2016/03/20 - 2016/03/22
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ケロケロマニアさん
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北東北フリーきっぷの旅もいよいよ東北を離れて北海道に戻ってまいりました。
最後に「はまなす」の自由席に乗りたかったのと、一応「カシオペア」の下りラストランも見ておこうと、有効期限満了の前日に東北を離れて、この切符の札幌発(旭川発も)で認められていた函館途中下車にて、約2日間の函館街歩きも味わうことにしました。
ただ、やはり今回に関しては、「はまなす」がメインの旅なので、実際、最後の短区間ラストランの前では観光としてのテンションも上がらず、観光のメインエリアを避けて、意味もなくハセスト巡りをしたり、地元の中学校の吹奏楽部の定期演奏会を観に行ったりと、ちょっと観光とは呼べない、いつもとは違った函館巡りとなりました。でもそれはそれで、とても思い出に残る旅の軌跡となりましたが…。
そして、周遊きっぷの廃止以降一度も乗っていなかった最終の下り「北斗」にて新札幌に到着。こうして、北東北フリーきっぷの旅は終了となりました。
新札幌で下車した理由、それは、本当の「はまなす」ラストラン乗車が目的です。ご存知の通り、最終の「はまなす」は全車指定席となっていましたので、乗車の際には指定席急行券が必要でした。ただ個人的には、ラストランに関しては”10時打ち”して貰ってでも乗りたい、という程ではなかった(ラストランはやはり乗り慣れた「はまなす」の雰囲気とは異なると思うので、個人的にはそこまでの思い入れがありませんでした…)ので、取り敢えず最後の短区間だけでも取れれば、ということで、2月22日の10時半頃に空席を調べてもらうと、新札幌→札幌間に3席だけ空席があったので、この区間の指定席急行券を押さえて、約12分間のラストランにて、「はまなす」とお別れすることにしました。
僅かな時間でしたが、このラストラン、もう涙なしには乗っていられませんでした。これで本当に「はまなす」とお別れなんだなって…。
この旅行記は北海道新幹線開業後に記していますが、やはり自分の心の中で今だに津軽海峡を走り続けているのがこの列車です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
最後の「はまなす」自由席にて函館に到着するのは当然深夜です。
翌朝の「カシオペア」到着までは約5時間ありますので、取り敢えず夜明かしまでは一旦津軽海峡フェリーのフェリーターミナルまで行くことにしました。
函館駅前はネットカフェとかがないのが不便なんだよなぁ〜。(五稜郭エリアにはあるんですけどね…。) -
まあ、青函移動では今後のメインとなるフェリーターミナルまでの所要時間を今一度確認しておきたい、というのもありましたが、その途上でのコンビニ事情なども把握しておくことは、深夜利用がメインとなるフェリー移動においては重要な訳です。
まっ、んなことネットで調べれば解るんじゃね?、って言われればそれまでですが…(-_-;)。 -
青函航路には民間航路としては二つの会社が就航していますが、青森側の港は両者が隣接しているのに対して、函館側はターミナル間が2キロ近く離れているのが面倒です。
函館駅からより近いのはこちら。ここまで駅から歩くと大体40分程度ですね。運賃もこちらの方が安いですが、その分、設備面では劣ります。ただ個人的には昭和な風情が感じられるこちらの方が好きですけどね…。WEBの割引券を使えば運賃が更に安くなったりします。 -
そして更に20分程歩くとあるのがこちらですね。
通常の運賃で比較すると、青函フェリーよりは大分高いですが、最近ではパック料金も多く設定されていて、例えば、札幌→青森とか、東京→函館とかいった区間で、バスとフェリーとがセットになって結構安かったりするので、こうしたパックを利用の場合は、コスパも含めてこちらのフェリーの方が格段にお勧めですね。
何れにせよ、18切符のオプション券利用とか、北海道東日本パス利用で特定特急料金払って乗車するよりも、安くて快適だと思います。これからはやっぱりフェリーだね!!! -
という訳で、函館駅から約1時間歩いて津軽海峡フェリーの函館ターミナルに到着。
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そしてお決まりのこちらのブースにてPCをいじりながら朝を待ちます。
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そして、明るくなって来た頃に再び同じ道を歩いて、函館駅へと戻ります。
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函館駅前にあったセブンイレブンは、最近セイコーマートに生まれ変わりましたね。
