運転制限まであと２年の夫婦合わせて１３７歳ードライブ＆ハイキングのドロミテ渓谷　その6

2015/06/21 - 2015/07/02

空港に展示されているミズーリナ湖の写真からドロミテ渓谷の存在を知り、色々な旅行記を参考に計画を立てました。渓谷に直ぐでなく、寄り道してマルペンサ空港へ行き、レンタカーを借りて、最終日にマルペンサから日本へ帰る予定です。日本から先ずはフランクフルトへ行き、列車でバーゼルへ。バーセルで一泊して朝からDOMODOSSOLAへ向かい、風光明美なCENTORALLI地方を走るチェントヴァッリ観光列車を楽しんでからマルペンサ空港へ行き、レンタカーで渓谷へ出発しました。夕方の出発ですので安全を考えて、空港から一時間ほどの所に宿を取り、疲れが出ないように年寄りの旅に徹しました。
ドロミテ渓谷は予想以上の素晴らしい眺望を備えた所で、再度訪問したいと思いました。

エリア その他の観光地(イタリア)

26日　夜の食事です。
３泊の最後の夜の食事です。
サルサヴェルデソース付きタルタルステーキとバン

リンゴクリームスープ

ラビオリ

蒸した子牛の頬肉

ラップされた川マスかイワナ。包まれていた魚のラップを外した写真です。
このホテルは家族経営で気持ちよく過ごせましたが、この食事の時に驚く事がありました。
２泊目の夜にグラスワインを注文しました。ボトルでは多すぎて、二人では飲みきれません。
３泊目にもグラスワインをと思いました。昨夜の食事をサーブしてくれたのは女性ですが、本日は眼鏡をすれば、ハリーポッターにそっくりの男性です。彼にグラスワインを注文しようとする、「昨日のワインはＸＸＸだったので、別の種類にしますか。？」と言うではないですか。
小さなホテルならではの気遣いではないでしょうか。

27日の朝食です。
オーダーが出来るので、ワッフルをお願いしました。

クレープです。

チックアウトです。後々イタリア人のアバウトの所にまたびっくりすることに。
食事を済ませ、フロントへ精算をお願いしようとしましたが、係がいないので待ってくれとの事でした。しかし予約のやり取りの時に、事前に全額を支払いたいとお願いしていたので、ワインの代金のみを支払えばそれで終了と思い、、その代金をその場にいたハリーポッター君が処理してくれました。それで　次のホテルを目指し出発しました。
夜にメールをチェックすると、まだ残金があるので支払いをとのメールが入ってました。そもそも予約した際、デポジットの要求がありましたが全額の引き落としを
依頼しましが、予約後２−３ヶ月たっても引き落としが無く、ホテルへその旨を連絡したら、「連絡ありがとう、引き落としします。」との回答でした。その時にも全額を支払うのでとメールしておきました。しかしながら、メールをちゃんと読んで頂いてないのです。
ともかく残金はカードから引き落としてください、とメールするとカード番号は既に破棄しましたとの回答です。WI-FIから番号を送る事は危険ですので、ホテルへ行き支払いますとメールしました。２日後　支払いにホテルへいきましたが、「本日はシニアーの運転は禁止」だと言われました。道中大型オートバイが走ってましたが、運転は危険であることは事実です。

パッソ・セッラで

27日から29日まで２泊お世話になるHOTEL COL DI LANA.
ポルドイ峠にあって、SASS PORDOIのゴンドラ駅が目の前に在る便利なホテルです。
紅山雪夫さんの「イタリア　ものしり紀行」の中に以下の文章があります。

「もしドロミーティで一泊しかしないのであれば、ここをお薦めしたい。」

部屋の中です。２泊目に撮った写真ですので、布団が乱れてます。
このホテルは改装済みの木目も新しい綺麗部屋もありますが、バイク祭りか何かで
軍人が宿泊してたりで満員の為、古い部屋をあてがわれました。
一泊一人　67ユーロ　夕食・朝食付きです。古い部屋でも文句は言えません。

以前の旅行記では、日本人の女性が働いていたらしいです。

トイレ
シャワーの下の部分が少々痛んでます。

ホテルの玄関で警備にあたる、このホテルの可愛いペットちゃんです。

玄関から直ぐの所に何故か古いオートバイが展示されます。

何の碑かは？

ゴンドラ駅

ゴンドラで、PASS PORDOIへ

頂上駅が見てます。

頂上からの景色です。
RIFUGIO MARIA 2950M

駅から下り、PIZ BOEへ向かいます。

RIFUGIO-HUTTE FORCELLA PORDOIまで来ました。2828m.

途中に、まだまだ雪が残っています。本当に危険です。

足を滑らせてたら、止まらないで、谷底へ。

私たちはアイゼンを用意してました。ザイルではないですが、ロープも持参してました。

ワイヤーを伝って登ります。

危険な場所が続きます。

怖い、怖い！！！
頂上までは、ほとんどワイヤーを伝って登るしかありません。
下山ではこれを下るしかありませんが、さらに危険度が増します。

PIZ BOE頂上に到着。
FASSA小屋です。
この前でフランス人の二人組に彼らのスマホで撮影を頼まれ、撮りました。そして彼らが、私のカメラで私を写してくれました。顔がバッチリ写ってますので公開は諦めました。

頂上からの景色です。達成感に浸り、見渡してました。

頂上にある標識です。3152Ｍを示しています。

頂上から降り、帰りますが、SASS PORDOIのゴンドラ駅が見てきました。
なんとか、ここまで無事に戻りました。

まだまだ雪があり、気が抜けません。

ここから落ちれば命なし。

標識によれば、SASS PORDOIまで15分となってます。
また、今行ってましたPIZ BOEまで一時間二十分となってますが、
２時間は必要と思います。

SASS PORDOIからの景色です。
ここのベンチに居た人に、PIZ BOEまで行ったと自慢したら、拍手をしてくれました。

RIFUGIO MARIA,ゴンドラ駅で昼食を食べました。

後は　ゴンドラで下るだけです。

ホテルの前の駐車にこのようなスポーツカーが沢山集まってました。

この旅行記へのコメント （2）

• idu3babaさん 2016/08/31 22:29:40

  来年も行きます！

  yoshiboさん、いいねをありがとうございました。
  旅行記を楽しく拝見しました。今年歩けなかった山を来年は是非挑戦したく、とても参考になりました。我々は64歳ですが、レンタカーに年齢制限があるとは！早くリタイアして旅行三昧をしたいものです。これからも旅行記を楽しみにしています。

• nasunoさん 2016/02/22 20:57:02

  お元気でビックリポン！

  yoshiboさんはじめまして
  
  ドロミテ旅行記楽しく拝見しました。
  そのお年でレンタカーとは恐れいりました。ましてマニュアル車を多く運転されており、私には出来ないと思っています。
  タブレットのカーナビユニークですね（^O^)。
  
  　私達も今年初ドロミテ旅行をと予定しており、大変参考になりました。
  出来ればPIZ BOEにも登りたいと思っています。
  
  これからも宜しくお願いします。
  
  nasuno