2016/04/28 - 2016/05/08
984位(同エリア2650件中)
Zabiさん
GWを利用してオランダ、ベルギー、ドイツを回って来ました。
旅程は
1日目 名古屋→香港→アムステルダム
2日目 デン・ハーグ、デルフト、アムステルダム
3、4日目 アムステルダム
5日目 アントワープ、ゲント
6日目 ブルージュ
7日目 ブリュッセル
8日目 アーヘン、ケルン
9日目 ケルン、フランクフルト
10日目 フランクフルト→香港
11日目 香港→名古屋
です。
9日目の午後にケルンから終着地フランクフルトへ移動。
1泊した後、帰路に着きました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ケルン中央駅からフランクフルトへ移動。
当初の予定ではケルンを早めに出て、ライン川沿いの列車に乗ってマインツ経由とかも考えていましたが、予定が遅れたので一番早いICEで一気にフランクフルトへ移動しました。
ケルン駅の自販機で切符を買いましたが2等でも8000円位だった。
直前だと結構高い。
しかもケルン中央駅ではなく隣のケルンメッセ駅で乗り換え。
ドイツ国鉄のHPで時刻表を確認できなかったらちょっと危なかった。 -
メッセ駅で乗り換え。
12:44発のミュンヘン行きです。 -
ICEが入線してきました。
-
2等は自由席の模様。
混んでいましたが、席を確保できました。
そう言えば検札は来なかった。 -
1時間程でフランクフルト中央駅に到着。
さすがに早い。 -
今日の宿は駅を出てすぐにあるホテルコンチネンタル。
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チェックイン後は観光へ。
中央駅のインフォメーションでフランクフルトカードを購入。 -
市電でレーマー広場へ。
旧市庁舎(レーマー)前の広場です。 -
旧市庁舎。
15世紀頃に3軒の家を一緒にして改造した建物です。 -
旧市庁舎の入口は建物左側の道を入った所にありました。
-
旧市庁舎に入ったところ。
会議室のような部屋に出ました。 -
旧市庁舎から見たレーマー広場。
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リヨンとバーミンガムとの姉妹都市協定が展示されていました。
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旧市庁舎にあるカイザーザールという広間。
神聖ローマ皇帝の戴冠式後の祝宴が行われたという広間です。 -
広間には歴代皇帝の肖像画が在位順に並んでいます。
一番最初はコンラート1世ですが、この人は東フランク王国のカロリング朝が断絶した後にドイツ王に選出された人。
歴史的にはその二つ隣のオットー1世の戴冠をもって神聖ローマ帝国が始まります。 -
フリードリヒ2世の後は窓を挟んでカール大帝とルドルフ1世と続きます。
フリードリヒ2世とルドルフ1世の間はいわゆる大空位時代。
上手くやったつもりか? -
最後は正面に戻ってレオポルド2世、フランツ2世と続きます。
フランツ2世がナポレオンに敗北して神聖ローマ帝国は消滅。 -
その後はレーマー広場に立つニコライ教会へ。
12世紀からある教会ですが、現在の建物は15世紀半ばのものらしい。 -
内部の祭壇。
現在はプロテスタント教会です。 -
ステンドグラスとレリーフ。
-
次は聖バルトロメウス大聖堂へ。
680年に建てられた教会を元に、カロリング朝時代には宮廷礼拝堂になります。
12世紀には神聖ローマ帝国の選挙会場となり、1562年からは戴冠式も行われるようになった教会です。
建物は14,15世紀から建てられたもののようですが、第二次世界大戦で破壊され、1950年代に再建されたものです・ -
入った所にある十字架像。
16世紀初期のもので、大聖堂脇の墓地から移動させたものらしい。 -
大聖堂の内部。
赤い石が印象的な聖堂です。
中央の祭壇のあたりで選出された皇帝の名が告知されたり、戴冠式が行われたりしたそうです。
この日はコンサートの準備が行われていました。 -
日本語の案内を貰って見学。
内陣先端部の祭壇。
キリストの受難などが描かれています。 -
内陣右にある聖母礼拝堂。
祭壇は15世紀のものらしい。 -
内陣右のキリスト埋葬礼拝堂。
右の所にドアがあり、その先が選挙礼拝堂になっています。
この日は気付かなかったですが、次の日の朝再訪した時には扉が開いていました。 -
案内も出てました。
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選挙礼拝堂。
七選帝候が皇帝を選出した際に利用した礼拝堂です。 -
選挙礼拝堂の祭壇。
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埋葬礼拝堂にあった写真。
ここの聖具が盗まれたらしい。 -
パイプオルガン。
20世紀のものです。
横の塔には聖バルトロメウスの頭蓋骨が安置されているとのことですが、どの塔かよく分かりませんでした。 -
大聖堂の宝物館。
聖遺物箱が展示されていますが中身はよく分かりませんでした。 -
18世紀頃の聖バルトロメウス像。
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20世紀の聖具。
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宝物館は大聖堂の外にもありました。
中と共通券だったはず。 -
こちらも聖具の展示。18世紀頃のもの。
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十字架やらなんやらもありました。
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大聖堂の入口に塔の案内があったので行って見ました。
1415年に大聖堂に付け加えられた塔です。1997年から修理しており2010年から入場が再開されたそうです。
入口は大聖堂入口の裏にあります。 -
当然登ってみました。
階段は328段。
途中ガラス張りの部分がありました。 -
頂上に到着。
下を流れるのはマイン川。 -
マイン川下流方面。
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先ほどいたレーマー広場が見えます。
その先には高層ビル群。 -
北側。
意外とすぐ近くに山が見えます。 -
マイン川上流方面。
こちらは余り高い建物がない。 -
塔から降りて大聖堂を覗くとコンサートが行われていました。
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レーマー広場に戻り、近くのパウロ教会へ行ってみました。
1848年にフランクフルト国民会議が行われたプロテスタント教会。
戦災で焼失した後の再建です。 -
1階を入ったところ。
教会は2階にありました。 -
円形になった変わった教会です。