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朝の函館駅。ここにもうすぐ「カシオペア」がやって来ます。
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改札にて、「カシオペア」を確認。
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さて、北東北フリーきっぷの途中下車として函館に下車している訳ですが、再度改札を潜るためにこの切符を提示してしまうと、そのまま札幌まで戻らなくてはいけなくなります。
「カシオペア」撮影のためだけに入場券を買うのもあほらしいので、思いついたのが、”最後の江差線”の文字が記載された乗車券の購入です。
ご存知の通り、2014年に既に江差まで行くという意味での江差線は廃止されましたが、新幹線の開業までは残された木古内=五稜郭区間は”江差線”という呼称がそのままになっていましたね。
約1年間の”江差に行けない江差線”の時代のことを記憶しておくためにも、この乗車券をマルス発券しておくことには意味がありました。 -
英語バージョンも一応…。
北海道からはこの”寝台特急”のマークも消えてしまうんですね…。まあ、全国的にももう風前の灯火だとは思いますが…。 -
「はまなす」でもお世話になった函館駅の8番ホーム。
ここに間もなく、函館最後の「カシオペア」がやって来ます。 -
流石に、朝早くから多くの方が撮影にいらしていますね。
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タイムスケジュール上での函館駅でのカシオペア停車時間は10分あまりですが、この日は数分遅れでの運行。函館停車時間が短くならないかが気になります。
まあ、”付け替え”がありますので、それなりには時間が確保されると思いますが…。 -
”ご両人”のコラボ。
これももう見られません…。 -
入線時の様子は動画で撮影していましたので、画像ではいきなりこちらからとなります。
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車両としてはまだ現役として頑張ってくれると思いますので、個人的にはそれ程寂しさはないですが。しかも乗ったこともないし、思い出もないし…。
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それでも、被写体としてはやはりとても美しい列車ですよね。
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一応、一通り追っていきます。
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”ロネ”が続きますね。
これだけで、格式高さを感じます(^^;)。 -
「カシオペア」を見に来ているのは、いわゆる”鉄ちゃん”だけでなく、一般人(この呼称もどうなの(~_~;)?)も多いように感じられましたね。
シルバーの美しい流線形に魅了されていた方々も多かったことでしょう。 -
勿論、乗り鉄さんはこんな粋なこともされていますよ( ´∀` )。
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カシオペアと言えば、やはりシルバーのボディとこの五色のラインですよね!
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限られた時間で急いで各車両を追っていきます。
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漸く半分位かな…。
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暗い雰囲気の札幌駅ホームよりも、明るい雰囲気の函館駅ホームでの姿の方が、カシオペアの美しさはより引き立っているように感じますね。ホームが湾曲しているのも良いですしね!
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新しい車両だけに、「はまなす」に感じられる悲壮感は微塵も感じられないですね。
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庶民(?)には立ち入ることが出来ない、憧れの空間です…。
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「カシオペア」に思い入れはなかったけど、やはり見に来て良かった!
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札幌でも多くの方が出迎えてくれることでしょうね!
