世界のあちこちに旅の神様はいらっしゃると思うのですが（あるいは、一人だけど「分身の術」を使っている）ポーランドには確実に、「います。」<br />ポーランドに興味のある方、なくても旅の神様に会ってみたい方は、ポーランドへ行きましょう。<br /><br />＜旅の予定＞<br />1日目 7/1 ワルシャワ到着<br />2日目 7/2 「ルネッサンスの真珠」ザモシチ<br />3日目 7/3①「ポーランドで最も美しい村」カジミエシュ・ドルヌィ<br />3日目 7/3② 白亜の宮殿プワヴィで奇跡が！<br />4日目 7/4 ヨーロッパ建築最高宝?or最高峰ルブリン<br />4日目 7/4②何が何でもサンドミエシュ(1)<br />5日目 7/5①何が何でもサンドミエシュ(2)<br />5日目 7/5②恋い焦がれたクラクフ(1)<br />6日目 7/6 恋い焦がれたクラクフ(2)<br />7日目 7/7 「約束の土地」ウッチ(1)<br />8日目 7/8①「約束の土地」ウッチ(2)で、またも奇跡が！<br />8日目 7/8②オストルフ・ビエルコポルスキ！<br />9日目 7/9①伝説の町グニェズノ<br />9日目 7/9②ポーランド王国最初の首都ポズナニ<br />10日目7/10すれすれグダンスクは最高<br />11日目7/11夢の終点ワルシャワでも奇跡が！<br />12日目7/12乗継アムステルダムで美しい建築探検<br />13日目7/13大阪関西国際空港着<br /><br />＜目的＞<br />ポーランドの古い町並は、ガイドブックに詳しく紹介されていなくても素敵なはず。観に行きます！そして、ポーランドのスイーツを食べまくる？<br /><br />サンドミエシュはポーランド屈指の美しい町、そして最も古い町の一つです。<br />ヴィスワ川に沿った町は数百年間、穀物と木材の貿易で栄えました。<br />今日は午後のクラクフへの移動まで、この町を歩きます。<br />

旅の神様に会える！ポーランド　5日目①何が何でもサンドミエシュ(2)（2015年7/5）

40いいね！

2015/07/05 - 2015/07/05

21位(同エリア245件中)

#街歩き

エリア

その他の都市(ポーランド)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

交通: 1.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 高速・路線バス徒歩

航空会社: KLMオランダ航空

旅行の手配内容: 個別手配

早朝、広場の散歩に出かけます。
広場中央に堂々と建つ市庁舎です。

「午後のクラクフ移動をやり遂げる。それまで麗しいサンドミエシュの町を見て歩く。それが今日のめあてです。」
サンドミエシュに着いた昨日は広場には屋台が並び、オープンカフェのパラソルの下では飲み物や食べ物をのんびり楽しむ人々がたくさんおり、観光客や中世の仮装をした人などで賑やかでした。
今はまだ、あ、市庁舎の時計が6時20分をさしています。
まだ観光客もおらず、そばに停めた車で寝ていた(！)屋台の人が顔を洗っています（まだ車内で寝ている人もいます）。
市庁舎のそばにあった記念碑？
1349年に建てられたゴシック様式の市庁舎は、この日時計でも有名です。
今はまだ日が当たっていないので、時刻がわかりません。
その後、10時ぐらいに撮った写真。
10を指しているけど、そういう見方で合ってる？

