バナーラス (バラナシ)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
バラナシ4日目-<br />先日に街を案内してくれた彼ではないインド人青年に、<br />すっげー当たるというお坊さんのところに連れて行ってもらった。<br />彼は日本語でお坊さんと言っていたけれども、彼の話を聞いていると、まあ、お坊さんは<br />お坊さんなんだけれども、お坊さん+サイキックとか占い師的な感じの人で、<br />インド全土に渡ってアシュラムも持っており、そのアシュラムを回っているので、<br />お坊さんのところに行ってみないといるかどうかわからないとのことだった。<br />すべては必要必然。<br />会えても会えなくてもそれは必要必然。<br />ファテープル・シークリーで蘇った記憶の前世も気になっていたので、<br />いてくれたらいいなあ。と思いながらインド人青年とお坊さんのところに向かった。

【初インド女一人旅⑥】インド全土で有名だといわれるお坊さんと出逢った日

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2015/09/07 - 2015/09/21

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rainforest

rainforestさん

バラナシ4日目-
先日に街を案内してくれた彼ではないインド人青年に、
すっげー当たるというお坊さんのところに連れて行ってもらった。
彼は日本語でお坊さんと言っていたけれども、彼の話を聞いていると、まあ、お坊さんは
お坊さんなんだけれども、お坊さん+サイキックとか占い師的な感じの人で、
インド全土に渡ってアシュラムも持っており、そのアシュラムを回っているので、
お坊さんのところに行ってみないといるかどうかわからないとのことだった。
すべては必要必然。
会えても会えなくてもそれは必要必然。
ファテープル・シークリーで蘇った記憶の前世も気になっていたので、
いてくれたらいいなあ。と思いながらインド人青年とお坊さんのところに向かった。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
徒歩
航空会社
インディゴ ユナイテッド航空
  • 朝、青年にゲストハウスまで迎えに来てもらい、<br />ガンガーで手を洗ってからお坊さんのところに向かった。<br /><br />お坊さんと言うから寺院にいるのかと思いきや、<br />寺院の“じ”の雰囲気もない路地の一角のごく普通のところにいた。<br />青年に、「入る時に手を合わせて“ナマステ”って言ってね。」と言われていたので、<br />入り口のカーテンをくぐって言おうと思ったら、「ちゃんと挨拶しろ!」といきなり怒鳴られた。<br />どうやらくぐってからじゃなくて、くぐる前に言うべきだったらしい。<br />まあ、なんでもいいけど、もうこの時点で私の中で疑問が湧いた。<br />意識レベルの高い人がそのくらいで怒って怒鳴るだろうか。<br />怒りの正体は恐れだし、悟れば悟るほど静寂な世界にいるはずだ。<br /><br />セッションの料金はお布施だと青年が言っていたので、とりあえず、そのまま残った。<br />もし、料金制だったら、私は怒鳴られた時点で帰っていたかもしれない。<br /><br />そのお坊さんと名乗る人物は自己紹介から始め、<br />今まで占った人たちの資料なども見せられた。<br />資料にはなかったけど、著名人も訪れているらしい。<br /><br />セッションは4コース。<br />うろ覚えだけど、手相、占星術、リーディングなどで現在、前世も含めた過去と未来と<br />トータルでみてもらうのが16161ルピーで、1ランク下になると7777、その下が5555、<br />ベーシックなのが3333って言われたかな。<br />お布施じゃないんだ?<br />つか、日本より高くない?<br /><br />どれがいいかと聞かれたので、高過ぎると言ったらキレられた。<br />24時間瞑想して情報を引き出しすことがどれほど労力がいることかわかってんのか!<br />と怒鳴られた。<br />え?って感じ。<br />それから、自分に入ってくるお金は料金の10?で90?はアシュラムに行く、<br />自分のお金が困っている人のために使われるのにそんな金も出せないのか!<br />とも怒鳴って言われた。<br /><br />私がアメリカ在住20年だと言うと(お坊さんが聞いてきたので)、「俺の英語が世界一だ。」と言われたことや、インド全土のアシュラムを回っていていつもバラナシにいるわけじゃないから、「俺に会えるなんてラッキーだ。」と言われたこと、そこにいた子供を顎で使っていることなど私にとっては彼のすべてが疑問だった。<br /><br />お金のことでずっと怒鳴っている彼にいよいよ耐えられなくなり、私は席を立ち上がり、<br />「すみません、耐えられません。」と一言言い残し、青年に何も言わずにその場を立ち去った。<br />青年は慌てて私を追いかけて来た。<br />責められるかと思ったけど、彼は何も言わなかった。<br /><br />「あの人、本物じゃないね。」<br />腹が立ったので言ってやった。<br /><br />「え?!」<br />青年は驚いていた。<br /><br />「本物じゃない! お金のことばっかりじゃん、しかも怒鳴ってさー。」<br /><br />青年は、お坊さんは私の人生を救済しようとしてくれているのに。と。<br /><br />OK もぅなんでもいいよ。<br /><br />それでも青年はまだ私と一緒にいようとしたので、帰っていいかと尋ねた。<br />すると、「どこへ?!」と。<br />どこって、ホテルに戻るつもりじゃなくてどこか1人でフラフラしてリラックスしたいだけだけど、いちいち言う必要ないし、どこへって言ってるから“どこ”って言った方がいいよね?と思い、とりあえず、「ホテル。」と答え、そこで彼とは別れた。<br />