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縁がない乗り物だったけど、新幹線でグランクラスとか利用する位なら、長時間かけてこういう列車に乗って旅する方が高級感&お得感があるのかもしれないですね…。
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編成上はあまり面白味がないですけど…(^^;)。
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見物客の多くが”付け替え”に向かう頃に、ひっそりと逆方向へとホームを歩き続けます。
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そろそろスロネに見飽きた頃…。
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おおっ、食堂車じゃ〜。
もう日本の鉄道からは、本当の意味での食堂車は消えてしまうんですね…。
子供の頃、0系ひかりの食堂車に親に連れて行ってもらった時の感動を思い出してしまいました。あの頃は新幹線好きだったなぁ〜。親のお金で乗ってたから、邪念もなかったし…(-_-;)。 -
ようやく3号車までやって来ました。
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あともう少しで「カシオペア」ともお別れ。
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そういえば、カシオペアでは無理でしたが、かつては”立席特急券”利用で、函館から札幌まで北斗星に乗れた時代がありましたね…。無理してでも乗っておけば良かったな〜。
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そして最後のスロネフさんとご対面。
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ご縁がなかったので、「ありがとう」とは言えません。
「さようなら」、カシオペアさん。 -
機関車さんもお疲れさまでした。
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でもいざお別れとなるとやっぱり寂しいですね…。
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もう少し安ければ、乗ったんだけどなぁ〜。
一人で乗れない(二人分払わないといけない)というのは、やはり敷居が高過ぎましたね…。 -
でも、カシオペアって、星座の形に因んでW型とかは一切採用していなかったんですね…。
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ヘッドのデザインからは、アルファベットを追わない限り、一般の方はカシオペアをイメージできないでしょうね…。
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最後に、本当はもっと身を乗り出して函館山とのコラボを撮影したかったんですが、”見張り”の人達の目が厳しい(?)ので、こういう時は遠慮してしまいます…。
こうして、自分なりの「カシオペア」さんとのお別れをしました。 -
そしてそのまま、一駅だけの江差線との惜別の旅にて七重浜駅へ。
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道南いさりび鉄道になると運賃も高くなるんだろうなぁ〜。
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朝の七重浜駅の様子。
この風景は鉄道名が変わっても暫くはこのままなのかな? -
JR北海道デザインの駅名標とはもうすぐお別れでしょうか…。
切替えって、すぐに進むのかな???
何か貼ったりするのかな??? -
駅舎を外から眺めます。
微妙に塗られているのが新生道南いさりび鉄道のデザインなのかな? -
ここはもう微妙に函館市外、北斗市域ですね。
早くからマンホールにはこちらが描かれていましたが…。 -
朝の七重浜の風景。
鉄道が変わろうと、その傍の風景はいつまでも変わらないことでしょう…。 -
新幹線とは縁がないでしょうが、この先も非力ではありますが、道南いさりび鉄道は応援していきたいと思います。
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さて、この駅は実はここの最寄り駅でもあります。
うーん、デジャブ…。 -
函館駅から歩きで往復してPC作業、そして再び鉄道利用で戻って来て仮眠。
勝手にターミナルだけ利用してごめんなさい、津軽海峡フェリーさん。