広場に面した建物。
サンドミエシュは2010年夏の洪水で河川地区に壊滅的な被害を受けたそうですが、私が歩いた場所では被害のあとは感じられませんでした。
復旧への多大な努力が実を結んでいるのでしょう、一旅行者からは人気観光地の名をほしいままにしているように見えます。
広場の建物。
門扉のアイアンワーク、かっこいい。
扉の両隣は竜？
小型でかわいい。
広場の建物。
広場の建物。
サンドミエシュは、洗練された看板が多いです。
広場の建物。
右はしの建物は「The Olesnicki Family's Town House」。
バロック様式のThe Olesnicki Family's Town House。
18世紀に建てられたそうです。
広場の建物。
門扉と番地表示、すてき。
ホテルに戻って朝食をいただきます。
朝食会場はクチコミで悪い評価もあるレストランです。
種類は少なく味は普通。
ただビュッフェを並べているだけでサービスする人が見当たらず、近くにいる気配すらありません。
飲み物にコーヒーもありません。
ポットでもマシンでも何でもいいのでコーヒーがほしいです。
私より先に来ていたシニアのご夫婦もコーヒーが飲みたかったようですが、あきらめた感じで帰っていきました。
私がそろそろ食べ終える頃、ホテルの人が朝食の部屋に来て卵料理は要りませんか？と聞きました。
コーヒーが欲しいと言うと、濃くて普通においしいコーヒーとミルクを持ってきてくれました。

酷評の理由の一つがわかりました。

「St. Michael's Church」。
17世紀建立。
St. Michael's Church。
奥にSt. Michael's Churchの見える街並。
13世紀建立の「St. Joseph's Church」。

日曜日の午前中です。
ミサが行われていました。
St. Joseph's Church。
この教会から、向かい合っているSt. Michael's Churchへミサのハシゴをしているのではないかと思われる奥様もおられました。
知り合いに会いに行っていただけかもしれませんが。
サンドミエシュ城。
10〜12世紀に木造で建築され、14世紀にカジミエシュ大王が石造りに改築、16世紀にルネッサンス様式に作り直され、17世紀にスウェーデン軍にほとんど破壊され…ってルブリン城やカジミエシュ・ドルヌィの城跡と重なる部分も。
サンドミエシュ城。
現在残っているのは、一部分だけです。
内部は博物館になっていますが、まだ開館時間前です。
お城から大聖堂を見たところ。
お城の前に模型があります。
これはサンドミエシュ城ですね。
大聖堂の模型。
市庁舎の模型。
「Dom Dlugosza（ドゥウゴシュの屋敷）」の模型。
1476年に建設され、今は司教区博物館だそうです。
昨日、河川沿いの道路まで行った時に神学校の隣に見えていました。
オパトフスカ門の模型。
大聖堂のてっぺん。
1360年建造、ゴシック様式の大聖堂。
お城と同じくカジミエシュ大王によって建てられました。
内部をご覧になった方は絶賛されています。
私がサンドミエシュに滞在したのは土曜の夕方〜日曜の正午頃なので見学は無理でした。
日曜のミサが終わる頃、信者数人の方が出てこられた時に、中を覗かせてもらいました。
入り口から見ただけでも、気高く豪華絢爛なのがわかりました。
広場近くの建物。
壁に、サンドミエシュ生まれのMikolaj Gomolkaという作曲家についてと楽器の絵が描かれています。
オパトフスカ門と広場を結ぶマリアツカ通り。
広場の方から見たところ。
マリアツカ通り。
広場の方から撮りました。
通りの建物は統一感があります。
マリアツカ通り。
オパトフスカ門から広場の方を見たところ。
市庁舎のある広場のそばに別の美しい広場があります。
こちらも優雅な雰囲気です。
サンドミエシュにはいたるところに目を引くデザインの装飾等があり、街歩きは飽きることがありません。
可愛さで目立っていた、広場近くにあったカフェ。
こちらも同じカフェ。
看板もかわいい。
Cafe Mariacka。
入ってみたかったです、残念。
オパトフスカ門。
14世紀に築かれた要塞の4つの門のうち唯一残っている門です。
オパトフスカ門から旧市街の外側を見たところ。
オパトフスカ門を外側から見たところ。
この門は上れるので、勿論上ります。
門の上（高さ30ｍ）からの眺め。
オパトフスカ門の上からの眺め。
門の上から広場方面の眺め。
オパトフスカ門の上からの眺め。
市庁舎とその向こうに見える大聖堂をズームしてみました。
ポーランドの有名なアイスクリームメーカー「Zielona Budka(ジェロナ・ブッカ）」の可愛いショップがホテルの入り口横にあります。
一番好きなピスタチオのワッフルコーンを食べましたが、美味しくない。
このメーカーはフルーツアイスクリームが主流でヘルシー志向の消費者に好まれているらしいです。
私はアイスクリームは濃厚なのが好きなので口に合わなかったのかも。
サンドミエシュ、オパトフスカ門近くのバスターミナル。
ここで、サンドミエシュのツーリストインフォメーションの人に確認してもらったクラクフ行のバスに乗りました。
７月は観光シーズン、しかも人気観光地とあって、問い合わせの時点で予約で満席のバスが多かったです。
私が何とか乗れた11時25分発のTRANS-HANSのバスも満席になり、乗りたくても乗れない人も。
運転手さんも予約者リストを出して確認・チケットの販売・客への対応で大忙し。
クラクフまでのバスは私が乗った中で唯一エアコンがついており、一番長い3時間の乗車だったので助かりました。
それまでのはエアコンがなく、窓も開かず（運転席の後ろの列ばかりに座ったせいなのか）、日差しが入り(カーテンはあるけどいいお天気過ぎ）、ほとんど満員と、夏のバス旅は暑さ対策が必要です。
旅行2日目の朝ワルシャワを出てからザモシチ、カジミエシュ・ドルヌィ、プワヴィ、ルブリン、サンドミエシュを3日半でよく周れたなぁと妙な感慨にふけります。
ポーランド南東部は観光し甲斐があり、ゆっくり周るのがお勧めです。私が言うのもなんですが。
次はクラクフです。

