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2016年夏のスイス・ハイキングは6/29〜7/18の期間、前半は初めての滞在地アンデルマット、後半は4年連続4回目のカンデルシュテークの合計現地17泊の旅でした。<br />天気はアンデルマットではまずまず、カンデルシュテークは中4日があまり良くなかった。今夏は気温が低く朝晩は寒いくらいで、高所では残雪も多くまた降雪も時折あって夏とは思えぬ日々もあった。<br /><br />6月29日(水)関西国際空港出発<br />6月30日(木)チューリッヒ空港到着、アンデルマットへ移動<br />7月01日(金)ダンマヒュッテ往復<br />7月02日(土)スストリヒュッテ往復(途中降雨あり)<br />7月03日(日)ジデレンヒュッテ〜アルバート・ハイムヒュッテ〜レアルプ<br />7月04日(月)パッツォラシュトック〜バドゥスヒュッテ<br />7月05日 (火)フォアルプヒュッテ往復<br />7月06日(水)ジデレンヒュッテ再訪〜フルカパス<br />7月07日(木)ベルクゼーヒュッテ往復<br />7月08日(金)ゴッタルド峠〜ルチェンドロ湖〜レアルプ<br />7月09日(土)カンデルシュテークへ移動<br /><br />以上アンデルマット9泊で8回のハイキングを行った、一言で言えば多彩で変化に富んだハイキングだったと思う。<br />

スイス・ハイキングの旅 2016夏(1) (概要:アンデルマット編)

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2016/06/29 - 2016/07/09

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ロク69

ロク69さん

2016年夏のスイス・ハイキングは6/29〜7/18の期間、前半は初めての滞在地アンデルマット、後半は4年連続4回目のカンデルシュテークの合計現地17泊の旅でした。
天気はアンデルマットではまずまず、カンデルシュテークは中4日があまり良くなかった。今夏は気温が低く朝晩は寒いくらいで、高所では残雪も多くまた降雪も時折あって夏とは思えぬ日々もあった。

6月29日(水)関西国際空港出発
6月30日(木)チューリッヒ空港到着、アンデルマットへ移動
7月01日(金)ダンマヒュッテ往復
7月02日(土)スストリヒュッテ往復(途中降雨あり)
7月03日(日)ジデレンヒュッテ〜アルバート・ハイムヒュッテ〜レアルプ
7月04日(月)パッツォラシュトック〜バドゥスヒュッテ
7月05日 (火)フォアルプヒュッテ往復
7月06日(水)ジデレンヒュッテ再訪〜フルカパス
7月07日(木)ベルクゼーヒュッテ往復
7月08日(金)ゴッタルド峠〜ルチェンドロ湖〜レアルプ
7月09日(土)カンデルシュテークへ移動

以上アンデルマット9泊で8回のハイキングを行った、一言で言えば多彩で変化に富んだハイキングだったと思う。

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  • 7月1日は、アンデルマットからゲッシェネンへ列車で行き、ダンマグレッチャーまでバスで向かう。ダンマヒュッテからダンマシュトック連峰を望む。頂部は雲が掛かっているが氷河の上にそそり立つ山群は岩の屏風のようで圧倒的だ。

    7月1日は、アンデルマットからゲッシェネンへ列車で行き、ダンマグレッチャーまでバスで向かう。ダンマヒュッテからダンマシュトック連峰を望む。頂部は雲が掛かっているが氷河の上にそそり立つ山群は岩の屏風のようで圧倒的だ。

  • 眼下のゲッシェネンアルプゼーの対岸に聳えるホッホ・ヘーリンシュトックの山並みもアルプス的で素敵だ。<br />このハイキングの詳細は次のとおりです。<br />http://4travel.jp/travelogue/11153524

    眼下のゲッシェネンアルプゼーの対岸に聳えるホッホ・ヘーリンシュトックの山並みもアルプス的で素敵だ。
    このハイキングの詳細は次のとおりです。
    http://4travel.jp/travelogue/11153524

  • 7月2日はゲッシェネンからスステンパスへ向かうバスで峠の手前のスステンブリュッグリまで行く。そこから1時間足らずで登るスステリヒュッテ。生憎の曇り空ながら、ウェンデンホルン、ヒュンフフィンガーシュテックなどは見えている。<br />詳細は次のURLのとおりです。<br />http://4travel.jp/travelogue/11154893

