2016/03/22 - 2016/03/24
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Salaamさん
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計らずして得た三連休、ワイフ国籍もビザなしで渡航できる国を洗い出した所、急浮上したのがロシア。もっとも、日本人の私は逆にビザが必要である本末転倒具合には目を瞑ります。
「面倒」と言うイメージが先行しながらも、やってみると通常のビザ申請にもうワンステップあるだけだったので案ずるより産むが易しなロシアビザも入手し、全くと言って良いほど英語が通じないロシア人とのコミュニケーションに辟易し、なんとか街へ繰り出します。
べったべたなタイトルを着けていますが、オリエントはオリエントでもイスタンブールではやく極東ロシアのオリエント、ウラジオストクの町散策でございます。
残念ながらショーン・コネリー程の知名度はない和製コネリーを自称するおっさんですが、果たしてKGBに命を狙われず無事観光を果たす事はできるのでしょうか?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- S7航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
三月とは言えど極東ロシアはまだまだ寒いです。朝一の気温はマイナスですが、幸いにも本日は晴天なり。日差しが辛うじて暖めてくれます。
シビア ポドヴォリー ホテル
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ホテルからウラジオストクの中心である中央広場まではオケアンスキー・プロスペクト通りを真っ直ぐ下ります。ウラジオストク市内には所々銅像が飾られており、こうゆうお洒落はやはりヨーロッパっぽいなぁ等と考える次第。
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町の建物もやはりアジアとは違いますね!地理的には明らかにアジアなのですが、こんなに近くてアジアを感じさせないのはすごい。ロシア帝国恐るべし。
-
イチオシ
そう言えばこの日は寝坊してホテル代に含まれた朝食を食べそびれた!ってな事で、露天を営むおばちゃんからパンを買います。
おっさん「ピロシキちょうだい」
おばちゃん「あいよ、どのタイプ?」
なんとピロシキはピロシキだけじゃないとは!中身の具材によって様々なピロシキがあるようで、おばちゃんのオススメは卵サラダが入っているピロシキだったのでそれをチョイス。
1個50円程で美味。 -
イチオシ
ウラジオストクへ来たら必ずは訪れるであろう中央広場。本名を無理矢理和訳すると「極東で戦ったソビエト戦士の記念広場」。ロシア語ってただでさえ長いのにここまで詰め込むとピロシキ1個も入らない位のお腹いっぱい感。
中央広場 広場・公園
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週末にもなると結構な人出になるらしい広場も平日はまばらに人が歩いている程度。
その名の通り、ロシア極東で戦った軍人の銅像があちこちに見られます。
でも極東地域がロシア領になったのってソ連時代じゃなく帝政ロシア時代ですよね? -
広場からは金角湾が望めますが隣にはいかにもソビエト時代に建築されたと思われる集合住宅。
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金角湾の方まで降りるとちょこっとだけ遊歩道チックな場所が。海軍港も兼ねているようで海軍艇がたくさん停泊しているし訓練していると思われる軍人も多く見かけます。
そう言えば旧ソ連時代ウラジオストクは外国人が渡航できない、海軍港故の閉鎖都市でしたね。 -
何やら大きな錨のオブジェ。
