2016/07/06 - 2016/07/06
26位(同エリア105件中)
ロク69さん
7月6日(水)、3日前(7/3)に行ったジデレンヒュッテへ再度、向かう。前回、ガスでよく見えなかった景観や歩いたルートを確認するのが目的だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9時過ぎにジデレンバッハでバスを降りる。9:06に歩き始めると前回、全く見ることが出来なかったガレンシュトック(Galenstock、3586m)の雄大な姿が見えてくる。ピークの真下にはジデレンヒュッテの屋根がもう見えているではないか。
-
最初の急坂を登ると色とりどりのテントが張ってあり、数名の人たちが朝食を食べている。
-
前方には大きな荷物を背負ったクライマーが歩いている。彼らは途中から通常ルートを外れ、右手の岩壁方向へ進んでいった。
-
出発から30分くらいの地点で登ってきた方向を振り返る。右下に先ほど横を通ったテントが小さく見えている。薄いガスはところどころあるが、見晴らしは良い。前回と違っていろんなものが見えていてとても新鮮な気持ちがする。
-
ヒュッテ直下の最後の登り。残雪があるがさほどの苦労なしに歩いていける。前方のガレンシュトックは良く見えているが、右手のグロス・ビーレンホルンはガスで覆われ気味だ。
-
10:06にヒュッテに到着する、歩き出してからちょうど1時間だった。うすいガスが行ったり来たりで見晴らしは目まぐるしく変化する。
-
さっそく周りを確認してみる。大小のビーレンホルンに挟まれた「カメル」と呼ばれる岩柱が見える。
-
ガスが少し飛んで、見通しが良くなってきた。右の岩柱が大カメル(Grosse Kamel、2937m)、左が小カメル(Kleines Kamel、2930m)だ。ブーチを逆さまにしたような奇怪な岩柱の姿は一度見たら忘れられない。
3日前に我が家が登ったのは、大カメルの右の鞍部でウンテレ・ビーレンリュッケ(Untere Bielenluecke、2892m)というそうだ。鞍部の右手は、クリ・ビーレンホルンで多くのクライマーがいた場所だ。我が家はその彼らの声に釣られて右の岩稜したまでいってしまったのだ。 -
7/3の歩いたルートの確認。手前のジデレンヒュッテから進んで右側のクリ・ビーレンホルンの岩稜下まで行って折り返す。少し戻った地点で2人のクライマーと出会いルートのアドバイスを受ける。雪原を登ってコルまで到達した。コルの左には大小のカメルが屹立している。
-
左の小カメルの拡大。奇怪で複雑な岩柱の様子が手に取るように見ることが出来る。
-
次の写真と比較するために小カメルを拡大しておく。
-
ヒュッテの壁に貼ってあったポスター。小カメルの上に勢ぞろいしたクライマーたちの写真が見事だった。
-
グロッセス・ビーレンホルン(右)とガレンシュトック(左)の眺め。間の氷河はジデレン氷河だ。
-
ガレンシュトックの拡大。北方向のダンマシュトック連山(3630m)から続く高峰の山並みはこのガレンシュトックで最後の高度(3586m)を見せて、次第に高度を低くしていく。左の稜線の盛り上がったピークはガレンシュトック南西稜(Galenstock Suedostsporn、3365m)というらしい。
-
ヒュッテの西方向、グロス・フルカホルン(Gross Furkahorn、3168m)、の山並み。中央のガスで覆われた鋭いピークが中心の大フルカホルンだ。
-
ひとしきり周囲を眺め終わるころ、小屋の荷物を積んだヘリコプターがやってきた。3回ほど荷物を運んできて、同時に廃棄品を持っていく。
-
ヒュッテの中の様子。食堂からキッチンを眺める。ヘリの荷物の受け渡しのため、小屋のスタッフは総出で忙しそうだ。
-
反対側は食堂のテーブルが並ぶ。
-
木の小片をつなぎ合わせた楽しい飾り。確か、アルバート・ハイムヒュッテではメニューの品書きに利用していた。
-
我が家にしては珍しく、甘いものが欲しくなってケーキ(?)を注文してみる。赤ワインも忘れずに。
-
トマト味の野菜スープも美味しい。
-
お腹が満足してくると、気持ちに余裕が出てきて壁の絵画などにも目が行くようになる。
-
