2015/11/12 - 2015/11/14
5723位(同エリア6663件中)
真美ママさん
那覇から神戸まではジェットスター 5200円
三宮から京都まではJRで
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
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まずはやっぱ一休みでしょうお茶。
ついでに伊勢丹で荷物を預かってもらう。
MIカードの会員は無料で預かってくれるので、とっても便利です。 -
バスで蓮華王院・三十三間堂へ。
三十三間堂は、後白河上皇の法住寺殿(南殿)に、平清盛によって造られたものです。 -
後に法住寺殿は木曽義仲の焼き討ちにあい、三十三間堂だけが残りました。
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お堂は地上16m、奥行き22m、南北120m
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宮本武蔵が吉岡清十郎の弟・伝七郎と対決したのは有名な話で、こんな話の舞台が残ってるというのも京都の魅力かも・・。
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桃山時代に造られた太閤塀。
後白河上皇の栄華にあやかろうとした豊臣秀吉は、方広寺を三十三間堂の北隣に造営、お堂や後白河上皇の御陵をもその境内に取り込み、土塀を築きました。(三十三間堂HPより)
五本の筋は最高格式を表してるそうです。
ちなみに寺院における「塀」は聖域を囲む結界のようなものだとか・・。
平面に見えるこの太閤塀、断面は下が広がっている台形の形になっているのだとか。
残念ながら、その断面を見ることが出来る場所はないそうです。 -
お堂の西側軒下を、南から北に矢を射る通し矢。
三十三間を飛ばすとなるとそれなりの道具が必要で、当然弓も強くひかなければいけない。
その際矢を固定させるため(?)に、南側の柱には鉄板が巻かれ、たくさんの矢の跡があいてます。 -
何年か前、京都を訪れた某国国王(説明を受けたのだけど、忘れちゃいました)。
「弓には自信があるので、ぜひここで通し矢をしてみたい」と所望され・・。
その時にささった矢が記念としてここに残されています。
(警備員さんのお話) -
太閤塀の屋根には豊臣家家紋の「五七の桐」
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帰り支度をしていた警備員さんにちょっと質問したら、あれこれ丁寧に教えてくれました。
ありがとうございました。 -
警備員さんに感謝しながら、今度は道の反対側にある京都博物館へ。
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『今から400年前、書家として活躍した本阿弥光悦は、芸術家を集めた村を拓きました。
その後光悦は同時代に 活躍した俵屋宗達とともに、数多くの絵画や工芸品を創出。
それらが放つ異彩は、尾形光琳ら後世の優れた芸術家の輩出へとつながり、江戸後期から明治、そして現代にいたるまで脈々と受け継がれることとなります。
これがのちに「琳派」とされる系譜です。』(日経新聞・広告より) -
とにかく・・
俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一の風神・雷神図屏風がいちどうに揃うって、すっごいことじゃありませんか。
興奮でワクワク。
でもね、残念ながら3点揃い踏みは何日か前に終わっちゃったのよね。
今回は尾形光琳さんの風神雷神図は抜きということで・・。 -
京都博物館は初めてなんだけど、明治30年に出来たこちらの建物はいい雰囲気だしてます。
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西側を見るとこんな景色。
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俵屋宗達の絵は華やかで豪胆で,ユーモラスなところもあり、何より今までの日本画の概念を突き破ったようなイメージがあります。
多彩な表現を見て、俵屋宗達というのは一人ではなく、工房的な感じで何人かの職人がいたんじゃないかというという説もあるほど・・。
磊落豪放な宗達の風神・雷神図をオマージュし傾倒して、光琳や抱一が同じような屏風絵を描いたのも理解できますねぇ。
特に抱一は、宗達の絵を写し取って描きあげたという話もあるほどで・・。
風神・雷神図のほかにも圧倒される作品ばかりでしたが・・。
光悦・宗達の共作『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』も素晴らしいものでした。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/syuzou/meihin/kinsei/item02.html
全長13.56m、金銀泥で書かれた下絵は宗達、三十六歌仙の歌を記した書は光悦。
和歌などを記すための紙に美しい装飾を施す「料紙装飾」という平安時代の貴族の文化だそうです。
鶴が優雅に舞っていく姿が、まるでアニメーションかなにかのように描かれていて、しかも流れるような光悦の和歌も見事で引き込まれてしまいます。
風神・雷神図が3点揃っていた時には2〜3時間待ちという混みようで、三十三間堂の警備員さんも毎日長い行列を見たと言ってました。
まぁ今回は2点だし、17時頃の入館だったので、さいわいにもゆっくり見ることが出来ました。
帰る時はこんな感じ。 -
さぁてこれからバスで駅まで戻って、伊勢丹で予約したお弁当を受け取りに行きます。
予約していたのは紫野和久傳の「鯛ちらし・2700円」
ホントは違うのを予約、18時以降に受け取りとしていたのですが伊勢丹から電話があって、
「18時までに来られないと、お渡しできません!」ですって。
ネットにあるのがすべてだと思っていたけどその他の扱いもあるようで、今回はしっかりお弁当の冊子頂いてきましたわ。 -
今日泊まるのはベッセルホテル カンパーナ京都5条、9月に出来たばかりです。
1泊朝食付き 16500円
履き心地のいいスリッパがカーペットの上にそろえられていて、「おかえりなさ〜い」って、言ってる感じです。
人によっては自分だけのスリッパを!!と考える方もいると思いますが、よくある白いペタペタしたサンダルよりは、断然履き心地いいです。
でっ、たくさん歩いた疲れた足に、これがと〜っても気持ちいいんです。
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壁の障子風の明かりも、和風っぽくていいですねぇ
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収納も物を置くところもたくさんあって、きちんと整理できます。
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特にこのメモ帳横の小さなボックス、アクセサリー入れにピッタリ!!