    朝、青年にゲストハウスまで迎えに来てもらい、
    ガンガーで手を洗ってからお坊さんのところに向かった。

    お坊さんと言うから寺院にいるのかと思いきや、
    寺院の“じ”の雰囲気もない路地の一角のごく普通のところにいた。
    青年に、「入る時に手を合わせて“ナマステ”って言ってね。」と言われていたので、
    入り口のカーテンをくぐって言おうと思ったら、「ちゃんと挨拶しろ!」といきなり怒鳴られた。
    どうやらくぐってからじゃなくて、くぐる前に言うべきだったらしい。
    まあ、なんでもいいけど、もうこの時点で私の中で疑問が湧いた。
    意識レベルの高い人がそのくらいで怒って怒鳴るだろうか。
    怒りの正体は恐れだし、悟れば悟るほど静寂な世界にいるはずだ。

    セッションの料金はお布施だと青年が言っていたので、とりあえず、そのまま残った。
    もし、料金制だったら、私は怒鳴られた時点で帰っていたかもしれない。

    そのお坊さんと名乗る人物は自己紹介から始め、
    今まで占った人たちの資料なども見せられた。
    資料にはなかったけど、著名人も訪れているらしい。

    セッションは4コース。
    うろ覚えだけど、手相、占星術、リーディングなどで現在、前世も含めた過去と未来と
    トータルでみてもらうのが16161ルピーで、1ランク下になると7777、その下が5555、
    ベーシックなのが3333って言われたかな。
    お布施じゃないんだ?
    つか、日本より高くない?

    どれがいいかと聞かれたので、高過ぎると言ったらキレられた。
    24時間瞑想して情報を引き出しすことがどれほど労力がいることかわかってんのか!
    と怒鳴られた。
    え?って感じ。
    それから、自分に入ってくるお金は料金の10?で90?はアシュラムに行く、
    自分のお金が困っている人のために使われるのにそんな金も出せないのか!
    とも怒鳴って言われた。

    私がアメリカ在住20年だと言うと(お坊さんが聞いてきたので)、「俺の英語が世界一だ。」と言われたことや、インド全土のアシュラムを回っていていつもバラナシにいるわけじゃないから、「俺に会えるなんてラッキーだ。」と言われたこと、そこにいた子供を顎で使っていることなど私にとっては彼のすべてが疑問だった。

    お金のことでずっと怒鳴っている彼にいよいよ耐えられなくなり、私は席を立ち上がり、
    「すみません、耐えられません。」と一言言い残し、青年に何も言わずにその場を立ち去った。
    青年は慌てて私を追いかけて来た。
    責められるかと思ったけど、彼は何も言わなかった。

    「あの人、本物じゃないね。」
    腹が立ったので言ってやった。

    「え?!」
    青年は驚いていた。

    「本物じゃない! お金のことばっかりじゃん、しかも怒鳴ってさー。」

    青年は、お坊さんは私の人生を救済しようとしてくれているのに。と。

    OK もぅなんでもいいよ。

    それでも青年はまだ私と一緒にいようとしたので、帰っていいかと尋ねた。
    すると、「どこへ?!」と。
    どこって、ホテルに戻るつもりじゃなくてどこか1人でフラフラしてリラックスしたいだけだけど、いちいち言う必要ないし、どこへって言ってるから“どこ”って言った方がいいよね?と思い、とりあえず、「ホテル。」と答え、そこで彼とは別れた。

  • ガンガー沿いをアッシーガートへと向かう。<br /><br />途中のガートで写真の子に話し掛けられた。<br />って、「め〜〜〜。」って言われただけだけど(笑)、和んだし癒された。<br />なんだか今の私の状態を悟っているかのように感じた。<br />うん、きっとこの子はわかっていたはず。

    ガンガー沿いをアッシーガートへと向かう。

    途中のガートで写真の子に話し掛けられた。
    って、「め〜〜〜。」って言われただけだけど(笑)、和んだし癒された。
    なんだか今の私の状態を悟っているかのように感じた。
    うん、きっとこの子はわかっていたはず。