次回は乗りに来ますからね! -
仮眠の後、翌日夜の函館出発まではまだ1日半あります。
何しようかなと思いつつ、普通の函館観光するテンションにはならなかったので、せっかく七重浜の傍にいることだし、と、郊外のハセスト店舗巡りをすることにしました。
函館のコンビニとして、今や全国的にも有名になりつつあるハセスト(ハセガワストア)ですが、数ある店舗の中でも、観光客が立ち寄っているのはベイエリアとか市電沿いの店舗とか、湯の川の店舗とか位かなと思います。
そこで今回は、北西部に点在するハセスト店舗をしみじみと巡ってみることにしました。詳細はそのうちクチコミにて記させて頂きます。 -
5号線沿いにある松並木。
この辺りは赤松街道と呼ばれていますね。鉄道旅行の際にはあまり馴染みがないのですが、ドライブやバス旅行の際はこれを見て函館にやって来た、と実感します。 -
そして個人的には函館に来た際には必ず立ち寄るスポットの一つがこちら。
函館の中央図書館です。
観光の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、五稜郭のすぐ傍にあり情報収集や休憩にも最適ですので、もっと認知度が高くなればと思っています。
また、函館の中央図書館は内部のデザイン性が優れていて、その辺では個人的には北海道一の図書館だと思っています。 -
そして図書館内の掲示板にてこちらを発見。
図書館に来たのは3月20日のことでしたが、丁度翌日の開催、しかも押さえている最終の札幌行き北斗にも余裕で間に合う時間です。
こりゃ、行くしかない、と、急遽決めました。 -
図書館でうだうだ過ごしているうちに、もう外は黄昏の雰囲気となりました。
改めて思うのですが、函館って松が美しい街だと思います。しかも、北海道でメジャーなエゾマツやトドマツでなく、内地系の、多くの日本人にとってより馴染み深い松の。たとえ新幹線が開業して、関東からの観光客が増えたとしても、函館に松の魅力を感じる方は少ないかもしれないですね。この辺が道北在住の人間ならではの感性なのかもしれません…。
特に今回は、前日に”奇跡の一本松”に立ち寄った後でしたので、今回の函館で眺めた松は、色々な意味で一層心に沁みました…。 -
夕陽も心に沁みました…。
-
さて、函館の名物、といって、ミスドを連想される方はちょっと通な方かもしれませんね。
100円セールとかでもお得感を感じるミスドですが、函館市内に幾つかあるミスド店舗では日常的に数種の定番メニューが60〜70円台の破格のお値段で販売されています。 -
そして、もう一つの函館の定番、といえば、やはりラッキーピエロ(通称ラッピ)ですよね。
話の種としても、今や全国的知名度を誇るラッピですが、個人的にはちょっと若者向けの内装で一人では入り辛かったり、何よりも案外お値段が高めなので、函館に来た際も、ミスドやハセストに比較すると、立ち寄ることは少ないかな…。
ただ、今回は”日常の函館”としての旅をしてきたので、久し振りに店内に入りました。こちらは北大水産学部の近くにある店舗で、津軽海峡フェリーの函館ターミナル傍なので、フェリー利用の際をメインに、時々利用してきたお店です。
新幹線の開業で、今後お世話になることが増えるかな???(^^;) -
連休ということで、3月20日の宿はどこも激高。北海道新幹線開業前の特需も影響していたのかもしれないですね。ドミトリー1泊でも4000円台とか、有り得ないわ…。
ということで、この日の晩はまたもやフェリーターミナルでお世話になります。
PC作業やら、雑魚寝やらで朝を迎えました。 -
フェリーターミナル内のテレビを見ているとこちらの話題に!
車内で不審物情報があったとか、ここで初めて知りました。
それで函館到着が少し遅れていたのか…。 -
その後、フェリーターミナルの傍にある北大の水産学部に立ち寄ってみます。
北大のみならず、全国の水産系大学で歌い継がれてきた名曲に、”水産放浪歌”というのがありますが、学生時代のことも思い出しながらつい口ずさんでしまいます。
歌詞全体が素晴らしいのですが、”胸に秘めたる大願あれど 生きて帰らじ 望みは持たじ”、なんて三番の最後が特に好きです。
今はYouTube等でも聴くことが出来ますので、ご存知のない方も是非ご拝聴下さいね! -
途中、ロシア風店名が気になって立ち寄った「トロイカ」さんの総菜パン。
こんなのをつまみながら、再び市街地に向かって歩き始めます。 -
函館、の一風景としては、個人的にはこのガスタンクも思い出します。
かつてはこのエリアにも函館市電が走っていましたよね。ガス会社前、なんて電停もありましたよね! -
そして、上述の地元の吹奏楽部の定期演奏会を楽しむため、五稜郭傍の芸術ホールまでやって来ました。
-
お昼ご飯はホールの飲食コーナーにて、途中、21日は半額、というのを目にして立ち寄ったポップコーン屋さんで購入したフライドポテトを頂きます。
ポップコーン屋で何故ポテト?
