2015/10/20 - 2015/10/27
51位(同エリア243件中)
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hayaさん
2015年10月、4travelのモニターとして、南アフリカツアーに参加させていただきました。
多様な人種が暮らすことからレインボーネーション(虹の国)と呼ばれる南アフリカ。ジャカランダが咲き誇る街に始まり、開拓やアパルトヘイト撤廃の歴史に触れる博物館、資源国の豊かさやサッカーW杯を開催した国の整備された都市風景、広大な自然と保護区の野性動物たち、インド洋を望む美しいビーチやガーデンルート等々。そこは人種や文化のみならず、見どころという意味でも多彩なレインボーネーションでした。
<3日目後半 ソウェト>
・ヘクターピーターソン博物館
・昼食 @Sakhumziレストラン
・マンデラハウス
・ネルソンマンデラ邸
・夕食 @フィッシュモンガー
<旅程>
[10/20 1日目] 羽田→香港→
[10/21 2日目] ヨハネスブルグ、プレトリア
[10/22 3日目] プレトリア/ヨハネスブルグ、★ソウェト
[10/23 4日目] ヨハネスブルグ→ポートエリザベス、ジェフリーズベイ、カリエガゲームリザーブ
[10/24 5日目] カリエガゲームリザーブ
[10/25 6日目] プレッテンバーグベイ、ナイズナ
[10/26 7日目] ナイズナ→ポートエリザベス→ヨハネスブルグ→
[10/27 8日目] 香港→羽田
<通貨>
南アフリカランド ZAR1≒8.88円 (2015/10)
<時差>
-7時間
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
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3日目後半はソウェト(Soweto, South Western Townships)へ移動します。ソウェトはヨハネスブルグの南西にある街で、かつて南アフリカ最大の黒人居住区だったところ。
ちなみに、オランダ語のヨハネスブルグ(Johannesburg)の由来はガイドさん曰く、英語で言うところの「ジョンの丘」くらいの意味だそうで、開拓者の名を取ってそこを自分の土地としたとする諸説と通ずるものがあります。また現地の人はそのまま英語読みでジョハネスバーグ/ジョハネスブルグと言い、略称のジョバーグ/ジョブルグが多く使われていました。写真は車窓から。 -
ソウェトへの道中、道路脇の山と積まれた土をよく目にしました。金の産出で有名な南アフリカですが、金を含む土を採掘してふるいにかけた後、ピュアゴールドを抽出した黄土色の残り物(Mine Dump)が運ばれ、このような土手に形成されていくのだそうです。
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ソウェトのヘクターピーターソン博物館に着きました。1976年、この地で起こった反アパルトヘイト運動「ソウェト蜂起」で、制圧にあたった政府との対立で多くの黒人が犠牲になりました。その惨禍で最初に命を落とした学生の名前を冠した博物館には、当時の生々しい写真や映像、新聞記事が残されています。
ヘクター ピーターソン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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広場には、今もその惨事を忘れられないようにと、抱き抱えられたヘクターピーターソンの写真が飾られています。当時政府は、入植者によるオランダ語起源のアフリカーンス語(Affrikaans)による教育を強いており、それを白人支配の象徴だとした学生たちの反発を買い、暴動に発展していきました。
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警察によるデモ隊の鎮圧は無差別発砲という強行におよび、500人以上の犠牲を出したことから世界中から非難を受け、後のアパルトヘイト撤廃への大きなきっかけとなったそうです。
1992年には、自由と平和のために闘った人々の記憶として、ネルソンマンデラによって記念碑が建てられました。 -
横断歩道の先の1本道が、その蜂起の現場となったところです。
英語で等しく教育を受けたかった学生たち。現在、南アフリカの黒人の多くは普段はズールー語等の民族語を使い、同時にビジネスとしての英語も流暢に話されます。40年前にこの道で発起された彼ら訴えが、今の社会へ繋がっているのだと思わされます。 -
折しもこの前日、各地で大学授業料増加法案停止を求める抗議活動が行われ、10/23付の地元The Star紙でもその様子が伝えられていました。
南アフリカの教育関連のデモについて、形は違うにしろ、偶然にも過去と現在を一度に知ることとなりました。 -
昼食はソウェトの有名店Sakhumziレストランへ。
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ブッフェ形式のレストランで、とうもろこし粉からできている南アフリカの主食「パップ」に野菜や肉や魚を添えていただきます。どれもくせのない薄味で、思ったよりは食べ易かったです。
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次は、マンデラハウスへ。反アパルトヘイト運動に邁進していたネルソンマンデラが、1964年に国家反逆罪で投獄されるまでに住んでいた実際の家。
マンデラ ハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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現在は改装され小さな博物館のように開放されています。
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マンデラハウスのあるフィラカジ通り(Vilakazi st)は飲食店やアフリカンクラフトの露店等が建ち並び賑わっています。
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この通りは2人のノーベル賞平和賞受賞者の家があることでも有名で、ネルソンマンデラともう1人はデズモンドツツ司教。ご存命ですが、現在はこちらにはお住まいではないとのこと。
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車窓から奇妙な塔を見つけました。これは南アフリカの主な電力源である火力発電所の冷却塔で、使われなくなったタワーにペイントを施し2塔を繋いでバンジージャンプ台として利用しているという、なんとも奇抜なコンセプトの商業施設。
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もう1つのマンデラハウスに着きました。こちらは彼が大統領在任時に暮らしていた家で、高級住宅街のハウトン(Hougton)にあります。
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マンデラ邸の前には亡き英雄を偲ぶたくさんのメッセージ石が置かれていました。国民は彼を愛情と尊敬の念を込めて、父マディバ(Tata Madiba)と呼ぶそうです。
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夕食はローズバンク(Rosebank)にあるフィッシュモンガー(Fishmonger)へ。
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クイーンプロウンと蒸し野菜のプレートで、これで1人前。旅行中の食事はいつも量の多さに驚かされました。
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白ワインはお店の方のおすすめで、スプリングフィールド(Springfield)のソーヴィニヨンブランをいただきました。
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2日目の宿泊先
モナークホテル
Monarch Hotel, Rosebank
☆☆☆☆☆ザ モナーク ホテル ホテル
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