1時間25分の休憩後、外へ出てもう一度周りを眺める。雲の流れが速く山々の姿は見えたり隠れたりで忙しい。右のクリ・ビーレンホルンと正面の大小カメルが良く見える瞬間だ。
-
大小カメルのズームアップ。
-
大フルカホルンと右のジデレンホルン(Sidelenhorn、3217m)。この方向は薄いガスが常に出ているようだ。
-
11:30に下山開始、今回はここからフルカパス(Furkapass、2429m)へ向かう。しばらくは残雪の上を歩く。
-
振り返ってヒュッテとカメル群を「眺めておこう。
-
すぐ下にある池の横を通って降る。正面に大フルカホルン、左のギザギザはジデレングラート(Sidelengrat、3115m)だ。池の水面はとても青く神秘的だ。
-
もう一度ヒュッテを振り返る。こうして見ると斜面の残雪の多さが改めて分かる。
-
フルカホルン方面の針峰群。これらの山々の高度は3000mを少し越えた程度だが、そのアルペン的な眺望は素晴らしいと思う。
-
かなり降って来て、左にクライン・フルカホルン(Klein Furkahorn、3026m)が近づいてくる。
-
レアルプに続く谷が見えてくる。今までの眺望と違う遠くの山並みが新鮮に見える。右端の三角ピークはピッツォ・ルチェンドロ(Pizzo Lucendro、2963m)、左側の高峰群はピッツォ・チェントラーレ(Pizzo Centrale、2999m)、さらにゲムスシュトック(Gemsstock、2961m)と続く山並みだ。
-
ヒュッテから1時間ほど降った地点の眺め。ガスが湧いてきてビーレンホルンやカメルが見えなくなってくるようだ。
-
バス道路のはるかかなたにティーフェンバッハ(Tiefenbach、2106m)のホテルが見える。ここからはアルバート・ハイムヒュッテへの至近のスタート地点だ。
-
スイス軍の建物とホテル・フルカブリック前を経て13:00にフルカパスへ到着した。ヒュッテから1時間30分だった。フルカパスはだだっ広いところで多くの車とバイクが休憩している。
-
帰りのバスまで1時間ほど時間があるので、周辺を散策する。広い峠の端まで行くとはるか西方向に立派な山群が見えてくる。中央の一番高いピークはフィンスターアールホルン(Fnsteraarhorn、4274m)、その左の黒いピークはオーバーアールホルン(Oberaarhorn、3631m)、右の黒三角はアガシズホルン(Agassizhorn、3946m)、その右の白い山は左からヒンター・フィッシャーホルン(Hinteres Fiescherhorn、4025m)、次の白はグロス・フィッシャーホルン(Grosses Fischerhorn、4049m)、その右後ろはユングフラウ(Jungfrau、4158m)だろう。さらに黒い稜線の向こうの小さな白ピークはメンヒ(Moench、4107m)だ。
-
フィンスターアールホルンから右方向の拡大。アガシズホルン、フィッシャーホルン群、ユングフラウ、メンヒと続くかなたの高峰群を見ることが出来て幸せだ。
-
同じく左側の拡大。右の大きいフィンスターアールホルンの左はオーバーアールホルンだ。
-
左にオーバーアールホルン、右にアガシズホルンを従えたフィンスターアールホルンの雄姿。露払い、太刀持ちを従えた横綱の土俵入りのようにも見える。
-
手前近くには谷を隔ててテリシュトック(Taellistock、2875m)が雪を抱いてそびえる。
-
やってきた方向、ホテエル・フルカブリックとスイス軍の建物と左遠方にはビーレンホルンが望める。
-
アガシズホルン、ヒンター・フィッシャーホルン、グロス・フィッシャーホルン、ユングフラウ、メンヒの連なりが遠望ながら美しい。
-
夕食は、ラーメン(味噌、しょう油)、ズッキーニとラム肉の炒め物、タクアン、赤ワイン、ビールだった。
-
本日歩いたルートの地図。全行動時間は3時間55分、うち休憩1時間25分、実動2時間30分、登り430m、降り280mだった。
3日前にあるいたルートと景色を確認するためのジデレンヒュッテ再訪だったが、見通しの利く天候で新たな発見と新鮮な喜びを感じることが出来た1日だったと思う。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
44