    7月2日はゲッシェネンからスステンパスへ向かうバスで峠の手前のスステンブリュッグリまで行く。そこから1時間足らずで登るスステリヒュッテ。生憎の曇り空ながら、ウェンデンホルン、ヒュンフフィンガーシュテックなどは見えている。
    詳細は次のURLのとおりです。
    http://4travel.jp/travelogue/11154893

  • たくさんいたハイカー、クライマー達はすでに出発して、残されたグループは少なくなって寂しい。

    たくさんいたハイカー、クライマー達はすでに出発して、残されたグループは少なくなって寂しい。

  • 肝心のスステンホルン方向は極めて見通しが悪く残念だ。

    肝心のスステンホルン方向は極めて見通しが悪く残念だ。

  • 登山口にあたるスステンブリュッグリにあるレストラン。岩にバイクが架けられているようにここはライダーの集結場所のようだ。雨が激しく降り出して、ここで帰りのバスを2時間30分待つことになる。

    登山口にあたるスステンブリュッグリにあるレストラン。岩にバイクが架けられているようにここはライダーの集結場所のようだ。雨が激しく降り出して、ここで帰りのバスを2時間30分待つことになる。

  • 7月3日は天気が良いとの予報で、ジデレンヒュッテからアルバート・ハイムヒュッテを目指す。駅前のバス停から30分のジデレンバッハから歩き始める。いつかは晴れ間があるだろうと歩くが、ヒュッテに着いてもガスの中だった。<br />詳細のURLは次のとおりです。<br />http://4travel.jp/travelogue/11154936

    7月3日は天気が良いとの予報で、ジデレンヒュッテからアルバート・ハイムヒュッテを目指す。駅前のバス停から30分のジデレンバッハから歩き始める。いつかは晴れ間があるだろうと歩くが、ヒュッテに着いてもガスの中だった。
    詳細のURLは次のとおりです。
    http://4travel.jp/travelogue/11154936

  • 表示板もガスで見えにくい。次のヒュッテへは「ネパールハイウェイ」と呼ばれるルートを行くのだが、ルート判断が出来ず雪上の踏み跡をトレースする。実はこれはクライマーがロッククライミングのため岩場へ向かったあとで、本来のコースと大きく違う雪上を登ることになった。

    表示板もガスで見えにくい。次のヒュッテへは「ネパールハイウェイ」と呼ばれるルートを行くのだが、ルート判断が出来ず雪上の踏み跡をトレースする。実はこれはクライマーがロッククライミングのため岩場へ向かったあとで、本来のコースと大きく違う雪上を登ることになった。

  • 出会ったクライマーに尋ねると、ここまで来たら上のコルを越えて行くのがよいとのアドバイス。途中、ガスが一気に晴れて周りがくっきりと見える。後方はフルカホルンの針峰群、下にヒュッテと池が小さく見えている。

    出会ったクライマーに尋ねると、ここまで来たら上のコルを越えて行くのがよいとのアドバイス。途中、ガスが一気に晴れて周りがくっきりと見える。後方はフルカホルンの針峰群、下にヒュッテと池が小さく見えている。

  • 見上げるとカメルと呼ばれる柱状の岩が2基あって、その横のコルを越えていくという。

    見上げるとカメルと呼ばれる柱状の岩が2基あって、その横のコルを越えていくという。

  • コルを越えて雪原を降っていく。30分間ほどはガスが取れて見晴らしも良かったがこのあとまたガスに包まれる。

    コルを越えて雪原を降っていく。30分間ほどはガスが取れて見晴らしも良かったがこのあとまたガスに包まれる。

  • 苦労してなんとかアルバート・ハイムヒュッテに到着。休憩後、レアルプを目指して降る。

    苦労してなんとかアルバート・ハイムヒュッテに到着。休憩後、レアルプを目指して降る。

  • 7月4日はオーバーアルプパスからパツォラシュトックを登り、バドゥスヒュッテを廻って出発点に戻るコースを歩く。オーバーアルプパス駅と向こうのブルンネンシュトックとピッツ・ティアルムスに挟まれた峠フェリリュッケが見えている。<br />詳細は下記のURLです。<br />http://4travel.jp/travelogue/11155935