いや、この日の半額対象はポテトだけだったので…(^^;)。 -
そして定期演奏会が始まりました。
最初は、中学生らしい制服姿で。 -
休憩を挟んだ後は、雰囲気がガラッと変わって、Tシャツ姿のカジュアルな雰囲気での演奏となりました。
今時の吹奏楽部って、こんな楽しい雰囲気なんですね! -
中学校の吹奏楽部の定期演奏会、この時期に開催、ということは”卒演”も兼ねているとのことで、最後は卒業する三年生がズラッと並んでご挨拶です。
-
顧問の先生が、生徒一人一人にお花を渡してゆきます。
何か、青春って感じで良いですね! -
そして最後のお決まりのアンコール演奏を終えて、大盛況のうちに演奏会は終了となりました。
プロの演奏も良いものですが、こういう演奏会もなかなか感動的で良かったです。
特に、最後に”仰げば尊し”を謳うシーンなんかもあったんですが、卒業で涙をくれている生徒さん達の姿を見ていると、何だか「はまなす」とのお別れにリンクしてしまって、もらい泣きしてしまいました…。 -
最後に、五稜郭公園を散策。
もう函館は完全に春ですね〜。
同じ北海道でも広いなぁ、と改めて感じます。 -
そして、懲りもせず、再びミスドへ。
安さに惹かれてつい入ってしまいますが、結局こうして普段よりも沢山使ってしまうんですよね。
JR北海道も、こうした消費者心理をうまく突いた料金設定やフリーきっぷの設定をできないものかな、なんて、また余計なことを考えながら過ごします。 -
そう言えば、今回の訪函ではまだ一度も市電に乗っていませんでしたので、最後に駅近くまで乗車します。
函館の市電といえば、観光でいらっしゃる多くの方はフリー乗車券を利用されるかと思いますので、あまりその片道料金は知られていないかと思いますが、一番短い2キロまでと最長の7キロ以上との運賃差は40円しかないんですよね。
ということは長距離で乗った方が得、ということになりますが、その料金差の境目で乗車するのが一番お得、ということで、車内の料金表を見ながら、4キロ以内の一番長距離、ということで、函館駅前の二つ手前の電停で下車します。
この辺りがセコいんだよなぁ〜、我ながら…。 -
そして、北斗の発車時間までまだ2時間程度ありましたので、最後は往路は暗闇の中で眺めただけだった駅傍のマクドで待ち合わせ。
駅傍店舗、しかも電源席もあって、深夜営業していない、以外の点は高評価を与えても良いかなと思えるマクド店舗です。 -
すっかり暗くなった後、函館駅に向かいます。
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駅前の怪しげなイルミネーションの様子はこんな感じです。
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そして最終の北斗乗車のために改札口へ。
何だかんだで、周遊きっぷがなくなって以来、約3年振りの北斗乗車ですので、それなりにテンションは上がります。 -
しかし本日はもう一つの見所が。
それは、スーパー白鳥の上りラストランが、北斗の約20分後に出発するのです。
北斗の発車前にどれだけ見られるかな、それとも全く見られないかな???
敢えて事前に入線時間は確認しませんでした。
というか、もし見られなくてもそんなにスーパー白鳥さんには思い入れがないので、別にどうでも良かった、というのが本音の所ですが…(^^;)。 -
両者は丁度向かい側のホーム。
この辺は無駄がなくて良いですね( ´∀` )。 -
勿論、先に入線している北斗さん。
勿論、札幌=函館間は振り子のスーパー北斗さんも走行していますが、やはりどうせ乗るならこっちなんですよねぇ〜。 -
この子達も翌日からは一掃されてしまうんでしょうね…。
今までお疲れさまでした〜。 -
時計を気にしながら、スーパー白鳥の入線を待ち構えます。
間に合うかな? -
北斗の出発約3分前に入線!
