日本に一番近いヨーロッパ、ウラジオストクの旅 Part 6 - S7航空 ウラジオストク→成田

2016/03/22 - 2016/03/24

ワイフのビザ不用目的地を探した結果、私がビザ必要な目的地になった事はご愛敬。そんな事から始まった極東ロシアの旅。

意外だったのは料理がおいしい事。もちろんストロガノフやボルシチ等々有名どころが多々あるのは知ってましたが、それを凌駕する美味。日本にもっとロシア料理屋があってといいと思う。

困ったのは英語の通用度の低さ。本当になかなか通じない。空港や有名レストランでも通じない。

期待通り(？)だったのが美女率の高さ。スタイルも含めてモデルさんのような方々がうようよ。既婚者なので自重。

残念だったのがS7航空が普通すぎた事。一般的には良い事なのですが、もっと飛行機がイリューシンだったり、機内食がロシア風過ぎて一口目を躊躇するとか、もう少しツッコミあるフライトを期待してたのですが(笑)

そんなロシア旅行もエピローグ！

エリア ウラジオストック(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: S7航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、ヤコブレフの写真も撮れたのでチェックインしましょう。
飛行機に興味ないワイフは呆れながらスタスタとターミナルに向かっております。
こう見るとターミナルは新しいですね。

ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港

空港のターミナルビル中心には世界各地までの距離と方角。東京までは1250kmだそう。うーん、そんなに距離ないハズなんですけどねぇ…。
そしてモスクワと東京がキリル文字記載なのにシンガポールとロシア国内の都市アナディリはローマ字という謎。そもそもなんで人口1万人ちょいの小都市がこの中に混ざる？

行ってみるとチェックインカウンターには結構な人だかり。
この時間帯はS7航空の成田行きしかチェックインしていないハズだし、エアバス320と大して大きい機材ではないので満席予定かな？

ちなみに意外だったのが日本人、ロシア人意外に何故かベトナム人の方をチラホラ見かけた事（一部は遠目にチラッと見たパスポートの色だけでの判断ですが…）。なんででしょう？機内ではワイフの隣の方もベトナム人だったそうです。

プライオリティ・タグが二つ付けられました。これでもか！とプライオリティ・アピール。ワンワールド・サファイア・ステイタス半端ない。

頂いた搭乗券ですが、まぁ一般的な搭乗券と同じ。
最近JAL筆頭に様々な航空会社で色のない感熱紙のような搭乗券が主流になりつつありますが、やっぱり色のある搭乗券の方が個人的には好きです。必要情報だけ、って感じではなく個性が感じられる点では。

ちなみに搭乗券の裏。
カラフルなS7航空の広告付きでおしゃんです。
S7航空のWebからなら航空券からレンタカー等々まで手配できますよー、的な。
裏面までカラフルな点が気に入り、ここ最近では最も気に入った搭乗券の一つ。
搭乗券集めている側からすると嬉しい物です。

チェックインしてから出発まで少し時間あり。ターミナルの2階（3階？）には出国前に郵便局があるので出国せず手紙を書いて時間を過ごします。ちなみに例によって自作ご当地キティちゃんを描いて送ったのですが、3か月程経過した現在、まだ届いておりません。
どうもその絵葉書にプーチン様の似顔絵を書いてしまったからでしょうか、恐らく検閲に引っかかってしまったのだろう、とロシア人の友達。ちなみに彼はその昔、彼女に甘々な手紙を書いて送ったのですが当時香港在住の彼女に届いた頃には既に別れていた、と。ロシアの郵便事情を物語るようです。

ハガキも無事出し（届いていないけど）、そろそろ出国します。
エスカレーター上がって真正面がロシア国籍用、外国籍用の出国審査は正面曲がって左にある狭い通路の奥。
なんだか陰鬱な感じの通路ですが、出国審査官さんはフレンドリーなおばちゃん。ちょこっとロシア語話したら大喜び。最後に「あなた超美人」ってロシア語で言ったら爆笑しながら投げキッスされました。

成田から飛んできた時と同じ機材。
お、私の荷物もちゃんと搭載してくれています！よしよし。
往路は翼端にウィングチップ採用している機材でしたが、復路はスラッと上に伸びたシャークレット採用。でも他社みたいにウィングレットには特段塗装をしていなのでなんか物足りないなぁ…。

え？オタクみたいですか？すんません！

お！奥の方に見えるのはTu-154！しかもロシア航空。
ツポレフとかロシア機って本当に日本で見かけなくなりましたよね。S7やアエロフロートまでが西側諸国の機材使っているんだから無理ないけど残念。
ロシア航空もアエロフロートに吸収合併されちゃったからその内、この塗装の機材もなくなるのかな？もとい、アエロフロートに吸収されたからにはもうツポレフも滅却処分の運命なのかしら。

え？オタクみたい？すんません！

免税店でもう一本ワインを購入して行こうと思いましたが、ロシア産がなくフランス産のみ。つまんないなぁ、という事で追加ワインはパス。

そうこうしている内に搭乗開始。そう言えばラウンジってどこにあったんだろう？ゲートの真横には半オープンなラウンジみたいな施設あったけどワンワールドのロゴもないし、ワンワールドのWebで検索してもないみたいだし…。

S7航空 S7565
13:05 ウラジオストク発
14:30 成田着

相変わらず便名がS7-565ではなくS-7565に見えてなりません(笑)

