(4)2015 ニューヨーク&ワシントンDC 年末紀行 ５日目（ＤＣ編②）

2015/12/26 - 2016/01/01

アメリカの首都ワシントン・ディストリクト・オブ・コロンビア。

この泣く子も黙る世界の政治の中心は、実は、アメリカの国力の象徴スミソニアン協会を擁する観光の中心でもあることを知る。
圧巻は、国立航空宇宙博物館。
「なんじゃこりゃ」飛行機が天井からぶら下がっている。
トミカのミニカーのごとく飛行機がならんでいる。
さすがアメリカ。スケールが違う。
ここにもアメリカがある。行かねば･････

ということで、この旅は、＋ＤＣとなりました。

【旅程】
12/26(土)　中部国際=<JL3082>=成田=<JL6>=NY(JFK)
12/27(日)　NY
12/28(月)　NY(JFK)=<B6 1407>=ワシントンDC(IAD)
12/29(火)、30(水)　ワシントンDC
12/31(木)　ワシントンDC(IAD)=<B6 56>=ボストン=<JL7>=成田(1/1)=<JL3087>=中部国際
（※B6=JetBlue）

■ニューヨーク＆ワシントン
1日目　出発、ニューヨーク
https://4travel.jp/travelogue/11090358
2.3日目　ニューヨーク、ワシントン
https://4travel.jp/travelogue/11090016
4日目　ワシントン1
https://4travel.jp/travelogue/11093020

6.7日目＋8日目　帰国＋ボストン
https://4travel.jp/travelogue/11092512

エリア ワシントンＤ.Ｃ.(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 自転車
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

【5日目　12/30(水)】
ワシントン２日目、明日は帰国、アメリカ観光最終日です。
今日は、
・国会議事堂
・ユニオン駅
・ウドバー・ハジー・センター(国立航空宇宙博物館 別館)
へ出かけます。

国会議事堂へは、CapitalBikeshareで向かいます。
24時間パスのため、終了まであと30分。
余すことなく利用。

ワシントン プラザ ホテル ホテル

国会議事堂に行く途中、共和党大統領選候補トランプ氏の看板を発見。

Capital(国会議事堂)の西側に到着。
ツアー入口は、東側でした。

アメリカ合衆国議会議事堂 現代・近代建築

Capital
まだ工事中です。
かなり長い間工事のような

ビジタ−センター
日本でツアーの予約をしておきました。ここでバウチャーを渡して受付をします。

ここを、「奴隷解放ホール」といいます。

奴隷解放ホールには、14の彫像がありますが、ひときわ大きく目立つのが、
「自由の像(Statue of Freedom)」です。
「自由の女神＝Statue of Liberty」ですから、同じ「自由」でも、FreedomとLibertyのどのようなニュアンスの違いがあるのでしょうか。

カメハメハ大王像。

入場後、まず、アメリカの議会の成立ちの歴史についての映画を見ます。

英語が分からないので詳しくはわかりませんでしたが、交通が発達していない時代に、この広大な国土を統治する先人の努力と大変さを感じました。

映画の後は、ロタンダ（円形大広間）に案内されます。
内部も補修中。足場が組まれて絵画がほとんど見えません。

ジョージ・ワシントンを称えた天井のフレスコ画も補修中。

絵画も、足場を通して見る。

彫刻ホール。各州の偉人像が、陳列されています。

国会議事堂の向かいに、
最高裁判所があります。

アメリカ合衆国最高裁判所 文化・芸術・歴史

市内でよく見かけた、構造物。
チャリのスタンドでした。
ここにぶっといワイヤーでくくっておけば盗難なさそう!
アメリカらしい合理的な構築物。

ユニオン駅。
ＮＹのグランドセントラル駅は、すごい人で活気がありましたが、落ち着いた雰囲気です。
どちらの駅も立派な駅です。

ユニオン駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ユニオン駅。
シェイクシャックをはじめフードコートやショップが充実しています。

ウドバー・ハジー・センター(国立航空宇宙博物館　別館)へ
ここは、ダレス国際空港の隣にあります。
地下鉄シルバー線終点(Wiehle-Reston East駅)でバス983番に乗り換え。
ワシントンＤＣ市内から乗り継ぎ込みで１時間半分ほどかかります。

写真は、Wiehle-Reston East駅バスターミナル入り口。

ウィーフル レストン イースト駅 駅

Wiehle-Reston East駅バスターミナル。
ここから983番のバスに乗り換え。
20分に1本間隔で、乗り場も分かりやすいです。

983番のバス。
ダレス国際空港経由でウドバー・ハジー・センターに行きます。

路線バス (Route 983) バス系

ウドバー・ハジー・センターに到着。
向こうに、夢の世界があります。

スティーブン Ｆ ウドバー ハジー センター 博物館・美術館・ギャラリー

中央ロビーを突っ切ると、
ロッキードＳＲ-７１ブラックバードがお出迎え。
世界最速の機体3,500km/h。

いきなりメインディシュかよって感じ
ニクいぜアメリカ!!!

