2015/09/07 - 2015/09/21
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rainforestさん
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女一人旅では、不安要素も危険もいっぱいだと思われる国 インド。
何年も前から憧れ続けていたインドへの旅。
去年訪れたバリ島でローカルの方々の素朴さと温かさに触れ、
「みんな同じ人間なんだなあ。」と思った時からインドへの旅が加速し始めた。
今回の旅行記は、私の“感じたインド”を中心に綴っていこうと思います。
インドに行きたくても不安いっぱいで決断できないでいる方、
決めたはいいけど不安いっぱいの方など、ちょっぴりでも参考になれれば幸いです。
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インドの旅はトラブルから始まった。
9:30PMの到着のため、
無料空港ピックアップの付いているホテルを探して、
ピックアップの確認メールまで届いていたのにお迎えが来ていなかった。
On Timeでの到着だったけどイミグレで思った以上に時間を取られ、
空港の外に出た時には11:00PMを回ってしまっていた。
メールには、2時間以上待機の場合はなんちゃらとか書かれていたので、
当然待っててくれているものかと思っていた。
それとも、最初から来ていなかったのか...?
とりあえずホテルに電話を入れることにした。
携帯を持たない私は公衆電話を探した。
見当たらない...
近くにあったPre-Paidタクシーのカウンターで聞いてみた。
空港内に戻ればあるというけど、1度外に出てしまったら中には戻れない。
彼はTryしてみろと言う。
とりあえずTryしてみたけど入れてもらえなかったので、
今度はセキュリティの人に聞いてみると、はるか遠くを指さされた。
そんなところまで歩き気力もなかったので、もう1度お迎えが来ているはずの場所に
向かっていると怪しい雰囲気の人から「May I help you ?」と声を掛けられた。
こういうのに乗っちゃうととんでもないことになるんだよな、きっと。と思い、
数回声を掛けられたけど完璧に無視した。
すると、さっきのPre-Paidタクシーのお兄さんが手招きをしてきた。
自分の携帯でホテルに電話を入れてくれるという。
ホテルのメールには、ホテルに電話を掛ける時には自分でするようにと書いてあった。
人に頼むと他のホテルに連れて行かれたり、高いツアーを組まされたりするからだそうだ。
そのことは頭にはあったけど、雰囲気的に怪しくなかったし、なにか違和感を感じた時点で断ればいいやと思い、お兄さんにお願いすることにした。
お兄さんは番号を回すとすぐに携帯を私に渡してくれた。
渡してくれた時点で、「あ、大丈夫だ。」と思った。
お兄さんは携帯を私に渡すとなにか言い始めた。
電話に集中していたから何を言ったのかははっきりとはわからなかったけど、
「お金払ってね。」と言われたような気がした。
よくわからなかったので、お金が欲しかったら携帯を返した時点で何か言うだろうと思い、
その時は返事をせずにホテル側と話した。
お迎えは30分ほどで到着するとのことだった。
携帯を、「有難う。」と返すとお兄さんは何も言わずに受け取ったので、
私はそのままカウンターをあとにした。
お迎えは30分もしないうちに到着した。
なかなか来ないから帰ってしまったと言っていた。
ホテルによってはもう1度お迎えを出さずに、タクシーで来いと言うところもあるらしいので、
トラブルはあったものの、このホテルにして良かった。と思った。
それにしても、新ターミナルができたからか、もう空港でインドの洗礼って受けないのねー。
ちょっと拍子抜け。(笑)
ま、あったらあったで大変だし、来た途端に疲れちゃうんでしょうけど。 -
宿泊先はHotel Ajanta。(翌朝撮影。)
ここで3泊。
一泊 $26.84。
Tax + Servece Fee $14.01。 -
お部屋。
-
ブランケットやシーツに目立ったシミや汚れがなく、
清潔な感じでちょっとびっくり。(笑) -
シャワー室が思っていたよりも綺麗でこれもちょっとびっくり。(笑)
でも、サイトで見たお部屋とぜんぜん広さも内装も違うんですけど?
