夏の多摩動物公園はナイトズー開園延長で10時間半満喫@（２）ライオンバスに乗って、ライオンの赤ちゃんたちを間近に見た！～アフリカとアジア圏の肉食猛獣たち

2015/08/15 - 2015/08/15

入園してすぐに園内インフォメーションをチェックしたら、なんと、おととい８月13日からライオンの赤ちゃんが大運動場デビューしていました！
本日は、アフリカ圏は最後に、夜になってから回ればいいや、と思っていましたが、ちょっと迷った挙げ句、事前に頭の中で決めていた本日のコースをころっと変えて、先にアフリカ圏から回ることにしました。
それに、ライオンバスは、発着場の耐震工事のため、来年2016年４月１日から当面運休になり、工事開始後からはライオンも非展示になるとの情報を、つい先日、公式サイトで知ったばかりなのです。
なので、真夏の動物園はなにげにシーズンオフだと気がついたので、ライオンバスもさほど待たずに乗れるはずだろうと、ライオンバスにも乗ることにしました。２度目です。
ただ、ライオンバスに乗っても、ライオンの赤ちゃんはよく見られない可能性があるだろうと期待しすぎないようにしました。

※前回ライオンバスに乗ったときの旅行記（2013年９月７日）
「初秋の多摩動物公園（2）ライオンバスに乗って、プチプチ・サファリ気分を味わおう！───本番は実質５分で終わったけれど@」
http://4travel.jp/travelogue/10810990

そうしたら、ライオンバスから真っ先に見られたのが、ライオンの赤ちゃんたちとお母さんでした@

もっとも、ライオンバスからは赤ちゃんたちはすぐ間近で見られたけれど、そんなに長い時間、見てはいられないので、あとは展望エリアから望遠レンズでじっくり観察しました。
ライオンの赤ちゃんそのものなら、去年2014年９月に初めて訪れた富士サファリパークで間近に見られただけでなく、抱っこして一緒に写真も撮れました。

関連の旅行記（2014年10月３日）
「初めての小田急ロマンスカーでカフェくんと風菜ちゃんがいる富士サファリパークへ（４）ライオンの赤ちゃんこんにちは！＆どうぶつ村の肉食獣や可愛いケープハイラックスの赤ちゃんに珍しいシロカンガルーなど」
http://4travel.jp/travelogue/10938482

でも、富士サファリパークではライオンの赤ちゃんたちは人工哺育でしたので、赤ちゃんたちが母親と一緒にいる姿が見られたのは初めでした。
赤ちゃんたちは、イチゴちゃんもニイナちゃんも、ずっと肉片がついた骨にかぶりついていました。
お母さんともあるそって勝って肉を毒腺したりなど、いい根性していました@
でも、そのくらいたくましい方が、無事に成長してくれるのではないかと安心できました。
ほんとは４つ子で生まれたそうですが、２匹は生まれてまもなく亡くなってしまったことを知ったあとでは、なおさら。

それから、結果的にアフリカ圏は昼間、先に行っておいて良かったです。
ナイトズーは、昼とは違う夜の動物たちの様子が見られましたが、ナイトズーは動物たちがいるところがライトアップされているわけではなく、写真はとても撮れる状況ではなかったからです。
アフリカ圏は久しぶりなので、昼間、ちゃんとゆっくり回って、チーターたちやアフリカゾウ・キリンたち草食動物の写真も撮れてよかったです。

ただ、この旅行記は、チーターやユキヒョウやアムールトラなど、アフリカ・アジア圏の猛獣たちの写真でまとめました。草食動物の写真は次の旅行記です。
あいにく、オオカミ舎は場所が遠すぎて、そしてツキノワグマは、本日、先にアフリカ圏に行くコースに変更したため、見に行けませんでした。

＜ナイトズー開園延長で10時間半満喫した多摩動物公園の一日の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）いつのまにか姿を消した「カエル学入門」やナイトズーの光の彫刻などナイトズーの様子をちょっとだけ
■（２）ライオンバスに乗って、ライオンの赤ちゃんたちを間近に見た！～アフリカとアジア圏の肉食猛獣たち
□（３）埼玉からお婿入りしたキリンのジルくんが分からない（苦笑）＆夜にくつろぐキリンたち＆キーパーズトークが聞けたアジアゾウ～アフリカとアジア圏の大型系草食動物たち
□（４）グレビーシマウマの赤ちゃん、こんにちは！＆埼玉出身のコアラのタイチくん＆ルンルン大活躍の可愛い大人レッサーパンダたち～オーストラリアとアジア圏の可愛い系の草食動物たち
□（５）Red Panda Children特集：暑さを吹き飛ばす子パンダの愛らしさ！～ヤンヤン・フーフー兄弟とライライ、出たり入ったりしながら大はしゃぎ@

