![早めの夏休みをいただいて、母とスペインへ行ってきました。<br />治安面でちょっと不安がありましたので、今回もまた添乗員さん付のツアーに参加しました。<br /><br /><br /><br />★その9 5日目:コルドバのメスキータと旧市街を観光(現地時間7/22)<br /><br />バスでの通り道、設置されていた温度計は「43℃」。<br />「スペインのフライパン」と呼ばれるほどの地域、その暑さを体感しながら、コルドバを観光しました。<br />現地ガイドさんと合流し、まずはメスキータの見学。その後、有名な花の小径やユダヤ人街を散策しました。<br />その後、AVEでマドリッドまで移動し、夕食をとったあとに最後のホテルへ向かいました。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/05/06/650x_11050686.jpg?updated_at=1441977496)
2015/07/18 - 2015/07/25
231位(同エリア824件中)
ともこさん
早めの夏休みをいただいて、母とスペインへ行ってきました。
治安面でちょっと不安がありましたので、今回もまた添乗員さん付のツアーに参加しました。
★その9 5日目:コルドバのメスキータと旧市街を観光(現地時間7/22)
バスでの通り道、設置されていた温度計は「43℃」。
「スペインのフライパン」と呼ばれるほどの地域、その暑さを体感しながら、コルドバを観光しました。
現地ガイドさんと合流し、まずはメスキータの見学。その後、有名な花の小径やユダヤ人街を散策しました。
その後、AVEでマドリッドまで移動し、夕食をとったあとに最後のホテルへ向かいました。
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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iPhoneでの気温はこうでしたが、外に設置されていた温度計は43℃でした…
しかし湿度は19%で、乾燥しています。 -
グアダルキビル川沿い、で下車。
大きなメスキータが見えます。
メスキータとは、スペイン語でモスクのことです。が、一般的にはこの「コルドバの聖マリア大聖堂」を指す場合が多いです。 -
すでに突き刺すような日差しに心が折れかけながら歩きます。
帽子かぶっていても焦げるかと思いました。 -
ローマ橋。
ローマ帝国時代につくられ、その後何度も補強された橋です。 -
川沿いに咲いていた花。
この木なんの木、ねむの木でいいのかな? -
日陰がほしいけれどもほぼなし。
黙々と歩きます。 -
14世紀に建てられたカラオーラの塔(南門)。
防衛のための建物でした。 -
ローマ橋とメスキータ。
そして憎らしいほどの青空。 -
ローマ橋を渡ってメスキータを目指します。
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途中、大天使ラファエルの像がありました。
白は青空に映えます。 -
ローマ橋から見えた大きな水車。
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グアダルキビル川。
水量が少ないような?これが通常なのでしょうか。 -
ローマ橋からのメスキータ、プエンテ門、右側にちょこっとサン・セバスティアン病院。
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橋の終点、プエンテ門。
かつてアラブの城壁の一部でしたが、その後改修されました。 -
高くそびえる大天使ラファエルの勝利の像。
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コルドバの守護天使です。
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メスキータの外壁。
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メスキータの鐘楼。
かつてのミナレットです。 -
メスキータ、入ってすぐのオレンジの中庭と、入り口付近の回廊。
ここで、現地ガイドさんと合流。
地元の方で、日本語は簡単な挨拶程度しかわからないそうなんですが、なんと日本語の解説を丸暗記したのだそうです!
