写真を撮る旅【上海・租界と高雄・工場跡】1～ 見せてもらおうか、ヒルトンゴールドVIPの実力とやらを！@ヒルトン上海

2015/12/24 - 2015/12/30

　写真に撮りたいところを回る今回の旅、最初の街・上海にやってきました。
　上海で見たかったのは「租界」、昔の外国人居留地の町並みです。
　
　
　興味を持ったきっかけは、漫画の「蒼天の拳」。
（※興味がオタクなのは、ライカさんの仕様です（笑））
　
　元々、歴史小説の隆慶一郎先生の作品が好きだったので、そのコミカライズとして、原先生の作品を読んでいました（有名なところだと、「一夢庵風流記」を原作にした「花の慶次」かな？）。
　ただ、代表作である「北斗の拳」系統はしっかり読んでいませんでした。
　しかし、たまたま「蒼天の拳」をちらっと読んでみたら、とっても面白かった！
　
　で、この蒼天に関して、どこで読んだ記事だったか忘れましたが……蒼天の拳の原作を作った堀江さんが、原先生に上海という街を描かせてみたくて、実際に上海に連れて行って色々見せた、というような話を知って以来、上海は「一度行ってみたい街」でした。


　今回のお宿も、夏の旅行のためにカードを作ったヒルトンです。
　……というわけで、今回もゴールドVIPの威力（？）を知ることになりました。


【旅行日程】
　12/24　伊丹～羽田（ロイヤルパーク・ザ・羽田トランジット泊）
☆12/25　羽田～上海（ヒルトン上海泊）
　12/26　上海観光（ヒルトン上海泊）
　12/27　上海観光（アスターハウスホテル （浦江飯店）泊）
　12/28　上海～仁川～高雄（ 高雄国際会館泊）
　12/29　高雄観光（ 高雄国際会館泊）
　12/30　高雄～関空

エリア 上海(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩

空港から、まずは地下鉄でホテルのある静安寺を目指します。
第1ターミナルから地下鉄で第2ターミナルへ。

そして、第2ターミナル駅から静安寺行きの路線に乗り換えます。

そして、上海の地下鉄は、乗るところに手荷物検査があってびっくり。
……でも、前にちょっこり上陸した北京でもそうだったか。

※地下鉄の駅の入り口です。

思わず、そう但し書きがしたくなる、静安寺駅の入り口です。

なんだか、めまいがしそうなほど、ダイナミック……。
（建物の建て方が）

さて、歩道橋を渡ろうと思ったら……
エスカレーターが、まさかの運行休止中！

キャリーケースを抱えて登るのはしんどかったです。

今回のお宿、最初の２泊はヒルトンです。
２泊で、約33,000円。

夏の旅行の際に、ヒルトンのゴールドカードを作っておいた私。
おかげで、なんちゃって「ヒルトンゴールドVIP」になります。
（※ヒルトンゴールドVIP→ヒルトンの会員種別では、上から２番目の上級会員。朝食とｗifi、１人の予約で同行者１名も無料宿泊＆朝食OK。あと、部屋が空いていれば、上のランクの部屋へアップグレードあり……な、とっても素敵な特典有り）

さて、今回のお部屋はどうなっているでしょうか？

なんと、エグゼクティブフロアの部屋になっておりました！

机ひろーい。

普通の椅子に加えて、ソファーが。

部屋にいるときは、ここでまったりしていました。

こんなウェルカムフルーツまで。

これまでのところ、ヒルトンゴールドのメリットは、国内より海外での宿泊にあるような気がします。
（マカオも、一番下の部屋で予約して、スイートになった）

ちなみに、エグゼクティブフロアなので、当然高層階です。
ただ、ガスっているのか大気汚染なのか、曇ってます……。

お部屋に荷物をいれたら、早速ラウンジでアフタヌーンティ。

お味は……うん、その。
……いや、不味くはないですよ？

ただ、これまで泊まった日本やマカオのラウンジに比べると、ちょっと採点が辛くなるかな。

でも、スタッフの方の接客は良かったです。日本語通じないけれど、快適に過ごせました。
（例えば……朝食で、シェフの方が中国語で注文を聞こうとしてたら、私が何か言う前に、そばにいたスタッフさんがすかさず「この方は日本人だよ」と言ってくれたりとか）