まずは、第2次世界大戦の機体コーナーへ

Ｂ２９ エノラゲイ
広島原爆投下の機体。

川西製　紫電改
戦争終盤の機体。
時代とともに戦力不足となったゼロ戦の後継機。

愛知製　晴嵐
潜水艦に積んで、敵付近で、組立てる奇襲作戦用の機体。
実践投入前に終戦を迎えた。

特攻兵器「桜花」
世界一愚かな機体。

この機体だけは全く美しくありません。

ロッキードP-38J　ライトニング

ドイツ軍　メッサーシュミット・コメード
唯一のロケットエンジン搭載の戦闘機。

当時のドイツ軍の技術力の高さを窺わせる機体。

ノースロップN-1M
全翼機第１号の機体。変わった形です。

朝鮮戦争時のソビエトの機体
ミグ１５

同じく、朝鮮戦争時のアメリカの機体
Ｆ８６セイバー

Ｆ１４トムキャット
ベトナム戦争の頃の機体。
自分の最も好きな機体。可変翼がたまらない。

映画トップガンで有名。
漫画エリア88でアメリカ人ミッキーの機体でもある。

Ｆ１４トムキャット
上からパシャ!!!
なんと……カッコいい

冷戦時の機体
Ｆ-４ファントム(米)と、ミグ２１(ソ)

ロッキードＸ３５Ｂ
日本の次期主力機Ｆ３５の試作機。

ボーイング３０７ストラトライナー
世界初の与圧キャビン装備の旅客機。

アメリカ大陸横断航路で使われていた。

ボーイング３６７
ボーイングの旅客機の先駆けとなった機体。

超音速旅客機コンコルド
環境や経済性の問題で、20機製造されただけで、2003年に退役。
一度乗ってみたかった。

修復室も見ることができます。
修復中のシコルスキーＳ-43。

スペースシャトル　ディスカバリー

息子は、スペースシャトルそのものがよくわからないようです。
世代ギャップを感じます。

スペースシャトル　ディスカバリー
大迫力のエンジン。

機体の底のタイルは、熱で焼けています。
大気圏突入がどれ程過酷なのかを物語っています。

最後に、ミサイルの展示です。

ウドバー・ハジー・センターは、質・量ともに充実!!!!!1
おなかいっぱいです。

ウドバー・ハジー・センターを後にし、地下鉄で市内に戻ります。
最後の食事は、何にしようか？

アメリカ最後の晩餐は、息子の希望でステーキ。
「The Capitol Grille」へ行きました。
場所は、ナショナルギャラリーの北側、ニュージアムの西側にあります。
前日に、この店の前を通った時に「高そう」たけど「おいしそう」と気になっていたので、予約なしで行ってみました。有名店ぽいのですが、何故か4トラのレストランランキングにも、ガイドブックにも載っていません。情報のない高そうな海外のレストランに入るのは少々勇気がいりますね。
ここも、満席でしたが、少し待ってＯＫ。
前菜にＤＣの名物クラブケーキを注文。

メインは、店員のおすすめを注文（Ｔボーン）。
エイジビーフと思われますが、本当にウマい!!!!!

あとサラダ・ビールで、チップ込み約＄200。
値段はかかりましたが、大満足。

明日は、とうとう帰国です。荷造りのためホテルに帰ります。
しかし、帰ってメールを見ると、不幸のメールが･･･････

最終回（帰国＋ボストン追加編）につづく
https://4travel.jp/travelogue/11092512

この旅行記へのコメント （2）

• deracineさん 2016/01/19 22:32:24

  中身の濃い旅行記に感謝！

  keiまるさん、こんにちは
  
  
  私と同じくDCに行かれた旅行記、興味を持って読ませていただきました
  羨ましく思ったのはワシントン記念塔及びウドバー・ハジー・センター
  
  せっかく東海岸を２週間かけて旅行したのにガイドブックの「DCは怖いところ」という言葉に驚かされて２泊しかせず、少し残念、、、
  
  記念塔からの眺めは最高のようですね（天気が少し残念ですが、、）
  
  逆に運が良かったと思ったのは議事堂（ The Capitol Hill)
  ニュースで外装が工事中というのは知っていましたが中も影響されていたとは意外でした
  
  機会があれば今度は是非私もウドバー・ハジー・センターや記念塔に登りたいです（高いところ大好き人間です）
  
  また面白い旅行記を読ませて下さい
  では失礼します
  

  keiまるさん からの返信 2016/01/19 23:08:24

  RE: 中身の濃い旅行記に感謝！

  deracineさん
  
  掲示板への投稿ありがとうございました。
  
  今回の旅行に行く前から、deracineさんの「東海岸まがままあるき」を参考にして、旅程を立てさせたもらいました。
  
  非常にわかりやすく親切な旅行記はとても参考になります。
  
  これからもよろしくお願いします。