2015/06/05 - 2015/06/07
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ミズ旅撮る人さん
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ルーマニア・ブルガリアと10日間に亘り、ツアーで周遊して来ました。
その中で、ブルガリアの首都ソフィアでのフリータイムに地下鉄とトラムに乗車した体験と、国鉄中央駅を見学した話を掲載したいと思います。
ソフィアの地下鉄・トラム・バス・トロリーバスはすべて1回1Lで乗車出来ます。
一日券を持っていれば、どれでも乗車可能。但し、その時に意外な障害が。
国鉄中央駅の模様は、写真が多くなってしまったので、別便を作ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
地下鉄M2の終点ジェームズ・バウチェル(James Bourchier)駅の入口です。
このすぐ前のマリネラホテルに宿泊していたので、便利でした。
まずは、ホテルチェックインが早く、夕食がフリーだったこの日、地下鉄で、中心部に向かいます。 -
地下鉄入口には、利用者が近づくと動き出すエスカレータと階段がありました。
近くにエレベータもあります。 -
スイス国鉄の券売機で、使い方が分からず困った経験がありますが(その時は現地の方が助けれくれました)、ソフィアの券売機の単純明快なこと!涙が出るほどありがたいです。
まず、券売機はブルガリア語か英語が選べます。
そして、使える貨幣の種類がコインと紙幣に分かれて明示されています。
そして、何より「Single price 1レフ」です。
私にとっては、「Simple price」です。
他に料金設定のない単純価格。
2015年6月現在1レフ=70円。 -
コインまたは紙幣を入れると、下の白い矢印が点灯して、ここから切符が出て来ます。
切符を選ぶ必要がないので、お金を入れると自動的に切符が出て来ます。
目的地までの値段やら、1時間券とか、半日券とか、面倒なことを考える必要がないのです。 -
自動改札機です。定期券を持っている人は、黄色い部分にかざします。
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切符は、バーコード部分を、改札機の赤ランプの場所に差し入れます。
すると、右側のバーが通れるようになります。
差込口の下に緑の矢印が出ているように、右利きの人にはちょっと変な気分ですが、改札は機械の右側を通るようになっています。 -
地下鉄の路線図です。赤のM1と青のM2があります。
中心部で見ると、M1は東西線、M2は南北線になります。
ただ、西側で2つの路線は繋がっているのです。
一応、それぞれの終点は合流している駅オベルヤになっていて、M1に乗ったのに、行き先がM2の駅名だったということはありません。
その駅の地上への出入り口の表示もちゃんとしています。 -
改札を入ったら、エスカレータで地下へ。
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先ほどのエスカレータで着いた階で更に、左右のホームに分かれたエスカレータを降ります。
現在この駅は終着駅なので、電車が入って来た方のホームを選ぶことになりますが、将来的には延伸されて通過駅になるので、こうした作りになっています。 -
天井付近の表示板の青は、M2のための表示で、オベルヤ方面と書かれています。
オベルヤは、M1と繋がる駅です。緑は、駅の出口を示します。
始発駅なので、電車は停まって待っています。 -
車輌も新しくて、とても綺麗です。座席はちょっと硬いです。
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車内には、路線図があり、電車の現在位置も赤ランプで表示されています。
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駅名表示も大きく鮮明で、わかりやすいです。
さすがにアルファベット表記もあります。 -
「セルディカ(SERDIKA)?」に到着です。
ここがソフィアの中心地で、M1とM2が交差する駅です。
今回は、M2からM1に乗り換えるので、一旦ここで降車します。
ここで、M1のための表示の赤が増えます。
「M1乗り継ぎ リュリン・ムラドスト」
2つの地名は、M1の上り下りそれぞれの方面です。
M1に乗るためには、前方に進めばいいのです。
