ゆったり楽しもうロシア再訪2015年─モスクワとカザン─【第6日目】アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館リベンジ!&美術館のあるルブリョーフゆかりのスパソ・アンドロニコフ修道院(本日2ヶ所目の修道院散策)
2015/07/06 - 2015/07/06
1309位(同エリア1836件中)
まみさん
2015/07/06月 モスクワ観光4日目
・ノヴォデヴィッチ修道院(10:40-13:55 約3時間15分)
スモレンスキー聖堂
鐘楼は修復中
ウスペンスキー(聖母被昇天)教会
イコン美術館
・アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館(スパソ・アンドロニコフ修道院)(15:10-16:50)
スパースキー(救世主)教会
アルハンゲル・ミハイル教会(イコン美術館)
・ニクーリン・サーカス(19:00-21:10 20分休憩込み)
・ツヴェトイ・セントラル・マーケット(=百貨店)散策
【モスクワ泊:マキシマ・パノラマ・ホテル】
本日の観光メニューは、ノヴォデヴィッチ修道院とこのアンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館であるスパソ・アンドロニコフ修道院の2ヵ所だけでもおさえればいいと思っていたので、時間が余ると思いました。
ところが、その油断からスロースタートになってしまった上、ノヴォデヴィッチ修道院では見学に3時間以上かけてしまったので(10:40-13:55)、ここアンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館に到着したのは15時を過ぎてしまいました。
私はなんて時間配分が下手なんでしょう!
でもこちらでも、見学に1時間半はかけることができたので、写真をとって良いイコン博物館のイコンは、せっせと撮ってしまいました。
それに、ルブリョーフ記念イコン美術館は、イコン画家として有名なアンドレイ・ルブリョーフが晩年を過ごしたスパソ・アンドロニコフ修道院内の一部が美術館として使われているところで、ノヴォデヴィッチ修道院同様、修道院としても撮影散策しがいがありました。
ただ、こちらの現役の正教会の方は、ノヴォテヴィッチ修道院と違って撮影してよさそうな雰囲気はなかったので、聞くまでもなく遠慮しておきました。
なので、時間配分が下手だと自己嫌悪に陥ったものですが、結果としては、ノヴオデヴィッチ修道院の教会内部の撮影の方にたっぷり時間をかけられたのは、私にとって正解でした。
それに、こちらの修道院では、イコンや敷地内の建物や風景としての写真たけでなく、花のある景色やネコちゃんの写真撮影も楽しめました。
花やネコちゃんたちの写真は、こちらのテーマ別ハイライト旅行記にまとめました。
関連の旅行記
「ゆったり楽しもうロシア再訪2015年─モスクワとカザン─ハイライトその8【花いっぱいの夏のロシア】」
http://4travel.jp/travelogue/11142995
「ゆったり楽しもうロシア再訪2015年─モスクワとカザン─ハイライトその9【動物園以外で出会った動物】」
http://4travel.jp/travelogue/11143004
特別企画展の展示は撮影不可でした。
主にイコンの額縁や銀の聖具などがメインでした。
銀器とはいえ、凝った浮彫装飾やぎっしり埋め込まれた宝石などの豪華さにうっとりし、写真に撮れない分、ゆっくり眺めました。
入口の方にいた職員か、不審に思って私の様子を見に来たくらいでした(苦笑)。
<2015年ロシア再訪旅行の簡易旅程>
06/30火 職場から成田のホテルに前泊
07/01水 成田第2空港からJALでモスクワへ&モスクワちょっと観光
07/02木 モスクワ半日観光&S7航空でカザンへ
07/03金 カザン観光1日目(クレムリンと国立博物館)
07/04土 カザン観光2日目(現地ツアーに参加)
07/05日 S7航空でモスクワへ&モスクワ半日観光
07/06月 モスクワ観光4日目&ニクーリン・サーカス★
07/07火 モスクワ観光5日目&ククラチョフの猫劇場
07/08水 モスクワ観光6日目&ボリショイ・サーカス
07/09木 モスクワ観光7日目(赤の広場とモスクワ動物園)
07/10金 モスクワ観光8日目(モスクワ動物園とプーシキン美術館)
07/11土 モスクワ観光9日目(アルバート街と東洋博物館)
07/12日 モスクワ半日観光&出国