スーパー白鳥さんとはこれでお別れです…。 -
18切符でも北海道東日本パスでも、長い間お世話になりました。
結局、函館から乗ったことは一度もなかったけど…(^^;)。 -
そういえば、白鳥、という名前は、かつては青森から大阪までの超ロングな昼行特急で走っていましたよね。
美しい名前なので、またどこかで復活してくれると嬉しいですね…。 -
ゆっくり見る時間はないので、取り敢えず手元にいた(?)グリーン車内を。
-
というか、一般席と共用みたいですね…。
-
そして、北東北フリーきっぷとしての旅程も、これからの北斗乗車で終了となります。
-
連休の最終特急便ということもあって、車内はかなり混雑していました。
-
函館と言えばやはりこちらですね。
「みかど」さんも最近は怪しげなお弁当を色々と作っていますが、私はこれだけあれば十分です(;'∀')。 -
普段、短距離でも特急には殆ど乗らない自分が、3時間以上も特急に乗るなんて…。
これはこれで良い思い出でした。
さて、最後は微妙ですが、札幌までは乗らずに、新札幌で下車。
ここの改札にて無効印を押してもらって、北東北フリーきっぷでの旅程は完全に終了となりました。 -
新札幌から札幌までの特急料金。
実はこれから乗る”急行”料金も、指定席料金を合わせて620円なので、短距離での急行乗車は割高感がありますね…(^^;)。 -
さて、新札幌駅では”乗継”まで時間があったので、もう一つやっておかねばならないことを。
別にどこの駅でもカエルんですけどね。
25日の最後の旅のために、まずは下白滝→旧白滝(210円)の乗車券を。 -
2016年3月のダイヤ改正では、津軽海峡での”激震”と共に、ひっそりと消える9駅が発表されました。
ただ、御存じの通り、”秘境駅”の王者として君臨している小幌駅は取り敢えずの1年延長が決まりましたが…。 -
個人的には、新札幌駅には凄く苦手意識があります。
いつも迷うんですよね。札幌と比較して構造も何だか複雑な気がします。
却って地下鉄の新さっぽろ駅に出てしまった方が判り易いように感じますね。
そう言えば、道北の住民にとっては、かつては「はまなす」から始発の旭川まで向かう下り普通列車に札幌では乗り継げなくて、新札幌で下車して厚別までダッシュする、という”ワープ”旅程がお馴染みでした。
そういう意味では、個人的にはこれからは新札幌駅も厚別駅も疎遠になってしまうのかもしれません。 -
さて、この時間はもう青森発の下り「はまなす」のラストランが、青森を出発後の時間帯でしたので、取り急ぎ、その様子をネットで調べてみました。
札幌の地下鉄駅構内は、いつの間にかシティWifiの波が飛ぶようになっていたんですね。まあ、別にモバイルルーターは携行していたんですけど…。 -
新札幌の夜明かしスポットとしてはやはり駅近くにあるマクドが便利ですね。
ネットカフェに関しては意外と距離があり、寧ろ最寄駅は函館本線の森林公園駅となります。歩くと30分位かかるので、ここではやはりマクドのチョイスとなります。
ただ、ここだと寝れませんけどね…。 -
日付も変わり3月22日。
いよいよ、ラストランに向けてのテンションが上がって来ました。
そろそろ、函館を出発した頃かな〜。 -
そして、朝5時頃までマクドで過ごした後、明るくなってきたのを見計らって、懐かしの”厚別ルート”を歩いてみました。
いつもこの区間は走って移動していた(^^;)ので、改めて時間に余裕がある時に歩いてみると別の景色を見ているような違和感がありました…。 -
そして、いよいよ、本当に最後の「はまなす」ラストランのため、新札幌駅改札口へと戻ります。
-
ご存知の通り、最終の「はまなす」は全車指定席でしたので、指定券を持っていないとこの列車には乗車できません。
でも、ホーム上ではそれに関するアナウンスが頻繁に繰り返されていて、何とも鬱陶しい…。仮に”不正乗車”したところで、僅か620円のことですよ。こんなことにそこまで情熱を注げるなら、もっと普段から経費削減や儲けを出す仕組みを考えるべきでしょう…。
なんて、最近特にJR北海道のやる気のなさげな社員を見ていて思うことが多いです。もっと、本当に鉄道のことを親身に考えている人を雇って欲しいわ…。 -
そしていよいよ入線の瞬間。
直前の入線状況に関しては動画で撮影していたので、ここではまだ「はまなす」の姿がありません。ごめんなさい…。 -
ということで、やって来たラストランの「はまなす」さんです。
勿論停車時間は短いので、急いで乗り込みます。 -
私にとって、僅か12分の急行「はまなす」ラストラン。
乗車したのは10号車。 -
しかも一番前の座席でした。
-
永らく慣れ親しんできた”自由席”仕様のシート。
こちらともお別れです。 -
急行「はまなす」ラストランの最終区間の乗車券・指定席急行券。
これは一生の宝物です! -
見慣れた札幌の風景を見ながら、最後のアナウンスに耳を傾けます。