  • ありがとね。

    ありがとね。

  • あまりの暑さにやっと見つけた木陰のあるガートに腰を下ろすと、<br />横で料理が作られていた。<br />

    あまりの暑さにやっと見つけた木陰のあるガートに腰を下ろすと、
    横で料理が作られていた。

  • てっきり商売かと思って眺めていたけど、ただのファミリーランチだった。<br /><br />眺めていたからか近くにいたからか、

    てっきり商売かと思って眺めていたけど、ただのファミリーランチだった。

    眺めていたからか近くにいたからか、

  • ご主人が私の近くにやって来て、ポンポンと横に座ってとジェスチャーで言われ、<br />ん?と思いながら横に座るとお皿が回って来た。<br />「大丈夫です。」と言ったのですが、<br />

    ご主人が私の近くにやって来て、ポンポンと横に座ってとジェスチャーで言われ、
    ん?と思いながら横に座るとお皿が回って来た。
    「大丈夫です。」と言ったのですが、

  • 私のランチ完成。(笑)

    私のランチ完成。(笑)

  • ご主人。

    ご主人。

  • 右側のご主人とおじいちゃんの間でご馳走になった。<br /><br />言葉がまったく通じなかったけど、とっても温かかった。<br />有難う。

    右側のご主人とおじいちゃんの間でご馳走になった。

    言葉がまったく通じなかったけど、とっても温かかった。
    有難う。

  • そして、アッシーガート到着。

    そして、アッシーガート到着。

  • 目的地に行く前にHimalayaと隣のNature&#39;s Giftで化粧品など購入。<br /><br />Nature&#39;s Giftのご主人に道を尋ねると、そこにいたお客さんが、自分もそっちに行くからと

    目的地に行く前にHimalayaと隣のNature's Giftで化粧品など購入。

    Nature's Giftのご主人に道を尋ねると、そこにいたお客さんが、自分もそっちに行くからと

  • サイクルリクシャーで一緒に目的地まで連れて行ってくれた。<br />ヨーロッパ系の容姿なのにヒンディー話していたので、出身を聞いたらイタリアの方だった。<br />アジアが好きで、インドを基盤にしてアジア各地で暮らしているそう。<br /><br />彼も同じところで降りたんだけど、リクシャー代払ってなかった。<br />ん? 何者?(笑)<br /><br />つか、なにはともあれ、有難う。

    サイクルリクシャーで一緒に目的地まで連れて行ってくれた。
    ヨーロッパ系の容姿なのにヒンディー話していたので、出身を聞いたらイタリアの方だった。
    アジアが好きで、インドを基盤にしてアジア各地で暮らしているそう。

    彼も同じところで降りたんだけど、リクシャー代払ってなかった。
    ん? 何者?(笑)

    つか、なにはともあれ、有難う。

  • 目的はここ。

    目的はここ。

  • アーユルヴェーダ♪

    アーユルヴェーダ♪

  • ちょっと閑静チックな住宅地の中。

    ちょっと閑静チックな住宅地の中。

  • 私が受けたのはRelaxation。<br />オイルマッサージとシロダーラとスチームバスの120分コース。<br /><br />1750ルピー也−(+Tip)

    私が受けたのはRelaxation。
    オイルマッサージとシロダーラとスチームバスの120分コース。

    1750ルピー也−(+Tip)

  • インドの街スパ(?)にしては綺麗だし、雰囲気も良かった。<br />セラピストの技術も高く、感じも良く、滞在中2回利用したけど大満足で、<br />バラナシに来た時にはまた絶対利用したいお気に入りになった。

    インドの街スパ(?)にしては綺麗だし、雰囲気も良かった。
    セラピストの技術も高く、感じも良く、滞在中2回利用したけど大満足で、
    バラナシに来た時にはまた絶対利用したいお気に入りになった。

