ゆったり楽しもうロシア再訪2015年─モスクワとカザン─【第2日目】カザン出発前のモスクワ半日観光:アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館には入れず、ザカリージュの館(ロマノフの家)博物館を超広角レンズで楽しむことに急遽変更
2015/07/02 - 2015/07/02
796位(同エリア1835件中)
まみさん
2015/07/02木 モスクワ半日観光&S7航空でカザンへ
・アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館(木曜は開館午後だったので入れず)
・近くの正教会散策とアンドロニエフスカヤ広場の教会散策
・ザリカージュの館(ロマノフの家)博物館
・ドモジェドボ空港17:40発S7航空79便でカザン着19:10
【カザン泊:ボン・アミ・ホテル】
モスクワを訪問するのは、今回で4回目です。
だから慣れたもの、と思ったら、失敗するものです。
小さな失敗だから、挽回できました。1日が台なしになったり、旅程の大枠を変更しなければならなくなったりはしませんでした。
油断大敵、つまらないドジをしたものですが、苦い思い出も後から振り返ればなつかしいです。
モスクワに到着して2日目。
この日は17時40分ドモジェドボ空港発のS7航空のフライトで、タタールスタン共和国のカザンに移動することになっていました。なので、空港に15時頃に着くようにし、半日はモスクワ観光に当てました。
行き先は、今回ぜひ訪れたいところの上位にした、アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館であるスパソ・アンドロニコフ修道院に行くことにしました。
この修道院は、最寄りの地下鉄プローシャチ・イリイーチャ駅から徒歩10分以上離れているし、地上に出て分かりやすい案内があるわけではなかったため、方向音痴の私は、人に聞きながら私にとっては苦労して到着しました。
それだけに、到着したときの感動はひとしおだったのに、今日が木曜日だってことを忘れていました。
木曜日、アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館の開館時間は14時からなのです。
修道院自体はゲートが開いていて、中に入って行く人がいたので、喜び勇んで私も入ろうとしたら、いかめしい顔をした軍人らしき人に通せんぼされて、一体、何事ーっ!と思いました。
美術館は公立なので、ロシアではそういうところは軍人みたいな人が警備員をやっていますが、このときがまだそのことに慣れていなかったので、ぎょっとしました。
仕方がないのでアンドレイ・ルブリョーフ記念美術館は後日出直すとして、周辺の小さな教会の写真を撮ったり、修道院を見学したりしたあと、残りの時間で十分観光できそうな、赤の広場から遠くない、ザリャージエの館博物館、通称ロマノフの家博物館に行くことにしました。
ここは、今回の旅行でぜひ行こうと思ったところの上位ではなかったけれど、赤の広場に近いことと、見学に時間がかからないことから、目をつけていました。
もちろん、館の内装を見ることのそのものにも関心がありました。たとえ、ロシアのロマノフ王朝の創始者ミハイル・ロマノフの祖父のニキータ・ロマノフという歴史上の著名人が建てた家でなくても。
今回はせっかくなので、去年2014年に買ったばかりの10-22mm の超広角ズームレンズで、部屋の中の撮影をしまくることにしました。
ふだん使いの18-27-mm にレンズ交換はせず、超広角ズームレンズ一本で通したので、小さなインテリアまでズームして撮れませんでしたが、なかなか撮る機会のないこのレンズで撮る行為そのものも楽しかったです。
館の中も、ガイドブックの記載を読んで予想した以上に美しくてエキゾチックで、東西折衷で、とても気に入りました。
この旅行記の写真はそこまでですが、実はこのあとも、小さなドジ続きでした。
まず、ロマノフの家博物館を出た後、近くの教会も見学したのですが、美術館に預けた荷物を持って出るのを忘れました。
教会を見学し終えたときに、妙に身軽なことに気付き(遅いよ〜)、あわてて取りに戻りました(苦笑)。
それから空港に向かったのですが、こういうときに反対方向の地下鉄に乗るようなドジをしたら、マンガのドジっ子みたいで笑えない、と思ったのに、反対方向に乗ってしまいました。
モスクワの地下鉄の案内はキリル文字のみで、英語表記はないのですが、私はキリル文字は読めるので、小さな慢心(?)から油断してしまったのです。
具体的には、トレチャコフスカヤ駅生きの地下鉄に乗りたかったのに、ツルゲーネフスカヤ駅の方に行く地下鉄に乗ってしまいました。
駅名を最後まで読まず、最初の2文字だけで早とちりしたのが敗因でした。どちらもTRだったのですから。
そのせいで20分の時間のロスとなりましたが、幸い、余裕をもって空港に向かっていたので、予定の飛行機に乗り損ねるような事態にはならなかったし、十分余裕で空港に到着できました。
