2015-2016年末年始ポルトガル旅行5日目・6日目＊ひたすら移動の帰国とお土産＊

2015/12/30 - 2016/01/04

長年行きたいと思っているチェコ・ハンガリーを検討していたものの、年末年始の中欧はとても寒いらしいことに気づき躊躇。
寒いのは嫌いではないし、オーロラ見る等その時期しか楽しめないなら気にせず行くけど、ただでさえ少ない滞在日数、日が暮れるのも早そうだし…。
せっかくそう安くないお金を使っていくのだからと別の候補を考えていた時にポルトガルがぱっと浮かびました。
ポルトガルは数年前に一度行ったことがあり、時々無性に行きたくなる場所。
某消臭剤のCMでポルトガルの景色を見たり、前年の年末年始にマカオに行ったことにより、心がポルトガルを求めていると思い、ポルトガルに決定しました。
そうなったら即行動。
ポルトガルにしよう！と決めて数日後には航空券購入。
チェコ・ハンガリーは数週間悩んでも踏み切れなかったので、今は行く時ではなかったのでしょう。
（そういえば前回ポルトガルに行った時も、チェコ・ハンガリー・クロアチアに行く予定が仕事の都合であきらめざるを得なくなりポルトガルに変更したんだった。そういう運命なのかな 笑）
元々一人で行こうと思っていたけど、夏ごろに友達にポルトガル行くことを告げたところ一緒に行きたいと言ってくれたので、思わず同行者を得ることができました。
一人旅も好きだけど、ポルトガルは料理の量がとてつもなく多くて食事が少し心配だったので、ありがたいお申し出でした。

前回の心残り(下記3点)をクリアすることを目標にしました。
・ジェロニモス修道院に行く（前回は人の多さにくじけた）
・ファドを聴く（一人旅だったので夜出歩きたくなかった）
・海鮮リゾットを食べる（別の料理に目移りして食べることができなかった）


【日程】
12/30　ひたすら移動（福岡→関西空港→アムステルダム→リスボン）
12/31　トマール観光、ポルトへ移動
1/1　 一日ポルト観光
1/2　　ポルト→リスボンへ移動、リスボン観光★
1/3　　帰国の途につく（リスボン→アムステルダム→〈機内泊〉）★
1/4　　福岡着★


【飛行機】
KLMオランダ空港を利用。

2015年4月頭にKLMのサイトで予約発券。
航空券代65,500円＋諸税27,600円＋クレジットカード決済手数料1,500円＋往路座席指定料（エコノミーコンフォート）12,290＋復路座席指定料8,420円＝115,310円。

（往路）
12/30
NH1702(8:00FUK→9:00KIX)
KL868(11:15KIX→15:15AMS)
KL1697(21:10AMS→23:10LIS)

（復路）
1/3
KL1692(5:00LIS→9:05AMS)
KL0869(14:35AMS→9:20FUK)

【宿泊】
・リスボン
Olssippo Oliente(ツイン利用、12/30から1泊91ユーロ)
Pensao Praca Da Figueira(ツイン利用、1/2から1泊71ユーロ)

・ポルト
Rebeira Apartments(12/31から2泊で250ユーロ)

エリア リスボン(ポルトガル)

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿を朝3時に出発して空港へ。

チェックインの際に、タクシーを予約したいと申し出たところ、目の前のフィゲイラ広場にいつでもいるから予約する必要はないとあっさり言われました。
そうはいっても万が一たまたまいなかったら困るな〜〜と思いつつ、3時に広場に行ってみたら、本当に何台もとまっていました。
リスボンも眠らない街なのかな。

ポルテラ空港 (LIS) 空港

5時の飛行機に乗ってアムステルダムに向かいます。

前日は2時間くらいしか寝ていなかったので、飛行機乗った瞬間に爆睡。
しかし機内食のいい匂いで目が覚めてしまいました（笑
食い意地張りすぎ。

かわいらしい箱を開けると、リスボン行きで食べたのと同じようなホットサンド。

スキポール空港の乗り継ぎ時間は今回も5時間くらいありましたが、街に出る元気はないので空港内で過ごしました。

まずは一通りお土産を物色して、まだ買ってなかったお土産を購入。

その後はプライオリティパスで入れるラウンジでのんびり。
この日のスープはトマトスープでした。
瓶に入ったレモネードがなかなかおいしかった。

アスパイア アムステルダム エアポート ラウンジ 41 空港ラウンジ

あまりお腹はすいていなかったけど、一通り少しずついただきました。
なんてことないチーズだったけど、さすがにおいしい。

右の小さなパイは、中身がチーズのものとマッシュルームペースト？のものがありましたが、マッシュルームの方がおいしかった。

アスパイア アムステルダム エアポート ラウンジ 41 空港ラウンジ

飛行機を眺めながらぼーっと過ごします。

非シェンゲン行きの41番ラウンジはシャワーもあって浴びようか迷ったんだけど、あと帰るだけだしな…とめんどくさくてやめました。

アスパイア アムステルダム エアポート ラウンジ 41 空港ラウンジ

帰りは福岡行きです。

アムステルダムー福岡便は福岡空港から唯一のヨーロッパ直行路線だったのですが、運休となってしまいました。
福岡行きはこの日が最後のフライト。
そして、福岡からアムステルダムへの折り返し便をもって運休となります。

