チューリップは見れないけれどオランダ＆ベルギーに行ってきました。Vo.4（ゲント・アントワーフﾟ編）

2015/10/14 - 2015/10/21

観光４日目は古都ゲントとアントワープへのショートトリップです。
アントワープと言えばやっぱりフランダースの犬ですよね〜。
物語の内容はあまり覚えてないんですが、最後の場面だけはやっぱり強烈に覚えてます。何度見ても涙がでちゃいます。

エリア ゲント(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0

今日も集合時間は９時なので、朝のお散歩に出発です。
７時半でまだこの暗さ、オランダでもそうだったんですが、夕方は７時くらいまで明るくて、朝は８時過ぎまで暗いです。

ブルージュ歴史地区 旧市街・古い町並み

昨日の朝はひっそりしていたマルクト広場、今日はなんだか朝からにぎやかです。
どうやら自転車レースがあるみたいで、マルクト広場も色んな所にテープが張り巡らされてて、あまり自由に歩き回れませんでした。
ブルク広場も同じような感じ、昨日写真いっぱい撮っておいて良かった〜

マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園

この広場に来るまでも大人、子供沢山のレーサーとすれ違いました。
ここも駐輪準備万端ですね。

ブルージュ歴史地区 旧市街・古い町並み

ゲントまでは約１時間。
でも、ストの影響でもしかしたらもっと時間がかかるかもということでしたが、無事１時間ほどで到着。
オランダもそうでしたが、この時期ベルギーではあらゆる業種でストが行われてるみたいです。

とりあえず、無事について散策開始。
ここもブリュージュに負けず劣らず素敵な街です。

コーレンレイ 建造物

聖ミカエル橋のミカエル様素敵です。
なぜか胸元にピンクのハートが。

観光４日目でやっとこの青空！

コーレンレイ 建造物

この日は日曜日だったので、聖バーフ教会の見学は午後から。
それまでゆっくりレイエ川沿いをお散歩です。

コーレンレイ 建造物

街中にこんなお城まで！
１２世紀に築城されたもので、今は博物館になっているそうです。

フランドル伯の城 城・宮殿

ブリュージュの街に感じがよく似ていますが、ゲントはブリュージュよりも大型の運河があったため遠くから石を運び込むことが出来た事から建物をより大きく作ることが出来たそうです。

何の建物かわからないけど、素敵ですよね〜

１５世紀に作られた肉市場の建物もそのまま残ってます。

中にはお肉が沢山ぶら下がってます。（本物だよ）
今はレストランになっていてこの雰囲気のままお食事が楽しめます。

ベルギーの伝統的なお菓子「キュベルドン」を売る屋台。
キュベルドンは現地の言葉で「鼻」という意味だそうです。この写真を撮った後おじさんがお鼻に当てながら説明してくれました。
同じツアーの方が買ってみんなに分けてくれたのですが、私は元々グミとかジェリービーンが苦手なので残念ながらパスさせていただきました。
ごめんなさい！

立ち飲みビールの屋台も出てますよ。

さすがベルギー、ビールの数が半端ない！

そしてお芋が主食の国のポテトチップス！

聖ニコラス教会
ここは時間がないので外見だけ、残念！

聖ニコラス教会 寺院・教会

とっても素敵なこちらの建物は何でしょう？
ゲントって素敵な街なのにガイドブックにもちょこっとしか載ってないんですよね〜

ここも載ってなぁ〜い！

こちらは鐘楼と繊維ホール。
これはちゃんと載ってました。

鐘楼と繊維ホール 建造物

市庁舎
でっかすぎて全部は収まりません！

市庁舎 建造物

お昼のレストランは「Carlos Quinto」

前菜はチャウダーのようなスープ、メインはビーフのビール煮、デザートは日本でいう柚餅子みたいなもちもちのケーキ。そして、ゲントの地ビール！このビールのカップ取っ手が３つついてるんですよ。このカップもレストランで販売してました。

お食事の後はいよいよ聖バーフ大聖堂へ、「神秘の子羊」を見に行きます。

聖バーフ大聖堂は残念ながら修復中

聖バーフ大聖堂 寺院・教会

これが有名な「神秘の子羊」
聖バーフ大聖堂の中は撮影禁止ということで、写真は絵葉書です。
この絵は現在順繰りと修復中ということで、私たちが行った時は上段両端のアダムとイブが修復中でした。

聖バーフ大聖堂 寺院・教会

私たちは事前に添乗員さんが詳しく絵の説明をしてくれましたが、絵のある個室に入るとちゃんと、音声ガイドの貸し出しがありました。
「神秘の子羊」だけじゃなく、教会の中も素晴らしいですよ。

聖バーフ大聖堂 寺院・教会

残念ながらこれも絵葉書です。
絵葉書は神秘の子羊が１ユーロ他は0.5ユーロでした。

聖バーフ大聖堂 寺院・教会

やっぱり青空いいですよね〜

聖ニコラス教会 寺院・教会

青空のゲントに見送られ、次はアントワープです。
ここで添乗員さんとドライバーさんとの連絡がうまくいかずバスを３０分ほど待つことに。だったら、もう少し観光したかった〜

約１時間ほど走って、アントワープに到着。
アントワープではガイドさんが付きます。
可愛い日本人女性なんですが、なんと昨日ブリュージュを案内してくれたKABA.ちゃん似のガイドさんの奥さんとの事。ビックリです！

