2016/07/02 - 2016/07/02
43位(同エリア105件中)
ロク69さん
7月2日(土)は雲の多い朝、一時雨の予報もあるのでロングコースのハイキングは避けて、緊急に避難・撤退も可能なコースにする。ワッセン(Wassen、916m)から入るマイエンタール(Meiental)のスストリヒュッテ(Sustlihuette、2257m)に行くことにする。天候が持てば次のゼ-ヴェンヒュッテ(Seewenhuette、2150m)を回るルートを予定する。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日と同じ列車でゲッシェネンへ向かう。9時前にゲッシェネンに到着、駅前にはバスが2台待っている。左は昨日乗った9:00発のダンマグレッチャー行き、右が今日乗る予定のバスで9:05発のスステンパス経由のマイリンゲン行きだ。
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9:00発が出発すると次はマイリンゲン行きのバス、こちらは予約の必要はない。
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スステンパス(Sustenpass)の手前、スステンベリュッグリ(Sustenbrueggli、1907m)で下車して歩き始める(9:43)。天気は曇り空だ。歩き出すとレストランの女性主人が寄ってきて、「沢沿いのコースは雪が多いので避けたほうがよい。梯子のあるコースの方がコンディションは良い」とのアドバイスがあった。前を見るとクライマーたちも梯子のルートを進んでいるので、我が家もこれに続く。
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梯子は途中、4箇所あって急な斜面を乗り越えるようになっている。時々、小雨も降ってきたりする。
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ヒュッテに着くころ(10:32)には、周りもやや明るくなって青空も見え出してきた。あっという間の50分弱で到着する。多くのハイカー、クライマーでにぎあう小屋の前、西側の山並みが胸を打つ。右の平らなピークはグラッセン(Grassen、2946m)、ポールの左奥はワッセンホルン(Wassenhorn、2931m)、鞍部を経て一番高いヴェンデンホルン(Wendenhorn、3023m)、続くギザギザはフュンフフィンガーシュテック(Fuenffingerstoeck、2994m)左端はスステンロッホシュピッツ(Sustenlochspitz、2917m)と続いている。
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ヒュッテには続々と人たちが到着して賑わってくる。空も明るく晴れ間も期待できるかもしれない。
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谷を隔てた肝心のスステンホルン(Sustenhorn、3503m)方面は雲の中でほとんど見えない状態だ。右下にスステンパスに続くバス道路がうすく見えている。
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テラスのテーブルにあった盆栽風の置物。日本の小宇宙には程遠いがそれなりに楽しめるようだ。
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ヒュッテの入り口にあったメニューの看板、日替わりスープがコーヒーより安かったのでスープを注文する。
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パンつきのおかゆ風スープで温かいが少し塩辛いようだ。
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なんとか見えている西方向をもう一度眺める。右のワッセンホルンからヴェンデンホルン、フュンフフィンガーシュテック、スステンロッホシュピッツと鋭い山並みの連なりが素晴らしい。
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ヒュッテのテラスでゆっくりしていると、多くの人たちはそれぞれの目的地に向かって出発してしまった。残る人数は少なく一気に寂しくなった。天候も明るい部分と雲の厚い部分がはっきりしてきた。約50分の休憩後、11:23に天気の回復は望めないと判断して下山することにした。
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また同じルートを降って出発点のスステンブリュッグリへ戻っていく。雲が広がり辺りは真っ白になってきた。
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12:07分に出発点のレストランに帰着、降りは44分だった。帰るのバスは14:42で2時間30分以上の待ち時間、どう過ごすかと思案する。
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取りあえず、ビールと赤ワインで時を稼ぐ。ライダーの拠点らしく彼らの出入りは結構頻繁だ。
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しばらくの後、グラーシュスープも注文する。周りは急に暗くなってきて強い雨が降り出してきたので、レストランの中へ入る。一人で取り仕切る女性主人に「バス待ち」の事情を話して中で待たせてもらうことにする。
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雨は20分ほどで上がったので助かったが、もしハイキングを続けていたらずぶ濡れになったことと思う。道路下の様子、数条の流れがあって水量は結構多いので流れは速いようだ。
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濡れた道路もすぐに乾いてきてもとのようになった。
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14:45ごろ待ち続けたバスが到着、レストランの女性主人が手を振って見送ってくれた。車窓から見たワッセンの村の様子、小さい村のようだが落ち着きのある情緒が素敵だ。
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教会のある区画を望む。村を過ぎて右へ曲がればまもなくゲッシェネンへ到着する。
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予定より早くアパートに戻ったので、夕食は手を掛けてアンチョビ・パスタ、馬肉フライ(レタス炒め添え)、タクアン、ビール赤ワインだった。
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本日の全行動時間2時間24分、うち休憩51分、実動1時間33分、登り260m、降り260mだった。
予報どおりの曇り一時雨の天候で、満足のいくハイキングは出来なかった。遠くスステンパスの手前まで遠征してヒュッテまで往復できたのは、一応の成果だったと思う。来夏以降の課題としてとっておこうと思う。
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