女性一人でもOK、ツアーで巡るスペイン・ポルトガル10日間　その７　ヘネラリフェ・ミハス

2015/11/03 - 2015/11/04

阪急トラピックスで、「スペイン・ポルトガル２か国11の世界遺産を巡る全食事つきスペイン・ポルトガル10日間」に参加しました。5月に生まれて初めてのヨーロッパ、中欧に行き、ヨーロッパ病に取りつかれました。7月のイタリア、9月のフランス、10月のドイツと攻めて行っています。そして11月の晩秋のスペイン・ポルトガルで、アルハンブラ宮殿にすっかり魅了されました。
　旅行記を書くのは２回目です。前回のドイツ編より読みやすいものになるよう努力します。主な行程は下記の通りです。
１日目 29日（木）羽田発ミュンヘン乗り継ぎバルセロナ。
　 　　　　　　　ドンギャンデード泊
２日目 30日（金）バルセロナ市内観光（サグラダファミリア・
カタルーニャ音楽堂・モンジュイックの丘）
タラゴナ（ラス・ファレラス水道橋）
SHフロラザール泊
３日目 31日（土）クエンカ市内観光（カテドラル・宙づりの家）　　
マドリッドへ。グランアトランタ泊
４日目 1日（日）マドリッド市内観光（スペイン広場
　　　　　　　　 プラド美術館・国立王妃芸術センター・王宮）
トレド（サントトメ教会・カテドラル・展望ポイント）
　　　　　　　　 グランアトランタ泊
５日目 ２日（月）ラマンチャ地方（白い風車）
　　　　　　　　 コルドバ（メスキータ・花の小径）
　　　　　　　　 グラナダ（フラメンコショー）アリサレス泊
６日目 ３日（火）グラナダ市内観光（アルハンブラ宮殿
　　　　　　　　 ヘネラリーフェ庭園）ミハス散策、セビージャヘ。　　　　　
　　　　　　　　 TRHアルコラ泊
７日目 ４日（水）セビージャ市内観光（カテドラル・アルカサル）　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　 エボラ歴史地区（サンフランシスコ教会・カテドラル）
　　　　　　　　 リスボンへ（ファドディナーショー）
　　　　　　　　 マリオットリスボン連泊
８日目 5日（木）リスボン市内観光（ジェロニモス修道院・
発見のモニュメント・ベレンの塔）シントラ宮
　　　　　　　 　ペナ宮、ロカ岬。マリオットリスボン泊
９日目 ６日（金）リスボン空港発フランクフルト経由羽田
10日目 ７日（土）羽田空港着

エリア ミハス(スペイン)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　アルハンブラ宮殿からぶらぶら歩いて、谷を隔てた丘の上にある「ヘネラリフェ」へ。ナスル朝の王たちが夏を過ごした離宮です。暑いアンダルシアの夏を涼しく過ごせるように、庭園には常に緑や花が咲き誇り、噴水や池で涼を演出しています。
　お花が大好きな私には、目や心の保養になる所でした。

ヘネラリーフェ庭園 自然･景勝地

途中にも、生け垣や紅葉し始めた木々が、緑の木陰を作っています。

「パルタル」
　緩やかな傾斜地に階段状に配された花壇があります。水が涼しげです。

　花壇には季節に合わせた花が植えられていました。

　劇場もあります。夏は演劇や演奏会が開かれるそうです。

　綺麗に剪定された木
　思わずくぐりたくなります。

　水と綺麗に剪定された木
　庭園内の水路や噴水には、シエラネバダ山脈から引いた雪解け水がふんだんに使われています。

　ぶどう棚です。
　スペインはワインの産地でもあります。

　スカビオサも咲いていました。
　紫のドレスを着た貴婦人のようです。

　一つ一つの花壇ごとに違う花が咲き、楽しめました。ここは鶏頭です。鶏の頭のような鶏頭ではなく、やり鶏頭なので、同じ赤でもしつこさがありません。

「アセキアの中庭」その１
ブーゲンビリアが咲いていました。

　「アセリアの中庭」その２
　噴水があります。

　日本の足立美術館も四季折々のお庭が素敵で、大好きですが、大名の奥方様のように、遠くから綺麗だなあと眺めるだけ。こちらの方が規模が何倍も広く、「誰でも入って、見て、くつろいで行って」と言われている気がします。また来たいと思われる所でした。

その後ミハスへ。172ｋｍ。

　お約束のお土産物屋さん。寄せ木細工を作っています。
　写真を撮ってもいいかと聞くと、おしゃべりをやめて、はにかみながら作業してくれました。手作りなので高いです。箱根の寄せ木細工と同じ作り方のようです。

　ミハスはアンダルシアを代表する、山あいに広がる白い村です。
　ミハス展望台から眺めました。岩山の斜面に密着するように立ち並ぶ白い家々。青空だったらもっと絵になったでしょうに。

ミハス展望台 観光名所

　ミハスの歴史は古く、フェニキア人によって銀や錫の採掘が行われ、鉱山ができたことに始まるそうです。年間を通して海外からの観光客で賑わっています。
「ここに住む」と役所に届けを出すと、広さに合わせて、植木鉢をくれるそうです。
白い壁に花が差し色になっています。

　サンセバスチャン教会は、17世紀終わり頃に完成した小さな教会です。寄付により再建されたそうです。

サン セバスチャン教会 寺院・教会

　街歩きをして大まかな地図をつかみました。ランチ後の自由行動が楽しみです。

　ランチはEL ROMEROで。まずはトマトジュース３ユーロ。

ガスパチョ。冷たいトマト味のスープ。

　４人で「イベリコ豚の生ハム」を頂きました。7.5ユーロ。ごちそうになりました。

メインはメルルーサのフライ。衣が厚かったです。ポテトは美味しい。

　デザートは、生クリームアイスのチョコかけ。
生クリームはあまり好きではないので、残しました。

　ランチの後は自由行動、まずは地図を頼りに、スーパーへ行き、水を買いました。そこでランチメンバーと分かれて、一人で。ロータリーには馬車がいました。乗って観光している人もいました。
　
　　フラメンコ衣装のような、２段のフリルの付いたエプロンを孫用に購入。赤とピンク迷って両方。不織布で軽いからトランク荷物で大丈夫。ままごとには使えるでしょう。
2.5ユーロ×２

　その後セビージャヘ240ｋｍ

　19:00ホテル　TRH　アルコラ着
ロビーの奥には噴水までありました。吹き抜けの高い綺麗なホテルです。

イルニオン アルコーラ セビリア ホテル

　部屋はツイン、トランクも十分広げられる広さで清潔です。

バスルーム。アメニティーもあります。

バスタブも可動式ハンドシャワーもあります。

　20：00　ディナーはホテルレストランで。噴水の奥を抜けた中庭の奥にありました。
　ブッフェです。飲み物は入口で前払いでした。

　11月４日水曜日　旅行７日目
　朝食もブッフェでした。

　ホテルの外観です。高速道路を挟んで向かいにカルフールがありましたが
「渡る場所がない、危険」と言われたので、前夜はあきらめました。まあトランク重量も気になるし、あきらめは早かったです。

8：00ホテル出発　セビージャ市内観光へ