の数々を許したまえ〜サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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そうこれが特別聖年におけるロゴマーク。これは日本語表記ですが、イタリアでは
『MISERICORDES SICUT PATER』と書かれていて有名教会では必ず目にしました。
意味は、「あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい」らしいです。
ロゴマークでは二人の人物の内側の目が重なり、目は3つしか描かれていない。3つの目は同じ方向を見ているように見える。解説によると右はキリストで、左は迷い出た人間。
キリストは迷い傷ついた人を肩に担ぎ、その眼差しは温かい。
果たして私はヨーロッパの移民問題を彼らの目線で考えられるのか…彼らに同情するだけではなく、同じ立場に立って寄り添う…無理だろうなぁ(>_<)
崇高すぎて私にはその行いを、受け入れる事は出来そうにない。 -
ガイドさんが説明をしている時も、聖なる門を通る時も、ジプシーと思しき人(あるいは移民)がそっと擦り寄って、物乞いをしにきた。
中には強引にひったくりを働く輩もいるそうな、これが物騒なヨーロッパの現状。サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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全て移民のせい…とは言えないけれど、一般的な市民は泥棒を働いたりしない。
移民たちも生きるのに必死なのだ。サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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かつてイギリスのEU離脱の際に、私の大嫌いな人が『勝手だよね〜世界的に物を考えないと…』と言ってきて、益々嫌いになった事がある。
日本人にイギリスを批判出来るのか?
色々言っても、対岸の火事なのだ…例えばシリアが陸続きの隣国で、難民が大挙して押し寄せてきたらどうするのだろう?
閉鎖的な我々日本人は、直ぐに移民を拒否してしまうに違いない。サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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それでもこの荘厳な空間は、私につかの間の哀れみの気持ちを与えてくれる。
白い布で天井が覆われていて残念ですが、凄い建造物なのは分かります。
ヨーロッパの教会はどこの街の物も全て素晴らしい。サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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それだけヨーロッパ人と信仰は、切ってもきれないものなんだろうなあ。
サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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イタリアではカテドラルではなく、カテドラーレが正式みたいだけれど…
サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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正面の祭壇上の三角破風には『最後の審判』の絵画。
内部はゴシックのフレスコ画で飾られている。
何千年、何百年の時を隔てても変わらない、フレスコ画の永遠の輝き。サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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少ない自由時間、表に出てみると…やっぱりこの外見は興ざめしてしまう。
サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会
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カテドラーレの正面右側はアーケードになっている。信仰と生活が密着しているのは、自由なイタリアらしい発想かもしれない。
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周辺の商店街にはこんなディスプレイも、イタリアでは月曜日が休みの地域も多いそうで、お店は結構閉まっていました。
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夏は全く雨が降らないので、雨乞いの意味もあるのかな〜
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湿気はないけれどとにかく暑い(´Д` )
日差しが強烈なので、汗はだらだら流れてくる。体を冷やさなくっちゃ。
ベネチアでは食べられなかったから、ここでジェラートといきましょう。ジェラーテリア グロム スイーツ
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私は日本では珍しいピスタチオ。娘は…イケメンお兄さんに『お勧めある?』と聞いてみました。滅茶苦茶甘そうな物を進められて、何が入っているのか聞いてみると、どうやらクッキー&クリームのようなアイスでした。
ここで1カップにダブルフレーバーまで可能な事を知る。日本じゃシングルに1フレーバーだけれど、1人に1フレーバーでいいの?…と念を押される。
そうなのかあ〜次からはダブルで頼もうっと!ジェラーテリア グロム スイーツ
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ミニカップかスモール、ここはマックスサイズまでの5段階のサイズがあります。
日本人はミニかスモールで充分です。
たっぷり入れてくれますからね。ここも涙が出るほど旨〜いヽ(;▽;)ノジェラーテリア グロム スイーツ
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フェラーラを後にして、フィレンツェへ向かって走ります。
