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出発点の宇奈月が標高224m<br />終点の欅平が599m<br />そして日本一深い渓谷の山肌は、その高低差、優に1000m以上。そして当然、山肌すべてが同時に紅葉するわけではない。宇奈月周辺では色づき始めでも、欅平から見上げる山肌は落葉だったりする。<br /><br />という事で紅葉を目当てに黒部トロッコ列車に乗ろうとすると、時期が非常に難しい。<br />宇奈月はまだ早く、欅平から上はギリギリ落葉前あたりがバランス的にベスト。<br />さらに晴天の日と限定すると、すべてがビンゴとなる日は年に数日。<br />そして、その数日に運よく当たった事に感謝なのです。<br />

紅葉最盛時の黒部渓谷トロッコ列車

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2015/11/05 - 2015/11/05

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pippo77

pippo77さん

出発点の宇奈月が標高224m
終点の欅平が599m
そして日本一深い渓谷の山肌は、その高低差、優に1000m以上。そして当然、山肌すべてが同時に紅葉するわけではない。宇奈月周辺では色づき始めでも、欅平から見上げる山肌は落葉だったりする。

という事で紅葉を目当てに黒部トロッコ列車に乗ろうとすると、時期が非常に難しい。
宇奈月はまだ早く、欅平から上はギリギリ落葉前あたりがバランス的にベスト。
さらに晴天の日と限定すると、すべてがビンゴとなる日は年に数日。
そして、その数日に運よく当たった事に感謝なのです。

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  • 7:57発の2番列車に乗るべく駅に向かう。<br />平日と言っても、この時期で、この天気。<br />事前にネットでチケットは抑えておきました。

    7:57発の2番列車に乗るべく駅に向かう。
    平日と言っても、この時期で、この天気。
    事前にネットでチケットは抑えておきました。

  • おおっ、すでに並んでいる!<br />事前予約できるのは、乗りたい列車の乗車券。<br />指定した時間の列車に乗れることは確定するが、<br />どこに座るかはあくまで当日の早い者勝ち。<br />急げ〜っ

    おおっ、すでに並んでいる!
    事前予約できるのは、乗りたい列車の乗車券。
    指定した時間の列車に乗れることは確定するが、
    どこに座るかはあくまで当日の早い者勝ち。
    急げ〜っ

  • がっ!<br />我々の車両には他にだれも居ない。

    がっ!
    我々の車両には他にだれも居ない。

  • 前の車両には、仕事に向かう感じの二人だけ。<br /><br />写真を撮る際は進行方向右側がマストだと聞き、<br />「何としてでも右側を死守せねば!」と、鼻息荒く列車に<br />向かったが、さすがに平日の朝だと大丈夫なのね…<br />

    前の車両には、仕事に向かう感じの二人だけ。

    写真を撮る際は進行方向右側がマストだと聞き、
    「何としてでも右側を死守せねば!」と、鼻息荒く列車に
    向かったが、さすがに平日の朝だと大丈夫なのね…

  • いよいよ出発!<br />それにしても寒い…<br /><br />吹きっさらしなので想定はしていたが、それ以上。<br />終点の欅平まで一時間以上ですから、旅の荷物に<br />なったとしても冬装備を持参したほうが賢明。<br />根性論では持ちません。<br /><br />そしてちょっと残念なのが写真の通り早い列車だと、<br />太陽が低く景色が軒並み陰になってしまうところ。<br />

    いよいよ出発!
    それにしても寒い…

    吹きっさらしなので想定はしていたが、それ以上。
    終点の欅平まで一時間以上ですから、旅の荷物に
    なったとしても冬装備を持参したほうが賢明。
    根性論では持ちません。

    そしてちょっと残念なのが写真の通り早い列車だと、
    太陽が低く景色が軒並み陰になってしまうところ。

  • 太陽が一番高い時間の乗車がベストだとは思いますが、<br />散策の余裕を考えると、早い列車に越したことはない。<br /><br />一番いいのは朝は極力早い列車で行き、ゆっくり散策。<br />帰りを早め(14時前)くらいにすると、復路に谷間まで<br />陽が差す綺麗な景色が見られます。