後ろは海軍の基地なのか金網で区切られており、軍人と思われる方々が行進の訓練中。なんでもここはロシア海軍太平洋艦隊本部、軍人さんが多いのも納得。太平洋艦隊本部 観光名所
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イチオシ
更に数分歩くといきなり表れるのが潜水艦。これはウラジオストク観光で目玉になるでしょう。(それだけ観光資源に乏しいって事ですが…)
第二次世界大戦中に活躍した…かったけど大して活躍しなかったC-56潜水艦。砲身が剥き出しになっている辺り、完全に水力学を無視しているのが時代を感じさせますね。
ちなみにC-56とは書かれていますが、Cはキリル文字で言う所のSなのでローマ字表記するとS-56潜水艦になります。潜水艦C-56博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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内部は博物館になっていて、潜水艦後部で当時エンジンが配置されていたであろう区画には様々なソ連時代の展示物が並びます。
残念な事に全部ロシア語表記で何がなんだかさっぱり解りません(苦笑)
人物の名前くらいは読めますが、その人物が何をした人なのかは皆目検討つかず。
入館料 100ルーブル
カメラ 50ルーブル
9時〜20時 -
それにしてもこんなにバルブが並んでいたらどれが何のために使われているかなんて混乱しそう。
「あかん!沈む!赤いの回したって!あー、ちゃうちゃう、その左の少しだけ前に出てる上から二番目のやつ。それ三つめやがなー!あー!!」ゴボゴボゴボ
なんてならないのかな? -
艦長の部屋でしょうか、ここだけちょこっと豪華。それでもだいぶ狭いです。
和製コネリーを自称するおっさんからすれば、ワシが乗艦していたレッドオクトーバー号からしたらやはり狭い旧式艦であることは否めないな。
紅茶のグラスも置いてあります。誤って紅茶に滑って事故死した事にされないよう、気を受けなければなりません。 -
士官の作戦会議室でしょうか、壁にはスターリン同志の肖像画が掲げられています。
ここで軍人と政治士官の間でバッチバチの討議が繰り広げられていたのでしょう。 -
今ではこの艦に残されているのはこの無線通信員だけ。陸揚げされた潜水艦で今尚モスクワからの指令を待ち続けます。
スマホの時代になっても、彼の通信手段はトンツートンツーのモールス信号のみ。 -
そして艦の鼻先は魚雷発射設備。昨夜の北朝鮮レストランでは延々と「発射」だけが歌詞の曲が流れていましたが、ここの担当者がそんな曲聞いたらノイローゼになるんじゃないか…と無駄な心配。
そうそう、ご覧の通り、魚雷貯蔵の場所は彼らの寝床と一緒。いくら限られたスペースと言えども、魚雷と一緒に寝るのはなかなか神経図太くなきゃできないですね(笑) -
イチオシ
外には「いかにも!」なモニュメント。星の形のロゴには祖国戦争と書かれているので、ロシアにおける第二次世界大戦の呼称、大祖国戦争を差しているのかな?
遠く港には軍艦が停泊しているのが見えるし、隣には太平洋艦隊本部、この丘はロシアにとって特別な意味を持つ場所なのかも知れませんね。 -
潜水艦の隣にはちょいとしたモニュメント。1941と1945が刻まれている事を見る限り第二次世界大戦参戦を記念する記念碑でしょうか。(ソ連の参戦は1941年)
後ろにはロシア正教の小さな聖アンドレヤ教会がたたずんでおります。
ロシア正教の教会と言えば玉ねぎ頭!と思いきやここの教会は玉ねぎと言うよりらっきょう。膨らみが足りません。 -
とても小さいながらも中のイコンが美しくとても可愛らしい教会。入場料は取られませんが、女性はロシア正教のしきたりに従って髪を隠すベールを被る必要があります。ちなみにベールは入り口に貸出用が準備されていますので、自前を持ってくる必要はないです。
何故か中国語でのみ、ベールを被る必要性の注意書きが貼られていました。アンドレイ教会 寺院・教会
