2007/09/24 - 2007/10/02
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Hiro Kayさん
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2007年に旅行したイタリア。友人がいたので、そこをベースに初トスカーナ。目的は、もちろんワインとグルメ。レンタカーを使ってトスカーナの小さな街などを巡る。同じ時期にイタリアへ遊びにきた友人と2人で、トスカーナからベネチア経由でイストラ半島もまわりました。トリエステからスロヴェニアとクロアチアをなんとなく散策しました。随分前なのですが、ミクシイに日記を書いていたので、その時の印象をベースに加筆して旅行記を書いてみます。
まずは、トスカーナのスヴェレート近辺(サッシカイアで有名なボルゲリの近所)を周った様子を思い出しながら書いてみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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トスカーナ!当時、友人が住んでいたことから、2度も行くことになったイタリア。私の中でトスカーナを考える時、まさにこの写真が頭をよぎる。私が行ったそのワイン農園は、それぐらい印象に残る美しいワイン農園です。
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正直、いろいろな国を旅して、もう先進国に旅行に行くことはないと思っていた。というのも、2001年のシリア旅行の後、イエメン以上の感動はもうどこへ行っても得られないと分かってしまったので、先進国は行ってもあんま意味が無いと思ったのだ。もう、どこもおんなじなんだもの。(案の定、ヴェネチアとフィレンツェは、あまりに観光地すぎて面白くもなんともなかった)じゃあ、なぜイタリアに?
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それは、2005年にフランス出張でワインに興味を持つようになったからです。そこで、旅行先にワインの名産地は一度は訪れてみたいという気持ちがどんどん生まれだしてきた。そこで、ワインの元となるぶどうに実際に触れたいと。
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場所は、ブリケッラ農園。宮川秀之さんという日本人の方がオーナーを務めるワイナリーです。詳しくはこちら。http://www.bulichella.it/ja/
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いわゆるイタリアのアグリツーリズモで、ワイナリーには宿泊施設があります。ここでバーベキューとかしながらノンビリ過ごすのもよし、近くの歴史ある村々を訪れるもよし。快適に過ごせる空間です。ただ、車がないと厳しいですね。
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農園には、ぶどうだけでなくオリーブや色々な野菜も作っていました。オリーブの木は、この時が初めて意識して目にしたものかもしれない。
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そして、ワイナリー見学。
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この銘柄のワインが半端なく美味い!!日本では、ほとんど入ってきていないみたいです。いわゆるスーパートスカーナ系で、コスパ最高です。ボルゲリがやたら高いので、それを考えると。当時は、30ユーロしてなかったんじゃないかな。今は、やはりもっと高くなっています。
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近所に、舞台などの演出や役者などをするパレスチナ人のアーティストが住んでおり、この人のうちへ遊びに行く。
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パレスチナ人とイタリア人のご夫婦の家。この2人と私の友人の3人で、のちにパレスチナで映画を撮る事になります。翌年の話です。私は、メイキング班で参加しました。
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この家も趣があって素敵な家でした。
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この景色が映画「ピンクスバル」を生んだんだなあ。。。
http://www.pinksubaru.jp/ -
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スヴェレート。ブリケッラ農園のある町。農園から車で数分のところにその旧市街がある。町というよりは村に近い。
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建物は石作り。なので、ちょっと城っぽい。てっぺんには砦がある。ちょっとした観光スポット。
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小さい村なので、そこまで観光化されておらず、普通の村っぽさが心地良い。
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こんな場所で気軽にワインなんぞ飲めるわけです。この日の夜の写真がこのあと出てきます。
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イタリア周辺が素敵なのは、どの街や村にも路地猫がいること。
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小さい村だけど、共産党はあります。
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村の入り口付近にある、農園おすすめのレストラン。もちろん早速ワインを飲みます!ここは、マンマが作る家庭料理の店。Ristorante Martini
https://www.tripadvisor.it/Restaurant_Review-g1180066-d3644438-Reviews-Trattoria_Martini-Suvereto_Province_of_Livorno_Tuscany.html -
友人は、この店によく来るらしい。だから行く前から、結構話しを聞かされていて、おっかさんが働いていて、親父さんがお皿を右から左へ動かす作業だけをしているとか。お店の息子が元有名選手で、ドラッグで引退しただの、いろいろ凄いネタが詰まったお店で、中々個性的。友人が日本やアメリカから訪れると、必ずここの猪肉料理に連れてくるそうだ。ちなみにトスカーナのパンには、塩が入っていない。スカスカの味です。なので、料理の味が濃い。トスカーナで受けた一番のカルチャーショック!
