スペイン＆ポルトガル16日間長距離バス1人旅⑥～ロンダ・セテニル編～

2014/09/07 - 2014/09/22

2014年9月にスペインとポルトガルを一人旅しました。
会社の休暇制度をフルに利用して2週間、ポルトガルで6泊、スペインで7泊し、訪れた12都市とも、僕の旅のスタイルである、お金をかけなくても楽しみました。

⑥はロンダと日帰りで訪れたセテニルで、ロンダではこの旅で最も思い出に残る、BARでのひと時を過ごせました。
それは、BARでのサッカー観戦で、地元の人とスペインのチームを応援しながら、チャンピオンズリーグを見る機会に恵まれ、幸せでした。

【全行程】
　9/7：成田→ドーハ
　9/8：ドーハ→マドリード→サンチャゴ・デ・コンポステーラ
　9/9：サンチャゴ・デ・コンポステーラ→ポルト
　9/10：ポルト→コインブラ
　9/11：コインブラ→ナザレ
　9/12：ナザレ→オビドス→リスボン
　9/13：リスボン
　9/14：リスボン→ファロ
　9/15：ファロ→セビージャ
●9/16：セビージャ→ロンダ
　9/17：ロンダ→グラナダ
　9/18：グラナダ
　9/19：グラナダ→マドリード→クエンカ
　9/20：クエンカ→マドリード
　9/21：マドリード→ドーハ
　9/22：ドーハ→成田

エリア ロンダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ena（イーナ）

Los Amarillos社のバスで2時間でロンダ到着。

オステル・デル・ロシオは同じ名前のレストランが1階で、2階から上がオステルでした。

チェックインしたのが12時30分頃で、レストランが忙しい時間だったので、なかなか相手にしてくれませんでした。

部屋はまだクリーニング前で、荷物を部屋のクローゼットに置いてすぐ出かけたのですが、ちゃんとクリーニングしている様子を見れて好感を持ちました。

直食付き、バス・トイレ付で25ユーロ。

BSの旅番組で観て行きたいと思ったセテニルへは、Sierra de las Nieves社のバスで35分で到着。

運賃を乗車時に運転手から買う方式で、1.81ユーロと格安でした。

一番前の席で見ていると、どの客も現金払いで、しかも運賃設定が細かいので、運転手はプラスチックケースに小銭をたくさん用意していました。

BSの旅番組で観たときは、もっと賑わっていましたが、廃墟のように観光客がいなかったです。

バスターミナルで降りても、観光エリアへ進む表示がなく、嗅覚に頼って進みました。

このような巨石の下敷きになったようなカフェがあるはずだったのですが、営業を止めたのか、別のエリアなのか、見つけられません。

この家では、洗濯物が干してあったので、住んでいるのでしょう。

観光客はおろか、地元の人も見かけないのが、この町にピッタリのように感じました。

ローカル色100%のバスに乗り、着いたら着いたでどっちに行っていいか分からず、とても楽しめました。

バスターミナルの前に１軒のカフェがあり、ここは地元の人で大賑わいでした。

ロンダに帰るバスの時間が張り出されており、45分ぐらいあったので、ビールを飲んで時間をつぶしました。
ビールは250ccのミニサイズで、1ユーロ。

ロンダに戻って、まだ17時なのでヌエボ橋付近を観光。

どの方向から見ても良かったですが、この写真は旧市街の西側から新市街を写したものです。

ロンダの町は、高さ100mの崖の上にあります。

峡谷の一番下の川沿いを歩いている人が見え、そのハイキングは明日に取っておきました。

旧市街を散策し、もうひとつの新市街と旧市街を結ぶ旧橋のビエホ橋に至りました。

ヌエボ橋も短い橋ですが、ビエホ橋はもっと短い。

バスターミナルとホテルの間を何度も往復する間に、バスターミナル付近に良い雰囲気のBARがあるなと思っていました。

サッカー中継が観られることを確認し、一番テレビ側のカウンター席に陣取りました。

タパスはメニューがあって、サーモンと豚肉のサンドイッチとビールを先ず注文。

次に白ワインと生ハムを注文。

ビールと白ワインは２ユーロ、タパスは１ユーロで計７ユーロ。

試合は14-15シーズン欧州チャンピオンズリーグ、グループリーグ第1戦、レアル・マドリーVSバーゼル。

20時45分キックオフのところ、さすがサッーカー文化が根付いた国なので、20時から放送していました。

僕が一番客だったのが、いつの間にか超満員になっており、BARでスペインのチームを応援しながら、チャンピオンズリーグを見るなんて、何て幸せなんだろうと感激しました。

ちなみにホテル付近のBARでは、テーブル席は混雑していましたが、試合を放送していても見ている人は少なく、ローカル客向けと観光客向けの温度差を感じました。

試合の後半をホテルでテレビ観戦する前に、ヌエボ橋のライトアップを観に行きました。

ホテルに戻った後、素晴らしい1日だったと感慨にふけりました。

9月17日、この日は午後出発のため熟睡し、気が付けば7時45分だったものの、8時過ぎに1階のレストランに行くと一番乗りでした。

バイキング方式ではなく、全てテーブル席まで運んでくれました。
パン、ハム、コーンフレーク、オレンジ、ヨーグルト、オレンジジュースにコーヒーで、最高の朝食でした。
それでも玉子がないので、もう長い間食べていません。

朝から冷たい雨が降っており、ホテルで待機していたものの、待ちきれないので出発。
最初に、新市街側の展望台に行きました。

次に旧市街の公園から渓谷に向かう階段を下り、しばらくすると道が二手に分かれ、ヌエボ橋の眺望が抜群なスポットに出ました。

雨が本降りになってきて、雨以上に地面がぬかるんでいるのがつらく、一番下の川沿いまでは行けませんでした。

そもそも、このスポットまで来ている人さえ2組ぐらいしか会わず、ここまで行けただけで良しとしました。

ホテルで荷物を受け取り、ロンダ駅に移動。
発着本数がバスに比べたら圧倒的に少ないので、のんびりしています。