    7月4日はオーバーアルプパスからパツォラシュトックを登り、バドゥスヒュッテを廻って出発点に戻るコースを歩く。オーバーアルプパス駅と向こうのブルンネンシュトックとピッツ・ティアルムスに挟まれた峠フェリリュッケが見えている。
    詳細は下記のURLです。
    http://4travel.jp/travelogue/11155935

  • 頂上より西方向を眺める。山々の上部には雲があって山の名前を認識するのは難しい。谷に広がる村々は、手前からアンデルマット、ホスペンタール、レアルプと続く。

    頂上より西方向を眺める。山々の上部には雲があって山の名前を認識するのは難しい。谷に広がる村々は、手前からアンデルマット、ホスペンタール、レアルプと続く。

  • 谷あいにあるバドゥスヒュッテ。小さな小屋だが眺めは悪くない。

    谷あいにあるバドゥスヒュッテ。小さな小屋だが眺めは悪くない。

  • ヒュッテから出発点に戻る回遊コースにあるトマゼー、岩岩に囲まれた濃い青の湖面はとても美しい。

    ヒュッテから出発点に戻る回遊コースにあるトマゼー、岩岩に囲まれた濃い青の湖面はとても美しい。

  • 7月5日は再びゲッシェネンからバスでフォアルプ入り口で下車、フォアルプヒュッテを目指す。フォアルプの谷間を流れる川沿いに登っていく、スステンホルンと小屋が遠望できる。<br />詳細は以下のとおりです。<br />http://4travel.jp/travelogue/11157187

    7月5日は再びゲッシェネンからバスでフォアルプ入り口で下車、フォアルプヒュッテを目指す。フォアルプの谷間を流れる川沿いに登っていく、スステンホルンと小屋が遠望できる。
    詳細は以下のとおりです。
    http://4travel.jp/travelogue/11157187

  • ヒュッテの窓越しにスステンホルンを望む。

    ヒュッテの窓越しにスステンホルンを望む。

  • 行き帰りに見上げた天上の吊橋。サルビチビエンに架かる橋だそうだ、怖そうで近寄りがたい気もするが。

    行き帰りに見上げた天上の吊橋。サルビチビエンに架かる橋だそうだ、怖そうで近寄りがたい気もするが。

  • 7月6日は再度、ジデレンヒュッテを訪れる。前回はガスのため景観もルートも満足に眺められなかったので、もう一度確認したく行ってみた。<br />

    7月6日は再度、ジデレンヒュッテを訪れる。前回はガスのため景観もルートも満足に眺められなかったので、もう一度確認したく行ってみた。

  • この前は認識できなかった特徴的な岩峰群が見える。前方の2つの岩柱が大小のカメルと呼ばれている。右の大カメルの横を越えて行ったのが前回のルートだ。

    この前は認識できなかった特徴的な岩峰群が見える。前方の2つの岩柱が大小のカメルと呼ばれている。右の大カメルの横を越えて行ったのが前回のルートだ。

  • 左側の小カメルの拡大。ブーツを逆さまにしたような奇怪な形状が興味深い。

    左側の小カメルの拡大。ブーツを逆さまにしたような奇怪な形状が興味深い。

  • この日はそのままフルカパスへと降る。近くの池の向こうにはグロス・フルカホルンと続く針峰群が素晴らしい。

    この日はそのままフルカパスへと降る。近くの池の向こうにはグロス・フルカホルンと続く針峰群が素晴らしい。

  • 帰りのバスを待つ間、フルカパスではベルナーオーバーランドの山群が美しく眺められた。中央の大きい山がフィンスターアールホルンだ。<br />この日のハイキングの詳細は以下のとおりです。<br />http://4travel.jp/travelogue/11158744

    帰りのバスを待つ間、フルカパスではベルナーオーバーランドの山群が美しく眺められた。中央の大きい山がフィンスターアールホルンだ。
    この日のハイキングの詳細は以下のとおりです。
    http://4travel.jp/travelogue/11158744

  • 7月7日は天気が良さそうなので、ダンマシュトック連峰を眺めたくてダンマグレッチャーからベルクゼーヒュッテを目指す。途中にある池に映るダンマシュトック連峰が美しい。