07/13月 成田第2空港着(猛暑のピークの帰宅)
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diarty」
(http://mami1.cocolog-nifty.com/)
の記事に、ハイライト写真と共に前後編に分けて掲載しました。
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2015/07/2015-fd3f.html
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2015/07/2015-7006.html
「天才イコン画家終焉の地 アンドレイ・ルブリョフ記念美術館
天才イコン画家アンドレイ・ルブリョフを記念して開設された、イコン専門美術館。正式名称は「アンドレイ・ルブリョフ記念、古代ロシア文化・芸術中央博物館」。ルブリョフが晩年を過ごしたスパソ・アンドロニコフ修道院の建物を利用しており、中央のスパーキー聖堂は15世紀初頭の建物。現存するモスクワ最古の建築物だという。
修道院は塀に囲まれていて、入口前にルブリョフの像が立つ。観光客の姿はまばらで、モスクワの都心とは思えないほど美しく静かな環境が整っている。また、タルコフスキー監督が1967年にルブリョフの生涯を映画化した際に、その映画ロケ地ともなった。イコンに興味のない人でもぜひ訪れてほしい、モスクワ屈指の好スポットである。
18世紀前半に建てられたアルハンゲル・ミハイル教会が、現在は美術館として利用されている。1階が常設展、2階が企画展示となっているが、優れたイコン画の多くは2階の企画展示で観ることができる。また入口脇の建物も企画展示室となっている(原則として企画展時は別料金)。美術館が所蔵するイコン画は5000点を超え、なかには国宝級の名画も少なくない。ただ、ルブリョフのオリジナル作品はないという。
クレムリン内のブラゴヴェシチェンスキー聖堂をはじめ、ロシア各地の聖堂でイコンや壁画を制作したルブリョフの、最後の仕事となったのがこのスパソ・アンドロニコフ修道院での壁画制作であった。青年期にこの修道院で修行していた時期もあり、また死後もここで埋葬されている。」
(「地球の歩き方 ロシア 2014〜15年版」より)
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- その他
-
アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館最寄りの地下鉄駅プローシャチ・イリイーチャを出て目に入る町の景色
赤字のMがメトロの看板です。
こうやって写真を見返すと、あの黄色い建物は、ショッピングセンターでした。建物の黄色い看板にそう書かれてあります。
そして一番上には、ロシア版ファミレスのヨールキー・パールキーの看板が出ていました。 -
反対側はこの巨大な高層ビルがある交差点
方向音痴の私は交差点が苦手です。自分がどの方向へ行ったらよいのか、こんがらがってしまうのです。
でも、アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館に向かうのは2度目なので、もう迷いません。
1度目は、水曜日の開館が午後からということをすっかり忘れて出かけたときです。
あのときは再訪を決意して、泣く泣く引き下がりました。
下見に来たと思うことにし、近くの教会や修道院の見学をして。
関連の旅行記
「ゆったり楽しもうロシア再訪2015年─モスクワとカザン─【第2日目】カザン出発前のモスクワ半日観光:アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館には入れず、ザカリージュの館(ロマノフの家)博物館を超広角レンズで楽しむことに急遽変更」
http://4travel.jp/travelogue/11067874 -
あのブルーの修道院がある方面に向かう
あの教会は、4日前にアンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館に入れず、泣く泣く引き返したときに、せっかくここまで来たのだから、と見学しました。 -
向かう途中の大通り沿いの対岸には、日本レストランあり
「スシ・ヤポーシャ」と書かれてあります。
モスクワ市内の何ヶ所でチェーン店を見かけました。 -
修道院の前の交差点に到着
-
横断歩道の歩行者用信号は、青信号がめちゃんこ短い!!