お腹をいっぱいにしたあとは、ホテル周りをお散歩です。

写真は遠目から撮りましたが、警察の白バイがホンダ製。

ホテルの周りも、租界地域のはずなので、まずはここから歩いていきます。

何だろう、あんまり中国って感じがしない。

ヨーロッパの街並み、と言われても、ちょっと納得しそうな風景。

地下鉄の駅の周りが、近代的で華やかなだけに、ギャップがある。

おや？
道路の向こうに見える、黄緑の看板。
あれ、お茶屋さん？

正解でしたー。

台湾によくある、テイクアウトのお茶屋さんです。

というわけで、町歩きのお供に買ってみました。

建物をきょろきょろ見てるだけで、楽しい〜。

一瞬ヨーロッパぽくても、看板張り紙はやっぱり中国っぽい。

しかし、中国っぽい原色系のポスターよりも、
こんなかっこいいモデルさんの、シャープな写真の方が似合う気がする。

本当は敷地内入ってみたかったけれど、住居のようなので我慢。

お？
猫様？？

猫（せーの）

猫（よいしょ！）

……と、あっという間に壁の向こうに消えてしまわれました。

右下の看板、意味はわからないけれど、ここもきっと古い建物なんだろうな。

租界地域はそれほど観光地ではないのか、

人が少なく、のんびり見て回れます。
私的には、とってもありがたいです。

古い街並みから見える、近代的なビル。

商店が軒を連ねてるあたりに来ました。

市場か、個人商店かな？

ちょっと、ほっとする風景です。

おや？
あそこに、人だかりができている気がする。

なんだろう？と覗き込んで見れば

美味しそう！
というわけで、私も注文しました。

ちなみに、周りにいる子供たちは、注文したあとできあがりを待っているお客さんのよう。

丸めた生地を油で揚げ焼きしてー
卵乗っけてー
な、買い食いスナック。

3元ぐらいだったと思います。
焼きたて熱々がおいしー。

密かに、今回の旅で一番美味しかったものでした。

この建物の奥がきになる……

入ってみたいけど、入ったら怒られるよな……
というわけで、見るだけです。

租界地域が、ここまで中国っぽくない、とは思わなかった。

いや、生活している人を見てると、アジアなんだけど。

そういえば、上海みたいな大都市で、再開発されずにそのまま残されているって、よく考えたらすごいよねえ。

道路に干される洗濯物。

お、ちょっと色の違うところに出てきた。

どうやら、地下鉄１駅分ぐらい歩いたようです。

んじゃ、地下鉄に乗って静安寺まで帰ろっかな。

はい、地下鉄たった１駅で、ここまで風景が変わります（笑）

さっきまで見てた、ヨーロッパみたいな街並みと、
この近代的なビルのギャップに、目眩がします。

これが共存してるのが、上海の凄さなんだろうねえ。

おや、この小屋たちは……ひょっとして。

クリスマスマーケットかー！
まさか、上海に来てみるとは思わなかった！

キンダープンシュっぽいものがあれば飲もうかな、と思いましたが、それは見つからず。

飴細工が細かい……！

カラフルなクリスマスツリー。
サンタと写真を撮る人々。

夜も暮れ、ビルに灯りがともります。

ただっぴろい道路なのに、この渋滞。

夕食は、ラウンジで済ませます。

ちなみに、ヒルトンの客層は、外国人（現地の中国人以外の方）が多そうでした。
中東系の方もいらっしゃったな。

さて、明日も街のお散歩です。
おやすみなさい。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2016/05/28 18:41:43

  確かにヨーロッパを感じる・・・

  こんにちは、ライカさん
  
  租界って、話に聞いたことあるけれど、
  いろいろなヨーロッパ圏の集落があるんだよね〜
  本当にヨーロッパ感満載で、
  並木道の雰囲気とか、車に赤いFIATやクーパーなんて似合いそうな雰囲気だわ。
  
  ヒルトンは、またまた恩恵に預かって、
  エグゼブティブへのUG、おめでとう♪
  これが癖になっちゃうと、他に行けなくなっちゃうよね〜(笑)
  
  3元で一番美味しいもの食べちゃった？？(笑)
  お安くて美味しい♪完璧だね♪
  
  　　たらよろ

  ライカさん からの返信 2016/06/04 15:10:40

  RE: 確かにヨーロッパを感じる・・・

  たらよろさん、旅行記を読んでくださってありがとうございます！
  
  並木道とかを見ていると、
  「あれ、私、今回は中国に来た、よね……？」という気分になりました（笑）
  また、今回の旅行はフランス租界＋外灘ぐらいしか回っていないのですが、日本の租界地域もあるそうです。こちらは、また次の機会にでも行きたいと思っています。
  
  ホテルのUGは、本当にびっくりです。
  でもUGも魅力だけど、ヒルトン系以外でも行きたいホテルもあるし……と、贅沢な悩みが出てきます。