緑には、「スヴェタ・ネデリャ広場」への出口の表示があります。 -
後ろを振り返ると、出口への階段とエスカレータがあります。
緑の表示には「EXIT LUIZA/TZUM」とあります。後ろのTZUMはツムデパートのことです。
なので、こちらの出口は北口、M1との乗り換え方向の出口は南口になります。 -
セルディカ?駅には、あちこちに古代ローマの遺跡が展示されています。
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ソフィア市内観光の折に、改札の前にも遺跡があったのを紹介しましたが、ホームにもこのように、詳しい説明と写真を添えて、展示されています。
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駅名の「セルディカ」は、ソフィアに初めてトラキア人が定住した時に付けた名前でした。
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ホームには、次の電車が到着するまでの時間が表示されます。
1番目の電車は10分後に到着予定です。 -
セルディカ駅のM1のホームです。
真中の階段は、地上の改札への出入り口です。
向かって左の通路を歩いて、M2からM1に来ました。
M1からM2に乗り換える人は右側の通路を通ります。
乗り換え通路が一方通行になっているのです。
よく出来た作りです。 -
M1のセルディカ駅ホームです。
さすがにM2より古い感じがします。 -
さて、M1とM2の二つのホームを見て、お気づきでしょうか。
同じセルディカ駅でも、M2のホームはセルディカ?と表示されるのです。
なぜ、「?」が付くのか不思議でしたが、M1のホームを見てわかりました。
どちらの路線のセルディカ駅にいるのかわかるようになっているのです。 -
先ほどとは、デザインの違う電車が入って来ました。
M1とM2で違うのかと思いましたが、来る電車、来る電車、違うのです。 -
M2で乗ったのと同じデザインの電車がM1を走っていました。
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M1に乗り換えて、セルディカから1つ目の駅、オパルチェンスカです。
こうして、M2とM1の両方に乗ると、両者の違いがわかります。
M2は後から出来たので、随分、細かい工夫がなされています。 -
駅の売店です。あまりにみごとなディスプレーで、思わず撮ってしまいました。
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オパルチェンスカ駅の地上に出たところです。
この日は、近くのモール・オブ・ソフィアに行くつもりで、ここに来ました。
そこのフードコートで食事をしたのですが、その顛末は「ブルガリア6(ソフィア1)」にて書いています。 -
オパルチェンスカ駅は、大きな道路が交差する場所にあります。
南北に走るSkobelev通りには、トロリーバス(トロレイブス)が走っています。
青い2連結バスです。 -
1両のトロリーバスもいました。
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モール・オブ・ソフィアです。
モール オブ ソフィア ショッピングセンター
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モール・オブ・ソフィアの前のアレクサンダル・スタンボリスキ通りにはトラムが走っています。
これは、最新型の車輌です。 -
愛すべき車輌が走って来ました。
日本ではさしずめ、「レトロ電車」なのでしょうが、どっこい、彼は現役選手です。 -
モール・オブ・ソフィアからの帰りです。
今度は色も形も全然違う車輌がやって来ました。 -
古い車輌なので、車内もそれなりです。
シートはちょっとだけ柔らかくなりました。
電光表示板もありません。 -
再びセルディカ駅で降車します。
今回、M1とM2を乗り換えましたが、もちろん当初の1Lだけで、料金は別々に支払うことはありませんでした。
改札を出る時に、そもそも改札機がないのです。なので、買った切符はそのまま手に残ります。
かと言って、切符は求められればすぐに提示できるように手元に持っていて下さい。検札がチェックに来ます。
ただ、2日間いろいろ乗りましたが、私は一度も見掛けませんでした。ウィーンよりも、遭遇率は低いようです。 -
