ヨーロッパ23日間　レンタカーの旅　１４～１７日目　ボローニャ　＆　フィレンチェ

2015/05/15 - 2015/06/07

約3週間のバルセロナと北イタリアと少しだけオーストリアの夫婦二人の旅行記です。すべて個人手配です。3泊４日過ごしたバルセロナはガウディの建物を中心に見た全く普通の観光旅行でしたので旅行記からは省略しています。４日目のイタリアから移動はレンタカーです。

3回目のイタリアですので、それらの経験と私達二人の趣味から、教会の見学はほどほどに、どちらかといえば普通の建物（邸宅やお役所）を主に見て、食べ物は食べたいものを食べるけど食べすぎない、欲張らない、いつものように早寝早起きで暮らすように旅をする、というスタイルで旅してきました。

泊った街は、
ベルガモ（1泊）
ベローナ（1泊）
バドガスタイン（5泊）ここだけオーストリア　
ベニチア（3泊）
ボローニャ（1泊）
フィレンチェ（2泊）
サン　カシアーノ　ヴァル　デ　ペッサ（2泊）
チンクエッテレ（2泊）
ミラノ（2泊）
です。

オーストラリアに住んでいるので、日本語ガイドブックはなし、ほとんどインターネットから情報（日本語と英語）を仕入れて計画しました。グーグルの英語版と日本語版はよく利用しました。４トラベルさんにもお世話になりました。投稿することは考えていなかったので適した写真はたくさんありませんが、トラブル解決や計画をする時のヒントを書き込むようにしました。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベニスのマルコポーロ空港の駐車場から次の目的地のボローニャをめざします。ボローニャは村上春樹さんの「遠い太鼓」を読んで寄ってみようと思いました。でも、滞在時間が短すぎたようです。思ったように買い物を楽しんで食べ物を楽しむとまではできませんでした。、ランチはミシュランでチェックした All’Osteria Bottega に行きました。グーグルマップで店の前の道に路上駐車をできるのを確認して選んだお店です。無事車も停めることができました。小さいお店で、しっかりと伝統を守っているという感じの料理でした。思わずパクついてしまい写真は全くありません。週日のランチなのに満席になりました。

ホテルにチェックインです。Suite Hotel Elite です。駐車場付のところですので、町の中心から少し離れます。でもバスで１０分ほどで旧市街まで行けます。チケットはバスの中の販売機で買えます。１．５ユーロです。最寄りのバス停の名前とバスの番号は忘れないようにします。

旧市街のメインストリートは工事中でバスは思ったところに行ってくれませんでした。人に道を聞きながら、　　　メインストリートにたどりつきます。ボローニャ独特のポルテコ（回廊）がやはり良い感じを醸し出しています。ここは観光中心ではなく都市として機能している街だと思いました。普通に働いている人や学生さんなどたくさんいます。

大きな教会です。

ちょっと斜めになった塔です。食事をしたくとも７時にならないと開かないお店ばかりで、早寝早起きの私たちにはちょっとつらいです。７時まで待ってさっと食べて帰ります。ミシュランでチェックしたレオニダです。野菜を中心に頂きましたがシンプルだけどおいしかったです。私たちのいた時間はほとんどツーリストばかりでした。

ホテルの朝食はとても充実していました。普段は食べないのに、二つも甘いパンを食べてしまいました。このホテルはビジネスマンもよく利用しているようです。旅行者は半分て感じでした。このホテルが旅行中では一番よかったです。部屋は清潔で広々していて日当たりもよく、朝食は充実しています。

フィレンチェの宿に行く前にアウトレットモールに行く予定です。

思ったより出発が遅れ、道をちょこっと間違え、そしてまさかの渋滞で、予定より２時間も遅れてモールに到着でした。ブランド物には興味がない私たちですが、必要に迫られてサングラスはしっかりと購入しました。ついでで寄るならいいですが、非イタリアブランドが主なので何もここで買わなくてもという感じです。

バルベリーノ デザイナー アウトレット アウトレット

無料の駐車場がある宿を検索して決めました。キッチン付きです。大きな道路沿いですが敷地は広くまったく音は気になりません。旧市街までは２２番のバスで２０分ほど、終点が花の大聖堂の１ブロック手前のサンタマリアマジョーレ教会です。

帰りも同じ場所から乗れます。鉄道の駅より便利でした。

塀と向こうに見える高い建物の間が幹線道路です。北の方から来た家族でしょうが、こんな庭でも水着を着て日光浴をしていました。プールなぞはありませんけどね。まねできません。