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#街歩き

この旅行記へのコメント（5）

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るなさん 2015/08/12 11:42:33

ポーランドは絶対いい♪

こんにちは、尚美さん。

サンドミエシュかぁ〜改めてじっくり拝見したら、ん〜っいい街ですね。
ポーランドって、さり気なく入ったお店の内装が素晴らしくて感動したことがいっぱいありました。それにコスパがとってもいいお店ばっかりだったっけ。

私もアイスクリームは濃厚派♪（笑）
ガリガリくんみたいなしゃりっとしたのは苦手なのです。

そして、きゃーーーーっクラクフだわ！！！
素敵でしたよね、この街は。
尚美さんは行かれる前からかなり思い入れがあったようですが、私は正直そこまで期待感がなくて、と言うかそもそもあんまりポーランドって国の予備知識もなく...だから先入観もなく素直に大感動してました*^^*
同行した友人とも、ポーランドはまた行きたいよねって話しています。

泊まられたアパートのお部屋はなんと絶景が望めるんでしょう〜こんなところで毎日暮らせたらどんなに夢心地になるか。
自炊も楽しいかもですね。これに解放されたくて旅には出るんですが、このシチュエーションならまた話は別かも（笑）
いつも欧州の市場行くと、次は自炊だ！なんて思うんですが、やっぱり面倒になってしまう。

織物会館のカフェ、カヴィアルニャ・ノヴォロルスキってこんなに素敵だったんだ？行けば良かった〜

シュチェパンスキ広場だ！！
私もここまで行きました。ホント、ウィーンを彷彿させる広場でしたね。ウィーンも綺麗だったけど、私は断然クラクフ派だな。

クラクフの続きも楽しみにしていますね♪

るな

尚美さんからの返信 2015/08/12 15:37:17

RE: ポーランドは絶対いい♪

るな様

ご投票とコメントありがとうございます。
やはり、るなさん「同好の士」で間違いないでしょう。
クラクフは街歩きが楽しく「ちょい渋」なところもいいですよね。

> 泊まられたアパートのお部屋はなんと絶景が望めるんでしょう〜こんなところで毎日暮らせたらどんなに夢心地になるか。
> 自炊も楽しいかもですね。これに解放されたくて旅には出るんですが、このシチュエーションならまた話は別かも（笑）

はい、同じくです。
上げ膳据え膳が大好きです。
今まではアパートメントホテルは考えもしなかったのですが、今回はどうしてもこのアパートに泊まりたくて「じゃあスーパーで食材買って簡単な物を作るか」となりました。
これが意外なことに楽しかった。
使い勝手が悪いキッチンは大嫌い(ワガママ)なので、ここは良かったのでたまたまでしょう。
ポーランドはインスタントラーメンやスープがイケルのも良かったです。