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ほぼほぼ同じ敷地内にあるのがニコライ二世凱旋門。ロシア語名では「二世」は省かれているようですが二世で間違いないはず。
ニコライ二世が約一年の海外視察を終え最後の渡航地日本から帰国した際に建設された物。でも残念ながらオリジナルはソビエト時代にロマノフ家を讃えるなんてけしからん!と破壊された為、いまあるのはソ連崩壊後に作られたレプリカなんだそうな。
意外にもニコライ二世はシベリア地域を訪れた最初にして最後の皇帝だったそうな。ニコライ2世凱旋門 建造物
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レーニン同志のトラックが走っていきます!スターリンは現代ロシアでは嫌われ者ですが、レーニンはそうでもないようですね。
余談ながら日本では評価の高いゴルバチョフは意外にもロシアではあまり評価はかなり低くアル中親父のエリツィンと最下位レース展開するほど。まぁあれだけの混乱を招いた原因を投げた方なのだからその生活に直面していた方々の気持ちを考えればやむを得ないのかも。 -
そろそろお腹もすいたね、となったので昼食とします。キオスクのようなスタンド売店でメニューを眺めていたところ、珍しく英語を話す地元の方に話しかけられました。
せっかくのロシアだからロシア料理を食べれるオススメの所を紹介してもらった結果、来たのが高台に位置した高級レストラン、Del Mar。名前的にスペイン料理っぽいですが、メニューにスペインを彷彿させるものは皆無。 -
私が頼んだのは変わったロシアっぽい物を食べようと選んだ鹿肉のタルタルステーキと思われる物。味は悪くないのですが、意外と小さめで少し筋っぽい?添えられているソースが見た目とは裏腹にあっさりめ。
ワイフが注文したのは「ウラジオストクっぽい、オススメの料理を」と頼んだら出てきた魚料理。白身魚にジャガイモやベーコンを詰め込んだ料理。西洋ハーブの香りが食欲をそそりこちらは大当たり。近海で取れた魚かな?Del Marの名前通り、海からの物の方がいいかも知れません。 -
レストランには日本語こそないてすが、英語のメニューもありどんな料理が提供されているかは解ります。しかし残念なまでに致命的なのはウェイターさんもウェイトレスさんも誰もがその英語のメニューを理解できておらず、「これを下さい」とメニューを指差したら「ロシア語でお願い致します」と返される始末。しかもロシア語で(苦笑)
しかし店員さんはなんとかコミュニケーションを取ろうとしてくれます。幸い、お店にはWi-Fiが飛んでいるので翻訳ソフトを使って最低限の会話は達成できます。
二人で1345ルーブル、約2300円。ロシアの物価を考えると高いですが、満足満足。 -
レストランやその横の展望台からは金角湾が一望できる素晴らしい眺め。もちろん眼下には崩れかけたバラック家もわずかながらあるので息を飲む、と言うほどではないですけど。
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お腹もいっぱいになったところで街散策を続けます。ただでさえアップダウンの激しいウラジオストクの街、せっかく高台に来たのだから高台にある観光地を制覇しない手はありません。
レストランから歩く事15分、鷹の巣展望台。店員さんには写真を見せてもピンとこない様子なのでウラジオストク市民にはマイナーな所なのかな?と思いきやそこそこの人出。鷲の巣展望台 建造物
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やはり世界中どこでもやるんですね!どこにでも売っていそうな南京錠から可愛らしげなデコレーションされた南京錠まで。やはりここはカップルの定番スポットなのか…。
そんな事を考えている時に写真を撮ってと見知らぬ方に頼まれました。50代に片足突っ込んだおっちゃんの二人組に。 -
この展望台は大昔に死火山となった岡の上にたっているらしいのですが、本当かな?
