写真を撮る旅【上海・租界と高雄・工場跡】0～羽田出国エリアで１泊

2015/12/24 - 2015/12/30

　私事ですが、昨年の９月をもって、３年半お世話になった会社を退職しました。

　再就職のあてもなく辞めた為、年末に予定していた旅行（マレーシア・ペナン行き）はキャンセル。年内に仕事が見つかればいいなー……と思いつつ、求職活動を開始。難航を覚悟していましたが、運良くご縁を頂き、年内に採用／年明けから勤務開始で再就職先が見つかりました。

　そして、仕事が決まれば、旅行の虫が疼き出す！
　ANAマイルを確認してみれば、アジアなら十分いけそうなマイルが溜まっていました。

　ーーじゃあ、写真を撮ってみたいと思っていた所を回ってみるか。

　特典航空券の空席を探し、ルートを試行錯誤して、決めた行き先は２つ。
　１つは、漫画で取り上げられているのを見て興味を持った、上海の租界。
　もう１つは、前に実際に行ったものの写真を撮ることはできなかった、台湾・高雄の糖業工場跡。

　とはいえ、今回の旅行は上海到着まで。
　羽田の出国エリア・トランジットホテルの宿泊記などです。

【旅行日程】
☆12/24　伊丹～羽田（ロイヤルパーク・ザ・羽田トランジット泊）
　12/25　羽田～上海（ヒルトン上海泊）
　12/26　上海観光（ヒルトン上海泊）
　12/27　上海観光（アスターハウスホテル （浦江飯店）泊）
　12/28　上海～仁川～高雄（ 高雄国際会館泊）
　12/29　高雄観光（ 高雄国際会館泊）
　12/30　高雄～関空

エリア 羽田(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

　今回の旅行は、早朝の伊丹空港からスタート。

　ANA上海便は、関空ー上海もある……のですが、あえて羽田経由にしました。
　理由は後ほど。

　早めに空港に着いたら、カウンターで１便早い便に乗れるよ、と言っていただきました。ラッキー。

　カードラウンジでパンをもらって朝ごはん。

１時間ほどのフライトで、まずは羽田に到着。

さて、今回の旅行を羽田経由にした理由は２つあります。
１つ目は、「24時間以内なら、乗り継ぎ扱いで途中降機が可能」。つまり、東京で用事を済ませることができるからです。
せっかくなので、この機会にちょっと見に行ってみたかったものを見てきます。

手荷物を一旦、荷物預かり所に預けてお出かけです。

やって来ましたのは、東京体育館。
目的は「ウインターカップ」という、高校生のバスケットボールの全国大会です。

この日は、大会２日目だったかな？　メインアリーナは３分割、サブサリーナも使って試合が行われていました。１本早い便に乗れたお陰で、女子の試合もきっちり見ることができてよかったです。