車通りが激しいので仕方がありませんが、赤信号で2分待たされた挙げ句、青信号は20秒程度しかありませんでした。
私の歩幅で歩いていたら、渡りきれません!
最後は小走りです。 -
地下に潜って道路を渡る手段もなくはない
しかし、方向音痴の私は、交差点で地下道に潜ると、一発で正しい出口に出られなくなってしまうのです。
横断歩道があるから、地下道は却下!
ちなみに、ここからアンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館の建物が見えています。
右手の奥にある塔がそうです。 -
入口前の公園とアンドレイ・ルブリョーフの像
このあいだ写真を撮ったから、本日はこの像は素通りします。
関連の旅行記
「ゆったり楽しもうロシア再訪2015年─モスクワとカザン─【第2日目】カザン出発前のモスクワ半日観光:アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館には入れず、ザカリージュの館(ロマノフの家)博物館を超広角レンズで楽しむことに急遽変更」
http://4travel.jp/travelogue/11067874 -
アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館であるスパソ・アンドロニコフ修道院の可愛らしいゲート
ノヴォデヴィッチ修道院に3時間以上かけてしまったので、15時すぎに到着しました。
でも、開館時間は18時までなので十分時間はあります。
ただし、本日は19時開演のニクーリン・サーカスを見に行くので、それよりは早めに、17時前に見学を切りあげました。 -
ゲートの前の帽子をかぶったような可愛らしい塔
-
ゲートをくぐって中へ
4日前は、開館時間を間違えてやってきたので、中に入ろうとしたら軍服の警備員さんに遮られました。
今日は当然、拒絶されることなく、すんなり中に入れました。
感慨無量@ -
向かって右のスパースキー(救世主)教会と向かって左のアルハンゲル・ミハイル(大天使ミカエル)教会の両方を超広角でとらえる
スパースキー教会は現役の境界で、アルハンゲル・ミハイル教会がイコン美術館です。
まずは案内に従い、切符売り場(カッサ)に向かいます。 -
切符売り場(カッサ)の入口
入場料350ルーブル+特別展示350ルーブル+撮影代100ルーブル。
(2015年7月現在、1ルーブル=約3円で換算) -
切符売り場(カッサ)の入口を反対側から見たところ
手前の看板は特別展示の案内です。 -
カッサの奥の風情ある一角
通廊のある城壁を内側から見たところです。
ちなみに、ここの前の広場でネコちゃんたちを見つけて、カメラで追っかけていたら、ふつうに無愛想だった切符売り場のおばちゃまたちが、可愛いでしょう、たちまち相好を崩して話しかけてきました。
そのネコちゃんたちの写真はこちらのテーマ別旅行記にまとめました。
「ゆったり楽しもうロシア再訪2015年─モスクワとカザン─ハイライトその9【動物園以外で出会った動物】」
http://4travel.jp/travelogue/11143004 -
漆喰が剥げてレンガが見えたところがかえって風情がある
切符売りががあった、管理事務所として使われている建物です。 -
女性のレリーフと天使のフレスコ
デミーナ・ナターリヤ・アレコイェーブナさん?
