2016/04/23 - 2016/04/26
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bibouさん
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悪天候で予定変更せざるを得なかった、2016年1月の九州旅行のリベンジ。
初日(4月23日)は、成田から佐賀空港へ、その後未乗の松浦線に乗車し佐世保で宿泊。
※ 熊本地震で被災された皆様には、お見舞い申し上げます。
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今年の1月の九州旅行では、悪天候で予定変更せざるを得なかった。そのリベンジをということで、春秋航空日本のセールを予約した。
片道737円と激安だが、支払い手数料や空港利用料などを足すと、だいたい倍の1500円になるが、それでも激安には違いない。
この春秋航空日本で4月23日の成田11:40の佐賀行きを予約して、帰りは4月26日の宮崎空港19:20のソラシドエアの羽田便を予約した。 -
ところが4月14日に、ご存知のように熊本で大地震が起きた。
予定していた週でなかったのはよかったが、旅行の予定は一週間後である。中止も含めて検討しなければならない。
というのも、4月24日は熊本市内に宿泊の予約をしているのである。
熊本市内は甚大な被害を受けているようだし、交通機関もどんな状況かわからない。
熊本では余震が続いており、交通機関も乱れているが、出発する予定の1週間後には何とかなっているかもしれない。
旅行を中止するかどうかは、それまでに交通機関や熊本市内の状況がどうなるか確認して決めようと思う。 -
とりあえず心配なのは熊本市内へアクセスする交通機関だが、出発前日の4月22日に確認した限りでは何とかなりそうである。
しかし、この時期に旅行の予定にしていたのも何かの運命のような気がしてくる。
せっかく予定した旅行である。3ヶ月前に見てきた熊本の街がどんな状況なのか、見てくるのもよさそうだと思うようになってきた。 -
4月24日、結局予定していた通り出発することにして、成田空港にやってきた。
春秋航空日本の便に乗るのははじめてである。心配になるくらい安いセール運賃で予約したが、親会社は中国でLCCの運航に実績のある春秋航空という会社である。
乗るのは11:40発の佐賀行きの便である。 -
今まで乗ったことのあるLCCはおおむね満席に近く、高い搭乗率で低運賃を実現しているのだなと感じたものだが、今日乗る春秋航空日本の佐賀行きは、それらに比べるとあまりお客さんが乗っていない。
佐賀と熊本は近い。やはり地震の影響であろうか。
九州の天気予報は雨であったが、予報どおり雨の佐賀空港へ着陸。13:55、ほぼ定刻の到着であった。 -
佐賀空港をゆっくり探索する間もなく、14:10の佐賀駅バスセンター行きのバスに乗り込む。
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乗客もまばらな数を乗せて佐賀空港を発車。
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佐賀空港は、今乗っている佐賀駅方面へのアクセスバス以外に、大牟田や久留米、柳川、武雄、有田といった周辺都市へのアクセスリムジンタクシーが運行されている。
それらにお客が分散されているのかわからないが、今乗っている佐賀駅行きのこのバスは、飛行機に乗っていた乗客数からするとかなり少ない。 -
3分ほど早く、14:42に佐賀駅バスセンターに到着。
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バスセンターは佐賀駅の高架下にあり、駅へのアクセスは良好である。
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佐賀駅から、14:53発の佐世保行きに乗って、有田駅まで行く。
有田からは松浦線で、伊万里、松浦、平戸、佐々を通って遠回りしながら佐世保に向かいそこで泊まる予定にしている。 -
外は相変わらず雨が降っているが、今日は佐世保まで、基本的に鉄道に乗っているだけだから、多少雨が降っていても影響はない。
肥前山口駅からは長崎本線とわかれて佐世保線に入る。前に佐世保線に乗ったのは2000年だから16年ぶりである。
乗っている列車は2両のワンマンだが、高校生の通学の時間にあたるのか、学生で混んでいて乗り降りに時間がかかっている。有田での乗り換え時間は4分しかないので気を揉むが、さすがに接続待ちはしてくれるだろう。
写真は途中の北方駅。 -
有田駅には5分遅れて15:49に到着。
急いで階段を渡って松浦線のホームへ向かうと、15:48発の伊万里行きは接続待ちをしていてくれた。
乗り込むとすぐに発車。
有田駅では時間はなかったが、このあと待ち合わせの駅で運転士から1日乗車券を買う。 -
松浦線は国鉄が民営化したときにJR九州に引き継がれ、国鉄分割民営化から1年後に第三セクターの松浦鉄道に転換された。
転換後は新駅の新設が行われ、国鉄時代と比較して駅の数はだいたい倍増している。
列車はその倍増した駅に一つ一つこまめに止まりながら走る。車窓から見る限りは比較的住宅の多い地域で、お客さんの乗り降りも思っていたよりは多い。
写真は川東駅。 -
16:13に伊万里駅に到着。前に筑肥線に乗りに来て以来、1年半ぶりである。
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この道路をはさんで左側が松浦鉄道、右側がJR筑肥線の伊万里駅で、線路はこの道路で分断されている。
かつては博多から長崎まで、筑肥線・松浦線・佐世保線・大村線・長崎本線経由の急行が走っていたのだが、第三セクター転換を機に現代ではこうして、線路そのものが伊万里駅で分断されてしまっている。 -
