女性一人でもOK、ツアーで巡るスペイン・ポルトガル10日間　その２　クエンカ市内～マドリッド

2015/10/30 - 2015/10/31

　阪急トラピックスで、「スペイン・ポルトガル２か国11の世界遺産を巡る全食事つきスペイン・ポルトガル10日間」に参加しました。5月に生まれて初めてのヨーロッパ、中欧に行き、ヨーロッパ病に取りつかれました。7月のイタリア、9月のフランス、10月のドイツと攻めて行っています。そして11月の晩秋のスペイン・ポルトガルで、アルハンブラ宮殿にすっかり魅了されました。
　旅行記を書くのは２回目です。前回のドイツ編より読みやすいものになるよう努力します。主な行程は下記の通りです。
１日目 29日（木）羽田発ミュンヘン乗り継ぎバルセロナ。
　 　　　　　　　ドンギャンデード泊
２日目 30日（金）バルセロナ市内観光（サグラダファミリア・
カタルーニャ音楽堂・モンジュイックの丘）
タラゴナ（ラス・ファレラス水道橋）
SHフロラザール泊
３日目 31日（土）クエンカ市内観光（カテドラル・宙づりの家）　　
マドリッドへ。グランアトランタ泊
４日目 1日（日）マドリッド市内観光（スペイン広場
　　　　　　　　 プラド美術館・国立王妃芸術センター・王宮）
トレド（サントトメ教会・カテドラル・展望ポイント）
　　　　　　　　 グランアトランタ泊
５日目 ２日（月）ラマンチャ地方（白い風車）
　　　　　　　　 コルドバ（メスキータ・花の小径）
　　　　　　　　 グラナダ（フラメンコショー）アリサレス泊
６日目 ３日（火）グラナダ市内観光（アルハンブラ宮殿
　　　　　　　　 ヘネラリーフェ庭園）ミハス散策、セビージャヘ。　　　　　
　　　　　　　　 TRHアルコラ泊
７日目 ４日（水）セビージャ市内観光（カテドラル・アルカサル）　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　 エボラ歴史地区（サンフランシスコ教会・カテドラル）
　　　　　　　　 リスボンへ（ファドディナーショー）
　　　　　　　　 マリオットリスボン連泊
８日目 5日（木）リスボン市内観光（ジェロニモス修道院・
発見のモニュメント・ベレンの塔）シントラ宮
　　　　　　　 　ペナ宮、ロカ岬。マリオットリスボン泊
９日目 ６日（金）リスボン空港発フランクフルト経由羽田
10日目 ７日（土）羽田空港着

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　モンジュイックの丘から眺めたバルセロナ市内
遠くにサグラダファミリアが見えます。

　モンジュイックの丘から港・海を眺めます。ケーブルカーでやってくる人もいました。無料のトイレもありました。ヨーロッパなのにトイレが無料なのは嬉しいです。
「トイレと水と安全は只」の日本とは違うヨーロッパですから。
その後はお約束のスペインギフトショップへ連れていかれました。免税品に興味のない私には暇な時間。

　ランチはカタルーニャ料理。BARCA DEL SALAMANCA　にて。
自分でバルサミコ酢とオリーブオイルと塩で味付けします。トマトソースをかけたパンは、ぐじゅぐじゅで、私の好みではありません。

　「サンパイナ」という干しタラと、煮込んだ野菜のトマトソース煮。やたらと塩辛いです。暑い地方では、塩分補給という意味があるのでしょうが、私の口には合いません。３ユーロのスプライトが、爽やかで美味しいです。
　お酒が好きな方たちはワインなどをお飲みになっています。ヨーロッパでは水よりお酒のほうが安いことが多いので、お酒が苦手な私は損をしている気分になります。

　デザートのアイスです。容器ごと出てきたのには驚きました。バニラとチョコが半々の味でした。
　レストランのとある場所には、新鮮そうなイカやエビや、名前は分からないけれど、サバのような魚がゴロンと転がっていました。美味しそう。あれが食べたかったです。

レストランの外観です。

　レストランの正面です。ヨットハーバーです。多くのヨットがつないでありました。よく晴れてまぶしく風も気持ちよかったです。地表温度が27度と表示してあり驚きました。道路はアスファルトだから高いのでしょうか。

　タラゴナまで100ｋｍ走りました。高速道路の途中のバス停？で下車。
「悪魔の橋」ラス・ファレラス水道橋です。けもの道のような山道を少し上っていきました。ローマ皇帝アウグストゥス時代の水道橋で、２層アーチ式で状態が良く、スペインではセゴビアに次ぐ規模だそうです。すれ違えないほど狭い水路を歩きました。が、上に立って眺めるほどの勇気もなく「ふうん」で終わりました。
それなら、バルセロナで「カサバトリョ」とか、「サンパウ病院」などの内部見学または、せめて下車しての写真撮影をしたかったと思いました。

悪魔の橋 (ラス ファレラス水道橋) 建造物

　その後249ｋｍ走ってマッサルファサールへ。
18：40ホテルSHフロラザール着　夕食はホテルで20：30～
お部屋チェックの後すぐ大きなエコバッグを持って、隣（嬉しい！）のスーパー　カルフールへ。免税品・ブランド品には全く興味のない私ですが、スーパーには燃えます。海外旅行の目的は地元のスーパーに行くことといってもいいくらいです。

　今回のスーパーでの買い物の最大の目当てはプリングルスの生ハム味。スペインにしかないようで「４つ買ったが足りなかった。」という口コミを見ていたので、５個ゲット！その他には、スペインのお菓子トュロン・ナッツなど。帰りはホテルの門を開けるのに、ホテルのルームキーが必要です。
　お部屋はツインベッドがぴったりくっついたタイプ。水回りも使い勝手が良かったです。