途中のドライブインにてトイレ休憩。様々な食材に目を奪われます。 -
イタリア型容器に入ったスパイスやビネガー。とても心惹かれたけれど、以後もいろんなところで目にしました。とってもお洒落で飾っておくだけでもいいな。
そうして何度も、オシャレビネガーを買って腐らせている私です。
日本に戻ると美味しいドレッシングがあるので、ビネガーって使わないのよね。 -
この後もお買い物ショップに立ち寄る。フィレンツェと言えば革製品。
宿泊ホテルのすぐ横が、工場直売革製品ショップだった。ピエロトゥッチ レザー 専門店
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色とりどりの革コートが陳列されています。
ピエロトゥッチ レザー 専門店
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手袋も一杯、バックも超一流はないけれど、フルラやマイケル・コース等が有りました。二階はバーゲンにもなっていて目移りします。
ピエロトゥッチ レザー 専門店
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そんなわけで買っちゃった。日本じゃ買わない色だけど、黒っぽいコートが多いから差し色にいいよね。中がシルクで肌触り抜群です。
ピエロトゥッチ レザー 専門店
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革製品店舗の隣はこれまたディナーのレストラン。
内装は広々として、清潔感のある素敵な店ですが、中華料理店ぽい。
出てきたのはカナッペ。
ツナとトリフとレバー、赤いのは何だったかな…凄く辛かった。
作りおきなのか、生ハムは乾燥気味でした。ラ ノゥバ チッタ インペリアル 中華
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中華料理店のような内装でTボーンステーキをいただきます。
肉の味付けは悪くないけれど、いかんせん硬すぎる〜(>_<)ラ ノゥバ チッタ インペリアル 中華
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歯が抜けそうだったので無理はせず、ちょっとだけいただきました。
最後はレアチーズケーキ。ソースが甘めですが美味しくいただきました。ラ ノゥバ チッタ インペリアル 中華
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やっと今日の宿泊ホテルに着きました。以前はシェラトン系だったみたい。
フィレンツェ郊外でピサに行くにはアクセスが良さそうです。ラディソン ブルー ホテル ホテル
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ロビーはだだっ広く敷地は広かったけれど、部屋はこの通りそう広くもない。
でも今日は冷蔵庫が有りました。ラディソン ブルー ホテル ホテル
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ここでもビデ有り!ここの備え付けのドライヤーが、微風で全く役にたたない!
アメニティは石鹸、シャンプー、シャワージェル。
ポット無し、スリッパ無し…いつもビーチサンダル持参なので問題はないけれど、
イタリアってこのレベルのホテルでも、必要最低限のアメニティなんですね。ラディソン ブルー ホテル ホテル
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海外のホテルのバスタブは体を伸ばせるけれど、浅くて温まらないですね。
本日の総歩数14398歩、お疲れ様でした。ラディソン ブルー ホテル ホテル
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朝食は昨日と変わらず、生野菜やフルーツ系がほぼ有りません。
カフェ系(カプチーノやエスプレッソ等)はとても美味しいのですけどね。ラディソン ブルー ホテル ホテル
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昨日のホテルと同じかと思うほどの品数です。
主に卵、ベーコン、パン。
パンとヨーグルトの種類は多いけれど、そんなに食べられないからね。
今日はこれから郊外のピサの斜塔を観光します。
昨日のホテルと同じかと思うほどの品数です。
主に卵、ベーコン、パン。
パンとヨーグルトの種類は多いけれど、そんなに食べられないからね。
今日はこれから郊外のピサの斜塔を観光します。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mistralさん 2017/03/06 18:37:04
- 聖年。
- オカンカンさん
mistralです。
フォローいただきありがとうございました。
イタリア旅行記、続きを拝見するため参りました。
フェラーラ、かねてから行ってみたいと思っています。
ツアーですと一度にたくさんの街を訪れることができますが
フリーで歩いていますと、せいぜい二箇所ぐらい?
それも段々年取ってきますと、じっくりと?のんびりと?
一箇所居座ったままです。
特別聖年なんですね。
サンティアゴ デ コンポステーラ、歩いた折
次の聖年は2021年と知り、その折には行きたい!と。
罪が悔い改められるから、と期待しています。
修復中は残念ですが、文化財の保存のためにも仕方ありませんね。
mistral
- オカンカンさん からの返信 2017/03/06 20:05:56
- RE: 聖年。
- mistralさま
ご訪問、ご投票ありがとうございました。
臆病者なので周遊はツアーを利用しています。せわしないけれど効率よくたくさん回れるのがいいですね。
でもふと自由になりたくなり、今回はフリーでパリを拠点に旅してみます。
しかし、20年ぶりのパリの治安の悪さを聞くたびに、めちゃくちゃビビっています。
フェラーラは観光客がほとんどいない素朴な街でした。
イタリアは色々な所で修復中ですが、古くて崩れそうなものを修復して後世に残そうとする。大切な事ですね。30数年ぶりに訪れて街の雰囲気が変わっていないことに驚きました。
私も又、訪れてみたいです。
それまで健康には気をつけなきゃいけませんね(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。
オカンカン
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