<2015年ロシア再訪旅行の簡易旅程>
06/30火 職場から成田のホテルに前泊
07/01水 成田第2空港からJALでモスクワへ&モスクワちょっと観光
07/02木 モスクワ半日観光&S7航空でカザンへ★
07/03金 カザン観光1日目(クレムリンと国立博物館)
07/04土 カザン観光2日目(現地ツアーに参加)
07/05日 S7航空でモスクワへ&モスクワ半日観光
07/06月 モスクワ観光4日目&ニクーリン・サーカス
07/07火 モスクワ観光5日目&ククラチョフの猫劇場
07/08水 モスクワ観光6日目&ボリショイ・サーカス
07/09木 モスクワ観光7日目(赤の広場とモスクワ動物園)
07/10金 モスクワ観光8日目(モスクワ動物園とプーシキン美術館)
07/11土 モスクワ観光9日目(アルバート街と東洋博物館)
07/12日 モスクワ半日観光&出国
07/13月 成田第2空港着(猛暑のピークの帰宅)
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diarty」
(http://mami1.cocolog-nifty.com/)
の記事に、ハイライト写真と共に前後編に分けて掲載しました。
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2015/07/2015-fd3f.html
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2015/07/2015-7006.html
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- その他
-
まずは、アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館へのアクセス編の写真から
方向音痴の私は、駅が交差点にあると、どちらに進めばよいか、哀しいこと全く勘が働かず、迷ってしまい、そこで時間を食ってしまいます。
一度進んでみたのに自信がなくなり、戻って屋台のおばさんやポリツァイ(警官)に聞いたりして、やっとこの高層ビルが見える通りに進めばよいと確信がもてました。
ちなみに、モスクワの町角でよく見かける青シャツ姿のポリツァイは、道を尋ねてもよい、歩く交番と考えてよさそうです。で、推測するに、黒シャツはどちらかというと警備の警官。 -
全く日陰がないので非常にきつかった道路沿い
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ソ連時代的……と言うよりは現代的なセンスを感じた高層ビル
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水色の正教会とスターリン様式の建物が見えて来た@
あの建物は、めざすアンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館ではありませんでした。
そのことは、「地球の歩き方」のカラー写真のおかげで分かりました。 -
アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館にふられたので、代わりに見学した正教会
イコン美術館にふられなくても、これだけ立派な教会がアクセス途上にあったので、見学したと歯思いますけどネ。
正確には修道院の中のメインの教会でした。要するに単体で建っていたわけではないということ。
現役の教会なので、中の撮影は不可でした。 -
こんなに広い大通りを渡る場合は、たいてい地下道……
-
ひょっとしてあの建物の間の公園がアンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館のある公園かと思ったけれど……
何度も何度も地図を見て方向を確認してやっと、違うと判断できました。 -
よかった、横断歩道がある!
と思ったのですが、2分も待たせて、歩道の方の青信号は20秒でした!
交通量と道路の幅からすると、仕方がないかもしれませんが、私の歩幅と歩くスピードでは、小走りしなければ渡りきれませんでした(苦笑)。 -
あの塔はアンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館のものに違いないっ!
-
ここまで来れば、アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館に到着したも同然!
地下鉄駅を出てから、到着するまで30分はかかってしまいました。やれやれです。 -
この状況で、あの像がアンドレイ・ルブリョーフでなかったら泣くかも
-
キャンバスのようなものを支えにして立つアンドレイ・ルブリョーフ像
-
アンドレイ・ルブリョーフはほんとにこんな顔の人?