解説の部分だけ、すらすらと日本語でお話されてました。 -
かつて西ゴート王国時代、メスキータになる前に建てられていたサン・ヴィセンテ教会に使われていた木材が回廊に展示されていました。
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メスキータの回廊。
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入場後、ガイドさんの流暢な日本語解説を聞きながら見学。
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メスキータ内部。
礼拝の間、円柱の森。このあたりは1番古い部分で、サン・ヴィセンテ教会がこのあたりに建っていたそうです、
もらったリーフレットによると、「アブデラマン?世の外陣」。 -
メスキータ内部、円柱の森のアーチ群。
854本が現存し、多いときには1000本以上あったそうです。 -
メスキータ内部、入口付近。
かつてここはすべて開放してあり、オレンジの中庭から信徒たちが入ってきました。 -
メスキータ内部。
今よりずっと明るい空間だったんですね。 -
メスキータ内部。
円柱の森の中を、奥へ進んでいきます。
真ん中にあるのが、聖堂の内陣です。 -
メスキータ内部。
ピンクがかった柱。 -
メスキータ内部。
円柱の森の円柱とアーチ、天井。 -
イチオシ
円柱の森。
まさに、森。このアーチは、後ウマイヤ朝の建築家たちによって手がけられました。メリダにあるローマの水道橋を参考にしたといわれます。他に類を見ない珍しい建築です。 -
メスキータ内部。
真ん中に突然ぽっかりと、キリスト教の聖堂が現れます。
マヨール礼拝堂、聖歌隊席の裏側。 -
メスキータ内部。
マヨール礼拝堂、天井部分。他よりも高く、明るいです。 -
メスキータ内部。
内陣の向こう側はあとから見学。 -
メスキータ内部。
天井付近の彫刻も、もちろんキリスト教のもの。 -
メスキータ内部。
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メスキータ内部。
イスラム教とキリスト教の境目。 -
メスキータ内部。
今度は白い柱。 -
メスキータ内部。
次に増築された部分です(アブデラマン2世の増築部分)。アーチの形が他とは違っています。ビリャビシィオサの礼拝堂と呼ばれます。
キリスト像があるところは、入れませんが王室礼拝堂です。
イスラム教の世界にぽつりぽつりとキリスト教が存在している不思議な光景。 -
メスキータ内部。
この柱はまた形が違います。 -
メスキータ内部。
小さなステンドグラスがいくつか並んでいます。 -
メスキータ内部。
王室礼拝堂入口付近。 -
メスキータ内部。
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メスキータ内部。
天井部分。 -
メスキータ内部。
3番目に増築された場所(アルハケム2世の増築部分)。
奥は博物館になっていて、いろいろ展示しているようですが、見学はできませんでした。
ので、遠くからぱしゃり。 -
メスキータ内部。
ミフラーブへの入口。 -
メスキータ内部。
ミフラーブ。聖地メッカの方向を示す小さな窪みのことです。もっとも重要で聖なる場所です。 -
メスキータ内部。
ミフラーブの前の天井部分(キューポラ)。ここに、王が礼拝するマクスーラ(貴賓席)が設けられました。
正方形に組まれたリブ状のアーチを45度の角度で回転複写させた星型の架構となっています。(以上、ウィキ先生より) -
イチオシ
メスキータ内部。
キューポラアップ。美しいですね。 -
メスキータ内部。
ミフラーブ前は大人気で賑わっています。
隙を見て、前に行きました。
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イチオシ
メスキータ内部。ミフラーブ。
コーランの一節が壁に刻まれています。
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メスキータ内部。
次にミフラーブ横にある、聖テレサの礼拝堂と聖具室へ行きました。
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メスキータ内部、聖テレサ礼拝堂内。
16世紀につくられた、ゴシック様式の聖体顕示台。
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メスキータ内部、聖テレサ礼拝堂内。
聖体顕示台アップ。金と銀でつくられてます。豪華。
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メスキータ内部、聖テレサ礼拝堂内。
礼拝堂の天井。
真っ白で明るいです。メスキータの中とは対照的。 -
メスキータ内部、聖テレサ礼拝堂内。
祭壇。 -
メスキータ内部、聖テレサ礼拝堂内。
いくつかの絵画が飾られています。これは、レコンキスタを描いたものでしょうか。
どんどん進んでいってしまうので、説明もなかなか聞き取れず…。 -
メスキータ内部。
礼拝堂を出たところにあった展示。かつて使われていた石に、石工さんのサインが入ったもの。
こういうの、モンサンミシェルでもありましたね!