聖母大聖堂 寺院・教会

まずはネロとパトラッシュにご挨拶。
地元の人にはあんまり有名ではないようで、この碑も時々ベンチにされちゃってるみたいです。

あまり時間もないので、早速ノートルダム大聖堂へ。

聖母大聖堂 寺院・教会

やっぱりここに来るんだったらフランダースの犬は必見ですよね。

聖母大聖堂 寺院・教会

いよいよあの絵とご対面であります。

聖母大聖堂 寺院・教会

ルーベンスの絵以外にも見どころいっぱい。

聖母大聖堂 寺院・教会

まずは「キリストの昇架」
この扉の裏にもルーベンスの絵がありますので、身落とさないでくださいね。

聖母大聖堂 寺院・教会

そしてマウリッツハウス美術館に下絵があった「聖母被昇天」であります。

聖母大聖堂 寺院・教会

どこが違ってるかわかりますか？
真ん中の赤い服の女性の向かって左下にいる女性が書き足されているんです。
彼女はこの絵が完成する前に亡くなったルーベンスの最初の奥様だそうです。

聖母大聖堂 寺院・教会

そして「キリストの降架」
すごいねネロ、感動だよ！

聖母大聖堂 寺院・教会

ルーベンスの絵以外にも素晴らしい絵が沢山あります。

聖母大聖堂 寺院・教会

絵ばっかりに目が行ってしまいがちですが、教会そのものも美しいです。

聖母大聖堂 寺院・教会

ステンドグラスもこの通り。

聖母大聖堂 寺院・教会

美しいですよ〜

聖母大聖堂 寺院・教会

ちょっと渋めのステンドグラスもありました。
カッコイイです。

聖母大聖堂 寺院・教会

ノートルダム大聖堂の前は市庁舎のある広場になってます。
世界各国の旗がはためいていますが、この旗も冬には凍っちゃうのでしまわれてしまうそうです。今回はギリギリ正面の旗だけ残ってました。日本の旗が飾ってあった横の方は残念ながらしまわれちゃった後でした。

アントワープ市庁舎 建造物

広場の中央にあるのはアントワープの名前の由来になったブラボーさんが巨人アンティゴンの腕を投げ捨てる銅像があります。（腕を投げたant werpenからきてるそうです。）
完全に子供たちのアトラクションとなってましたが。。。

ブラボーの像 モニュメント・記念碑

ギルドハウスも綺麗に並んでいます。
天辺にある金色に輝く像はこのギルドハウスの職業が表されてるそうです。
この像だけで職業を当てるの、なかなか難しいですよ〜

マルクト広場 (アントワープ) 広場・公園

駆け足でアントワープ観光を終えた後は、またまた１時間ほど走りいよいよベルギーの首都ブリュッセルへ移動です。

マルクト広場 (アントワープ) 広場・公園

ブリュッセルでのホテルはホテルメトロポール。
１００年以上の歴史をもつ名門ホテルだそうです。
ブリュッセルは現在中心部へは一切車両の乗り入れが禁止されているということで、このホテルの前まで大型のバスが入るのにドライバーさん滅茶苦茶苦労してました。
丁度このホテルまでギリギリ車両が入れます。
観光にはいいですけど、街の中心部に宿泊する場合はスーツケースをズルズル引きずっていかなくちゃならないので大変でしょうね〜

ホテル メトロポール ホテル

ホテルにチェックインした後は早速ブリュッセル観光へ。
まずはここは外せない、小便小僧へごあいさつ。
丁度お着換えの瞬間に立ち会えました。

小便小僧 建造物

裸ん坊の小便小僧、ジュリアン君。
今までお洋服を着てたので、ちょっと恥ずかしい！

小便小僧 建造物

そして、中国人の観光客にもみくちゃにされながら、グランプラスに到着！
これが見たかったんですよぉ〜！
ブリュッセル市立博物館（王の家）

王の家（ブリュッセル市立博物館） 現代・近代建築

ブラバン公の館
まだ、完全に日は暮れてませんがとってもイイ雰囲気であります。

グランプラス 広場・公園

すごいです、３６０度全部写真スポット！

グランプラス 広場・公園

時間を忘れちゃいます。

ブリュッセル市庁舎 建造物

すっかり舞い上がって写真撮りまくりです。
もっともっと人がいっぱいいるかと思っていましたが、意外と少なかったです。

ビール博物館（ギルド・ハウス） 博物館・美術館・ギャラリー

グランプラスですっかり舞い上がった後はヨーロッパ最古のギャルリー、ギャルリーサンチュベールを通ってレストランへ。

ギャルリ サンチュベール 散歩・街歩き

今夜のディナーはレストラン「Magic Rubens」で。

入った時はまだガラガラでしたが、私たちが出るときは満席になってました。

本日のメニューはワーテルゾーイ（チキンのクリーム煮）かサーモングリルのチョイスメニュー。
私はワーテルゾーイをチョイス、前菜のハムも美味しかったです。ただ、付け合わせのちっちゃい玉ねぎは滅茶苦茶酸っぱいです、食べた人みんなむせてました。
ビールは白ビールの生、もち文句なし！

食後にもう１か所、添乗員さんが案内してくれました。
小便少女のジャンネケ・ピスちゃんです。
ちょっと恥ずかしくなっちゃうポーズですが、エイズ撲滅のシンボルという立派な使命をもった女の子です。
でも、やっぱりちょっと微妙ですよね。。。

ジャンネケ ピス（小便少女） モニュメント・記念碑

並ぶのが嫌いな欧米人も思わず並んでしまうという、評判のフリッツのお店を横目に見つつ、本日の観光は終了です。