中世の人なので、顔つきの資料はほとんど残っていないと思われます。
自分の描いた絵の中に、モブとして自身を入れる画家もいるので、そのあたりがヒントかもしれないです。 -
ハトを頭に乗せたアンドレイ・ルブリョーフ像
ハトは本物です。 -
アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館であるスパソ・アンドロニコフ修道院はこんな静かな公園の一角にあり
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「地球の歩き方」にも写真があった、アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館のゲート
白い壁に、ムーミン谷の家のようなとんがり帽子の建築物が可愛らしいのです。 -
ゲートの外の特別展示のお知らせ
後日、開館時間をきちんと確認して出直したときに、この企画展もしっかり見学しました。
豪華な宗教宝物ぞろいで私好みのものが多かったですが、常設展ではないので、撮影は不可でした。 -
前の人に続いて中に入ろうとしたら軍人みたいな警備員に通せんぼされた〜(泣)
私の前に入っていったおばさんは、関係者だったようです。
中には入れないのであれば、ここに来るまでの時間はムダになりましたが、今回の旅行中に出直すことにしたので、そのときにはアクセスがスムーズであること、ついでに近くの教会2つ見学できたことで、結果的には完全にはムダにならずにすませました。 -
地下鉄キタイ・ゴーラド駅に隣接するバルバルカ通りの24時間スーパー
代わりに、赤の広場からそう遠くない、ロマノフの家博物館に行くことにしました。
館の見学なので、これから向かっても見学にそう時間がかからないこと、進路的には空港に向かうアエロエクスプレスに乗るパヴェレツカヤ駅に近くなることでも、好都合でした。
「地球の歩き方」には、最寄り駅として7号線のキタイ・ゴーラト駅と2号線のプローシャチ・レヴォルッツィ(革命広場)駅の2つが挙げられてありましたが、アンドレイ・ルブリョーフ記念イコン美術館のあるプローシャチ・イリイーチャ駅からだと、キタイ・ゴーラト駅の方が好都合でした。
駅を出てすぐ目の前のバルバルカ通りを進みました。
では、なぜこの写真を撮っておいたかというと……。 -
ショーウィンドウのクマちゃんが気に入ったので@
-
ムーミンらしきぬいぐるみと、「うどん」
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ロマノフの家博物館の看板を見つけた@
目当ての館は地図上ではバルバルカ通りにあるように見えますが、途中で階段を下りて、バルバルカ通りの下に出ました。 -
ものすごく意外な外観のロマノフの家博物館
ほんとにここでいいのか迷いましたが、これはゲートになっていた別館でした。
「ニキータ・ロマノフの家 ザリャージエの館博物館(ロマノフの家博物館)
「ザリャージエ」は博物館の建つ一帯を指す地名で、商業アーケードの裏手という意味だという。一般には、「ロマノフの家」の呼び名のほうが知られている。
ロシアのロマノフ王朝の創始者、ミハイル・ロマノフの祖父ニキータ・ロマノフの建てた館。1613年にミハイルが皇帝になるまで、一家はこの館に住んだ。内部にはさまざまな品々が展示されているが、フレスコ画で埋め尽くされた食堂や書斎など、内装の豪華さには目を奪われる。ニキータは高位の貴族だったが、意外に狭い部屋で暮らしていたことも驚く。木造の天井が美しい最上階はおもに女性が使用していたところで、機織り機なども展示されている。」
(「地球の歩き方 ロシア 2014〜15年版」より) -
中庭へ通じるアーチを進み
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中庭から見たさきほどの別館の建物
立体的に見せるだまし絵の壁が、イタリア・ルネサンスの都市のある建物を思い出させました。
こちらは事務所となっていて、一部、展示室として使われていました。 -
「博物館へ」という案内のある階段を上る
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これぞロマノフの館だっ!