多摩動物公園の公式サイト
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

＜タイムメモ＞
07:30頃　家を出る
08:44　拝島駅到着
08:46　拝島駅発JR青梅線に乗換え（路線検索より１本前）
09:00　立川駅到着
09:09　立川南駅発多摩モノレールに乗車
（いつもは北駅から）
09:24　多摩動物公園駅に到着
09:35頃　ほぼ開園直後に入園
09:45-09:55　ウォッチングセンターと「カエル学入門」展
10:05　ライオンバスのチケットを券売機で購入（360円）
10:15-10:30　ライオンバス
10:35-10:40　キリン
10:45-11:10　展望台から母子ライオン
11:10-11:20　運動場のチーター
11:30-11:35　アフリカゾウ
11:55-12:05　グレビーシマウマの母子
（12:00　終戦記念日の黙祷）
12:05-12:10　キリン
12:25-12:45　コアラ下売店でランチ休憩
12:50-13:05　コアラ
13:05-13:10　パルマワラビー
13:10-13:15　アジアゾウ
（屋内のアムールトラとオランウータンはスルー）
13:20-13:25　ユキヒョウ
13:25-16:35　レッサーパンダ
（14:00-14:30頃　リンゴタイム＆子パンダ・トリオ登場）
16:35-16:45　ゴールデンターキン
16:45-16:50　ユキヒョウ
16:55-17:00　アムールトラ
17:00-17:30　アジアゾウ＆キーパーズトーク
17:35-17:40　コアラ
17:40-18:40　コアラ下売店でコアラソフト休憩
18:55-19:05　マレーバク
19:20-19:40　夜のアフリカ圏
19:55頃　動物園を出る

※これまでの動物旅行記の目次を作成中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 日野・昭島(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

券売機でチケット（360円）を購入し、ライオンバス乗り場へ

ハイシーズンは、この入口の外までずらっと行列ができてしまいます。
そこまでして乗りたくはないですが、真夏の動物園はなにげにオフシーズンで、午前中まだ早い段階では、さほど待たずに乗れました。

階段を降りたら、結構行列ができていたけれど……

初ライオンバスだったら、この行列を見て、やめればよかった、と後悔したかもしれませんが、一度乗ったことがあり、バスは２台で休まず運行されていて、このくらいの行列なら、１〜２台待てば乗れるはずだと分かっていましたから、さほどストレスなく待てました。
それにこのトンネルの中は冷房がほどよくきいているので、涼しく待てましたしね。

壁にあった赤ちゃんニュースより

７月24日に生まれた生後１か月のサクラちゃんの子供たち。
実は生まれたのは４頭だったようです。
ポリバケツに入った様子がとても可愛らしいです。
部屋を掃除している間だけ、こうして入れていたようです。
この記事によると、８月13日にはウメちゃんが４頭出産したそうです。
いずれ無事にお披露目になるのを祈っています。
ところで、これって今年の話ですよね？

１台待ちで、次には乗れるぞ！

ライオンバスに乗車、出発前

ライオン運動場に出たところ

早速、ナナちゃんと赤ちゃんたちとの出会い！！

わぁ！
赤ちゃんに会えなくてもがっかりしないように、と思っていたのですが、そんな心配は無用でした！

８月13日に運動場デビューしたのは、４月生まれのナナちゃんの子供たちです。
色が濃く、ヒョウ柄がはっきりした方がイチゴちゃん、色が薄い方がニイナちゃんです。
とすると、手前がイチゴちゃんで、奥がニイナちゃんですね。

親子の台に一緒にいたオスライオン

お父さんのスパークくんかな？
それともお父さんではないオスライオンかな？
顔、真っ黒。

ナナちゃんママと、イチゴちゃん（手前）・ニイナちゃん（奥）

赤ちゃんたちはまだお母さんの乳を飲んでいると思いますが、同時にお肉ももう食べるようになっているのだと思います。

こちらも肉にしゃぶりつき@

ライオンってこんなに真っ黒でしたっけ。

バスが走るすぐ下のアスファルトにねそべるライオン・カップル

多摩のライオンたちには、バスがすぐそばを走ってもへいちゃら

ガラスをぺろぺろん

こんにちは、してくれた、メスライオン

ガラス窓がなかったら、手が届きそうな距離で！！

この子はさらに顔が真っ黒

ライオンバスは２度目ですが、子供たちが見られただけでなく、他の大人のライオンたちも、前回よりも近くでよく見えました。

でも、バスから見られた時間では、まだまだ見足りなかったので、今度は外の展望テラスから親子の様子を見ることにしました。

大人のオスライオンにおびえる様子のなかったニイナちゃんとイチゴちゃん

おや、ママが威嚇して追い出したのかな

素直に台から下りるオスライオン。

ママの前後で、肉をかじりつづけるニイナちゃんと、オスライオンの方を見るイチゴちゃん

オスライオンたちを興味深そうに見ていたイチゴちゃん

イチゴちゃん、ママの方にやって来て甘えるのかな、と思ったら……

ママが食べていた肉にくらいつくイチゴちゃん

ママと肉の争い@

ナナちゃんママの背後に、ちらちらとニイナちゃんの顔が見えました。

母子で肉の引っ張り合い

イチゴちゃん、離さない

いい根性してるイチゴちゃん@

ナナちゃんママも必死！？

このあとナナちゃんママは、前足でぺちん、とイチゴちゃんのことをひっぱたいたのですが（我らギャラリー大笑い@）、イチゴちゃんはそれでも骨を離しません。

どうやらママの方が根負け（笑）

やさしく我が子を見つめるナナちゃんママ

でも、このくらい根性あるほうが、きっとすくすく育つよね！
亡くなってしまった２頭の分も、イチゴちゃんとニイナちゃんが元気に育ちますように。

親子と少し離れたところで休んでいたカップル

本日は、10頭くらいのライオンが出勤していたようです。
公式サイトのニュースよると、多摩動物公園には、ライオンが、イチゴちゃんとニイナちゃんを勘定して19頭いるそうです。