と思っていると、翌日、広いお部屋に移動できるとのこと。
ちょっと、「え?」と思ったけど、面倒だったので流した。 -
翌日は、8時間のカーチャーターでデリー市内観光。
ドライバーさん(英語の通じるインド人)がとても親切で、
行く先々で、ガイドは絶対に断ること、買い物も高い上に質が悪いから買わないこと、
人の多いところでは持ち物に気を付けることと毎回念押ししてくれた。
同じことを何回も言われるわけですが、そうされることによって気が引き締まりますね。 -
市内観光は、ラクシュミー ナーラーヤン寺院から始まり、Parliament Houseとインド門を車窓から眺め、クトゥブ・ミナールとフマユーン廟の世界遺産を見学し、ガンジーミュージアムに立ち寄り、私のリクエストでスィクの寺院にも行ってもらった。
(写真はガンジーミュージアムにて。) -
ガンジーミュージアムの2階はなかなか楽しかった。
こちらは、どの宗教もみんなで手を取り合えば、
光が見えてくるというメッセージが込められたものだそう。
写真の右下にある手に触れると光が灯るようになっていた。 -
こちらも平和へのメッセージが込められたもので、
私が左の床にある黒いタイルの真ん中に手を置き、
ガイドさんが右のタイルに手を置き、手を繋いだら間にある柱に光が灯るようになっていた。
ガンジーミュージアムにはこういった仕掛けがたくさんあり、
思っていた以上に楽しめた。
そして、「インドってすげー。」と思ったり。
ここのミュージアムの入り口で、
セキュリティのおじさんに入場料もTipも必要ないからね。と言われた。
そんなことを言われてもここはインド。
最後にガイドさんからTipは請求されるんだろうなあ。と思っていたけど、
まったくそんな素振りも見せずに笑顔で見送ってくれた。 -
スィクの寺院。
-
私、スィク教けっこう好きなんだよね。
教義が好きだったりする。 -
神は一つであるとして、唯一神を標榜している。神には色々な呼び名があり、それぞれの宗教によって表現のされ方の違いはあるが諸宗教の本質は一つであるとし、教義の上では他宗教を排除することはない。イスラーム教の様なジハード(聖戦)も説いていない。但し、他宗教への批判をまったくしないのではなく、ナーナクは、ヒンドゥー・イスラム両教の形骸化、形式、儀式、慣行、苦行は批判をしている。 その一方で、「聖典に帰れ」と主張しており、宗教家・聖書解釈家によってつくられた二次宗教から離脱し、本来の教えに立ち返るべきだとの信念を持っている。 ナーナクは、神を「心の目」でみなくてはいけないとしている。
-
儀式、偶像崇拝、苦行、ヨーガ(ハタ・ヨーガの意味)、カースト、出家、迷信を否定し、世俗の職業に就いてそれに真摯に励むことを重んじる。戒律は開祖のときはなかったが、第10代グル・ゴーヴィンド・シングによってタバコ・アルコール飲料・麻薬が禁止された。
-
離婚については、好ましいことではないがやむをえない場合は仕方がないとの見解をとる。
-
一神教のうちでは同性愛に比較的寛容である。聖典に同性愛について明示されておらず、同性婚を受け入れることはできないが、シク教徒たちはどんな者とも互いに愛し合わないければいけないという教えのため、差別することはないというスタンスをとる。
‐Wikipediaより -
スィクの寺院では緊張感がちょっと緩んだ。
教義からもそうなんですが、裕福で教養があり教育水準の高い層の方が多いので、
変なことはしないだろう。という安心感がある。
ま、変な人もたまにはいるんだろうけど。(笑)
なのでデリーにいる時は、なるべくスィク教徒(ターバン巻いてる人)の近くにいるよう
にしていた。(笑)
なにかあったら助けてくれそうだし。(笑)
ちょっとした保険的な感覚で。(笑) -
ホテルに戻るときちんと広いお部屋が用意されていた。
意外ときちんとやってくれるのね、インドのホテルって。(笑) -
サイトには載ってなかったお部屋だけど、オサレで快適だった。
-
シャワーが固定だったのがちょっと残念だったけど、
お湯はきちんといつでも出た。 -
こちらのお部屋のトイレも丁寧にお掃除されていた。
-
ここのホテルはお部屋でタバコが吸えたのですが、
喫煙者のくせに部屋でタバコを吸うのが好きじゃない私は
吸う時にはいつでも外に出て行っていた。
ホテルの前で吸ってるとはいえ、夜は気を付けた方がいいな。と思っていたのですが、
私が吸いに出ていくと、察してなのか必ずスタッフの人が1人は出て来て
吸い終わるまで一緒にいてくれた。
そのホスピタリティの高さに本当にこのホテルに決めて良かった!と思った。
市内観光の前にホテル周辺を少し散策したのですが、
宿泊施設が集中しているエリアで、私が想像していたよりも遥かに辺りは綺麗だし、
変なことにも遭遇しなかったし、私が回った市内は道路も綺麗に舗装されていて
建物も都会だし、標識もアメリカと同じだし、ホテルはホスピタリティ高いし、空港でもインドの洗礼を受けなかったので良かったは良かったんですが、なんだかぜんぜんインドに来たーっ!て感じがしなくて、「せっかくあんなにも憧れ続けていたインドに来たのに、こんなのインドじゃなーい!」とけっこうな勢いで拍子抜けしたデリー1&2日目だったのだった。
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