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メスキータ内部。
最後の増築部分(アルマンゾール外陣)。
アーチ部分、最初のところと同じように見えますが、あちらは石とレンガを交互に組み合わせたものでしたが、こちらは単に塗られたものだそうです(リーフレットより)。
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メスキータ内部。
じーっと見てみれば、確かに…?
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メスキータ内部。
でも、一部にだけ日が差し込む空間は、とても神秘的に感じました。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
中心部分にどんとある、キリスト教の聖堂です。
13世紀、レコンキスタによってキリスト教に戻ったとき、メスキータはカトリックの教会となりました。
最終的に、当時の司教が、イスラム教に負けない大聖堂への改築をカルロス1世に申し出て、一度もメスキータを見ないまま、カルロス1世は許可を出します。そこから真ん中に。ゴシック様式・ルネサンス様式折衷の礼拝堂ができました。
ただ後にここを訪れたカルロス1世は、世界にひとつしかない建物を壊してしまったと後悔したそうです。 -
メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
天井部分。
他よりも高いので、この屋根の部分が突き出た形になっています。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
クロッシング部分からの中央礼拝堂とドーム。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
パイプオルガンと聖歌隊席。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
反対側のパイプオルガンと聖歌隊席。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
両パイプオルガンとドーム。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
中央礼拝堂。
カルロス1世は、「どこにでもある建物のために〜」と嘆いたとされますが、今は立派な世界遺産です。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
ドーム部分の細かい装飾。
確かにキリスト教の聖堂ですが、イスラム教の影響はあったでしょうね。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
聖歌隊席上部の天井の装飾。 -
メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
中央礼拝堂。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
聖歌隊席中央部分。
真ん中は、守護天使ラファエル。
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メスキータ内部、マヨール礼拝堂。
聖歌隊席。
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イチオシ
見学を終えて、外へ出ました。
いやー暑い!ますます暑い!
写真は回廊と鐘楼、左側がオレンジの中庭。
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暑さに負けず、街歩きスタートです。
日陰はありがたい…
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まずは、有名な撮影スポット「花の小径」へ。
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ほとんど花は咲いてませんでしたが…。
ここでしばらく撮影タイム。
現地ガイドさんに母と2人で撮ってもらったのですが、ダメ、もう1枚と結局3回取り直しました(^^;
おかげでいい写真撮れました。 -
奥は行き止まり。
個人的にこちらの光景も好きです。
これも中庭なんでしょうか。
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再び街歩き。
白い壁に黄色い縁、青い鉢植えという家が多かったです。
青い鉢をぶら下げているのはミハスと同じですね。
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いろんなお店が並んでいて、フリータイムのときにどうぞとガイドさん。見たい気持ちはあったのですが…いかんせん暑くて(^^;
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現在の、メスキータ。
あんなに大きかったメスキータですが、今はこんなにこじんまりです。
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ユダヤ人街。
これはなんの建物だったかな…
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ユダヤ人街。
パティオを公開してくれている場所があったので、見学。 -
ユダヤ人街。
白い壁にずらりと並んだ鉢が素敵です。
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ユダヤ人街。
ひっそりとあった像。
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ここで40分ほどのフリータイムです。
お土産屋さんで買い物するもよし、もう一度ユダヤ人街へ行くのもよし。
だったのですが…やってしまいました。旅先にあるまじきこと、「もういい、休む」(^^;
お土産屋さんの隣にあったこちらのお店で休憩。 -
ビバコカコーラ!
