１０回目の韓国。今回はプサンへも足を延ばしてみました！～⑧韓国のマチピチュ「甘川洞文化村」を歩きました～。

2015/07/29 - 2015/08/02

昨年９月のインチョンアジア大会観戦以来の韓国、通算１０回目のソウルになりました。
中東呼吸器症候群(MERS)騒ぎもあって、渡航自体も気になりましたが、なんとか行って来ました。
今回はプサンへも、一泊でしたが足を延ばしました。

４日目、プサンの２日目になりました。
この日は、中年夫婦で韓国のマチピチュといわれる「甘川洞文化村」を歩きました。
暑いです～。

　①成田空港第３ターミナルからインチョンへ
　②「ソウルの人気スポットを巡るロマンティックナイトツアー」へ
　③夕食はネンミョン（冷麺）、朝食はビビンバ＆うどん（カルグクス）
　④青瓦台(チョンワデ)＝韓国大統領官邸を観覧しました！
　⑤「サチュム -恋したらダンス」を観賞
　⑥「南山ゴル韓屋マウル」を散策して、ＫＴＸでプサンへ
　⑦初めてプサンにやって来た～
★⑧韓国のマチピチュ「甘川洞文化村」を歩きました～
　⑨甘川洞文化村観光を続けています。でも、暑い・暑い～
　⑩チョッパル（豚足）のランチの後チャガルチ市場を歩きました
　⑪ソウルに戻り、夜は台湾料理、朝はビビンバ＆キムチチゲ
　⑫ウォーキングツアーで「徳寿宮」観光
　⑬「徳寿宮トルダムキル(石垣道)」を散策して、いよいよ帰国です

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: チェジュ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

４日目、プサンの２日目になりました。
ホテル隣のＣＵで、ドリンク購入。

I'm Real。
イチゴ味しかなかった〜。
トマトやキウイ、美味いんですけどね。

お通じコントロールドリンクでもあります。

韓国海苔が、「２個買うと１個おまけ」とありましたので、ついでに購入。

ホテル２Ｆの朝食会場。

日本人少ない。
殆どが中国人です。

東横INN釜山駅1 ホテル

行儀よく並んでくれています。

あまりメニューは多くはありませんが、満足いく水準。

キムチは、白菜キムチとスルメイカのキムチ。
ゆで卵、何年かぶりで食べました（笑）。

汁ものは、干しダラと大根のスープでした。
なかなかいけましたよ。

さぁ、出発です。

地下鉄プサン駅から地下鉄に乗ります。

「プサン」駅から４つ目の「土城（トソン）」駅で降ります。

釜山都市鉄道 (地下鉄） 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

プサンの地下鉄「釜山都市鉄道」も、ホームドアはスクリーンドア仕様。
安全です。

言い忘れましたが、釜山のプリペイド式交通カード「マイビカード・ハナロカード」というのがありますが、ソウルの交通カード「T-money」カードも使えます。
また、駅改札付近にある機械で追加入金（いわゆるチャージ）も可能です。

事前の調査で、６番出口に向かいます。

甘川文化村〜案内にもバッチリ載ってます。
カムチョンムナマウル。

６番出口を出て・・・。

土城駅 (釜山) 駅

前に横断歩道がありますが、渡らずに右に曲がります。
歩道の右側は工事中らしく、壁がありますが、それに沿って進みます。

方向が判りにくい方は、「海」ではなく「山」に向かっていくと思われるといいと思います。
軽い上り坂を進む感じ。

工事の壁が途切れたら、すぐにバス停があります。

プサン大学病院。
工事は大学病院の増改築工事のようでした。

ここが、マウルバスのバス停です。
バス停の名前は、釜山大学病院（プサンデハッビョンウォン）停留所です。

１−１番、２番、２−２番に乗ればＯＫ。

マウルバス バス系

マウルバスは、市内の幹線を走るバスではなく、いわゆる支線バスで、市街の走行距離が短い低料金制のバス。車体も一回り小型です。

ソウルのマウルバスでは、深夜サービスとして「停留所以外でも停まります」を謳っているらしい。
この事からも解るように、小回りが利くという存在らしい。

T-moneyカードが使えて、１１００ｳｫﾝでした。

強烈な上り坂をクネクネと、しかも結構なスピードで走り、１２〜３分ほどで到着です。

バス停です。
このバス停、「カムジョン小学校」という名前のはずなのですが、赤い所に書いてある字は「グェジョン方面」「バス乗り場」と書かれてありました。
上のバスの絵の下には「マウルバス」だし・・・。
「カムジョン小学校」、どこに書いてあるんだろう？裏かな？

もっとも、「甘川洞文化村」に来る観光客はみんなここで降りますので、判ります。
看板の後ろに、家並みがチラッと見えますね。

道路を挟んでバス停の反対側に、既に作品がありました。
学校の建物の壁に掛けられているのが「秋旅行」という作品だそうです。

作品名「甘川とひとつになる」。

甘川洞文化村 散歩・街歩き

人型オブジェに景色が描かれていて、位置や角度がぴったり合うと、バックの景色と重なり合うという仕組み。

よく出来てますね〜。
なかなか上手く重ならないけど・・・。

色調がピッタリ！
「甘川洞文化村」で一番観たかった作品。

実は、これを観てそのまま坂を下に降りていってしまった。
ホントはバス停の後ろのほうに進み、道を下っていくというのが、まぁいわば正規ルート。
どっちから行っても良いっていえば良いんですが・・・。

