2015/06/16 - 2015/06/16
43位(同エリア324件中)
クッキーさん
コルトレイクからゲントに到着後は、鉄板の聖バーフ大聖堂を見学。
その後、コーレンマルクト辺りを彷徨いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ゲント駅構内です。
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天井画も素敵。
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ゲントの街の様子や紋章が描かれています。
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柱の文様もユニーク。
でも、ほとんど誰もこの天井を見上げる人はいないんですよ。構内にカメラを向ける私は 浮いている存在でした。 -
アントワープ駅にはかなわないけれど、予想外の美しさに満足して。
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外に出てみると、これまた歴史を感じさせるゲント駅です。
無機質な日本の駅とは違いますね。 -
駅前から街角を。
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駅前から。
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街角を切り撮りながら1番トラム乗り場を探します。
左手に行った所にありました。結構奥の方です。
乗り場に着くとすぐ発車しそうだったので、トラムの写真は後で。 -
どこで降りたらよいのかよく分からなかったのですが、窓の外に 立派な塔や堂々とした教会風の建物が見えてきたので、急いでトラムを下車。
後で調べてみると聖ニコラス教会の前の停留所だったみたいです。
聖ニコラス教会は外観だけ。
この辺り、リンブルグ通りというそうですが、トラムや車がひっきりなしに走り、ブルージュの旧市街やコルトレイクの街並みを歩いてきた後では、大都会の感があります。 -
鐘楼。その裏に見える建物が繊維ホールでしょうか。
尖塔には、金箔を施したゲントを守護するドラゴンの像が飾られているそうですが・・・ -
聖ニコラス教会を振り返って。
手前の階段は、繊維ホールへの入口のようです。 -
人波は大都会なのだけど、建物はどれも見応えがあって、人波をよけながらも シャッターを押す手が止まりません。
この建物は劇場だそうです。 -
劇場の左側、左側に少し見えているのが繊維ホール。
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劇場の右手に並ぶオープンカフェ。
この辺りはシント・バーフス広場ですね。
ブルージュでは 観光客風の人々しか目に入りませんでしたが、ここゲントでは 地元の方々 多数。 -
聖バーフ大聖堂の南ファサード。
ゲントを訪れてこの教会を訪れなければゲントを訪れたことにはならない!とまで断言されていますから、まずはここに入場します。 -
ちょうど日本からのツアー客の方々も見かけましたよ。
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少女のような顔立ちのマリア像。
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高い天井を仰ぐ壮大なゴシック建築です。
天井の美しいリブヴォールト。 -
側廊を進んで、内陣に向かいます。
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天井近くにまで華麗なステンドグラスがほとんど隙間なく並んでいます。
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主祭壇:聖バーフの賛美
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パイプオルガンの配置がユニーク。
豪華な装飾が目を引きます。
国内最大規模の 17 世紀のバロック オルガンだそうです。 -
教会中央部に展示されているデルボー作の「心理の説教壇」。
18 世紀の優美な説教壇は、ブラックオーク、白い大理石、金箔を施した木材でできているそうです。 -
身廊両側に小部屋のように設けられたいくつもの礼拝堂。
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側廊の両側には礼拝堂や壁龕が並び、豪華な装飾に目を奪われます。
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細部の豪華な装飾に目を奪われ、全体像が記憶にないという・・・。
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こんな宗教絵画が 所狭しと飾られていたような かすかな記憶が・・・
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広大な地下クリプト。
地下室のアーチのいくつかに、かすかに見えるフレスコ画の跡。 -
太い柱が印象的。
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この地下室は、聖ヨハネをまつっていた初期の教会から残っている、聖バーフ大聖堂で最も古い部分です。
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地下室には、タペストリー、彫塑、絵画、宗教的価値の高いアンティークが所蔵されています。
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『ファン・アイク兄弟の多翼祭壇画「神秘の子羊」は、教会の左側の礼拝堂の奥に特別に展示されおり、見学には特別に入場料が必要です。