確かに火山ベルトから外れているけど、極東地域でも定期的ながら忘れた頃に地震があるみたいだし…。 -
左手もご覧下さいーと自分で言うと軍艦がずらり。クレーンがミスマッチな迄にカラフル。でも春がまだまだ訪れていない街、木々はまだまだ真っ裸でそれが悲しいくらいしっくり来る寒々とした面白味のないソ連時代の建物。
いいねぇ!ロシアだねぇ! -
イチオシ
2mを超す特大マトリョーシカさんが鎮座していらっしゃいます。
白い雲、青い金角湾、真っ赤なマトリョーシカ、ロシアの三色旗ここにありけり! -
お土産物屋さんもありあれこれ物色。実はここでは何も買わなかったのですが、今から考えればここで買っておけば良かった…。この後土産物らしい土産物屋さんは空港だけでお値段も空港価格。
微妙なひきつり笑い、レッドオクトーバーのコネリーさんになりきったのは僕ではなくワイフでした。不器用な笑顔までがラミウス艦長そのままです。 -
帰りは歩いて下るのも疲れるし、タクシーは芸がない。おあつられ向きに鷹の巣展望台目の前にあるのがこの建物。看板には「フニクラ」ですが、決して本場ナポリの登山鉄道フニクラではないです。
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どうしても「フニクラ」と言うと鬼のパンツを連想しますが、一応ナポリの登山鉄道を歌ったのが原曲。
どうしてソ連時代に建設されたこの乗り物が資本主義勢力の名前を名乗ったのかは不明ですが、ウラジオストク高台から麓までの短距離を往復するこの乗り物もフニクラ。 -
なんともレトロな線路をガタゴトガタゴトと下ります。正直、繋がっている一本のロープが切れないか肝を冷やす数分。
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切符は運行時刻にのみ乗ってくるおばちゃんから買います。
ちなみに乗車賃はたったの11ルーブル。日本円にして20円足らず。バンコクの渡し船よりも安い! -
おしゃんてぃーなネーミングがあるものの、ロープウェイです。途中真ん中では対向車とすれ違います。
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なんとも寒々しい飾り気一つない車内、いかにも共産圏の乗り物と言った雰囲気が哀愁を誘っていいですね!
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メインの通りであるスヴェトランスカヤ通りではなく一本上にあるプーシキンスカヤ通りに到着したフニクラを降りても周囲には何もなく人間味を感じさせないソ連型アパートが並んでます。
ソ連委員会の記念の???よく解らんです…。 -
聖母昇天教会の横を通ってスベトランスカヤ通りへ戻ります。
先程のらっきょう頭ではなく、しっかりと玉ねぎ頭になったロシア正教会。見る感じ比較的新しい建築物のようす。 -
色々歩き回っていたら小腹が空きました。喉も乾いたし、と若者向けのデパートに入ったらどうやらここはグム百貨店のヤング館だった様子。
最上階のカフェでパンケーキを頂戴します。ちなみに危惧していたロシア語オンリーですが、お店の壁には英語も交えたメニュー。そして店員さんも若干なら英語OK!
余談ですが、GUMは百貨店の略称ですので、グム百貨店は百貨店百貨店。ナイル川が川川、サハラ砂漠やゴビ砂漠が砂漠砂漠なのと同じです。 -
選んだのはワイルドベリー味のパンケーキ。ソースは酸味が強いですがフカフカでおいしい!
おっさんと可愛いパンケーキは不釣り合いですが、完食です。
ちなみにグム内にはWi-Fiが飛んでいるのですが、何故かパスワードを入力しても繋がらず。キリル文字入力じゃなきゃならんかったのかな? -
途中郵便局で切手を購入。
友達がご当地キティさんを集めているのですが、生憎海外ではご当地キティさんはないので毎回絵ハガキにご当地キティさんを勝手に描いて送っています。
ロシアの郵便局のマーク、カッコええわぁ…。日本の〒より全然イケテる。 -
ところでロシアの車は汚いです。内装ではなく外装が。
ロシア人の友達曰、春先は雪解けのシーズンにつき通りが雪と泥が混じり車が特に汚れるのだとか。
灰色の車かな?と思って見たら、実際は青い車なのに汚れの層が厚すぎて地盤が全く見えなかった、と言ったケースが多数。
そしてボロい。
バンパーがなくラジエーター剥き出しになった状態で走る車。横が明らかに他の車がめり込んだでしょう、と言った車。窓がサランラップの車。
ロシアの車(大半は日本車)はたくましいです。 -
スヴェトランスカヤ通りを進むとグム百貨店再び。
このグム百貨店をもう少し進むと半地下の店舗があり、そこは化粧品専門店なのか、広いフロアーが丸々化粧品売場!