次に乗るのは17:03の佐世保行きである。少し時間が空くので、伊万里駅に近いスーパーで買い物をする。
明日の夜には熊本市に泊まる事になっているが、宿泊するホテルに聞いたところ、熊本市内では食料が手に入るかわからないという。ニュースではコンビニの営業も順次再開されているというから、食べ物に関しては大丈夫かと思っていたが、営業再開していても品切れということは考えられる。
カップ麺や少し日持ちのしそうなパン、水やお茶、お菓子などを買い込む。ついでに今夜の食事になりそうなものや、つまみやお酒も買っておく。 -
駅に戻って少し待っていると、折り返しの佐世保行きとなる列車がやってきた。
進行方向右側の席に座る。土曜日の夕方ではあるが、あまりお客さんの数は多くない。 -
先ほどスーパーでお酒を買ったので、少し飲もうかと思ったが、見たところ車内にはトイレがない。
この列車にはこれから19:37に佐世保に着くまで、約2時間半乗りっぱなしである。車内にトイレがないとさすがに飲むのは危険で、あきらめざるを得ない。
写真は伊万里駅の次の東山代駅。 -
鳴石駅。
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民家が少なくなって郊外へ出たようだ。
海が見えてきた。 -
今福駅。
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鷹島口駅。
川東駅もそうだったが、それ以外の駅にも子供達の絵が飾られているのが見られる。 -
雨が降っていて、霧もやがかかったようになっている。視界は利かないが、これはこれで幻想的な風景だ。
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道路と平行している区間だが、このあたりは鉄道のほうが海沿いを走るようだ。晴れていれば見事な眺めだろう。
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再び街中らしいところになってきた。松浦の市街地であろう。
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松浦駅に到着。
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これは九州電力の松浦発電所。
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御厨駅。
このあたりから佐々あたりまでは、海から離れて内陸部を行く。 -
西木場駅。
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東田平駅。
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中田平駅。
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たびら平戸口駅に到着。
沖縄のモノレールであるゆいれーるを除くと、日本最西端の駅である。 -
平戸口でレトロな塗装の列車とすれ違った。
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江迎鹿町駅の手前で入り江のようなところを渡る。
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吉井駅。
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海沿いを走る印象の松浦線だが、意外と内陸を走る区間が多くて、海を眺められる区間は限られている。
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佐々駅に到着。
時間は18:47で、西の九州でもさすがに暗くなってきた。 -
真申駅。
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相浦駅。
ここから佐世保までは、再び海から離れて内陸を行く。 -
相浦川を渡る。
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上相浦駅。
このあたりからは暗くなって、外が見えなくなってしまった。 -
佐世保の近郊になるとお客さんの乗り降りが多くなって、19:37に佐世保駅へ到着。
となりはJRの佐世保駅であるが、JRと同様の立派な高架のホームであった。 -
佐世保駅は新しくなっていた。
前に来たときはまだ高架化される前だったと思う。
今日は佐世保で泊まるが、予約したホテルは、松浦線でひとつ戻った佐世保中央駅が最寄である。 -
駅の隣に商業施設の中にスーパーがある。
あまり時間はないが少し覗いて、お酒など昼に買ったものに少し買い足す。 -
松浦鉄道の乗り場には改札口のようなものは見当たらない。
この階段から再び松浦鉄道に乗る。お客さんは多かった。 -
ひと駅だけ乗って佐世保中央駅で下車。
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松浦鉄道に転換されてからの新駅であるが、駅名票はJR九州のものに似たものであった。
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繁華街のアーケードからすぐの、立地のよい駅である。
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今日はここから徒歩2〜3分のホテルを予約している。
伊万里で夕食を買ってあるので、ホテルで食事をして早めに休むことにする。
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