    太陽が一番高い時間の乗車がベストだとは思いますが、
    散策の余裕を考えると、早い列車に越したことはない。

    一番いいのは朝は極力早い列車で行き、ゆっくり散策。
    帰りを早め(14時前)くらいにすると、復路に谷間まで
    陽が差す綺麗な景色が見られます。

  • このお城のような建物はテレビで観たぞ。<br /><br />それにしても谷に陽が届かないと、写真の出来としては<br />オーバーとアンダーが画面を二分する、何とも厳しい<br />仕上がりになってしまう…

    このお城のような建物はテレビで観たぞ。

    それにしても谷に陽が届かないと、写真の出来としては
    オーバーとアンダーが画面を二分する、何とも厳しい
    仕上がりになってしまう…

  • まったく飽きさせず、どんどん景色は変わっていく。

    まったく飽きさせず、どんどん景色は変わっていく。

  • 「おおっ!」と、思わず声が出る絶景

    「おおっ!」と、思わず声が出る絶景

  • 猫又駅に停車中。<br />建物は新黒部川第二発電所。<br />

    猫又駅に停車中。
    建物は新黒部川第二発電所。

  • こちら山側。<br />紅葉のトンネルをくぐるように列車は進む。

    こちら山側。
    紅葉のトンネルをくぐるように列車は進む。

  • ここはスイス? カナダ? アラスカ?<br />日本離れした景色って変な表現だけど、<br />黒部のスケールは凄い。<br /><br />

    ここはスイス? カナダ? アラスカ?
    日本離れした景色って変な表現だけど、
    黒部のスケールは凄い。

  • 約1時間20分で終点欅平に到着。<br />この頃には結構、谷間まで陽が届いていた。<br /><br />しかし寒かった〜っ<br />寒さのせいで尿意をもよおすので、乗車前のトイレは<br />必須かと。<br /><br />それと写真好きな方々へ。<br />道中、トンネルや柱、線路沿いの木々が邪魔で、<br />シャッターチャンスは思ったほど多くありません。<br />早いシャッタースピードで撮れるようにしておき、<br />柱や木が邪魔でも構わず連写するのが基本かと。

    約1時間20分で終点欅平に到着。
    この頃には結構、谷間まで陽が届いていた。

    しかし寒かった〜っ
    寒さのせいで尿意をもよおすので、乗車前のトイレは
    必須かと。

    それと写真好きな方々へ。
    道中、トンネルや柱、線路沿いの木々が邪魔で、
    シャッターチャンスは思ったほど多くありません。
    早いシャッタースピードで撮れるようにしておき、
    柱や木が邪魔でも構わず連写するのが基本かと。

  • 欅平駅からすぐ、奥鐘橋の上から。

    欅平駅からすぐ、奥鐘橋の上から。

  • こちらは人喰岩。<br />奥に見えるのが奥鐘橋と欅平駅。

    こちらは人喰岩。
    奥に見えるのが奥鐘橋と欅平駅。

  • この先2.5キロの祖母谷温泉はまさに秘湯で、<br />ごくまれに落石があるとの事。<br />実際にかぶって歩いていた人は数人でした。

    この先2.5キロの祖母谷温泉はまさに秘湯で、
    ごくまれに落石があるとの事。
    実際にかぶって歩いていた人は数人でした。

  • 谷間の坂道を上ること50分。<br />視界が開けて秘湯中の秘湯、祖母谷温泉に到着。<br />立ち寄り湯も可能。

    谷間の坂道を上ること50分。
    視界が開けて秘湯中の秘湯、祖母谷温泉に到着。
    立ち寄り湯も可能。

  • こちら祖母谷温泉から歩いてすぐの源泉部。

    こちら祖母谷温泉から歩いてすぐの源泉部。

  • 河原のそこら中から温泉が湧き出ている。

    河原のそこら中から温泉が湧き出ている。

  • 左側が温泉。<br />温泉が川に流れ込み、水の色は青緑に。

    左側が温泉。
    温泉が川に流れ込み、水の色は青緑に。

  • 天然のスチームサウナ。<br />中央に立つと体の芯から暖かい。<br />なんと贅沢なサウナだろう。

    天然のスチームサウナ。
    中央に立つと体の芯から暖かい。
    なんと贅沢なサウナだろう。

  • トロッコ列車に乗り、その終点から更に50分坂を上って<br />やっとたどり着く祖母谷温泉。<br /><br />日常を遮断する究極のリフレッシュは、海外に行かなきゃ<br />無理だと思っていた。<br />しかしここ祖母谷温泉なら、日常との完全な隔絶も可能な<br />気がした。

