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法起寺(ほうきじ)とは、奈良飛鳥にある興味深いお寺。<br />田園に佇むこのお寺は、世界文化遺産にも拘らず、歴史書に定かな記述がないところが「深いい」。<br />参拝者もまばらで、修学旅行生もほぼ素通りしていくようです。<br />当時造られた背景には複雑な史実がありそうと思うと興味が湧いてきます。<br /><br />今回は、のーんびり放課後気分。<br />人が去っていつまでもひとりじめ。<br />約1300年前の飛鳥時代に思いを巡らしてみました。<br /><br />

【法起寺】の~んびり あすかで、放課後気分

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2016/03/25 - 2016/03/25

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nomadic dream

nomadic dreamさん

法起寺(ほうきじ)とは、奈良飛鳥にある興味深いお寺。
田園に佇むこのお寺は、世界文化遺産にも拘らず、歴史書に定かな記述がないところが「深いい」。
参拝者もまばらで、修学旅行生もほぼ素通りしていくようです。
当時造られた背景には複雑な史実がありそうと思うと興味が湧いてきます。

今回は、のーんびり放課後気分。
人が去っていつまでもひとりじめ。
約1300年前の飛鳥時代に思いを巡らしてみました。

旅行の満足度
5.0
交通手段
自家用車 徒歩
  • 法起寺は、法隆寺の北側にあります。<br />法起寺までは車で移動です。

    法起寺は、法隆寺の北側にあります。
    法起寺までは車で移動です。

    法起寺 寺・神社・教会

  • 車道から見えてきた風景です。

    車道から見えてきた風景です。

  • 車を走らしていると、右カーブを描いたときに、この景色が目に飛び込んできました。<br />周囲には何にもないところに三重塔がそそり立っていました。<br />夕焼けに映えそうです。

    車を走らしていると、右カーブを描いたときに、この景色が目に飛び込んできました。
    周囲には何にもないところに三重塔がそそり立っていました。
    夕焼けに映えそうです。

  • 周りは畑や田んぼです。<br />田園の中に眠る深い歴史と言いましょうか。

    周りは畑や田んぼです。
    田園の中に眠る深い歴史と言いましょうか。

  • 聖徳太子の息子である山背大兄王が、太子の意思を受けて建立したという言い伝えがあります。<br />山背大兄王は、643年に蘇我入鹿(そがのいるか)に襲われて自刃しています。<br />その2年後に蘇我入鹿は中大兄皇子に殺害されて「大化の改新(645年)」が行われたことは誰もが知る史実です。

    聖徳太子の息子である山背大兄王が、太子の意思を受けて建立したという言い伝えがあります。
    山背大兄王は、643年に蘇我入鹿(そがのいるか)に襲われて自刃しています。
    その2年後に蘇我入鹿は中大兄皇子に殺害されて「大化の改新(645年)」が行われたことは誰もが知る史実です。

  • 現在の門には「法起寺、世界文化遺産」と記してあります。<br />我々が訪れたときには参拝者は誰もいませんでした。<br />ひっそり時を刻んでいました。

    現在の門には「法起寺、世界文化遺産」と記してあります。
    我々が訪れたときには参拝者は誰もいませんでした。
    ひっそり時を刻んでいました。

  • 門を入って左側に受付があります。拝観料300円を支払って入ります。<br />

    門を入って左側に受付があります。拝観料300円を支払って入ります。

  • 三重塔の塔は706年に建立されたと記してあります。<br />80年もの歳月を経て建てられました。<br />でもどうしてこのような田園地帯に三重塔を80年の歳月をかけて建てる必要性があったのでしょうか?<br />境内に佇みながら考えてみました。

    三重塔の塔は706年に建立されたと記してあります。
    80年もの歳月を経て建てられました。
    でもどうしてこのような田園地帯に三重塔を80年の歳月をかけて建てる必要性があったのでしょうか?
    境内に佇みながら考えてみました。

  • この通り参拝者は我々だけです。ひっそりとしている境内。

    この通り参拝者は我々だけです。ひっそりとしている境内。

  • 境内から南側を見てみました。<br />この通り、見渡す限り田園地帯です。

    境内から南側を見てみました。
    この通り、見渡す限り田園地帯です。

  • 三重塔と左には金堂が配置されています。

    三重塔と左には金堂が配置されています。

  • これはかつての鐘楼跡です。ここはお寺なので以前は鐘があったのです。<br />金堂と三重塔に挟まれるように鐘楼があって、ここで鐘が突かれていたのです。<br />とすると、三重塔を含めた建物に囲まれて鐘の音は間違いなくここから南に伝わっていったと思うのです。<br />つまり、このお寺の南側に多くの人々が当時住んでいたのでは?と思いました。