るなさんは9月17日からにリガとタリン（？）に行かれるのですか？
私も今すごくリガとタリンが気になっていて、仲良くしてもらっている旅友達も9月にヨーロッパ縦断でそこにも行かれるようです。
るなさん、うらやましい！
絶対素敵な旅になりますよ。
なんか私までワクワクします。
では。

尚美より

るなさんからの返信 2015/08/12 16:20:39

RE: RE: ポーランドは絶対いい♪

> やはり、るなさん「同好の士」で間違いないでしょう。

☆はは、そうですね♪
これからもよろしくお願いしま〜す！！

> クラクフは街歩きが楽しく「ちょい渋」なところもいいですよね。

☆そうなの。なんだろう〜古都と言う表現がぴったり♪
控えめだけど派手さもあって、そして抜け感もあって...
ただ綺麗なだけの隙のない街はあまり好みではないので^^;
>
> はい、同じくです。
> 上げ膳据え膳が大好きです。

☆ホントホント（笑）

> ポーランドはインスタントラーメンやスープがイケルのも良かったです。

☆ジューレックのインスタントを買い占めた私達でした。スーパーの棚からすべてなくなるくらい（笑）
>
> るなさんは9月17日からにリガとタリン（？）に行かれるのですか？

☆リガとヴィリニュスです。
ホントはタリンにもすごく行きたいんですが、何となく想像出来るので、今回はリガからのコースを逆に取りました。
十字架の丘に行きたいので方向的にもリガからはヴィリニュスだなって思ったので。
もう少し日程が取れれば三国行きたかったけど、4泊6日しかないので断念。タリンにはいつかヘルシンキと絡めて行きたいなって思います。

> るなさん、うらやましい！
> 絶対素敵な旅になりますよ。
> なんか私までワクワクします。

☆はは、短いけど行けるだけ幸せと思って一人旅を楽しんで来ます♪

また遊びに来て下さいねぇ〜

るな

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まほうのべるさん 2015/08/06 12:47:47

長時間のバス移動

こんにちは、尚美さん。

暑い日が続く中、旅行記をさくさくアップされ頑張っているなあって
っ思っています。
べるは夏バテ気味なので、尚美さんを見習わなければといるも思って
います。

暑い中長距離バスでエアコンがまいのは大変ですね。
今回は３時間もの移動でエアコンがあって良かったですね。
極端に暑くならないのでエアコンのついてるバスが少ないのかな？

鉄製の細工が素敵ですね。
町自体も落ち着いて感じで雰囲気が良いですね。

次回はクラクフに着くんですね。
べるの見た風景がたくさん見られるのを楽しみにしています。

ｂｙまほうのべる

尚美さんからの返信 2015/08/06 13:55:00

全然サクサクじゃないんですよ

べるちゃん、いつもコメントありがとう。

> 暑い日が続く中、旅行記をさくさくアップされ頑張っているなあって
> っ思っています。
> べるは夏バテ気味なので、尚美さんを見習わなければといるも思って
> います。

「え、まだ旅行５日目の午前中が終わっただけ？こんなにがんばっているのに。」とちょっと愕然としているところです。
サクサクって言ってもらってうれしいけど、思い出にふけったりダジャレを考えたりの時間がほとんどです。
集中力が続かない＆旅行記に使える時間が細切れ、なので、写真の枚数が多い所は「その1・その2」というように分けています。
そうすると旅行記の数が増えてしまい、べるちゃんのようにじっくり見て下さる方には申し訳ないのですが、なんせ落ち着きがない性格なので…。

> 次回はクラクフに着くんですね。
> べるの見た風景がたくさん見られるのを楽しみにしています。

ありがとう！
先ほどべるちゃんのクラクフの旅行記をまた見せてもらったら、同じ建物を撮った写真もあり、なんとなく私の記憶に残っていたんだと思います。
私が泊まったアパートメントホテルの写真もあり、うれしかった！
では、今年は本当に暑いですよね。
あと少し、頑張りましょうね。

尚美より

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