    7月7日は天気が良さそうなので、ダンマシュトック連峰を眺めたくてダンマグレッチャーからベルクゼーヒュッテを目指す。途中にある池に映るダンマシュトック連峰が美しい。

  • ヒュッテ近くのベルゼーと連峰の眺め。予想通りの快晴で山も空も、池もすべて美の極限のように見える。

    ヒュッテ近くのベルゼーと連峰の眺め。予想通りの快晴で山も空も、池もすべて美の極限のように見える。

  • ダンマアルプゼーの対岸に聳えるプランゲンシュトック(右)とフェルドジエンのピーク、間のロッホベルリュッケも近い。このコルを越えてアルバート・ハイムヒュッテへ通ずるルートも興味深い。

    ダンマアルプゼーの対岸に聳えるプランゲンシュトック(右)とフェルドジエンのピーク、間のロッホベルリュッケも近い。このコルを越えてアルバート・ハイムヒュッテへ通ずるルートも興味深い。

  • ヒュッテと連峰の遠望。右の白いピークはシュニーシュトック、主峰のダンマシュトックはその左の2条のルンゼの左横のピークのようだ。<br /><br />この日の詳細: http://4travel.jp/travelogue/11160175

    ヒュッテと連峰の遠望。右の白いピークはシュニーシュトック、主峰のダンマシュトックはその左の2条のルンゼの左横のピークのようだ。

    この日の詳細: http://4travel.jp/travelogue/11160175

  • 7月8日はアンデルマットでの最後のハイキング、いつもと違う方面のゴッタルドパスへバスで移動、ダム湖(ルチェンドロ湖)を回り峠越えでレアルプへ降るコースを歩く。パスの向こう側は濃いガスが湧いている。峠にあるデッラ・セラ湖を半周して出発する。

    7月8日はアンデルマットでの最後のハイキング、いつもと違う方面のゴッタルドパスへバスで移動、ダム湖(ルチェンドロ湖)を回り峠越えでレアルプへ降るコースを歩く。パスの向こう側は濃いガスが湧いている。峠にあるデッラ・セラ湖を半周して出発する。

  • ルチェンドロ湖はかなり大きく、豊かな水量がダイナミックだ。対岸には、ピッツォ・デッラ・ヴァレッタの荒々しい山並みが見える。

    ルチェンドロ湖はかなり大きく、豊かな水量がダイナミックだ。対岸には、ピッツォ・デッラ・ヴァレッタの荒々しい山並みが見える。

  • ルチェンドロ湖を離れ高度が上がると、次の小さなデッラ・ヴァレッタ湖が現れる。湖面にはまだ雪と氷が浮かんでいる。

    ルチェンドロ湖を離れ高度が上がると、次の小さなデッラ・ヴァレッタ湖が現れる。湖面にはまだ雪と氷が浮かんでいる。

  • レアルプ方面とゴッタルドパスとの分岐点。右のコースを進むとさらに湖廻りをへて出発点へもどる。レアルプへと左へルートを採る。

    レアルプ方面とゴッタルドパスとの分岐点。右のコースを進むとさらに湖廻りをへて出発点へもどる。レアルプへと左へルートを採る。

  • パッソ・ドルシロラ(ガッチョラリュッケ)からレアルプ側の眺め。フルカホルンの針峰群からガレンシュトックまでの山々が目の前に広がる。

    パッソ・ドルシロラ(ガッチョラリュッケ)からレアルプ側の眺め。フルカホルンの針峰群からガレンシュトックまでの山々が目の前に広がる。

  • どんどん降ってレアルプの村が近くなる。峠からの降りは、前日までに歩いてきたルートを目の前に見ながら進むので当地最後のハイキングとしては、総集編的な意味でまとめる効果があったように思われる。<br /><br />この日の詳細: http://4travel.jp/travelogue/11161373

    どんどん降ってレアルプの村が近くなる。峠からの降りは、前日までに歩いてきたルートを目の前に見ながら進むので当地最後のハイキングとしては、総集編的な意味でまとめる効果があったように思われる。

    この日の詳細: http://4travel.jp/travelogue/11161373

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