その間動画で撮影していましたが、ここではその内容の全貌を記させて頂きます。
「青森=札幌間を走行してまいりました急行「はまなす」は、ラストランとなりました。急行「はまなす」は昭和63年3月13日、青函トンネル開業と同時に、快速「海峡」号、特急「はつかり」号、寝台特急「北斗星」、「日本海」号と共に、運行を開始した列車です。その後、平成14年度の「スーパー白鳥」号運転に伴い、快速「海峡」号、特急「はつかり」号の運行が終了し、更には、昨年運行を終了致しました寝台特急「北斗星」「トワイライト」と共に、夢と希望を乗せて走り続けてまいりました。多くの皆様に愛され、数々のドラマを演出してまいりましたが、3月26日、北海道新幹線の開業に伴い、その役目を終え、28年間の歴史に、本日無事幕を下ろすことができました。ご乗車の皆様、そして、急行「はまなす」を愛し、応援して頂いたお客様へJR北海道を代表致しましてお礼申し上げます。長い間、ご利用頂きまして、本当に有難うございました。急行「はまなす」は本日で最後の運行となりますが、これからも皆様の心の中でいつまでも走り続けて頂ければ幸いに思います。また、新たな感動をお伝えすることができますように、社員一同努力してまいります。今後もJR北海道、そして開業致します北海道新幹線をどうぞ宜しくお願い致します。最後になりますが、急行「はまなす」の思い出を車内にお忘れになりませんよう、お気を付けてお降り下さい。本日はご乗車、誠に有難うございました。」
色々な思いが錯綜して、涙が溢れてきました…。
私の青春時代そのものだった急行「はまなす」。
本当に、長い間有難うございました!!! -
そして札幌に到着。
流石にホーム上は物々しい雰囲気が漂っていました。 -
迎える側も色々とご苦労があったことでしょうね。
-
これで本当にお別れなんですね…。
-
本当に、本当に、有難う、急行「はまなす」!!!
-
もうこれで、昭和の名残を今に伝えてきた列車ともお別れですね…。
-
これを記しているのは、この日から約2週間後のことですが、私の心の中ではまだ走り続けています。最後のアナウンスの言葉が思い出されます…。
-
急行「はまなす」の思い出、を、車内に残して行かれた方も…。
-
これで、現段階では、札幌から乗り換えなしで津軽海峡を渡ることが出来なくなったんですね。
本州からは北海道が近くなった、みたいに言われる北海道新幹線の開業ですが、北海道民的には逆に本州が遠くなりました…。
利便性からも、お財布面からも…。 -
基本的に私は、鉄道が廃止になる時でも、ラストランという”非日常”のイベントに関してはあまり興味がないのですが、やはり「はまなす」に関しては特別な思いがありました。
-
2016年3月のダイヤ改正でJR北海道が失ったもの。
本当に大きかったと思います…。 -
急行列車、としてだけでなく、北海道内では夜行列車、そして寝台列車の歴史もこれで終焉を迎えた訳です。
-
札幌在住の学生時代は、先輩や同期、後輩の見送りのためにも、この列車のホーム脇に駆け込んで、円陣を組んで寮歌などを名残惜し気に歌ったものでした。
そんな昭和の風景ともお別れです…。 -
勿論、前を見ないといけないけれど、今のJR北海道に果たして未来はあるのでしょうか…。
そう言えば、先日、永らく不通となっていたJR東海管轄の名松線の全線復旧が話題となっていましたね。やはり会社を動かすのは住民の力だなあ、と改めて思いました。
”鉄ちゃん”では駄目なんです。改めて道内在住の方々へ、もっと鉄道を利用して下さい!と言いたいです。 -
でも、ぶっちゃけ無理だと思うので、やはりJR北海道はJR東日本に吸収合併してもらった方が良いのではないでしょうか。
ただ、JR東日本側が、こんな”不良債権”を欲しがらないとは思いますが…。
JR三島各社の中では、活気があるJR九州、のほほんとしたJR四国と比較しても、やはり苦しさばかりが目立つJR北海道。
でも何だかんだ言って、最大の原因は”住民”にあると言わざるを得ないでしょう。道内在住の者として、それを一番に感じます。 -
JR北海道で長らく愛されてきたフリーきっぷ、一日散歩きっぷもなくなってしまいました。乱暴に言えば、これって、「鉄ちゃんお断り」という意思表示ですよね…。なんでこんな貧乏くさい考え方しかできないのか、いや、憶測ではありますが、老朽化を言い訳にした、JR北海道管内における、今回のローカル線・ローカル駅の”リストラ”劇の背後には、住民側の”陳情誘導”もあるように思います。
運行すればするほど赤字、だからJR北海道側は減便したい気持ち満々でしょう。或いは雪崩の恐れ(留萌本線)とか、災害で止まったのをこれ幸いとして永らく運休(日高本線)、という、消極的な”開店休業”策が、妥協案なのでしょう。
お金がないから運休、というのなら、住民と同じように、”鉄ちゃん”達からも正当な運賃を回収せよ、みたいな圧力、あったんじゃないでしょうか???