ワイフ大はしゃぎです。
旦那は涙目(笑)
客は半分以上が中国人だったのが印象的。
そして広いフロアーで英語を話せる店員さんは一人だけ。他の方は化粧品売り場なのに「colour」すら通じない始末。グム百貨店 百貨店・デパート
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一端ホテルに戻ります。
フロントでは猫ちゃんを飼っていて、チェックインした時はコピー機の上で寝ていたのに今は起きています。
人に慣れている様子ながら全くすり寄る気配はなく、おすましの様子。猫までロシア人っぽい(笑)
チャームポイントは赤くマニキュアされた爪でございにゃす。シビア ポドヴォリー ホテル
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イチオシ
ホテルからちょっと離れた所に水産物市場があるって事で行ってみる事に。蟹を筆頭に極東ロシアの海産物はお手頃で質も良いって噂をもとに。
ホテルの人に見てもらったウェブページによると20:00まで営業って事だけど19:30頃に行って見たら閉店。マジか。
仕方ないので街を少し歩きます。街の古い建物がおしゃんな使われ方してますね。 -
ロシアでは昨今日本食ブームがブームだそうで極東の地でも和食(?)レストランが見られます。
こちらのお店は「トーキョー・カワイイ」だそうな。なかなか豪華な建物を使っている所を見ると繁盛しているのかな?でもネーミングは、うーん…(笑) -
海産物が入手できずブラブラしていた所、目の前に現れたのが日本で言うイオンみたいなスーパーとデパートの中間みたいな大型商業施設。外はバスターミナルみたいになっている、大きなオーロラビジョン付きの建物。
さっそく地下のスーパーへGO!
お酒のコーナーではワインを購入。ここもまた英語は通じず店員さんが英語話者を探して奔走。「ロシア産のオススメ」まではロシア語が通じたけど「赤・白」が通じなくて「red/white」の二文字の為だけに奔走させてしまい申し訳ない。 -
お惣菜コーナーって面白いですよね。その国の食文化を垣間見る事ができるのが面白くて好きです。これはどんな味なのかな?これって食材なんなんだろう、と妄想する至福。
近辺に外国人旅行者の方が多数訪れる商業施設がありますが、時間帯によっては日本人よりも外国人の方がお惣菜コーナーに多い事がしばしば。
残念ながら今から夕食で行くレストランは決まっているし、明日はホテルの朝食付きなので今回はパス。
いつか夢のシベリア横断鉄道制覇の時はここでお惣菜入手すればいいかな?クローバーハウス ショッピングセンター
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さすがにロシアに来て正統派ロシア料理を食べない手はない、と思い、友達のオススメできたレストランが中央広場の斜向かいにある「ポルト・フランコ」。なんでも1919年創業、約100年の歴史を持つ老舗。
昨晩は北朝鮮料理だったし、せっかくロシアに来たんだしね。ポルトフランコ 地元の料理
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店内はなんか面白いインテリア。奇抜すぎる訳でもないんだけど、手押しポンプが飾られていたり、船室をイメージしていたり、なんか不思議な感じ。
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やっぱり店員さんは英語不可ですが今回は幸いにも写真付きメニューで、ロシア語のメニューの隣には英語が併記されているので、言葉が通じなくても注文内容の意思疎通は大体できます。
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ビールにしようかな、と思いましたが、ロシア産のワインがある事が目に留まりこちらをちょいす。ちなみにワイフはフランスの白ワイン。
クリミア産赤ワイン Pino-fran, Chernomorsky。ソムリエ的洒落た感想も述べる事はできませんは、おいしいね!(漠然…) -
やっぱりロシアに来たからには必須のボルシチ。ロシア語メニューでは「提督風」と書かれていていましたが、どこが提督風なのかは解りません。横のサワークリームを一緒に食べるとコクが増すのにビーツのおかげでさっぱり感が残ってしつこくないのがいい!
Russian soup "Borsch" 300ルーブル -
烏賊と赤キャビアのサラダと書かれていましたが、これは予想外!赤キャビアはイクラの事かな?とは思いましたが、まさか烏賊の中にサラダが詰まっているとは。意外なのは作り方だけではなく、ちゃんとすごく美味な事。ボルシチ以外にも野菜が欲しいなぁと思って注文しましたが、生臭さはかけらもなくいいね!