ツアーのほとんどの方が同じ考えで、このお店で冷たい飲み物をいただきました。
ほら、ユダヤ人街にガイドさんなしで行っても迷って戻って来れなくなりそうだしね、という言い訳。
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iPhoneでの気温。湿度は18%。
でも体感温度はもっとずっと上だったはず…
ガイドさんは、今日はまだ涼しいほうだよと言ってましたけどね。
えー…
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結局フリータイムのほとんどをだらだらと過ごし、最後の10分くらいだけ母は隣のお土産屋さんへ。
私はまたメスキータに戻り、オレンジの中庭の木陰に座ってぼーっとしてました。
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湿度がないので日陰は本当に過ごしやすいです。
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日影から、写真撮影。
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入り口付近にいたスペインの警察官。
物騒なもの持ってますが、同じツアーの方が一緒に撮っていいですかと聞いたら快く応じてくれてました。
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じっくり見たいところはたくさんあったのですが、結局暑さの前に白旗。
今思えば、もったいないことをしました…。
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フリータイムが終了し、バスに乗って駅へ移動しました。
バスの冷房が非常にありがたく感じました(^^;
ここで、初日からずっとお世話になった運転手さんとはお別れ。
予定にないヒマワリスポットでとめてくれたり、自腹で有料の方の高速道路通って早く移動できるようにしてくれたり、とってもいい方でした(^^)
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電車の出発までは30分以上あるので、スーツケースを先に預けてまたしばしのフリータイム。
いくつかお土産屋さんやレストランなどが並んでました。 -
セキュリティチェックを抜けて、いざホームへ。
乗る人、降りる人、出入り口は完全に分かれてました。
エスカレーターからrenfe。
私たちが乗る車両ではありませんが。
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外国の駅って見てるだけでも楽しいです。
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反対側のホーム。
の後ろに咲くピンクの花が綺麗でした。
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私たちが乗るAVE。
スーツケースはポーターさんたちが入れてくれました。
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いよいよマドリッドにむけて出発。
が!このAVEでハプニング。
私たちのツアーが乗った車両が、まさかの冷房故障。暑くてサウナ状態でした。
30分程度ならば我慢できますが、マドリッドまで約2時間ほど。外は40℃。さすがにこれはいかんと、添乗員さんが交渉して、前の空いている席に散らばって座ることに。
母とは離れて一人用の席に座ることになりましたが、グレードアップしたしいいかと思っていたのも束の間。
こちらの車両には食堂車があり、そこに行っていた人が戻ってきて、母に「自分の席だからどけ」、と。
座るところを失い、しばらく捜してみたものの見つからず。
結局、私が座っていたところに母を座らせて、私が添乗員さんを捜しに先頭車両まで行きました。
するとなんと!1両目に座りなさい、ということで、王室の方が乗るという特別な車両に乗ることになりました…(^^;
なにが起こるのかわからないのが旅ですね。
マドリッドまで寝ようと思っていたのですが、同じ車両に座っていたスペインの方と、車掌さんに話しかけられ、そのままずっと話し続けて結局マドリッドに着いてしまいました。
なかなかおもしろい経験でした。
と、私が面白がっていた裏で、母はまたどけといわれるんじゃないかと気が気じゃなかったと怒ってましたけどね(^^;
ま、これも旅の醍醐味ということで。
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到着は、マドリッド・アトーチャ駅。
電車からは自分でスーツケースを持って外で待っているバスへ。
その後、夕食のレストランへ向かいました。
車窓から見えたコロンブス像。
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夕食のレストラン「HUERTA DEL DUQUE(ウエルタ・デル・ドゥケ)」
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AVEのお詫びということで、ワンドリンクサービスになりました。
旅行会社の責任ではないんですけどね。
一品目のサラダ。 -
二品目、ポークシチュー。
これはおいしかったです。
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デザートはクワハダ(ヨーグルト)。
全部完食。
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レストラン内で見つけた、金閣寺のお札。
どなかた行かれたのでしょうか。
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食後、ホテル「アクソール・バラハス」へ。
この日から2連泊です。
写真は翌朝撮ったもの。
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なんだか広いお部屋でした。
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この日も遅かったので、シャワー浴びて早々に就寝。
次の日は観光最後の日。寂しい…
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