セルディカ駅には、かつてセルディカと呼ばれた都市の地図が、現在の地図と照らし合わせて掲示されています。
四方を城壁に囲まれ、現在より少し道は逸れていたようです。
だから聖ネデリャ教会は、ちょっと変なところに建っているんですね。 -
さあ、綺麗なセルディカ?駅から、M2に乗ってホテルに帰りましょう。
-
ジェームズ・バウチェル駅に着きました。
終点ですが、電車は乗客の降車後、そのまま走って行ってしまいます。
地下鉄に乗るときは、どちら方面行きの電車に乗るかが難しいです。まず、中心のセルディカを覚えます。そうすれば、片方の方向がわかります。
あとは、オベルヤを覚えれば、大抵の場合、どちら行きの電車なのかわかります。
ただ、途中駅止まりもあって、M1の場合、オベルヤの2駅手前のリュリンの表示がありました。 -
おまけです。ホテルに戻ると玄関前にこんなものが停まっていました。
「Lamborghini」ランボルギーニってこう書くんですね。 -
ナンバーまで、すごいです。
写真なんか撮っていて、ヤクザさんだったらどうしよう。
でも、ホテルマンは何の頓着もしませんでした。
誰が乗るんでしょうね。
ホテルの玄関ドアには、拳銃持込禁止のステッカーが貼られていました。 -
さて、また今日も朝から地下鉄のお世話になります。
今日は、17時までフリータイムです。午前中はボヤナにある国立歴史博物館へ行くことにしました。
地下鉄で2駅のエンデカ(NDK)に行きます。
地上に出たら、近くの電停からトロリーバスに乗り込みます。
そして終点まで乗ったら、博物館です。意外と簡単にアクセス出来ます。
今日の車輌も色が違います。帰るまでに、どれだけ会えるかな? -
エンデカ駅から地上に出たら、こんな半地下の売店がありました。
-
トロリーバスの電停です。ここは、1・2・5・8・9と、たくさんの路線が通っています。
ひとつ注意しなければならないのは、この道路は狭いため、トロリーバスは一方通行です。
今回は進行方向が乗りたい方向だったので簡単でしたが、反対方向に行きたい場合は、電停がかなり違う場所になるので、路線図で必ず確認してください。路線図では、電停を示す半円マークが片側にしか付いていません。
エンデカとは、国立文化宮殿のことで、コンサートホールや劇場が14、テレビスタジオまである総合文化センターです。敷地の広さと言ったら、地下鉄1区間分まるまるあります。 -
このトロリーバスに乗って来ました。
エンデカの電停を確認するや否や、来てしまったので、近づいてくるバスが撮れませんでした。
車内も結構混んでいて、奇跡的にエンデカで降りた人の座席が空いて座れました。 -
終点なので、誰もいない車内を撮る事が出来ました。手前が連結部分です。
-
車内の座席はかなり高い段差を上らないと、座れません。ちょっとバリアフリーとはいえません。トラムなど、低床型が主流になって来ている中で、どうなんでしょう。
オレンジの手すりに付いている黄色い箱は、刻印機です。これで、切符に日時を刻印します。
また、同じように黒い突起が付いていて、中が赤や青になっていますが、これが、降りる際に押すボタンです。
この時は終点だったので、押す必要がなかったのですが、ソフィア中心部に戻る時に、押すのを忘れていて、席から立ち上がったら、あわてて向かいの席の女性が押してくれました。なんて親切なのでしょう。 -
アレクサンダル・ネフスキー寺院のそばに、こんな信号がありました。
直進不可の交差点で、青信号の矢印が二股に分かれています。
赤信号は、丸い普通の赤信号に、黒い二股の矢印が書かれていました。 -
アレクサンダル・ネフスキー寺院を訪れて、今度は地下鉄ソフィア大学駅からM1に乗ります。
ソフィア大学駅は、大学のある大きな交差点の地下にあります。
ソフィアの地下鉄は出入り口がちゃんと路上にあって、とてもわかりやすいです。ソフィア大学 現代・近代建築
-
入口の階段を降りると広場になっていて、交差点のどこからでもここに来る事が出来ます。
広場にはマクドナルド・食品スーパーBILLA・コンビニスーパーdmがあります。
すごく開放的で、利用しやすく、交差点の地下通路にもなっていて、たいへん便利です。 -
ソフィア大学駅の改札です。とても明るくて、地下鉄の駅とは思えません。
右側が改札機のある入口で、左側が出るところですが、バーがあるだけで、切符
を差し入れたり、定期をかざす部分はなく、ただ出るだけです。
今回は、地下鉄やトロリーバスを何度も利用するので、カルタ(KAPTA)という一日乗車券を買いました。
券売機は一回券のみの販売なので、改札機の隣にある窓口に行きます。