    これはかつての鐘楼跡です。ここはお寺なので以前は鐘があったのです。
    金堂と三重塔に挟まれるように鐘楼があって、ここで鐘が突かれていたのです。
    とすると、三重塔を含めた建物に囲まれて鐘の音は間違いなくここから南に伝わっていったと思うのです。
    つまり、このお寺の南側に多くの人々が当時住んでいたのでは?と思いました。

  • この露盤(塔頂の金属部分)に706年建立と記銘されているようです。

    この露盤(塔頂の金属部分)に706年建立と記銘されているようです。

  • 三重塔と奥に講堂が配置されています。

    三重塔と奥に講堂が配置されています。

  • 正面には、講堂があります。この講堂は江戸時代に再建されています。

    正面には、講堂があります。この講堂は江戸時代に再建されています。

  • 講堂も左右均等でバランスがよいですね。見とれてしまいました。<br />明らかに南側を向いているのです。ここから庶民に向けて何かを発信していたのでしょうか。

    講堂も左右均等でバランスがよいですね。見とれてしまいました。
    明らかに南側を向いているのです。ここから庶民に向けて何かを発信していたのでしょうか。

  • 十一面観音像があります。自然杉から彫られており、観音様の笑顔がとてもすてきでした。撮影は禁止です。

    十一面観音像があります。自然杉から彫られており、観音様の笑顔がとてもすてきでした。撮影は禁止です。

  • 金堂の裏から三重塔を見ています。

    金堂の裏から三重塔を見ています。

  • 現在法起寺は法隆寺の和尚さんが代表を兼ねているとのことでした。<br />これはかつて法起寺の和尚さんの住居だそうです。

    現在法起寺は法隆寺の和尚さんが代表を兼ねているとのことでした。
    これはかつて法起寺の和尚さんの住居だそうです。

  • かつて和尚さんはここでお暮しになっていたのでしょう。<br />受付の初老の方に聞くと、「私が知っている限りここには和尚さんは住んでいなかった」とのことからすると、数十年は主人不在の建物なのでしょう。

    かつて和尚さんはここでお暮しになっていたのでしょう。
    受付の初老の方に聞くと、「私が知っている限りここには和尚さんは住んでいなかった」とのことからすると、数十年は主人不在の建物なのでしょう。

  • 老梅が1本寂しく花を咲かせていました。<br />まさに「主人なきにも拘わらず」毎年ここで花を咲かしているのでしょうか。

    老梅が1本寂しく花を咲かせていました。
    まさに「主人なきにも拘わらず」毎年ここで花を咲かしているのでしょうか。

  • 四葉のクローバーが植えられていました。<br />

    四葉のクローバーが植えられていました。

  • 昔の門は南を向いていました。現在は閉ざされています。

    昔の門は南を向いていました。現在は閉ざされています。

  • この門が正門ですが、今となっては畑の中に置き去られてしまったように見えます。

    この門が正門ですが、今となっては畑の中に置き去られてしまったように見えます。

  • ここが正門で、右側にも法起寺の所有地があったようです。<br />三重塔は境内の中心にあって、おそらく巨大なお寺だったのでしょう。<br />かつての境内の右半分は畑になっています。

    ここが正門で、右側にも法起寺の所有地があったようです。
    三重塔は境内の中心にあって、おそらく巨大なお寺だったのでしょう。
    かつての境内の右半分は畑になっています。

  • 右側は畑になっています。

    右側は畑になっています。

  • 正門を境内側から見たものです。<br />ここから鐘の音も南へ向かって放出されていたのでしょう。<br />南側には多くの民が住んでいたのでしょうか。

    正門を境内側から見たものです。
    ここから鐘の音も南へ向かって放出されていたのでしょう。
    南側には多くの民が住んでいたのでしょうか。

  • その後、法起寺から、誰もが知る法隆寺にやってきました。<br />聖徳太子を祀るお寺です。<br /><br />

    その後、法起寺から、誰もが知る法隆寺にやってきました。
    聖徳太子を祀るお寺です。

    法隆寺 寺・神社・教会

  • 境内は整備されていますが、あまりにも整っているので、どうしても近づき難い感じがするのです。さきほどの法起寺のイメージが強くて...。

    境内は整備されていますが、あまりにも整っているので、どうしても近づき難い感じがするのです。さきほどの法起寺のイメージが強くて...。

  • 境内も落ち着いていて、完璧な感じがします。

    境内も落ち着いていて、完璧な感じがします。

  • しだれ桜が咲いていました。

    しだれ桜が咲いていました。

  • さすが本丸「法隆寺」。<br />しかし今回は、法隆寺境内をさっと巡るだけで終わりにしました。<br />どうしても、法起寺の余韻が強過ぎたからです。<br />田園の中の「三重塔」....今度は夕暮れに行ってみたいと。<br />

    さすが本丸「法隆寺」。
    しかし今回は、法隆寺境内をさっと巡るだけで終わりにしました。
    どうしても、法起寺の余韻が強過ぎたからです。
    田園の中の「三重塔」....今度は夕暮れに行ってみたいと。

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