2016/02/06 - 2016/02/06
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ROSARYさん
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2016年早春、京都の旅。
新幹線からJR奈良線を乗り継いで黄檗へ。中国から渡来した隠元禅師が創建したお寺です。
どこか中国を感じさせる大きなお寺をゆっくり回りました。
表紙写真は弥勒菩薩の化身とされる布袋像。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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JRの黄檗駅から歩いてすぐ、中国風の門が見えてきます。
萬福寺の総門です。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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萬福寺全景図。これを見ても、大きなお寺だということがよくわかります。
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立派な山門。
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右から、萬福寺と読めます。
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山門をくぐると、菱型の敷石が続きます。
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正面に見えるのは天王殿。
金色の布袋像。 -
布袋様は弥勒菩薩の化身と考えられています。
斜め下から、ふくよかなお腹を見上げました。 -
天王殿の中には四天王像。
まず西の守りは広目天。 -
北の守り、多聞天はいかつい姿。
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持国天は東の守り。
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そして、南の守りの増長天。
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イチオシ
布袋様と背中合わせの位置には優雅な韋駄天の像。
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天王殿の奥には、本殿である大雄宝殿。
手前には月台が築かれています。 -
斜めから見たところ。
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大雄宝殿の中には、左右に羅漢像が並びます。
顔も体も表情豊かな羅漢様。 -
ご本尊は釈迦如来。脇侍は阿難と迦葉の像。
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向かって右側の羅漢像の1つ。
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裏手には隠元禅師の像もありました。
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イチオシ
萬福寺といえば、この巨大な魚の彫り物が有名ですね。
開梛(かいぱん)と言って、これを叩いて食事の時を告げたそうです。 -
口に玉をくわえていました。
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開梛から大雄宝殿に向かう回廊。
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さらに法堂に向かう回廊。
このように、お堂からお堂へと、雨が降っても濡れずに移動することができます。 -
伽藍群のもっとも奥にあるのが法堂。一番東側です。
法堂の前のアーケード。
屋根がアーチを描いているのが珍しい。 -
回廊から法堂をみたところ。
写真ではわかりにくいですが、欄干が卍くずしになっているのも特徴的です。 -
回廊に沿って、いくつかの建物があります。
奥に向かって左側には祖師堂。 -
対称的に向かって右側にあるのは伽藍堂。萬福寺の中でも、もっとも中国的な一角です。
華僑の方々の崇拝を集めているようでした。 -
萬福寺は企業などの座禅修行を受け入れているとのこと。
潜修禅と書かれた門の中で修業をするのでしょうか。 -
亀が背負う石碑もありました。
中国でよく見かけるものです。 -
北側の山沿いには真空塔。
これも中国的な雰囲気たっぷりです。 -
さらに下りてくると、開山堂と呼ばれるお堂がありました。
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隠居後の隠元禅師が居住した区域で、中国風の装飾が印象的です。
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開山堂に向かって右手には松隠堂客殿。
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このあたりは静寂につつまれた場所。
白砂に瓦が配されていました。 -
山門を出たところに、江戸時代の尼僧、一字庵田上菊舎の句碑がありました。
「山門を出れば日本ぞ茶摘うた」 -
総門の手前、右手には万寿院。
屋根の装飾が特徴的ですね。 -
こちらは総門ですが、屋根に載っている鯱みたいのは、摩伽羅(マカラ)。ひれの代わりに足があります。
マカラってワニのことらしいです。 -
1時間ほどじっくり参観して、萬福寺を後にしました。
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