どなたかな。 -
十字架のフレスコと古めかしい格子窓
窓に映っているのは、イコン美術館であるアルハンゲル・ミハイル教会の一部です。 -
可愛らしいスパースキー教会
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イコン美術館であるアルハンゲル・ミハイル教会を、ドラマチックな空模様とオレンジのユリ科のヘメロカリスと共に
超広角レンズは、大活躍です! -
境内にあった案内マップ(英語併記)
英語併記はありがたいですが、よく見ると、英語とロシア語とでは、2番と4番が逆でした(苦笑)。
1:聖なる門と塔と城壁(17-18世紀)
2:スパースキー教会(15世紀)
3:イコン美術館であるアルハンゲル・ミハイル教会(16-18世紀)
4:特別展示があった天上の父の部屋(18世紀)
5:修道院棟(18世紀)
6:神学校
7:考古学展示室
8:食堂
9:礼拝堂
中に入れたのは2番と3番と4番です。
7番は入れたのかどうか分かりません。 -
緑の芝生と青空に映えるスパースキー(救世主)教会
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木製十字架の墓
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まずは現役のスパースキー教会を見学
正教会で現役の教会の内部撮影が許可されたためしがないので、いちいち確認せず、やめておきました。 -
次にいよいよイコン美術館へ
案内に従い、この修道院のハイライトのイコン美術館に向かいます。
ポスターには「アンドレイ・ルブリョーフのフレスコの展示 複製と断片」と書かれてありますが、ルブリョーフ本人が描いたイコンはなかったはずです。
それとも3階の展示はそうだったのかしら。 -
イコン美術館であるアルハンゲル・ミハイル教会は宮殿のような建物
あの外階段がいいかんじです。
建物は少しイタリアの様式が混ざっています。
だからか、あの階段のあたりは、ロミオとジュリエットのテラスの場面にもいいのでは、と連想してしまいました。 -
イコン美術館の入口
木の格子の扉の向こうです。 -
イコン美術館の看板と入口の扉
-
展示室の案内
一番上の赤い囲いの中の白字はガルデロープと書かれてあります。
荷物を預かってもらえるクロークのことです。
そして向かって左の展示室は16〜17世紀のイコン、向かって右の階段を上った3階の展示室は13〜16世紀のイコンが展示されているわけです。 -
年代順に鑑賞するため、まずは階段の上の展示室へ向かう
すり減った石段の古めかしい階段も風情があります。
危ないので手すりは後付けでしょう。 -
イコン美術館の展示の様子
-
古めかしい聖母子のイコンには興味が尽きない
-
教会のオリジナルと思われるフレスコも展示
シャンデリアは宮殿、いや正教会のものらしく、豪華@ -
三天使の訪れ・その1
ルブリョーフの同じテーマの有名なイコンはトレチャコフ美術館・本館にあります。
本館は、翌日再訪しました。 -
三天使の訪れ・その2
イコンは同じテーマの繰り返しです。
それゆえに、画家や時代の流行の違いが比べやすく面もあり、面白いです。 -
三天使の訪れ・その3
構図が同じなので比べやすかった3枚でした。 -
テーブルの聖杯に伸びた天使の指の優雅さ
-
腕に幼子を抱いて嬉しそうに見せる母の顔の聖母マリアのイコン・その1
古めかしくて、黒ずんでいるところも、味わい深いです。 -
腕に幼子を抱いて嬉しそうに見せる母の顔の聖母マリアのイコン・その2
幼子は3等身ぐらいでよいと思うのですが、イコンに描かれる人物は、えてして不自然な長身です。
エル・グレコとか、首の長い聖母で有名なパルミジャーノとか、ブロンツィーノなどのマニエリズム絵画を連想するころがありました。 -
腕に幼子を抱いて嬉しそうに見せる母の顔の聖母マリアのイコン・その3
これは幼子が正面を向いているパターン。 -
この3つのイコンのテーマも有名
左から、十字架はりつけ、たぶんベロニカのハンカチに現れたイエスの顔、そしてたぶん聖ピエトロ。 -
「うそついてもお見通しだぞ!」
と言わんばかり(!?)の厳しいキリストの顔@ -
イコノスタシスのイコン群
美術館は古い建物にあるオリジナルを保存する役割もあります。 -
カットされていない長めの髪から、おそらく洗礼者ヨハネ