  • スパルサからアッシーガートに戻るところで写真のおっちゃんに声を掛けられた。<br />雰囲気がフツーだったので立ち話をしていると、サドゥもどきの輩が話に割り込んで来た。<br />割り込んだ上に、私の持っている水を飲ませてほしいと。<br />すると、おっちゃんがヒンディーでなにか言って追っ払った。<br /><br />「2人で話してるのに割り込んでくるのは失礼だろう。俺はそういうの大嫌いでね。<br />しかも水くれもおかしいだろう。誰も知らないヤツとはシェアーしたくないだろ?」と私に。<br /><br />インドでは割り込みは日常茶飯事。<br />でも、ほとんどの人は嫌な顔はしてもなにか言うことはない。<br />インドにもこういう人っているんだなあ。<br /><br />このあと、おっちゃんと道を渡ったところにあるチャイ屋さんへ。<br />そこでも物売りが割り込んで来た。<br />私が要らないと何度も言っているのにひつこい物売りに<br />おっちゃん、ヒンディーでまた一言言って追っ払ってた。(笑)<br />「要らないって何度も言われてるんだからこの子に売ろうとするのは時間の無駄だし、<br />他をあたった方が早いだろう。ほら、ほか行け。」と言ったそう。(笑)<br />インドってこういう人もっと必要だよね。(笑)<br />周りがどうであれ、自分が正しいと信じた道を貫いているおっちゃんが輝いて見えた。<br /><br />おっちゃんは、ヒンディーが話せればボラれることもないから勉強しなさいとも教えてくれた。<br /><br />おっちゃん、カッコイイよ。<br />そして、チャイとタバコ、どうも有難う。

    スパルサからアッシーガートに戻るところで写真のおっちゃんに声を掛けられた。
    雰囲気がフツーだったので立ち話をしていると、サドゥもどきの輩が話に割り込んで来た。
    割り込んだ上に、私の持っている水を飲ませてほしいと。
    すると、おっちゃんがヒンディーでなにか言って追っ払った。

    「2人で話してるのに割り込んでくるのは失礼だろう。俺はそういうの大嫌いでね。
    しかも水くれもおかしいだろう。誰も知らないヤツとはシェアーしたくないだろ?」と私に。

    インドでは割り込みは日常茶飯事。
    でも、ほとんどの人は嫌な顔はしてもなにか言うことはない。
    インドにもこういう人っているんだなあ。

    このあと、おっちゃんと道を渡ったところにあるチャイ屋さんへ。
    そこでも物売りが割り込んで来た。
    私が要らないと何度も言っているのにひつこい物売りに
    おっちゃん、ヒンディーでまた一言言って追っ払ってた。(笑)
    「要らないって何度も言われてるんだからこの子に売ろうとするのは時間の無駄だし、
    他をあたった方が早いだろう。ほら、ほか行け。」と言ったそう。(笑)
    インドってこういう人もっと必要だよね。(笑)
    周りがどうであれ、自分が正しいと信じた道を貫いているおっちゃんが輝いて見えた。

    おっちゃんは、ヒンディーが話せればボラれることもないから勉強しなさいとも教えてくれた。

    おっちゃん、カッコイイよ。
    そして、チャイとタバコ、どうも有難う。

  • おっちゃんと別れ、アッシーガートへ。<br /><br />たくさんの人に支えられ、私は生きている。<br />今日もインドでたくさんの人の温かさに触れた。<br />インドやインド人は私たちが思うほど危険ではない。<br />まんまの輩もいっぱいいるけど、そんな人ばかりではない。<br />だって、同じ人間だもの。<br />みんな、有難う。<br /><br />牛の黄昏ている姿を見て、私もそんなことを想う。<br /><br />温かい気持ちでガンガー沿いを歩いていると、先日、街を案内してくれた彼にばったり。<br />ガートに2人で腰を下ろし、プージャの時間までそこでまったりと過ごす。

    おっちゃんと別れ、アッシーガートへ。

    たくさんの人に支えられ、私は生きている。
    今日もインドでたくさんの人の温かさに触れた。
    インドやインド人は私たちが思うほど危険ではない。
    まんまの輩もいっぱいいるけど、そんな人ばかりではない。
    だって、同じ人間だもの。
    みんな、有難う。

    牛の黄昏ている姿を見て、私もそんなことを想う。

    温かい気持ちでガンガー沿いを歩いていると、先日、街を案内してくれた彼にばったり。
    ガートに2人で腰を下ろし、プージャの時間までそこでまったりと過ごす。

  • 2度目のプージャ。<br />正直、絵的には2度も見るほどじゃないんだけどw、<br />プージャミュージックを聴きながら、この光景をぼーっと眺めるのが好きだった。<br /><br />プージャが終わり、ゲストハウスまで彼に送ってもらった。<br /><br />アメリカから、雨季で万が一寒くなった場合とかに持って来た<br />帰りにはインドに置いていくつもりでいた服を彼にあげることになり、<br />翌日、待ち合わせをして彼と別れた。 

    2度目のプージャ。
    正直、絵的には2度も見るほどじゃないんだけどw、
    プージャミュージックを聴きながら、この光景をぼーっと眺めるのが好きだった。

    プージャが終わり、ゲストハウスまで彼に送ってもらった。

    アメリカから、雨季で万が一寒くなった場合とかに持って来た
    帰りにはインドに置いていくつもりでいた服を彼にあげることになり、
    翌日、待ち合わせをして彼と別れた。 

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