2015年イギリス旅行⑤　エディンバラ観光

2015/05/02 - 2015/05/10

GWを利用してイギリスに行ってきました。
旅程は
5/2　名古屋→上海→ロンドン
5/3　ロンドンでサッカー観戦
5/4　ロンドン　→夜行列車でエディンバラ
5/5　エディンバラ
5/6　エディンバラ→ヨーク→ロンドン
5/7　現地ツアーでウィンザー城とストーンヘンジ
5/8　現地ツアーでリーズ城とカンタベリー
5/9　ロンドン
5/10　ロンドン→上海→名古屋
です。

エディンバラを1日観光。
この日は朝から晩まで歩いていました。

エリア エジンバラ(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルを出てロイヤルマイルへ向かいました。
途中でATMでお金を降ろしたところ、ロンドンとは違う紙幣が出てきました。
なんだこれと思って調べたら、スコットランドでは独自の紙幣を発行しているとのこと。
イギリス国内で使えるのですが、断られることもあるらしいので優先的に使用。
写真は最後のスコットランド版20ポンド札。

ロイヤルマイルに入るとすぐに聖ジャイルズ大聖堂が見えました。

中に入ってみました。
客がまだいないのでとても静かでした。

入口側の天井とステンドグラス。
青い天井が印象的。

最奥のステンドグラス。

最奥から入口方向を見たところ。

シスル礼拝堂は開いていませんでした。
係員に聞くと、そのうち開くけど時間は分からんみたいなことを言ってました。

パイプオルガン。

エディンバラ城へ向かいました。
大聖堂を正面から見たところ。

エディンバラ城へ向かう道。

坂道を登っていくとエディンバラ城へ到着。
雨でよく見えません。
開館前でも結構人が並んでいました。

エディンバラ城入口。

入口を入ったところでチケットを買って入場。
オーディオガイドも貸してくれます。
しかし、この辺りから雨と風が強くなってきました。

時々突風が吹いてくるので傘を持っていかれそうになりました。
レインコートを持ってこれば良かった・・・。
とにかく頂上を目指して進んだ先に終点らしき建物が見えてきました。

本丸のクラウンスクエアに到着。

まずはグレートホールに行って見ました。
スコットランド議会のミーティング会場らしい。
わりとこじんまりとした感じ。

グレートホールの天井。
案内によるとハンマービーム天井という構造らしい。

グレートホール横の王宮。
ここもこじんまりとしていました。

メアリ女王の部屋。
メアリ・スチュアートがジェームズ6世を産んだ部屋です。
ジェームズ6世は、その後イングランドのスチュアート朝開祖ジェームズ1世。
この辺りややこしい。

王宮の暖炉。
紋章がかっこいい。

王宮横のクラウンオブジュエルへ。
スコットランド王の三種の宝、王冠・剣・王笏と運命の石が納められています。
運命の石は古来スコットランド王がこの上で戴冠式を行っていた石ですが、13世紀にイングランドに持ち去られた後、1996年にスコットランドに返還されたという石。

人形による説明。
剣を授かったシーンでしょうか。

宝器は1707年のイングランドとスコットランド連合条約以降、封印されていたらしい。
後に封印を解いて宝器を再発見したところ。

人形の説明ののち、クラウンルームに宝器と石が展示されていましたが、撮影禁止でした。
ガラスケースに宝器と石が納められており、間近で見ることが出来ました。
宝器はさすがに立派なものでしたが、運命の石はブロックのような地味な石でした。
宝器と同じケースに入っていたのですが、宝器が目立つので最初完全に見失っていました。
思わず係員に確認してしまった。

こちらは戦争記念館。
内部撮影禁止でしたが、戦没者名簿などが展示されていました。

一通り見終わりましたが、まだ雨が降ってました。

雨の中を戻ります。
途中にあるセント・マーガレット教会に寄りました。

セント・マーガレット教会はエディンバラ城で最も古い建物。
小さな教会です。

教会前にあったモンス・メグという15世紀の大砲。

モンス・メグから見た新市街方面。
雨で何も見えない。

さらに降りていくと牢獄がありました。

牢獄の再現。

近くにあった軍事刑務所。
こちらは割りと最近の牢獄です。

牢屋の再現。

そんなこんなで戻ってきました。
写真は入口のハーフムーン砲台を見上げたところ。行きは気づかなかったけど大砲が見えます。
しかし、風が強くて日本から持ってきた軽量折り畳み傘は骨がバキバキに折れて駄目になってしまいました。
仕方がないので土産物屋で傘を購入。

次にスコットランド国立美術館へ向かいました。

美術館内部。
ここも名画が目白押しです。
ただ、ここにはフェルメールの「マリアとマルタの家のキリスト」があるはずなのですが、この日は無かったです。係員に聞いたらアメリカに行っている様なことを言ってました。残念。