でも、そもそも鉄ちゃんは一過性の旅人ですので、元々そんなに大きな収益は期待できない訳で、その小さな収益に目くじらを立てる厭らしさ、みたいなのをつくづくと感じます。道民として悪口は言いたくありませんが、少なくとも、鉄道で用が十分足せるようなことでも全て車に頼ってしまっていませんか、というのが、私の身の回りの北海道民を見ていて常日頃感じることです…。
<お詫び>
修正ですが、一応4月から一日散歩きっぷ復活したみたいですね。どうやら、冬季の設定を止める、という方針のようで、2016年も今の所11月上旬までの設定になっていますね。遅延とか運休とかで、トラブルが多かったのかもしれないですね。址気になるのは夏休み期間が毎日設定になるかどうかですが…。ずっと週末だけなのかな? -
「はまなす」の最後を見届けて、ホームを後にする鉄ちゃん達。
自分も含めてですが、彼らの心境は皆似たり寄ったりなのだと思います。 -
そのくせ、「はまなす」警備には何だか尋常でない人員が配置されてるし…。
何だか、社会主義国に迷い込んだかのような、不思議な緊張感が漂っていました。この辺りにも、急行「はまなす」人気に対する、JR北海道のある種”驕り”が感じられます。 -
今後の鉄道旅に関しては、基本的には18切符・北海道東日本パス、秋の乗り放題きっぷシーズン以外は、恐らく地元民としての宗谷本線応援(日常的な利用、という意味で)位しかしないかな、と思います。
やはり、週末に気軽に利用できた一日散歩きっぷがなくなったのは痛いですよね。まあ、私は旅の手段としては鉄道に無償の拘りがある訳ではないので、これからは自転車やバス、或いは船などの交通手段にもっとウエイトを置いていくように思います。 -
そんなこんなで、急行「はまなす」ラストランを終えた後は、完全な脱力状態に。
本当は札幌で色々やろうかなと思っていたことを全てキャンセルし、少し休むことにしました。 -
という訳で、最後はバス利用で和寒に戻ります。
-
とか言いつつ、本当は”はまなすロス”を見込んで、前日から既にすぐに戻る予定でバス便は押さえていましたが、本当は遅延などのイレギュラーも見込んで、1本遅い便で予約していたのを、間に合ったので、朝一の便に変更して貰って帰ります。
-
そして和寒に到着。
”はまなすロス”の私の心境はどこ吹く風、といった風情で、日常の時間が流れていました…。
何だかんだで1週間振りの和寒、一気に雪解けが進んでいました。 -
そういや、冬の始めに埋めたものの事を思い出しました。
-
それが、こちらのキャベツです。
私が住む和寒町は、”越冬キャベツ”の産地としても知られていますが、家の前で自家熟成のキャベツを保存しておいた、という訳です(^^;)。 -
これを使って早速焼そばを作ってみました。
うーん、キャベツも甘くて美味しい!
という訳で、5部にわたって綴らせて頂いた今回の旅に関する旅行記はこれにて終了となります。かなり長くなってしまいましたが、最後までご閲覧下さりどうも有難うございました。
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