-
中央のイエスに向かって手を差し出すおきまりのポーズの聖母マリア
デエシスの1枚。
デエシスとは、イコノスタシスの中で特有な3枚のイコン。中央の大きな3枚のイコンがそうで、たいてい左に聖母マリア、右に洗礼者ヨハネ、中央にキリストとなっています。
左右のマリアとヨハネがキリストに向かってこのように手を差し伸べたポーズが多く見られます。
ポーズはおきまりで、人間の動きからすると不自然ですが、優雅なラインが優先され、神々しさが感じらるところは、まるで印象派以降の現代絵画の理論にのっとったかのようです。 -
イエスの迫力あるまなざしは見上げて撮る方が効果的
デエシスのキリストのイコン。 -
こわ〜い師匠のような、威厳に満ちたキリストのコン
テカってしまうので、少しななめから。 -
サンタクロースのモデルの聖ニコラウスは正教会ではトップクラスのイコンのテーマの人気の聖人
-
聖母マリアがメインのイコン
その回りの小さなイコンのテーマは、どなたか聖人の生涯エピソードのようです。
イコンが捧げられた教会のメインの聖人のものかもしれません。 -
メインのイコンのマリアの優雅な手元と、下の段の連作イコン
こちらの小さなイコンは、どなたか聖人の殉教場面でした。 -
バランスの悪い(笑)、もと武人の聖人のイコン
パウロといかんじがしないので、マリウスあたりでしょうか。
正教会のイコンとしてよく見るタイプの武人の聖人なのですが、私のあやふやな知識からでは特定できませんでした。 -
極端に頭が小さいのも見慣れてくると味わい深い@
この胴の長さなど、やはりマニエリスム絵画を思い出します。
ルネッサンスで遠近法と人間の自然な体型を描くようになって、それが当たり前になった後は、今度は懐古主義に戻る、という人の文化のパターンを感じたりします。 -
教会のオリジナルのフレスコと思われる展示
左のフレスコを見ると、外の案内のポスターの写真にあったフレスコのようです。 -
白いイエスは幽霊のようでちょっと怖いけど……
もともと白いのではなく、顔料が落ちたのだと思います。 -
古いフレスコは興味深い
中央には教会にあったと思われる古い聖母子のイコン。 -
たくさんの聖母子のイコンがあるけれど、母と子の表情は少しずつ違う
-
展示室はさらに上の階へと続く
-
聖ニコラウスの可愛らしい彫刻
正教会に三次元の彫刻は使われません。
もっともこれは、彫刻というより、浮彫りのようで、かなり二次元的です。
なにで妙に可愛らしかったです。 -
浮彫チックな聖母の像
これも、写実的な三次元の彫刻より、ずっと可愛らしいかんじになっていました。 -
黒い長いローブを身につけた宗派の聖職者の置物
-
おじいさんの像と思って見ても、人生の深みを感じさせる味わい深い像
-
サメロが所望した洗礼者ヨハネの首
-
保護された礼拝室のフレスコ群
一見、イコノスタシスかと思ったのですが、イコノスタシスの奥のフレスコのオリジナルだと思います。
美術館となっているこのアルハンゲル・ミハイル教会のものだったかもしれませんが、別の教会のものを保護した可能性もあるので、確信ありません。 -
たくさんある聖人像の中からやはり注目するの聖母マリア
私が女ということもあるので、子供はいませんが、共感や気持ちを推し量りやすいのです。 -
幼子キリストをひざに抱いた聖母の部分
-
キリストの洗礼シーン
なかなか味のあるヨルダン川の景色だと思います。
ちなみに、1998年にイスラエルを旅行したときに、現代のヨルダン川を車窓から見ました(いまヨルダンとの国境の一部なので、下車したら危ない……)。
当時と現在とではヨルダン川の雰囲気はだいぶ違うと思いますが、現在はもっと周辺は森林に覆われ、水量はぐんと減っていて、思ったよりしょぼい川と思った覚えがあります。
温暖化の影響もありますね、きっと。 -
左は洗礼者ヨハネ、右は受胎告知の天使ガブリエルかな
洗礼者ヨハネは、カットされていない長い髪の他に、隠遁者としてぼろをまとっていたと思われる、その衣装から分かります。
袖のところが、まるで鳥の羽根でできているみたいになっているので。
右は、ユリの花を持っているので、受胎告知の天使だと分かりました。 -
洗礼者ヨハネのフレスコに迫る
不安げな表情が身にしみます。
背後の文字はキリル文字かどうかすら、これだけでは私にはよく分かりませんが、手にしていた巻物に書かれていたのはキリル文字だったので、キリル文字でしょう。 -