窓口の女性にカルタと言えば、簡単に売ってくれます。 -
これが、切符です。右が一回券、左がカルタ(KAPTA)です。カルタは、購入した時に、日付が刻印されます。
改札機を通る時は、切符同様、差し込んで使います。
トロリーバスは乗降車時に、特に何もする必要はありません。
検札が来ない限り、持っているだけで大丈夫です。
が、地下鉄では、そうはいきませんでした。
改札機に入れてもエラーになって通れません。
窓口に持って行くと、女性が機械を操作して、エラーを解除し、通れるようにしてくれました。
次に使った時も同様なので、そういうもののようです。便利なはずなのに、面倒です。 -
ソフィア大学駅のホームです。M1路線だけなので、表示板は赤一色です。
右が、ムラドスト(東)方面行き、左がオベリヤまたはリュリン(西)行きです。セルディカは西行きになります。 -
今降りて来たエスカレータです。出口の緑表示があります。
そして、緑表示と緑表示の間に挟まれた部分に、地上で乗り継げるトロリーバスの番号が書かれています。1・2・4・5・8・11。
これだけ、わかりやすければ、観光客も安心して利用できます。 -
今度は、クリーム色に青いラインの車輌が来ました。
鉄道ファンには楽しい限りです。 -
またまた違います。
さあ、これに乗って、セルディカへ行きましょう。 -
セルディカ到着です。
このタイプの車輌は、始めに紫に乗って、次は赤で、今度は深緑です。
だんだんコレクションが増えて行きます。 -
この天井の低い通路が、M1とM2の連絡通路の一部です。
他は広々としているのに、どうしてここだけこうなったのか不思議ですが、周りが遺跡だらけなので、掘れる場所がなかったのでしょうか。 -
内装だけで、ここがセルディカ?なのがわかるようになりました。
-
M1のセルディカより、M2のセルディカ?は低いところにあるので、まだホームは下にあります。
向こう側と同じように、ホームからは階段を上り、踊り場が線路を跨いでいるので、上り下りの行き来が出来るようになっています。そして、エスカレータで地上に出られるのです。
これが、南北どちらにも同じように設置されているので、慣れない人は、どちらに上ればいいのかわからなくなります。
そこで、表示板を見てください。
この写真ではセルディカに付き物の赤・緑・青の表示のうち、赤がありません。
これは進行方向に歩いても赤のM1には行かれないからです。
M1は、セルディカ?駅の南側で接続しているので、赤表示のある方に行けば南口になります。「スヴェタ・ネデリャ広場」方面です。 -
今回は、セルディカ?の北にある中央駅に向かうので、オベルヤ方面行きの電車に乗ります。
この後の国鉄中央駅の様子は、次の回にまとめます。 -
今回、乗ることはなかったですが、トラム(トラムヴァイ)も観光には欠かせない足です。
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空港に向かう途中、トラムの線路を工事している場所を通りました。
線路の交換なのでしょうか。場所も良くわかりません。 -
5番のトラムが停まっています。古い車体だからか、随分と段差のある出入り口です。
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最後のおまけは飛行機です。ホテルから夕日が沈むところを見られました。
時刻は、20:59。夕焼け空にところどころ白い引っかいたようなものが見えます。飛行機雲です。
ブルガリアは非常に飛行機雲が発生しやすく、あちらこちらにソフィア空港を飛び立った飛行機が作る飛行機雲が見られました。 -
一番多くて、7機まで数えられました。
空港が近いと数珠繋ぎになるので、それを見るのも面白かったです。 -
ソフィア中心部は、空港への侵入路に当たるので、バーニャ・バシ・ジャーミヤや、アレクサンダル・ネフスキー寺院などで、車輪を出して低空飛行する旅客機を見られました。
尾翼のマークもはっきりわかるので、なかなか楽しかったです。
これは、地元ブルガリア航空です。 -
こちらは、オーストリア航空です。
-
ルフトハンザ・ドイツ航空です。国際空港にいるみたいで、楽しいです。
ブルガリアには、日本の航空会社は就航していません。
いつの日にか、ソフィアの空を日の丸をつけた旅客機が飛ぶことはあるのでしょうか。
地下鉄から飛行機まで飛んで行ってしまいましたが、次は国鉄中央駅をまとめます。
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