想像以上のスケールに大感激！グランドサークルの旅　（10）ツアーの最後はザイオン国立公園

2015/08/08 - 2015/08/15

グランドサークルツアーもいよいよ最終日。７つ目の国立公園、ザイオンでミニハイキングを楽しんだあとはラスベガスへ戻ります。ザイオンはグランドキャニオンに次いで人気のある国立公園だそうですが、これまでの国立公園とはまた趣の全く異なるパークでした。ビッグホーンシープに遭遇したり、バッファローのハンバーガーを食べたり、最後まで感動の連続でした。

６日間をかけてグランドサークルをめぐり２８００?を走破！
写真が趣味の私達にとって、同じ趣味を持ったTさんにガイドしてもらえたこと、ツアー参加者がとても気持ちの良い同世代のご夫妻と私達の４人だけだったこと、そしてお天気に恵まれたことなどラッキーが重なり、全てが期待以上の素晴らしい旅となりました。

ルート６６から始まり、このザイオン国立公園まで１０編にわたる長い旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。

なお、今回私達がお世話になったネバダ観光サービスの「完全制覇！１３大自然公園５泊６日欲張りグランドサークルツアー」の行程は以下の通りです。

＜8/9＞　　ラスベガス → ルート66/セリグマン、セドナ
　　　　　 グランドキャニオン（夕日鑑賞）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【Yavapai Lodge泊】

＜8/10＞　 グランドキャニオン（朝日鑑賞）、ホースシューベント
　　　　　 アンテロープキャニオン、モニュメントバレー（夕日鑑賞）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【The View泊】

＜8/11＞　 モニュメントバレー（朝日鑑賞）、フォーコーナーズ
　　　　　 メサベルデ国立公園、モアブ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【Riversaide Inn泊】 　

＜8/12＞ 　デッドホースポイント州立公園、キャニオンランズ国立公園
　　　　　 アーチーズ国立公園
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【Riversaide Inn泊】

＜8/13＞　 キャピトルリーフ国立公園、ブライスキャニオン国立公園
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【Roby's Inn泊】

＜8/14＞　 ブライスキャニオン国立公園（星空、朝日鑑賞）
　　　　　　ザイオン国立公園　→　ラスベガス　　　　　　　　　　　　　　　　　

エリア ザイオン国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

ブライスキャニオンで星空と朝焼けを見て感動冷めやらぬまま、ツアー最後の目的地、ザイオン国立公園を目指します。

途中、朝食兼休憩で寄ったドライブイン
いかにもアメリカらしい長距離用トラックが停まっていたのでパチリ。

そして現地の車のナンバープレート

ユタ州のプレートにはアーチーズ国立公園で見たデリケートアーチが描れています！　ドライバーの方に断って記念に１枚撮らせていただきました。（ナンバーは一部消してあります）

とうとう最後の目的地、ザイオン国立公園に到着

ここはラスベガスから３時間ほどなので日帰りも可能です。そのせいもあってかアメリカの国立公園の中ではグランドキャニオンに次いで来園者が多く、年間３００万人もの人が訪れているそうです。