荷物を置いて、カルキ食事をして、旧市街へ出かけます。

バスの切符は運転手から買います。２ユーロです。タバッキで買うと、１．２ユーロですから割高です。それにいつも運転手から買えるわけではないので、タバッキでまとめて買っておくのをお勧めします。

買ったらバス内の機械でガチャっと日時を印字します。それから９０分有効です。

フィレンチェは１５年ぶりです。古い町ですから、そんなに変わったところはない感じです。誰もがスマホをもってセルフィーしているのが目立つぐらいです。

目的はウフィツィ美術館の見学です。私は３０年ぐらい前に見て感動しましたが、１５年前に来た時は予約が取れず、夫が見ていないので是非見てもらいたいと思っての再来です。夫はミケランジェロ広場に行きたいとのことで、この２カ所は行くことにしました。でも、それらは明日に行きます。

フィレンツェ歴史地区 旧市街・古い町並み

美術館はネットで予約をしています。入場券に引き換える場所を確かめます。美術館の真ん中の通路を川に向いて左側が入り口、引き換え場所は右側の少しだけ川よりです。確かめた後は、ふらふらと街歩きです。

１５年前には、自分用にゴールドのネックレスやら夫は革靴を、それにお土産のスカーフをたくさん買いましたけど、今回は日本経由の飛行機でもないので日本特有のお土産を買う必要もありません。年を取ったせいか物欲もあまりなく、気楽なもんです。パッと見て欲しいものだけ買うって感じです。

ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ポンテベッキオです。

ベッキオ宮です。

夕食の食材を探します。プリペイドシムカードを入れたipadでスーパーマーケットを探します。ドーモーの近くにあるようです。どこにでもあるスパーのConadのちょっとグレードアップしたお店がありました。入り口が狭くて見落としそうです。重いけどワインをゲット、野菜やデリでハムを何種類か買います。その後は、タバッキでまとめてバスの切符も買っておきます。バスに乗って宿に帰ります。

気持ちの良い庭を眺めながらおうちごはんです。

美術館を９時に予約してあるので早く宿を出ます。人も少なく気持ちがいいです。

引き換え場所でもちょっと待ちました。これなら予約なしに待っても同じような感じです。この時期のこの時間（５月３１日午前８時４５分）なら予約をしなくてもいいかもしれません。

いよいよです。私はなんと３０年以上ぶりです。はっきり言って作品はほとんど覚えていませんが、感動したことはよく覚えています。ビーナス誕生をじっくりとみて、建物も素晴らしいので天井やら床を見ながら歩いていきます。本当にじっくりと時間を過ごしました。

ついでながらここのトイレに行くまでの通路は遺跡の中のようでなかなか見ごたえがあります。

フィアットの愛好者のパレードです。にぎやかに走っていきます。サンタクローチェ教会方面に歩いてゆき、ジェラティを食べたり自分用の買物をしたりしました。このあたりはツールスト向けの大きなお店が数件あります。色々とそろっているので探す時間が節約できます。

ミケランジェロ広場に行きます。まずはサンタクロチェ教会の近くから小さなバスに乗って駅に向かいます。９０分は乗り替え自由ですので、楽勝で広場まで行けると思っていましたが、駅で広場行きのバスが来るまでずいぶん待たされました。

９０分以内でバスに乗れたものの、バスの中で９０分になりそうになりました。そのうえ検札の人が乗ってきて、
バスの人「あなたの切符はあと２分で無効になるけど、どこに行くのですか。？」
私「ミケランジェロ広場まで行きたいのですけど。」
バスの人「ここからは２分では行けません。」
私「どうすればよいのでしょう？」
バスの人「降りるかキップを買ってください。」
私「新しい切符を持っていますけど、これを使えませんか？」
バスの人「それを機械に通してもらったらいいですよ。」
ということで、機械にガチャと通して、ひとまず安心です。最後の１枚でした。

ここはフィレンチェの街が一望できます。バスの中ではキップが買えないことがあるので、９０分以内で駅に戻るようにします。

ミケランジェロ広場 広場・公園

バスを待つ時間が長くてお昼を食べそこなってしまいましたので、おいしそうなケーキを虫養いに買って、早めに宿に帰ることのにします。この旅行ではキッチン付きの宿はここが最後です。

朝食です。ここはどこもかしこも新しくてきれいでした。