2015/11/06 - 2015/11/06
467位(同エリア6057件中)
tadさん
この秋のウィーンの音楽の旅は、国立歌劇場よりも、フォルクス・オパーのほうを先に取り上げたい。なにしろ、Die Lustige Widwe (英語ではMerry Widow メリー・ウィドウ)は、Leharの大傑作オペレッタだが、今回、初めてライブを見た。それも、とびきりのできだった!
同じフォルクス・オパーの演奏、演出の東京公演をNHKが既に放送しており、それを行く前に予習していった。東京公演版は広すぎるホールでやったからだろうが、いまひとつ盛り上がらない。ソプラノも見た目が。。。声量が大きいだけの歌手だった。
それに比べて、本場の広くないフォルクス・オパーのアト・ホームな演奏は、断然活き活きしていた!ステージに近いボックス席で、身近に観劇できたのもよかった。これならもてるであろうと納得できるとてもチャーミングなレディが主役で、オーケストラの演奏も飛び切り表現が優雅だった。Echweという指揮者で、彼はウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の常任指揮者だ。昔、ボスコフスキーが指揮していたころ聞いたことがあるが、ウィーンの正統的な音楽を奏でるグループだ。この指揮者の音楽の進め方も大いに貢献した。東京版と比べると、差は明白だ。同じ演出、楽団でも指揮が違うとやはり、出来栄えは相当異なるものだ。特定の歌手だけが目立つようなオペラには私は興味はない。勿論、全体の進行も磨きぬかれており、他の歌手や合唱や踊り等のアンサンブルも見事だった。フォルクス・オパーは今まで5回見ているが、今回がベストだった。やはり繰り返し上演している人気のオペレッタだけに、細部まで楽しい仕上がりとなっている。あの有名なデュエットも最高の雰囲気だった!これなら、流行るはずだ!納得!このレベルまで仕上がっていれば、また見たくなる!
チェコから友人夫婦がこの観劇に加わってくれたが、彼らも最高に楽しんだといっていた。洗練振りがチェコとはまったく違うといっていた。これはこれで、ウィーン国立歌劇場の本格オペラとはまったく違う種類の楽しみであると思う。
- 旅行の満足度
- 5.0
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