    トロッコ列車に乗り、その終点から更に50分坂を上って
    やっとたどり着く祖母谷温泉。

    日常を遮断する究極のリフレッシュは、海外に行かなきゃ
    無理だと思っていた。
    しかしここ祖母谷温泉なら、日常との完全な隔絶も可能な
    気がした。

  • 欅平駅に戻る道すがら、純白の雪をかぶった立山連峰の<br />頂きがチラッと顔をのぞかせた。<br />この日、黒部立山アルペンルート最高点、標高2450mの<br />室堂では積雪25?だったそう。

    欅平駅に戻る道すがら、純白の雪をかぶった立山連峰の
    頂きがチラッと顔をのぞかせた。
    この日、黒部立山アルペンルート最高点、標高2450mの
    室堂では積雪25?だったそう。

  • 欅平から鐘釣へはこちらの室内の車両にしようと思ったが、<br />晴天で気温がどんどん上がったので、結局全行程吹きっさらしの<br />車両に乗った。

    欅平から鐘釣へはこちらの室内の車両にしようと思ったが、
    晴天で気温がどんどん上がったので、結局全行程吹きっさらしの
    車両に乗った。

  • 鐘釣駅からすぐの万年雪展望台へ。

    鐘釣駅からすぐの万年雪展望台へ。

  • んっ?<br />万年雪はどこ?

    んっ?
    万年雪はどこ?

  • なんと「万年雪」の筈なのに、異常気象で全て<br />溶けきってしまったそうです…

    なんと「万年雪」の筈なのに、異常気象で全て
    溶けきってしまったそうです…

  • こちら河原露天風呂。<br />祖母谷温泉と同じく、河原のいたるところが<br />天然の露天風呂となっており、どこを掘っても<br />温泉が出てくる。

    こちら河原露天風呂。
    祖母谷温泉と同じく、河原のいたるところが
    天然の露天風呂となっており、どこを掘っても
    温泉が出てくる。

  • 当方も足湯をやってみたが、なんとも丁度いい湯加減。<br />

    当方も足湯をやってみたが、なんとも丁度いい湯加減。

  • これは大自然のプレゼントだなぁ

    これは大自然のプレゼントだなぁ

  • トロッコ列車の復路。<br />朝とは太陽の角度が違うので、往路とまったく違う<br />写真が取れます。<br />

    トロッコ列車の復路。
    朝とは太陽の角度が違うので、往路とまったく違う
    写真が取れます。

  • ダイナミックに弧を描く黒部川

    ダイナミックに弧を描く黒部川

  • 復路はほとんど寒さを感じなかった

    復路はほとんど寒さを感じなかった

  • 宇奈月に帰ってきました。<br />

    宇奈月に帰ってきました。

  • 駅から出ると、街中に普通におサルさん。

    駅から出ると、街中に普通におサルさん。

  • みなさんカワイイ珍客に驚いていた。

    みなさんカワイイ珍客に驚いていた。

  • アルペンルートは行ったことがあるが、トロッコ列車は<br />まだという方、かなり多いのではないでしょか。<br /><br />日本一深い谷を分け入っていく黒部渓谷トロッコ列車は、<br />大迫力のアルペンルートとは、また違った黒部の魅力を<br />満喫できます。<br /> <br />是非っ!

    アルペンルートは行ったことがあるが、トロッコ列車は
    まだという方、かなり多いのではないでしょか。

    日本一深い谷を分け入っていく黒部渓谷トロッコ列車は、
    大迫力のアルペンルートとは、また違った黒部の魅力を
    満喫できます。
     
    是非っ!

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