中央下段のパネルには祭壇に立つ神の子羊(キリストを現す)を崇拝するために集った天使、聖人、預言者、聖職者や、聖霊の化身であるハトなどが描かれ、手前には生命の泉を表す噴水と噴水の基台から流れ出す小川が描かれています。
中央上段にはイエス・キリスト(異説あり)を中心として聖母マリアと洗礼者ヨハネが描かれ、マリアの左隣のパネルには歌う天使たちが、さらにその左隣のパネルにはアダムが描かれています。ヨハネの右隣のパネルには楽器を奏でる天使たちが、さらにその右隣のパネルにはイヴが描かれています。』
チケットの写真を見直して ようやく記憶がよみがえる程度の印象しか残っていませんね。
まさに猫に小判といったところの聖バーフ大聖堂でした。 -
魔王ゲラルド城を探してトラムが走る通り沿いに歩いていると、聖バーフ大聖堂をバックにした ファン・アイク兄弟像が現れました。
レンガとみかげ石で組み上げられた大聖堂の外装には、ロマネスク、ゴシック、バロックの3つの建築様式の融合が見られます。 -
聖バーフ大聖堂のすぐ裏手にある 魔王ゲラルド城。
魔王ゲラルド城という名前に惹かれてやってきました。
姿かたちは なかなかのもの。 -
1245年に建てられた貴族の城塞であり、消防署や病院などに使われた後、現在はゲントの様々な古いものを保管する場所?国立図書館?として使われているそうで、見学は不可。
ゲントで最初の石による建築らしい、とのこと。 -
こちら側は リーヴェン・ヴァウウェンス広場だそうで、小さな運河に面しています。
ネット検索では、「当時の城主ゲラルドは5回結婚したが、新しい結婚をするために現在の妻を殺害したという伝説によって「魔王ゲラルド」と呼ばれている。」とありましたが・・・真偽のほどは如何に? -
聖バーフ大聖堂からそのまま北西へ歩けば旧市街への近道なのですが・・・
別の道を歩いてみることに。
これらの建物の、装飾された柱の縦列は見事だと思いません? -
聖バーフ大聖堂のあるリンブルグ通りから、レイエ川沿いに向かい、ミヒエル橋の先にあるグラスレイを目指している・・・はず。
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方向は間違っていないはずなのですが、
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どなたかの像。
グーグルマップで、歩いた跡を追ってみようと試みたのですが、無駄な努力でした。 -
この辺り 旧市街、というのではないようですが、ファサードに見応えがある建物が。
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立派なファサードの造りは、公共の建物でしょうか。
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左のファサードは、現代アートみたいでユニーク。
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ちゃんと地図を見て歩いていたはずなのに、やっぱり迷ってしまいました。
通りがかった女性に道を訊ねると、親切にも途中まで同行してくれました。 -
向かっていた先は、レイエ川河畔。
川の向こうに見えているのは 聖ミヒエル橋。 -
もう こんなギザギザ屋根の建物が見えています。
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聖ミヒエル橋の左の建物は 聖ミヒエル教会。
石造りのアーチ橋です。橋の向うには、レイエ川をはさんで、左側にコーンレイ 右にグラスレイが延びています。
夜のライトアップが素敵だそうですが、見ることは叶わず。 -
聖ミヒエル教会をバックに レイエ川のクルーズボートが運行中。
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聖ミヒエル教会はゴシック様式の建物です。古色蒼然として、青空の下でも おどろおどろしい雰囲気。
中には入らなかったので、外観ばかりをしつこく何枚も。 -
コーレンマルクトに面して立つ聖ニコラス教会。聖ニコラスは漁師の守護聖人だそうです。
聖ニコラス教会は 11世紀の中頃に建設されましたが、12世紀に火災に遭い、13世紀に再建された ゴシック様式の教会です。
内部は様々なギルドの礼拝堂が造られていたそうですが、宗教戦争で破壊されてしまい、ナポレオン率いるフランス軍がこの町を占領した際には厩舎として使われたそうです。 -
グラスレイ側。グラスレイとは 香草の埠頭の意。
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聖ミヒエル橋の上から。
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コーレンマルクト前の トラムの停留所。さっき降りたのは ここでしたっけ?
奥に見えているのは鐘楼や繊維ホールですね。
まっすぐ歩いて来れば迷うこともなかったんです。
見所は この辺りに凝縮されているようです。 -
こちらのギルドハウスのファサードは繊細な彫刻が施されています。
ゲントを象徴する美しい風景、グラスレイとコーレンレイと呼ばれるエリア。
ここはゲントで最初の貿易港となった所で、両沿岸に立ち並ぶ当時のギルドハウス、倉庫、館などはゲントの繁栄の証。
フランダースのルネサンス期あるいはそれ以前の壮麗なファサードが見事です。 -
交易ギルドの活躍を象徴する彫刻があることから、これは自由船員組合のギルドハウス?
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その隣は小麦計量検査官のギルドハウス?
コーレンマルクトは小麦市場のことです。ここは中世以来、ゲントの経済の中心地でした。
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右の小さな建物は 港使用税徴収官の小さな家。
グレーの大きな建物は 穀物倉庫。 -
こちらはメーソンのギルドハウス?