熟練夫婦のように@

さきほどナナちゃん母子と同じ台にいたオスだったと思いますが……それにしても、オスライオンたちはなんでこんなに顔が黒いのかしら。

再びナナちゃん母子を見ると

奥にいたニイナちゃんに新たな動きあり。

イチゴちゃんの方にやってきたニイナちゃん

ニイナちゃんは、途中、ママのすぐあごの下を、すりっと通り抜けました。

イチゴちゃんがしゃぶりついていた骨にしゃぶりつくニイナちゃん

１つの骨に仲良くくらいつくイチゴちゃん（左）とニイナちゃん（右）

ライオンバスに乗ると、この近さで親子が見られる@

バスのすぐ脇を歩いていたオスライオン

母子がいる台の下の日陰に、休んでいるオスライオンがいた@

次にチーターを見に行く

チーターの子供達も可愛かったです。
レサパン・オフ会のときに見ることができました。

関連の旅行記（2013年３月30日）
「レッサーパンダ・オフ会で春の多摩動物公園へ（2）キングチーターの赤ちゃん！〜それからコアラにウォンバットなど、アフリカ圏とオーストラリア圏の動物たち」
http://4travel.jp/travelogue/10762517

大放飼場のシュバーブちゃんかデュラちゃん、どっちか分からず

木のそばでたたずむチーターは絵になる

意外とおなかがぽっこり！？

シュバーブちゃんとデュラちゃん、仲良しかな

こっちをじーっと見てくれたシュバーブちゃんかデュラちゃん

やっぱりチーターはほっそり

速く走ることに特化された体のチーターは、狩猟能力はバツグンですが、ケガに弱いため、他の肉食動物とは争えません。
そのため、肉食動物のトップには立つことがないそうです。

涙のような顔のタテ筋と、ちょっぴりヘの字の口がチャームポイント@

それに美しいチーター柄も@

かろうじて姿が見られたサーバルキャット

フェネックみたいに耳が大きく見えました。

アムールトラは真夏の昼間は屋内展示

この看板のイラストが可愛いです。
下にうっすら、オオカミはここです、という文字が見えました。
確かに昔は、オオカミはここにいて、レッサーパンダを見学しているときに、遠吠えがよく聞こえました。

アムールトラは14時すぎから外に出ると知って先を急ぐ

時刻は、ランチをとったあとの13時すぎ。
レッサーパンダ舎には14時前にはなんとしてもたどり着きたかったので。

アジアの高山圏のユキヒョウ

小さい方の運動場にいたアサヒちゃんは、お昼から時々外に出ていました。

しっぽ、引きずってるよ？

あくびしかけたアサヒちゃん

夕方の方がさらに元気そうだったアサヒちゃん

ユキヒョウも暑いのが苦手だもんね。

夕方になって姿が見られたエナちゃん、なにしてるの？

伸び上がって岩にすりすりしたいの？

しかし、岩のでっぱりがちょっと過多すぎるようで、成功していたのは何回かに一回だったかも。
ユキヒョウのベテランさんのつぶやきを小耳にはさんだところによると、エナちゃんはこういうしぐさをよくするようです。

しっぽがくるっ、とエナちゃん

プレートのおかげで名前が分かりましたが、ユキヒョウは全然、見分けがつきませんでした。

夕方、ガラス展示室で会えたアムールトラのシズカさん

ゆったり、きょろきょろ

あくびではなく、フレーミングかな

シズカさんの美しい瞳とおちゃめな舌

大放飼場のアイちゃんは、結婚適齢期だけど、まだ甘えん坊さん？

歩く姿は堂々たる様子

一瞬をとらえた前足の動きが可愛い

小さな水場が気になるよう

のびーして下りて

丸太を引っ張るアイちゃん

ピントが甘くて失礼！
アイちゃんは、この丸太の皮をべりべりとはがして、なにかを食べていたようでした。
あるいは口をもぐもぐさせていただけかな。

ざばん、と半身浴をちょっとだけ

これぞ半身タイガー！？

どや顔アイちゃん！？

「夏の多摩動物公園はナイトズー開園延長で10時間半満喫@（３）埼玉からお婿入りしたキリンのジルくんが分からない（苦笑）＆夜にくつろぐキリンたち＆キーパーズトークが聞けたアジアゾウ〜アフリカとアジア圏の大型系草食動物たち」へとつづく。