チケットを取った時はそんな話出ていなかったのですが、図らずも福岡行き最終便に乗ることになりました。

スキポール空港で「FUKUOKA」という文字を見るのも最初で最後になりそうです（泣

一応運休という扱いなので条件が整えば再開する可能性はあるらしいけど、あまり期待はできないな…。

スキポール空港 (AMS) 空港

帰りは非常口の席なので、足元広々。

スナックのカシューナッツがおいしい。

機内食は洋食のミートボールをセレクト。
なかなかおいしかったです。
ちなみに、ミートボールの左にあるのはマッシュポテト。

食後のコーヒー。

今回私は窓際だったのですが、隣は母親と中学生か高校生くらいの男の子でした。
母親は日本人みたいだけど、男の子はおそらく欧米の血が入っている顔だちでなかなかのイケメン。
中高生といえば母親と一緒に行動するなんて避けそうな感じですが、母親が「あっ、携帯機内モードにしていなかった！」と呟くなりスッと立ち上がって「どれ？どのカバンに入ってるの？」とカバンを取って母親に渡すというスマートさ。
きっと将来いい男になるよ。

ただ、機内食配られたときに英語がわからなかったのか母親が「○○だって」と通訳していたので、英語はお得意じゃない模様。
ウェンツパターンか…。
これからも日本で生活するなら、君のルックスだと英語を期待されるはず。
どうか今からでも英語がんばって！！と老婆心ながら思いました。

映画見てはうとうとして巻き戻し、またうとうとして巻き戻しを繰り返して、結局何をみたのかよくわからないうちに朝ご飯。

寝ぼけててフタを取った後の写真撮り忘れましたが、メインはオムレツでした。
味は普通。

それよりも、左上のヨーグルトとその横のフルーツいろいろがおいしかった。

そして福岡空港に到着。

福岡行き最終便だし、何かちょっと特別なことがあるかと思ったけど何もありませんでした（笑

福岡空港 空港

朝、通勤の時に時間が合えば福岡に到着する便が飛ぶのを見れてちょっとテンション上がったんだけど、もう福岡でこのブルーの機体を見ることはないのかと思うと寂しい。

しかし、直行便はやっぱ楽ですね。
成田・羽田や関空だったら、この後さらに福岡行きに乗らないといけないけど、長距離フライト終わってすぐ家に帰れるのはほんと楽。

KLM、また戻ってきてくれるといいなぁ。
一応春からフィンエアーが福岡に就航してくれるらしいのでそれもかなり嬉しいのだけど、ヨーロッパ直行が一路線しかないってちょっとね…。

福岡空港 空港

お土産に買ってきたものたち。

左上から時計回りに
・チーズスナック→なんとなく手に取ったけどめちゃうまでした。
・ばらまき用お土産のチョコレート→一箱60枚くらい入って11ユーロくらい。しかもチョコも普通においしかった。
・チューリップ型チョコ→親戚にお土産で渡したので味はわからず。
・ベレンで買ったエッグタルト→何とか無事持って帰れました。焼きたてには当然かなわないけど、オーブントースターで少し焼くと皮のパリパリが復活しておいしい。

※エッグタルト以外はスキポール空港で購入。

スキポール空港で買ったチーズ。
一番右は味が濃くておいしい。
それ以外はお土産に渡したので味はわからず。

ポルトガルで買ったチーズ。
一番右の半円のものは、試食を食べてみたら超好みだったのでつい500g買ってしまいました。

発酵食品大好きな我が家の猫がチーズから離れない。
写真撮るためにどけても、カメラ構えてる間にまたやってきて困りました。

これはポルトガルのフレッシュチーズ。
牛乳の風味がかなり残ってて、おいしいです。

スープ（左：シーフードのスープ、右：野菜ポタージュ的な）とバカリャウの缶詰。

お酒。

左からヴィーニョ・ヴェルデ、ポートワイン、ビール。
ポートワインはポルトのアパートメントで飲み切れなかったのをペットボトルに入れて持って帰ってきました。

海外で見つけたら買うことにしているおちょこ。
今回はアズレージョの小さなマグ（エスプレッソ用？）もあったので、それも買ってきました。


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これにてポルトガル旅行記は終了です。

休みの都合とはいえ、4泊6日、現地では実質3日間というのはやはり物足りない！
リスボンとかベレンの方しかいけなかったもんな〜〜。

ポルトガルは、旅行先としてはスペインのついでみたいな位置づけであまりメジャーじゃないし、これ！といった観光名所もないしで、ポルトガルに行くっていうとかなりの確率で「なんでポルトガル？」って言われるけど、やっぱり私は好き。
きっとこれからも、時々ポルトガルの雰囲気が恋しくなり、また行くでしょう。
次回はもっとゆっくりできるといいな。