天使ガブリエルの表情は落ち着いている
天使ですからねぇ。 -
今度は2階に下りて、16〜17世紀のイコンの展示室へ
-
中心にイエス誕生の馬小屋シーンがある、聖書エピソード満載のイコン
たくさんのエピソードが描き込まれてあり、セリフが書かれてあったら、マンガのようです。 -
中心のイエス誕生の馬小屋シーン
幼子を覗く牛や馬が妙に可愛いです。
向かって右で、幼子を洗っているらしき女性は誰かしら。 -
聖書を掲げたイエスのイコン
うってかわって、だいぶすっきりしたイコンで、絵柄もだいぶ近代的になりました。 -
金糸の豪華な刺繍の衣装をまとった聖母子のイコン
-
やや力強く描かれたマリアと、可愛く微笑む幼子イエス
マリアの顔だけを見ると、実はパパですよ、と言われても違和感ないかもしれません@ -
聖杯の中に入った聖母がいるイコン
背後にとても細かく文字が書かれてあります。
そして中心のイコンの周辺もとても細かく描かれてあります。 -
中央の聖母子の部分
下の方を見ると、これは奇跡の泉か何かで、その聖水の恵みにあやかろうと人々が水を汲みに来ているシーンに見えます。 -
中央の聖母子の部分
下の方を見ると、これは奇跡の泉か何かで、その聖水の恵みにあやかろうと人々が水を汲みに来ているシーンに見えます。 -
聖水に群がる人々の中には王侯貴族もいるらしい
世俗の王侯貴族だと思ったのですが、ひょっとしたその功績により天上界で戴冠した聖人たち、というのもありかも。 -
落ち着いた表情に見える聖母マリアと、ちょっと不安そうな幼子イエスのイコン
-
イエスの目
-
天上界の未来の王の母となったマリアのイコン
昔のイコンはシンプルですが、16〜17世紀と時代が下ると、たくさん描き込んでいくのが流行になったようです。
頭上に鵜が枯れた細かいシーンは、聖母マリアのエピソードのようです。 -
こちらも、ひとコマひとコマ見て行くのが楽しそうなイコン@
タイトルには英語か併記されてあり、「信仰の象徴」と書かれてありました。
聖書の場面が中心です。 -
旧約聖書のエデン追放のエピソード場面
-
保護されたイコノスタシス(イコンの壁)の王門(中央の門)
コマ割りされた扉に描かれているのは、一番上の段の2つは、受胎告知する天使ガブリエルとそれを受けるマリア、その下の4つは、四福音書記者のはず。
ただ、西欧キリスト教と違って、正教会の場合、福音書記者のシンボルがあまりはっきり描かれていないことが覆いので、誰が誰か確信持ちづらいです。
ひょっとして違うのかな。 -
天使に筆記されている書記者は、おそらくマタイ
福音書記者のシンボルをメモしておくと、マルコはライオン、マタイは人または天使、ルカは雄牛、ヨハネはワシです。
実はよくこんがらがります。
でもマルコだけは、ヴェネチッアのサン・マルコ広場と獅子の像の柱を思い出すので、間違えないです。 -
王門の受胎告知のイコン
この天使ガブリエルはマリアの処女性のシンボルのユリを持っていませんが、人間でない証しに、翼だけでなく、雲の上に乗っています。 -
ガブリエルを背後から見つめる頭だけの天使@
天使学については、小説やマンガの縁で興味をもって、ちょこっとだけ調べたことがあります。
そのとき大天使、すなわちアークエンジェルが、大がつくけれど、その実、かなり下の位の天使だと知って、はじめはびっくりしたものです。
上位の天使はわざわざ人間界に使いに行かないものだと思うと、納得できました。
体のない天使はもっと位の低い天使だったと思います。 -
聖書を抱いた聖人のイコン
これはさきほどの王門のイコンではないです。別の門のイコンです。
描かれて居るのは聖ニコラウスかな。
おそらく信者によく見えるように聖書の文字がとても大きく書かれているので、看板を抱っこしているみたいに見えます。 -
だぶん、父と子と精霊と、天使たちの三翼祭壇画
中央の植物の上の赤い丸の中に、精霊のハトが描かれています。 -
父に諭される息子の図
あ、撮ったときに精霊のハトのことに気付いていなかったので、ハトの頭が切れてしまいました。 -
向かって右、玉のようなものを持った天使
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もとはイコノスタシスの一部だったと思われるイコン群
一番右橋に王門があります。 -
イエスのイコンの背景には天使がぎっしり!