甘川洞文化村は、殆どのお宅が実際に人々が生活しているお宅。
屋上には、韓国らしい甕器（オンギ）。
キムチ、コチュジャン、醤油などを熟成・保存する甕ですね。

お魚さん。
こっちへ〜。
方向は違ってたらしいけど・・・。

魚の口が進行方向。

駐車場には魚のアート。

はいはい、こちら〜。

はいこちら（笑）。

ホントは、村の案内センターをまず目指し、そこで村の観光地図を購入する予定だったのですが、作品「甘川とひとつになる」の所で（つまり最初から）コースを反れてしまっている・・・。

少し高台の所からは、なんとも美しい街並みが見えます。

ところで、「甘川洞文化村」の歴史について触れておきます。

元々は、朝鮮戦争の際に北朝鮮側から戦争を逃れるために逃げてきた避難民たちが住居を求めて集落を作ったことが始まりといわれます。
狭い土地の急な山肌に沿って、家屋が立ち並んでいます。

この景色に惹かれた美術家や写真家などが村にアートギャラリーをつくり始め、2009年から始まった釜山市のマチュピチュプロジェクトにより、「甘川洞文化村（カムチョンドンムナマウル）」という新しい観光名所になり、今日に至ります。

一応矢印で、こっちには○○があって、こっちには○○があってと書いてくれてはいます〜。

でも、地図を現地で手に入れようと思っていたので、この段階では全くの手探り状態。

魚矢印に沿ってもう少し進みます。

狭い狭ーい路地を進みます。
生活感たっぷり。

ビチュイチッ＝光の家？？

進みます。

狭いです。
矢印頼りで進みます。

落書きではないようです。

こっちだよ〜。

左のピンク色っぽい建物の奥の建物が小学校。
バス停はそのすぐ下の辺り。

ずいぶん歩きました。

後で知りましたが、これが作品「光の家-家で」です。

光が差し込んでいて、ホルスタインのような白・黒の牛のオブジェが並んでいます。

その隣が「甘川落書きギャラリー」。

カメラには入れてませんが、既に先客が落書き中（笑）。

家内も記念に・・・。

ジャニーズ某漢字一文字アイドルグループでした。
プチ追っかけ継続中で、去年はハワイ公演にも行った。
ハワイに行くっていうこと自体、もうプチじゃぁ無ぇか（笑）。

うーん、しかし凄いところに家が並んでいますね。
日本だと、尾道？

正面が港の方向です。

今、ずいぶん下のほうに居ます。

ふと見上げると、おそらく「甘川洞文化村」の作品群においても一番人気の「星の王子様」。

隣に並んで記念写真を撮る人の大行列と聞いていますが、前からは撮れないので、案外これ、ナイスショットな一枚じゃない？

甘川洞文化村 散歩・街歩き

可愛い作品がありました。

ワンちゃん。

これ、タイルで出来ていて質感もいいんですよ。

はい、こっちよ〜。

これは・・・？

こちらの写真とセットでお楽しみください（笑）。
道１本、隔ててるけどー。

「だるまさんが転んだ」やってるんだな〜。

韓国では、「ムグンファ　コチ　ピオッスムニダ」＝「むくげの花が咲きました」というらしい。
ムクゲはご存知、韓国国花。

作品「希望の木」。

引き続き、こっち・こっち〜。

これはアートではなく、生活の中の一品。

よいしょっと！
悪ガキっぽい。

こんなのもありました。

洗濯物。
これはアートではなく、生活の一品（笑）。

こんな色調ですが、普通の民家でした。

甘川洞の昔の様子が写真で残されています。

一度低い所に降りましたが、甘川洞文化村でも一番高い所にやってきました。
広い道路があってここだけは車が通ります。

駐車場の壁は、アートにはベストポジション。

土産物屋さんでしょうか、カフェでしょうか。
まだ、オープン前でした。

リトルマーメイド？

トラネコちゃん。

赤地に大きな花と蝶。

「灯台-フォトゾーン」。

フォトゾーンになってて、屋上にも上がれます。
室内は、だまし絵風になってますよ。

マグカップの大きな取っ手。
ちょっと判りづらいですが・・・。

いやぁ、圧巻の景色。

でも、つくづく急坂だと思う・・・。

さぁ、やって来ましたよ。
大行列ですが・・・。

キツネと女の子？

いやいや違います。
これが人気の作品、「幼い王子と砂漠キツネ」。

星の王子さまは華奢で、横からだと見えない〜（爆）。
この女の子も、ちょっとふっくらとはしてるものの、そんなに大きくはない。

しかも、前からは写真が撮れないんです。
撮るにはさっきのように、村の下に降りるしかない。
前は、切り立っていて、家の屋根があります。

「HAPPY HOUSE」。

カフェかな？

横の駐車場側には、チュッ！

ハートの飾りも可愛い。

「歪んだ時計」。
誰だっけ、じゃなくてダリだっけ？

道路の反対側は、竹の絵。

上のコバルトブルーはもっと綺麗だったけど、カメラに入ると発色悪い。

貝を見つめております。

ジュピター？

白樺の森を泳ぐ鯉。

道路の駐車禁止の塀までアート作品に見えるという・・・。

カフェ。
開店前でした。

ここは壁が珍しく木製。
これもまた可愛いね。

うーん、確かにここのアート群は凄い。
でも暑いぜよ～。

⑨に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11037911