ちなみにグランドキャニオンは年間４５０万人だそう！

ザイオン国立公園 国立公園

ブライスキャニオンからアプローチすると東ゲートから入ることになり、シーニックなザイオン・マウントカーメル・ハイウェイを走ります。

ゲートを入ってすぐに見えてくるのが白い巨大な岩、チェッカーボードメサ

チェッカーボードメサ 山・渓谷

真下を通った時に１枚

確かに見事なマス目模様ですね（＾＾）

ハイウェイ沿いはロックガーデンと称されるほど

アーチーズやブライスキャニオンで見た岩とはまた違った巨岩が次々に現れ、右に左に景色を見るのが忙しい！






走行中の車からスマホで撮っているので写りは今ひとつですが雰囲気だけでも。。。

ハイウェイの途中にあるキャニオンオーバールックでストップ

トレイルがあるので１時間ほどのミニハイキングに出発です♪

キャニオンオーバールック 散歩・街歩き

けっこう登り坂あり、狭い道あり…

こんな岩の下も歩きます

下は谷なので高所恐怖症の人はちょっと辛いかもしれません（＾＾；）

メサベルデに住んでいた先住民だったらここに家を造ったかも（笑）

景色もなかなか良いので1枚

正面にこんな教会のような岩が見えました

岩穴を過ぎると日差しを遮るものがなくなり、ひたすら炎天下を歩きます。

陽当たりの良い乾燥地に多く見られるウチワサボテン

ここをあるく人間は水分補給が必須です

所々に変わった岩

オブジェみたいです

トレイル自体、道があるわけではなく岩の上を歩いているので、私達も下から見たらオブジェの上を歩いているように見えるのかもしれません。

登ってきたルートを振り返るとこんなカンジです

岩の斜面にも文様がくっきり

トレイルの終点、展望台に着きました〜

じゃーん！　青空に映える見事な景色

案内版と空の色までまったく一緒の風景です

暑い中ここまで歩いてきて良かった！

ちょっと遠いですが、正面奥の山頂が平らな山がウエストテンプル

後ろはすぐ崖、でも柵はありません（＾＾；）

この6日間でいろいろな断崖に立って写真を撮ってきたのでだいぶ慣れた？

風が吹いていないからできるポーズですね

崖は垂直に切り立っていて下はこんなカンジです

眼下にはザイオンキャニオンへ続く道

このあと、ここを走ります

おっと〜！　シカでしょうか？

こっちを見た！

ビッグホーンシープです

うわっ、向かって来る〜！！！

咄嗟のことに動くこともできない！

と言いながら写真だけは連写してました（＾＾；）

向かって来たと思ったら夫の横を素通り

なんだ、食事をしたかったのね?

正面から見た顔は怖かったけど、横顔はけっこう可愛い♪

食べるのに夢中のようでクッシー達には見向きもしません

で、一緒に記念撮影（＾＾）

ひとしきり景色とビッグホーンシープの姿を楽しんだら、再び炎天下の道を戻ります

日影が嬉しい〜！

眼下のトンネルはザイオンキャニオンに続く道

1800ｍもあるのですが、道幅が狭く大きな車はすれ違えないため交互通行になっていました。

ザイオンキャニオンへやってきました

この先は4月〜10月までマイカーの乗り入れ禁止のため、無料シャトルを利用します。

その前にちょっと博物館に寄り道

これはアルプスの天然水ならぬ、「ザイオンの天然水」が飲める給水コーナー

かつてのビジターセンターを利用した博物館

この地の歴史や遺跡などの紹介展示がされています。

博物館の裏にはこの絶景

ウエストテンプルをはじめタワー・オブ・ザ・バージンの迫力ある姿が一望でき、ちょっとしたフォトスポットになっています。

さぁ、シャトルに乗って移動です。

シャトルの中ではドライバーさんが車窓の風景やパークのことなど案内をしてくれました。

ウィーピングロックで下車

ザイオンには初級から上級まで様々なトレイルが用意されています。

中にはこうした断崖絶壁を登ったり、川の中を歩いたりというコースもあるとか。

でもクッシーンたちは往復30分の初級コース

ほぼ平坦な道を草花を見ながらのウォーキングです

ウィーピングロック

大きな岩壁の一部が剥がれ落ちて洞窟のようになっています。頭上の岩からは峡谷で降った雨水などがしみ出して滝のようになり「水の洞窟」といったカンジ

ウィーピング ロック 山・渓谷

洞窟からは世界最大級の一枚、グレート・ホワイト・スローンが見えます

こちらは峡谷の川の中を歩くことで人気のあるナローズに続くトレイル

川までは公園のようなのどかな道が続いています

キンイロジリス？

バージン川の河原で1枚

川に入って遊ぶ子供たち

気持ち良さそう（＾＾）／

この道がリバーサイド・ウォーク、川の中を歩くナローズへと続いています。

峡谷に吸い込まれて行くようですね。

シャトルでビジターセンターへ戻ります

車窓から見えたグレート・ホワイト・スローン

ザイオンを代表する岩です

グレート ホワイト スローン 山・渓谷

これが1枚岩とは！

高さは720ｍほどですが、登山道はないそうです。

ザイオンロッジ前の広場

ランチをとる人、休憩する人たちでにぎわっています

私達もロッジのレストランでランチ

来る途中にバファローの牧場がありましたが、ここではバファローの肉が名物？
ものは試しにとバファローのハンバーガーを食べてみました。

クセはなく、ビーフと変わらないような・・・普通に美味しかったです（＾＾）

レッド ロック グリル アメリカ料理

ザイオンでの予定も無事終了
あとは3時間かけてラスベガスへ戻ります。

ここまで本当にお世話になったガイドのＴ氏とザイオンロッジの前で記念写真

ザイオン ロッジ - インサイド ザ パーク ホテル

グランドサークル
漠然と行ってみたいと思ったのが1年前、それからいろいろ調べ今回の旅が実現しましたが、正直、ここまで素晴らしい場所だとは思っていませんでした。

６日間で２８００?を走った「完全制覇！13大自然公園5泊6日欲張りグランドサークルツアー」　　驚きと感動の連続で忘れられない旅になりました。

来て良かった〜！！