デビルマンの悪魔を思い出してはいけませんが、こういうのからヒントを得てしまうかもしれません。 -
聖書や聖人にまつわるいろんなテーマが描かれたイコン群
-
向かって右のイコンに描かれているのは、おそらく聖母マリアの両親のヨアキムとアンナ
子が授かる預言をうけて喜ぶ老夫婦だと思います。
当時、子供がいないことで、この夫婦は、コミュニティの中で非常に肩身の狭い思いをしていたはずです。
背景のカラフルな町の絵も面白いです。 -
左にあったのは、聖母マリアの死と被昇天のイコン
迎えに来たイエスの腕にはすでに、赤ん坊の姿をした聖母マリアの魂があります。 -
たのしいイコンがさらにずらり
立入禁止の縄が入ってしまいましたが、イコンの大きさが分かると思います。 -
旧約聖書のアダムの誕生、イブの誕生からヘビの誘惑まで
ハスのような形をした植物から、赤と緑のワラビのようなものがちょんちょんと伸びているのが、可愛らしいです。 -
エデン追放と、嘆くイアブとアダム
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ほっとするようなおじいちゃん聖人のイコン
衣装の描き方は、世紀末ウィーンの画家のクリムトを連想させます。
ロシア語・英語の札があり、それによるとプスコフの16世紀前半のモスクワの府主教の聖ピエトロだそうです。 -
デッサンタッチで描かれた、ほほを寄せ合う聖母と幼子
-
そのイコンの全体
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聖ニコラウスのイコン
周辺の小さなイコン群は、たぶん聖ニコラウスの生涯エピソードがテーマ。 -
衣装が面白ステキな聖ニコラウス
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王座に座り、聖書を掲げるイエスのイコン
イコンによく描かれるメインテーマです。 -
神々しいイエスの顔
-
銀器の教会宝物が展示されていた企画展の建物
企画展は撮影不可でした。
イコンの額縁のオクラードや銀の聖具がメインで、ゴシックばりにぎっしりと浮彫装飾が施されたものや、宝石がたくさん使われたもの、エナメルで彩色された細かい装飾のものが多くて、とても豪華なコレクションぞろいでした。
写真に撮れない代わりに、目に焼き付けるようにじっく鑑賞しました。
聖具としての価値よりも、その意匠のすばらしさと宝石の魅力にはまり@ -
去り際に撮った、青空の下のウスペンスキー教会
まこと修道院というのは、あちこちに絵になるそそられるポイントがたくさんあります。 -
再び超広角でとらえた、アルハンゲル・ミハイル教会(左)とウスペンスキー教会(右)
というわけで、本日は、2大修道院で、可愛らしい正教会の建築物のある風景撮影とイコンにたっぷりはまりました。
このあとは、ニクーリン・サーカスを見に行きましたが、それは別の旅行記にて。
2年ぶりのトレチャコフ美術館(本館)再訪とククラチョフ猫サーカスの第7日目へとつづく。
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