パイプオルガンの他に装飾は殆どありません。 -
壁にはドイツ諸邦の旗が掲げられていました。
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次にゲーテハウスへ向かいましたが、途中ゲーテが洗礼を受けたというカタリーナ教会に寄ってみました。
こちらも戦後の1954年の再建。 -
教会内部。
戦前よりも大分簡素化されているらしい。 -
祭壇上のステンドグラス。
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徒歩でゲーテハウスへ移動。
ちょっと迷いかけましたが、ゲーテハウスの看板が見えました。 -
ゲーテハウスの正面。
ここも戦災で破壊されましたが、戦後忠実に復元されたものです。 -
ゲーテハウスの内部。
2階の中央の間。 -
3階のゲーテの父の部屋。
本棚まで再現されています。 -
4階の詩人の部屋。
ここで若きウェルテルの悩みやファウストが書かれたらしい。 -
ゲーテの机でしょうか。
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ゲーテハウスに併設されているゲーテ博物館。
同時代の画家の絵のギャラリー。ここはさらっと流しました。 -
最後はシュテーデル美術館へ。
ゲーテハウスから都合のいい交通機関がなかったので歩いて移動。
でもちょっと遠かった。
金曜は21:00までなのでゆっくり見られます。 -
2階は19世紀以降の絵画。
ドガの「オーケストラの演奏家達」。 -
マネの「クロッケーの試合」。
クロッケーはゲートボールの元になったスポーツ。 -
ルノワールの「朝食の終わり」。
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ルノワールの「読書をする少女」。
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モネの「ザーン川の岸辺の家」。
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3階は14世紀から18世紀の絵画。
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ファン・アイクの「ルカの聖母」。
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クラナッハの「ヴィーナス」。
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レンブラントの「サウルの前でハープを弾くダヴィデ」。
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レンブラントの「シムソンの目つぶし」。
痛そうだ。 -
フェルメールの「地理学者」。
以前豊田市美術館で見たので2回目です。 -
こんなに人のいないフェルメールも珍しい。
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ラファエロの「ユリウス2世」。
同じ構図の絵がロンドンのナショナルギャラリーにもあります。 -
ベリーニの「聖母子と洗礼者ヨハネ、聖エリザベス」
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美術館の画集の表紙に載っているルノワールの「昼食後」はちょうど京都に行ってるところでした。あと、ボッティチェリの絵が見当たらなかったので聞いてみるとアメリカに行っているとのことでした。残念。
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閉館近くまで美術館にいましたが、結構疲れました。
この日は駅の辺りで夕食を適当に済ませ、ビールと水を買ってホテルに戻り終了。 -
この日は最終日。
飛行機は13:45発ですが、前日にオンラインチェックインを済ませたので、90分前に行けばいいはず。
もう少しふらついて見ました。
朝のレーマー広場です。 -
結婚届を出しに来ているらしい人達がいました。
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朝の大聖堂。
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マイン川にかかる人道橋のアイゼルナー橋。
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ここにも愛の南京錠がチラホラ。
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最後に歴史博物館に行ってみました。
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外観から想像するより内部は広かったです。
1階にある神聖ローマ皇帝の王冠、宝珠、笏のレプリカ。
本物はニュルンベルクにあり、こちらは1913年に作られたもののようです。
フランクフルトが皇帝選出の地であったことから特別に作らせたもののようです。 -
余り時間がないので、さらっと見て回りました。
たくさんの絵が飾られた祭壇。 -
アメリカが描かれた16世紀初頭の地球儀。
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14世紀頃の祭壇画。
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地位の高そうな人の書斎。
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巻き巻きで見学した後ホテルに戻り、シャワーを浴びてチェックアウト。
その後中央駅から空港へ向かいました。 -
Sバーンに乗って空港駅まで移動しましたが、キャセイはターミナル2。
ターミナル1の表示しかなくてちょっと焦りました。
聞くとシャトルバスに乗れとのことでした。 -
ターミナル2に到着。
写真はありませんが、キャセイのカウンターは結構空いていました。 -
免税対象の商品を機内預かりにする場合には、チェックインカウンターで荷物を預けずに税関でチェックを受け、そこで荷物を預けるというシステム。
私も少し土産を買ったので、免税を受けるため税関に行きましたが大行列です。中国人の爆買いの影響のようです。
ちょっと並んでましたが、免税と言っても2000円位なので諦めました。
キャセイのカウンターに戻り、並んでいるのでギブアップと言って荷物を預け直しました。 -
そんなこんなで出国です。
-
土産のチョコやらを買っていると時間がなくなってきました。
とっとと搭乗口へ。 -
搭乗口手前の売店。
水が馬鹿高い。 -
最後まで慌しかったですが、長かった旅も終了です。
この後、香港で半日観光した後、帰国しました。
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