入園料は300ルーブル。撮影代は別途とられず。
これでも10mmの超広角で撮りましたが、建物の前に良いアングルがとれるスペースがなかったので、これでせいいっぱいでした。 -
最初に展示されていた建物の模型
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建物の1階の見取り図
1番は事務所。
2番はクロークと受付。
3番は建物の模型のあった部屋。
5番から展示室。先に地下へ移動してから、6番の廊下を通り、7番の階段を上がって2階へ行きました。
8番はトイレ。 -
模型の後に巨大なかまど
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まずは地下へ
次の写真は10-22mmの超広角ズーレンズで撮影しました。
22mmまではズームすることができます。 -
当時の生活道具が展示された地下倉庫
生活道具といっても、もちろんロマノフ家のみなさんのものではなく、使用人達が使っていたものでしょう。 -
庶民的な生活道具の展示
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宝物や武器庫
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奥には衣装箱もあり
ただ、武器の方は中世のものっぽく見えたので、ニキータ・ロマノフってそんなに昔の人だっけ、と思ってしまいました。 -
地下から1階への階段
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順路からすると、次はあの部屋かな、と思ったら
トイレでした@
ロシアの有料トイレは、よくあるブースタイプは有料であってもきれいとは限らないので、ありがたく利用させてもらいましたけど。 -
踊り場からさらに2階へ
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エキゾチックで豪華な食堂
こんなにエキゾチックな美しさのある部屋だとは思いませんでした。 -
豪華な食堂の扉と天井
ロマノフ家の人々の中に背が高い人がいなかったのか、天井はあまり高くなくて、少々、重圧感がありました。
この扉も、頭をぶつけそうな高さだった覚えがあります。 -
テーブルと長いすのクスロスはおそろいで、天井の模様にも合っている@
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イワン雷帝をイメージしてしまった天井
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カトラリーとテーブルの様子
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主人の部屋
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主人の部屋の大きなストーブに注目
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この部屋で連想したのはピョートル1世
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ここの主人は勤勉だったのが伺える
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ストーブが共通のつづきの部屋
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ストーブのタイルの浮彫
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ドアの上のアーチのあたり
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ステキなデザインの筆記用具など
年季が入った革張りのイスもステキです。 -
唐草模様をあしらったステキな小箱に注目
10-22mm の超広角レンズのままでしたので、少し離れてこのくらいの大きさで撮るのでせいいっぱいでした。 -
古めかしい窓の様子
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貨幣や測りや契約書が入っているデスク
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人1人がやっと通れるような細くて急な階段を上ると
開場には夫人をはじめとする女性達の部屋があるのですが、こんなに上り下りしづらい階段なんて。
屋根裏部屋の階段というかんじの狭さと急勾配!
おそらく、男たちはめったに階上の女の園には行かなかったのでしょう。
そして女性たちも、用がなければ階下に下りることはなかったのでしょう。 -
東欧やトルコ的な雰囲気のある女主人の部屋
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木製の天井の模様も、巨大なストーブもすばらしい
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代々大切に扱われたと思われる衣装箱
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ゆりかごと、聖書と書見台がある窓際
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部屋の中に子供を遊ばせておけるスペースあり
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すばらしい作品の木造天井
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タイルが美しいストーブと、ストーブの前の木製の長イス
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隣は女性たちの作業部屋
奥にいるのは説明のためのマネキン。
ロマノフ家の娘たちの服装もああいうかんじだったのではないかしら。 -
民芸品がたっぷり置かれた長イスまわり
イスの上にある黒い板は洗濯板。衣類を洗ったというよりは、紡いで糸にしたものを洗ったりしたのかもしれません。 -
小ぶりな機織り器
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いろんな民芸品が展示された長イス
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2階には、主人の部屋から少し離れたところに長男の部屋もあり
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ますますエキゾチックさが増したストーブと地球儀のある部屋
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フタの裏側に半人半鳥のハーピーが描かれた書籍箱
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地球儀と、オウムの止まり木
オウムは模型ですが、この部屋の主の世界への関心の高さが伺えました。 -
さきほど上って来た階段を上から見たところ
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ゲートとなっていた別館の平面図
右側から入りました。
4番は展示室で、1から3番は美術館員の事務所でした。 -
別館の企画展の案内
開催期間は2015年5月18日から8月14日まで。
マシュコフの絵による古代ロシア史の展示のようでした。
ポスターに使われている絵の建物は、クレムリンの教会かな。 -
ロマノフ家と正教会のかかわりの絵かな
詳しくは知らないのですが、ロシア正教会史、重大なニーコンの改革のニーコンが描かれているのかな。 -
ニーコンの改革がテーマと推測
真ん中の帽子をかぶった人物が皇帝。
場所はモスクワのワシリー寺院では? -
皇女オリガ、コンスタンチノープルの聖ソフィア寺院を訪れる
これは絵のタイトルのロシア語がなんとか読めました。 -
皇女オリガを中心に
-
1015年、アントニア・キエフ・ペチェルスカの巡礼の旅路
描かれた絵の意味や歴史的な出来事のことは分からなかったので、これらの絵では、当時の人々のいでたちの方に注目してしまいました。
タタールスタン共和国のカザンへ行く前のロシア2日目の旅行記おわり。
カザン1日目の旅行記へとつづく。
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