気がすむところまで見て、体育館から撤収。

帰りは、新宿から空港バスに乗って向かおうか……と、思ったら、まさかの新宿駅で迷子になりました。

さすが、魔界都市〈新宿〉……！
（違う）

バスにさえ乗ってしまえば、こちらのもの。
無事に羽田空港に帰ってきました。

イルミネーションが綺麗。

こう、和風っぽい雰囲気は素敵です。

ただ、中の店で何か食べようと思っても……価格が空港価格なので、手が出せません！

夜の羽田空港。

さて、上海行きの便は明日朝ですが、今日の夜の間に出国してしまいます。
そう、「憧れの空港泊」！　今回の飛行機を羽田経由にした、もう一つの理由です。


前日の出国の場合、問題になるのはチェックイン＆預け入れ荷物。
事前にANAに問い合わせて見たところ、

チェックイン→カウンターで預ける荷物がないなら、前日チェックイン可能
荷物→ヤマト運輸がやっている「手ぶらサービス」を利用すれば、直接上海の空港で受け取れる

との事だったので、手ぶらサービスで荷物を送り込み、出国しました。

出国エリアのベンチで夜明かし……にも浪漫を感じたのですが、今回はホテルを取る事にしました。

というのも、羽田の出国エリアには、トランジットホテルがあるのです。

名前は、「ロイヤルパーク・ザ・羽田　トランジット」。

出国エリア外にある、普通のロイヤルパーク・ザ・羽田は割と旅行記があるのですが、トランジットの方はあまりなく。ちょっとどういうところか気になっていたのです。

出国エリア外と違い、ここは料金の変動はありません。
12時間利用のプランで、13,000円でした。

「直前のタイミングで宿泊予約を入れる＋利用時間が12時間以下」の場合、トランジットホテルを予約した方が安上がりになるケースはあるかもしれません。

ベッドもしっかり、バスタブ付きで、設備としては十分。

あと、フロント近くはラウンジになっていまして、
飲み物などを自由に飲めます。

ただ、私が泊まった時は私しかお客がいないので、ちょっと居づらかったです。
また、食べ物はちょっとはありますが、期待しない方がいいです。
（前に、サンドイッチがあった、というネットでの書き込みを見ましたが、私の行った時にはありませんでした）

あと、ここ、「リフレッシュルームもある＋リフレッシュルームを使った場合もラウンジ利用可能」なので、数時間ならリフレッシュルーム利用もありかもしれません。

さて、小腹を満たしたあとは、出国エリアを探検ー！

……が、夜遅いので、お店はすでにしまっている模様。

そういえば、深夜便があるぐらいなんだから、カードラウンジは空いているんだろうか……？

看板には、24時間営業って書いてますが、さてさて。

翌朝の便ですが、前日夜に入れてもらえました。
ここで、朝を待つ事は……できるのかな？

とはいえ、私はせっかくホテルを取っておりますので、部屋に帰る事にします。

中国の現地SIMには、金盾があると聞いていましたので、日本にいる間に国際ローミングできるSIMを手に入れておきました。
1GB・７日分で、2700円なり（＠Amazon）。
設定はそれほど難しくなかったです。

翌朝。
さすがに早朝は、まだほとんど人がいません。

さて、それではホテルをチェックアウトし、朝食を食べに出かけます。
……ラウンジのタダ飯で☆

というのも、
夏に引き続き、今回も特典航空券で行くこの旅行。

実は、チケットは全てビジネスクラスで発券しております。
（43,000マイル＋サーチャージ15,250円）

これもあって、羽田から出発したかったんだ！
ANAラウンジ、東京の方がいいって聞くからさ！

というわけで、エセレブ・ライカは今回、ANAラウンジへの侵入に成功しました。

このご飯……今までのラウンジ飯で一番うまいかも

カレーもあったので、とってきました。

窓際からの眺めもいい。

うっすら見えるあの飛行機は……スターウォーズのやつじゃないか！

ラウンジでまったりし、良い時間になったので搭乗口へ。

優先搭乗で入ります。

初めての、ANAビジネスクラス……！

たしか、お隣は誰もいなかった……と思います。うん、多分。
（半年ほど前のことなので、いまいち記憶に自信がない）

搭乗率は、それほど高くなかった気が。

周りのお客さんは、
ビジネスクラスだけに、割とビジネス利用の方が多いのかなーという印象でした。
（とりあえず、ライカさんが場違いだというのは間違いない）

お味は、なかなか美味しかったです。

ANAは今まで乗ったエコノミーでも、それほど味が外れたことがないので、安心して食べれます。

ビジネスクラスで何が嬉しいかって、窓側の席を安心して指定できるところ。
（トイレとか行く時に、隣の方に気を使わなくてもいいから）

雲海が見えるのが気持ちいい。

そうこうしているうちに、上海・虹橋空港に到着。

入国して、荷物を受け取ります。

……くろねこさんは、完璧なお仕事をしてくれました……。
（余すことなくビニール袋で包まれておりました）

さて、それでは、これからホテルまで移動です。