いつもホテルで、外したアクセサリーをどこに置こうかって、迷うのよね。 -
洗面所にはローラアシュレイのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープ。
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わ〜い、なんて素敵な佇まいなんでしょう
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薄切りの鯛の刺身が、っていうか昆布締めにしてあるのかなぁ、一面にのってます。
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でっそれをめくると、昆布としょうがと木の芽がのってるんだけど、これがごはんにすごく合うの!!
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お茶は祇園辻利のもの。
このホテルは大浴場もあります。
私的にはたとえホテルでも大きなお風呂でなくっちゃ!って感じかな。
とにかく京都はよく歩くから、疲れが取れます -
11月13日
朝食です。
種類はものすごく多いというわけではないけど、お味がいいです。 -
湯葉刺し・白和え・出し巻き卵・九条ネギのぬた・魚の西京漬け・生麩の炊いたの・昆布の湯葉巻きなんておいしかったわぁ
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ペストりー類もおいしくて・・っていうかここの朝食大好きです。
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もちろん飲み物の部屋へのテイクアウトもできます。
食後にお部屋でまったり・・ のんびりできますわ。 -
永観堂までバスにするか?地下鉄にするか?
地下鉄だと蹴上からちょっと歩かなくちゃいけない。
バスなら、バス停から数分で!ってバスに決めたんだけど・・バス停には長い行列が出来てます。
それに道が混んでいたりして、けっこうお時間かかりました。
これなら蹴上からゆっくり歩いても良かったかも・・。 -
ネットで見た紅葉の具合は、なぜか永観堂だけ50%。
東山周辺はほとんどが20%ぐらいだったので心配だったけど、これって当たりじゃん!! -
このあたりの紅葉最盛期はやはり23日前後の3連休頃なんだけど、このくらいきれいなら満足かも。
総門から中門までのところにお寺の方がたくさんいて、写真のお手伝いなんかもしてくれる。
こんなサービスは初めて、一人旅の人には助かりますねぇ。 -
大玄関横の朱印所で朱印帳を預けると、番号札をくれます。
帰りに忘れずに受け取らないとね。
永保2年2月15日早朝、阿弥陀堂に人影が動く。
夜を徹しての念仏行に励んでいる僧侶がいるらしい。
東の空が白々とし始めた。
ふっと緊張が解けた一瞬、僧は息をのんだ。
自分の前に誰かかいる。それが誰か気がついて、足が止まった。
『永観 遅し』
ふりかえりざま、その方は、まっすぐ永観の眼を見つめられた。
首を左にかしげ、ふりむいておられます。
ほんの少し開かれたお口、穏やかな微笑み、遠い昔永観律師を励まされた時のまま・・。
(永観堂パンフレットより 一部省略)
さぁ見返り阿弥陀様に会いに行こう!! -
鎖樋、最近はレインチェーンなんていうんですね。
こんな景色の中に溶け込むと、風情があります。 -
なんかこっち方向に進むみたいな矢印があって、人の波について行くんだけど、パンフレットを見ながらもどこを歩いてるんだか全然わかりません。
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唐門は天皇の使いが出入りする門、白砂の上で身を清めます。
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唐門の隙間からから見えるもみじが、錦絵のようです。
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三鈷の松 葉先が三つに分かれています。
「三鈷」は「知恵」「慈悲」「まごころ」を表し、この松の葉を持っていると、この三つが授かると言われています。 -
見返り阿弥陀様は子供のような背丈でした。
人が多すぎてじっくり見れなくて残念 -
そういえば臥龍廊も漠然と通り過ぎてしまった。
水琴窟も見逃したわ。
あ〜、これってもう一回来なさいってことね。 -
燃える紅葉も、
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敷き詰められた紅葉もきれい。
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あと10日もすれば、この紅葉が真っ赤になるってことなのね
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方生池
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イチョウの黄葉もきれい。
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とりあえずここは・・、来年も挑戦したいな。
人出にめげることなく・・。 -
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