大きなホテルです。

　20：30～のディナー。１品目はサラダ。スペインのトマトはどこで食べても硬いです。

　メインは肉じゃがスープ。正式名は？塩辛いです。
お好きな方はワインなど。私は紅茶2.5ユーロ。パリのとあるホテルで、同じティーパックが6ユーロしたことを思うと、スペインの物価は安いと思います。
食後に頼みたいけど、これでは途中でさめてしまいます。

　３コースの最後のデザートはアーモンド入りケーキ。美味しかったです。紅茶と合います。

　10月31日土曜日　旅行３日目。
　朝食は前日のホテルとは違い、取り放題のブッフェで嬉しいです。

　8：55ホテル出発　クエンカへ213ｋｍ
途中にはオリーブ畑が広がります。

着後　クエンカ市内観光しました。

　よく晴れていますが、風が強いです。日傘をさそうとしましたが、風であおられてさせないので、あきらめました。しみになりませんように。

　クエンカはフーカル川とウエカル川に挟まれた岩山にある街です。石灰岩が風化して形成された断崖絶壁の上にある、中世の面影を色濃く残す城塞都市です。駐車場からゆっくり坂道を上って行きます。宙づりの家が見えています。

　サンパブロ橋です。この橋を渡ります。高所にあるので
「はしをわたってわたらないでください」（笑）
がけ下は紅葉が綺麗です。木々の赤・黄・緑、家々の白、空の青！絵になります。

サンパブロ橋 建造物

　クエンカのシンボル「宙づりの家」
断崖からせり出すように建つ14世紀の建造物。「不安定な家」という名の通りです。18世紀までは市庁舎として利用され、現在は抽象画美術館とレストランになっています。

　カテドラルです。
　12世紀末から建設が始まりましたが、現在も未完のままです。堂々としたファザードが見事な反面、後ろががらんとして寂しいです。
　結婚式が挙げられていました。コングラチュレーション！

カクエンカ大聖堂 (テドラル) 寺院・教会

　マヨール広場と市役所。
４本の旗がはためくと、ユーロ、スペイン、クエンカ…の旗と分かります。

　市役所の裏側
「世界遺産です」の看板と、「真実の口」ではなく、ポスト。

元修道院で、今は神学校だそうです。生徒数が14名とか？どこも少子高齢化？？？

　展望台から旧市街を臨みます。
　奇岩と白い石造りの家々が並んでいます。　

　街歩きの途中、お土産物屋さんへ。試食させてくれて、美味しかったので「トュロン」（蜂蜜とナッツを混ぜて固めてウエハースで挟んだもの）を4.2ユーロで購入。ここでは「ALaju」（アラファ）というそうです。帰国して食べ比べてみたら、オレンジの香りがして、ここのが一番おいしかったです。もっと買えばよかった。でも限定販売だったからゲットできただけラッキー。

　街歩きでお腹がすきました。ランチはHOTEL CONVENT DEL GIRALDOにて。
　ワイン・お水が飲み放題です。お好きな方にはラッキーです。
ヨーロッパのお水はお腹を壊すかもと言われているので、私は電気ポットを持参し、ミネラルウォーターを買い、ホテルで沸かして飲んでいます。ですから、いくら只でも、お水は少しだけ飲みます。

　前菜はサラダ。

　
　

　メインはローストチキンと豆などの炒め物。大きすぎて残しました。味は良かったです。冷凍野菜かな？柔らかすぎました。

　デザートはケーキの３コース、見た目は綺麗ですが、甘すぎました。

　レストランの外観です。石造りです。中は日差しが入り明るかったです。
ただ、ヨーロッパのレストランの多くがそうであるように、トイレの数が２個と少なく、皆で時間差で行くのが残念でした。西洋人と体のつくりが、違うのでしょうね。
その後マドリッドへ。165ｋｍ。

　16:30　ホテルグランアトランタ着　
ディナーは19:45ホテル近くのレストランへ。
その間？勿論、お部屋チェック直後スーパーに向かいます。近くにミニスーパーが３軒！嬉しい！
　スタジアムまで徒歩15分のマドリッド市内のホテル。建物は古く、備品も古く残念。懐かしいこの型のテレビは主電源を押し続けないと映りません。押し続けることなどできません・・・ここに２泊します。



　

NYX ホテル マドリード バイ レオナルド ホテルズ ホテル

バスタブはありますが、固定シャワーです。残念。

NYX ホテル マドリード バイ レオナルド ホテルズ ホテル

　水回りはコンパクトにまとまっています。ドライヤーは風力が弱いです。
　スーパーへは、買い忘れた、美味しいという口コミの、アリオリソースを買いに、まずは徒歩５分弱のカルフールエクスプレスへ。店員に尋ねたが通じず、マヨネーズ置き場にもなく、２軒目のCONDISへ。やはり通じず「つづり字は？」「？」カタカナのメモしかなくとりあえずマヨネーズ売り場へ。「あった！」瓶入りの「ALIOLI」でした。帰国して食べると・・美味しい！ニンニク入りマヨネーズです。大分で売っているのも、同じ味かな？サラダが進む進む。大満足の買い物でした。

NYX ホテル マドリード バイ レオナルド ホテルズ ホテル

　ディナーは徒歩５分のMOSCARDO17へ。
　野菜ポタージュスープ。サラダより体が温まります。
飲み物はトマトジュース３ユーロ？

メインは鮭のバター焼き。オーソドックスな味。野菜は冷凍？

デザートはパンプディングの３コース。カスタードが美味しい。