Salad with squid and red caviar 435ルーブル -
ワイフとともに大絶賛のチョイスがこれ。店員さんの一押し、ウシエビの黒米添え。食べてから2か月以上経過しておりますが、今でもウラジオストクの話しでは真っ先にこの話になるほど。
この白いソースが絶品でございます。
Tiger prawn with black rice 530ルーブル -
先ほどの烏賊のサラダもそうですが、ロシアは何かを包むような詰め物料理が得意なのかな?こちらの鶏肉のほうれん草包み焼きも包み料理ですね。
こちらも店員さんのオススメ。鹿肉ストロガノフにしようかな?と思ったけど店員さんが「それはオススメできない!」と猛反発。自分の店のメニューを全力で薦めない店員(笑)
ちなみにこのチキンも美味。店員さん、ありがとう!
chicken roll with spinach 400ルーブル -
最後にはロシアと言えばやはりウォッカでしょう!ウォッカはちゃんとキンキンに冷やされてシロップ状になっています。さすがロシア人!
ウォッカ、Izmiya Doroga…
と思っておりましたが、ロシアのウォッカ、と注文したのに実はスウェーデンのアブソルートでした。なんでやねん。
せっかくだからロシアのウォッカでおかわり…と思いましたがウォッカより冷ややかな視線をワイフから感じたので却下。このボトルは写真用にだけ拝借(笑) -
これだけ頂いてしかもお酒もちょこっと飲んで二人で2025ルーブル、約3400円!
お腹いっぱいになって店員さんも英語話せないながらフレンドリーで満足満足。 -
イチオシ
帰り道に中央広場の前を通ります。
当日は満月。極東のソビエト兵士が昼夜を問わずウラジオストクを守ってくれています。中央広場 広場・公園
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ワイン一杯とウォッカで既にご機嫌。酒に弱くなったものです。
そういえばキリル文字ってカッコいいですよね。その昔、大学の頃、キリル文字の形に魅せられた気持ちだけで第二外国語として履修した事も今では懐かしい。 -
ホテルに帰ってまいりました。
そう言えばホテルのレビューで入口が解りにくい、と書かれていましたが、確かに。ホテル名はキリル文字だけでしたし、こんな感じで裏口へ繋がるようなゲートの奥にある建物がフロントだし。
さ、明日は朝早いんでさっさと寝ましょ。シビア ポドヴォリー ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
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- haraboさん 2016/06/23 13:51:38
- すごく参考になりました。
- Salaamさん、こんにちは!
ウラジオ旅行記にお邪魔しています。
ボクも秋にウラジオへ行く予定で
航空券は発券済みですが・・・
極東ロシアの到着VISA解禁を待っても
全然、動きがないので
インビテーションだけでもとっておこうかな?
ウラジオはあまり情報がないので
Salaamさんの旅行記はとても参考になりました。
デパート好きなのでグムは絶対に行きたいですね。
でもヤング館があるのは知りませんでした。
グムの本館?の近くなんですか?
とても美味しそうな
ポルト・フランコも行ってみます!
それでは〜
harabo
- Salaamさん からの返信 2016/06/23 23:53:21
- Re:すごく参考になりました。
- haraboさん
コメントありがとうございます!
ビザですが、もし都内近郊にお住まいでインビテーションまで取るならビザ取得までしちゃう事をオススメします。
と、言うのも、本当にビザ免除が実施されるかあやふやな中、ビザ申請に時間的猶予があれば申請料が無料ですので。
デパート好き、拝見させて頂きました(笑)
すごい量のデパート情報ですが、多くが間もなく閉店と言う寂しげな特集なのがなんとも哀愁漂っていらっしゃってなんとも…。
グムのヤング館(?)はあくまでも私の命名なのでご了承下さい…。でも、本館もどっちもメインであるスヴェトランスカヤ通りに面しています。
ぜひ、美味しいものとデパートを巡って来てください!
salaam
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