ワンワールド加盟航空会社の証！
JALでは時々ディスカウントマイルのキャンペーンをやってますね。

機内はほぼ満席。
ワイフとは残念ながら席がバラバラになってしまったけど、幸いにもEXTRA SPACEの座席になりました。ってか、通路はさんで反対側、空席だったんですけどなんでバラバラ？短距離だからいいけど（笑）

ふと頭上を見たらここにもextra spaceの文字。LCCみたいに追加料金対応している座席なのかな？

ご覧の通り足元広々！
と、言うのもこの列は翼の上の非常口座席。非常口をリクエストした訳じゃないんですけど、ありがとうございます。
とは言え、普通の席でも十分なスペースはありましたので、ここをこぞって確保する必要はないかも？

隣は若いロシア人夫婦。
聞けば船員さんでこれからモロッコまで船に乗りに行くべく、ウラジオストク〜成田〜ドーハ〜カサブランカだって。夫婦で船員、しかも客船じゃなくて貨物船だって言うからびっくり。貨物船やタンカーって男の職場ってイメージだけどそうでもないみたいね。

離陸して間もなく機内サービス開始。こちらの便でも男性乗務員の姿。

機内食は往路と同じサンドウィッチ。飲み物は同じく紅茶を頂きます。
おいしい！でも何故か往路でもパンはカピカピ。
塗ってあるクリームチーズみたいなの、お土産に買って良かったです。

本日の高度は11300メートル、外気温は-46度。
世界的に管制の高度はフィートでやり取りしますが、ロシアの管制は何故かメートル換算なんですよね。だからかキャプテンのアナウンスは「○○フィート、メートルに換算しまして…」のような案内はなし。
10分前に日露国境まで10分って言ってたのでそろそろ境目が見えるはずです。

ちなみにこの写真はロシア人夫婦に撮ってもらいました(笑)

まぁ短距離ばかり飛ばしている会社なのでいいのでしょうが、機内には個人用モニター等はなし。
機内エンタテイメントはロシア語中心の機内誌か連れとの会話限定(笑)
ワイフは隣席のベトナム人お母さんと生後間もない赤ちゃんと遊んでいたそうです。

ただいま！

実はロシアは過去に出張がてら少し巡った事あり。でも極東地域も純粋に観光旅行としての旅も初めて。
英語通用度以外は結構難ない旅行でしたね。ビザ免除制度が始まったら十分観光要素がある地域かと実感。後はS7航空さんがデイリー運航になったらよりプランもしやすくなるでしょう。

成田国際空港 空港

番外編
ロシアでイクラを食べ損ねた（飾りつけ程度でしか食べてない）ので帰宅後に近所のスシローでイクラを食べました。(笑)
ごちそうさま。

番外編2
今回のお土産一覧。
クリミア産赤ワイン、ペットボトル入りビール（笑）、何かの魚の缶詰、
クリームチーズ、三角6Pチーズ、鶏肉味付け用の粉とロシアの何かのお菓子（ロシア人友達の希望）
ここには写っていませんが、塩入チョコも買いましたが意外にもこれは美味でオススメ。一かけら食べて気に入り、会社から帰ったら食べようと思ったのですが、帰宅後既にすべてワイフの胃袋に収納されておりました。

この旅行記へのコメント （2）

• エレガンスパッカ→さん 2016/07/07 06:05:50

  やはり読みやすい旅日記

  ご無沙汰しておりま〜す。エレガンスです。
  
  しばらく４Ｔ放置してる間にこんな短期間でロシアいかれてたんですね。
  ビザも自力でえらいっ！！
  一番びっくりしたのは
  奥さん美人！！！！笑
  
  でもなんだかんだ言いながら
  しっかり奥さんを労わってる感ひしひしでしたよ〜このこのぉ〜
  
  ウラジオストックて昔グレゴリ青山（知ってるよね？）の漫画でみて
  あんま興味ね〜や。って思ったけど
  Ｓａｌａａｍさんの日記読んで行きたくなっちゃたわ。
  今富山からのフェリーってなくなってるんだよね？
  
  エレガンス☆

  Salaamさん からの返信 2016/07/12 03:00:52

  Re:やはり読みやすい旅日記

  グレゴリ青山…すいません、ピンと来ませんでした。
  でもちょっと探してみたら気になったので、Web以外でどこか売ってないかなぁ…。
  でも全く興味湧かせないんですよね？それまた興味そそられる！どんだけ面白くなさそうなんだよ！って。
  
  みんな面倒臭がりますけど、私結構ビザ取るのが楽しみなんですよね。
  飛行機も旅程作ったり航空会社の比較してみたり、準備期間がワクワクであったり。
  仮に家〜大使館の往復交通費が代行費用と同じであったとしても自分でやりたい！
  ワイフは面倒臭がりますけど(笑)
  
  フェリーって富山からでしたっけ？
  自分の中では新潟ってイメージだったのですが、あれは万景峰号だけでしたっけ？
  最近新潟県の第三セクター会社が新潟〜ロシアの貨客船を運行しようと韓国船を買ったら全く性能不足の不良品売り付けられたとかニュースになってましたね。
  いつかはロンドンまで飛行機使わない陸路(と海路)だけで行く旅をしたいので、これはリサーチ必須ですわ…。
  
  salaam