ブラバント・ゴシック様式とあるから 間違いはないかも。 -
ファサードは壮麗としか言いようがありません。
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この辺りの一角だけを見れば、中世の輝かしい過去の遺物だけの街のようですが、
途中に辿ってきた街の様子は、活気に満ちていました。 -
コーンレイは、小麦の埠頭の意。
川に面して壮麗なギルドハウスが建ち並びます。 -
グラスレイの端まで歩いてきました。
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石造りの建物の前に広がるオープンカフェ。
その向こうの建物が大肉市場です。 -
橋につながる通り沿いの建物。
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大肉市場の内部を歩いてみました。
大肉市場の梁に吊されているのはゲント名物のガンダハム(生ハム)ですって。レプリカでしょうね。
ここでは、ベルギーの美味を代表するガンダハムや東フランダース州の他の名産品を購入できるそうです。
左奥はレストランのようで、この通路にもオープンカフェのようにテーブルが置かれています。
でも 皆さんは、陽光を浴びる外のカフェの方がお好きなようです。 -
大肉市場の外観を見て。
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橋の方まで戻ります。
橋の上から。 -
川の分岐点。
手前がレイエ川で左がリーヴェ川。 -
レイエ川沿い。
手前は歩けるようになっていました。 -
レンガ色の建物の向こう、グレーの建物、大肉市場を川沿いに。
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対岸に見えるグラスレイ。
かつては、ここが海からの玄関口にあたり、ゲントにやってきた貨物船は、ここで積荷を小さな船に移して市内に運ばれたそうです。 -
旧魚市場かなと思っていたのですが・・・
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レイエ川沿いの建物。
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聖バーフ大聖堂を出て 1時間ほど歩いています。
さすがに足が悲鳴を上げ始めているし、何より喉が乾いています。それに加えて、中世の建築物のあまりの多さに 精神的に圧倒されっぱなし。
大肉市場の近くの橋を渡った所にあるオープンカフェで一休み。
はて、この日のお昼は 一体どこで?スキップしたかも。 -
ここでトイレをお借りしました。
タイルの模様がユニーク。 -
店内の装飾は どこか中東風に思えます。
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足の疲れと精神の疲れ、のどの渇きも若干回復。
コーレンレイから見えるグラスレイ。後ろに聖ニコラス教会の屋根も見えています。 -
コーレンマルクトに戻って。
これだけ聖ニコラス教会の外観を眺めたのに、どうして中に入る気にならなかったのか不思議です。
高い天井や色鮮やかなステンドグラス、貴重な聖遺物が厳かな雰囲気なのだそうですが・・・。 -
コーレンマルクトのトラム通り。
何か同じようなところばかり歩いているような気がします。 -
聖ニコラス教会脇の通りにも立ち並ぶギルドハウス。
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こうして見ると、鐘楼と繊維ホールもコーレンマルクトのすぐ近くでした。
13世紀末にギルドによって建てられた塔。鐘楼へは、エレベータを使って上がることができるのですが、ここへは上がらず。 -
時計塔がある建物は、オールドポストオフィス(Oud Postkantoor)のようです。
1903年に完成したネオゴシックとルネサンスの要素の組み合わせで構築された折衷様式の複雑な建物で、北東にある時計塔は 高さ52m。 -
トラムが走る通り。
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建物ウォッチング。
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個性的な屋根のギザギザの下にはポップな配色。
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ゲント市庁舎。
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ゲント市庁舎は聖堂かと見紛うばかり。
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市庁舎のファサードは 本当に絢爛豪華。
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再び鐘楼をズームで。
逆光とコンデジのせいで、ズームはこれが限界。
尖塔のドラゴンの像が 辛うじて分かるでしょうか?
金箔を施した ゲントを守護するドラゴンの像が飾られているそうです。 -
通りに面した建物は どれもこれも心惹かれます。
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旧郵便局?
1220年、コーレンマルクト広場の西側に建てられたネオゴシック建物。現在はショッピングセンターとして使われているそう。 -
どの建物も 本当に素敵。
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ゲント市庁舎の辺りを ぐるっと歩いただけ?
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市庁舎の前の通り、ベルフォルト通り。
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再びレイエ川に向かって オンデル通りを。
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ランゲムントは賑やかなショッピング街。
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川辺に突如として現れた大砲は「気狂いフリート」ですって。
ゲントには何やら訳が分からぬ通称を持つものがあるようす。 -
その先の小路の向こうの小さな橋のたもとには 川沿いの遊歩道がありますよ。
川辺に並ぶ建物がクラーンレイでしょうか。 -
橋から。
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その橋を渡った正面に、いかにも古びた家が2軒連なって建っています。
特に観光名所らしい看板などもありませんが、1階はお店になっています。
調べてみると、"Werken barmhartigheid" (1643) en "Fluitspeler" (1669)という建物だそうです。
内部は改装されているのでしょうが、350年余り この姿を保っているなんてね。 -
特に目を引くのは こちらの建物。
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一軒おいた こちらの建物も、年代を感じさせます。
クラーンレイを歩いています・・・なんて書いていますが、実際には 目につく建物の追っかけをしているようなもの。 -
同じ並びには ぐっと時代が下ったような建物も。
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クラーンレイから対岸を眺めながら。
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先程歩いていたランゲムントから見えていた裏路地は、小さなオープンカフェのようです。
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大肉市場の手前には 賑わっているレストラン。
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通りの反対側には レンガの壁面に青い扉がアクセントになっている建物。
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脇道をちらっと横目で。
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クラーンレイの先に 突然のように現れた聖ヴェーレ広場です。
大通りにはトラムも走っています。 -
聖ヴェーレ広場の中央には 黄金に輝く海神ネプチューン、噴水があります。
左の端、L字の角にある建物が旧魚市場でした。中央の彫像は海神ネプチューン。
「ゲントで一番古い広場で、ひときわ目立っている」とありますが、どの建物も
中世の面影を色濃く残していますから、この時には全く気付きませんでした。
この頃になると、旧市街の建物に倦む、とまではいきませんが、中世の面影を全部写し取るのにも疲れ果てた、という感じです。
この広場の目の前には フランドル伯居城がドーンと聳え立っていますから、もう気もそぞろ。
この後、居城に入ります。
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