2階にあったダビンチの「糸巻きの聖母」。
来年日本に来るそうです。

ラファエロの「椰子の木のある聖家族」。

ルーベンスの「ヘロデの饗宴」

ゴッホの「オリーブの樹」

再びロイヤルマイルに戻り、ホリルードハウス宮殿まで移動。
途中にピープルズストーリーという博物館があったのでのぞいてみました。

エディンバラ市民の人形が置かれ生活の様子が再現されています。

向いにあったエディンバラ博物館。
16世紀の建物を利用した小さな博物館でした。

イングランドとの主教戦争の原因となった国民盟約の写し。
名前がびっしり書いてありました。

ロイヤルマイルにあったキャノンゲート教会。
きれいだったので写真だけ撮影。

ようやくホリールードハウス宮殿に到着。
ここもオーディオガイドを貸してくれます。

中庭です。
2階か3階か忘れましたが、今も王室が宿泊する部屋が見えるみたいなことを言ってました。
内部は撮影不可。
オーディオガイドを聞きながら見ていると結構時間がかかりましたが、公式行事で使っている部屋やメアリースチュアートにまつわる部屋など見ごたえがありました。

宮殿横のホリールード・アビー。
宮殿より前に建てられた修道院跡です。
廃墟となっています。
名誉革命の頃略奪されたあと、18世紀に暴風雨で屋根が飛ばされ今に至るらしい。

宮殿の庭。
王室の園遊会が行われる場所だそうです。

ホリールードハウス宮殿と同じ敷地にあるクイーンズギャラリー。
宮殿と共通券を買ったので入場。

ここは王室コレクションから選んだ特別展だけを展示しています。
この日はゴールドかテーマだった模様。

ヴィクトリア女王の戴冠式の絵

金の器とか

黄金のヒョウ？とかが展示されていました。

ホリールードハウス宮殿の前にはスコットランド国会議事堂があります。
少し前に独立するとかしないとかで揉めていたところです。

雨で移動する気にならないので、覗いて見ました。
当然入口で荷物検査がありました。

館内の展示コーナー。
議場も見に行きましたが撮影禁止。
議員は半分も出てない感じでした。

ホテルに戻る途中、聖ジャイルズ大聖堂をのぞいてみると、シスル礼拝堂が開いていたので見学。
細かい柵を施した祭壇が見事でした。

天井の装飾も美しい。

この人形はなんなのだろう？

主祭壇。
右手に展示されているのは、またもや国民盟約っぽい。

教会を出ると雨があがっていました。
ホテルに戻るのをやめて、カールトン・ヒルに行って見ることにしました。

途中の風景。

歩いてカールトン・ヒルへ。
前方はネルソン・モニュメント。

早速登ります。

名前の通りトラファルガーの戦いの勝利を記念して建てられた塔ですが、内部の展示はちょっとだけ。

狭い階段を登った先は絶景が広がっていました。
反対側のアーサーズシート。

ホリールードハウス宮殿も見えます。

市街地方面。

彼方に見えたエディンバラ城。
ズームで撮影。

ニュータウン方面。
その先に海が見えます。

下の建物はナショナルモニュメント。
予算不足で建設中止になったらしい。
ネルソンモニュメントの上は眺めがすばらしかったですが、風が強烈なので退散しました。

下から見たモニュメント。
灯台として使われたこともあったらしい。

丘を下っていると急に天気が良くなってきました。
もう6時を回っていますが・・・。

カールトンヒルを降りる途中にあった墓地。

一族の墓地なのでしょうか？

天気が良くなってきたのでもう少し歩いてみました。
新市街のスコットモニュメント。

名前がカッコいいロイヤルバンクオブスコットランド。

天気が良くなってきたので、もう一度エディンバラ城を見に行ってみました。
もう閉まっていますが、ゆっくりと眺めてみました。

エディンバラ城からロイヤルマイル入口を見たところ。
朝は雨と風で全然目に入ってなかった。

聖ジャイルズ大聖堂前にいたバグパイプのおじさん。

9時になっても明るいので、もったいない気がしましたが、ホテルの近くのレストランで食事をしてホテルへ戻りました。
夕食は適当に選んだチキンのクリーム煮。
でも正直これはイマイチでした。

この旅行記へのコメント （2）

• Zabiさん 2018/12/31 12:04:11

  ありがとうございました

  凛音さんこんにちは！拙い旅行記ですがコメントいただきありがとうございました。次のGWにエジンバラへ行かれるとの事、羨ましいです。
  私は3年前に行きましたが、私が行った時は午前中は風が強かったです。特にエジンバラ城では雨が横殴りでレインコートを着てくればと思いました。
  それでもエジンバラは雰囲気のあるいい街でした。凛音さんも楽しんできて下さい！

• 凛音さん 2018/12/27 17:58:50

  はじめまして！

  エジンバラ旅行記拝見致しました。
  今年のGWにエジンバラへ旅行する予定です。
  GWのスコットランドはやはりまだ寒そうですね。でも霧の中の雨に濡れた重厚な建物も雰囲気がありますね。
  とても参考になりました。ありがとうございます。