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トスカーナの名物「猪肉」。ジビエとか関係なく、この地方ではかなり当たり前に食されてるらしく、スーパーでもCINGHIALEと名のついた肉の加工品があちこちにある。他にもイノブタもあるそうだけど、そっちは名前忘れました。そっちの方が高いんだったかな。猪ミートソースのラヴィオリ。
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こちらは、猪ミートソースのパスタ。2つは基本同じ味。味は濃いめのこってりテイスト。臭みとかとくにないけど、ハーブを使ってるので、独特の味わいのあるミートソース。ラヴィオリの方には中にチーズが入っていて、3つのバランスがグッド!
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そして、おすすめの猪肉シチュー。こちらも重みのある感じで、こっちは固まり。とろりとは言わないまでも、ポロポロと崩れる旨味のある肉は、美味しい家庭の味といった所。この日の出来は、友人によれば、中くらいだったとか。トロリと来る時もあるそうだ。家庭テイストだから、味にばらつきがあるようです。初のイタリアでのハウスワインと一緒にいただきました。
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ま、ちょっと歩くとスヴェレートは、特に何もすることがないので、村をでます。
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ヴェントゥリーナ。スヴェレートから一番近いそこそこな町。鉄道の駅もこのあたりにあります。新しい町なので、基本見所はないので、外の写真は、ありませんが、町の商店街は活気があった。スーパーや食材などを買い出しにくるならここ。
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これは、スーパーのパンセクションかな?
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商店街にあった肉屋さん。店を見てまわるだけで、結構楽しい。若者が楽しそうだった。
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写真にあるお店の親父はプロシュートを切ってる所。このプロシュートが馬鹿うまでした!なにげに今回で一番美味しかったのが、このプロシュート。なんのプロシュートか、ちゃんと聞かなかったけど、チンギアーレではなかったと思った。
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一向は、海沿いの丘の上にある村、ポプロニアへ。
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この近辺で一番海が美しく見える所。ヴェントゥリーナで買ったプロシュートやチーズ、パンなどをここで食す。
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ちょうど夕日が綺麗でした。
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人口15人の城に囲まれた村。
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かなり、観光チックで、ものすごく小さいとこだけど、他にはない独特な雰囲気が良い。
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ここにも猫がたくさん。
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ここから眺めるナポレオンで有名なエルバ島(写真右手にかすかに写ってる)は最高です。日の入りが最高でした。
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観光という意味ではここがマイベスト。
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夜のスヴェレート。宿は、ブリケッラ農園で夜は、なんもないので、村へ抜け出ます。
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こんな小さな村でも、夜はこんな感じでワインで盛り上がってます。
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チンギアーレは、ハムやペーストにも使われていて、そっちも美味。写真のようなハムとかの盛り合わせにも、チンギアーレはまぎれている模様。どれかは分からんが、どれもうまかった!
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イタリアは、ワインの文化が生きているなと感じた。一番ワインを身近で飲んでる国って感じがした。ワインを夜遅くまで、色んな種類を選んで飲める。だからこそ、気どらずに色んな品種がわんさかあるんだなあと、イタリアワインの種類の多さに納得。本で読んで知ってはいても、現地でその片隅をちらりと感じられたのはうれしいこってす。こんな感じで毎日ワインを飲み歩く旅です。
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