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《宜野湾市嘉数高台公園展望台にて》<br /><br />なにも考えずにただ南の島へとやって来て、ぼ~っと時間を過ごすことに始まった沖縄の旅ですが、いつの間にか11回目になりました。中でも一昨年9月に〝初石垣〟を経験してからは実に1年9ヶ月の間に7回目になります。<br /><br />いつもは〝日にち重視パターン〟というより〝値段重視〟なので、LCCのバーゲンを見つけては手配した後に休みを取るパターンでした。しかし今回は初めて〝日にち重視〟でまず〝宿手配〟から始まった沖縄の旅、目的はかねてより一度来てみたいと思っていた6月23日の〝沖縄慰霊の日〟に沖縄県営平和祈念公園で執り行われる〝戦没者追悼式典〟への参列と、前日夜から始まる〝沖縄の最も長い一日〟に触れることにありました。<br /><br />今回はいつもの〝沖縄時間〟を過ごすこととは目的が異なり、〝日にち重視〟であれば旅行会社のフリープランを使うことも考えていました。しかしたまたま1月にJet Starのバーゲンにて〝この日〟を含む日程でチケットが手配できたため、結局プラン二ングの段階では従来となんら変わらないものにはなっています。ただ内容がかなり〝違った〟ものになるため、展開を変えています。<br /><br />この章〝≪2015.Jun≫あみんちゅ歴史に触れる旅沖縄その壹之①~戦後70年沖縄全戦没者追悼式参列:初日編~〟では、アプローチと初日に立ち寄った場所について書いています。なお立寄地のうち〝嘉数高台公園〟については別途記述しておりますので、ここでは〝概略〟のみの紹介になっています。<br /><br />【2015年6月21日日曜日:1日目】<br />自宅 06:12<br />STONE MOUNTAIN STA. 06:22<br />                       06:24 《快速姫路行き》<br />京都 06:39<br />     06:41<br />京都駅八条口 06:53(下車後7分)<br />            07:01《関西空港リムジンバス:関西空港交通運行》<br />関西空港 08:28《GK352》<br />       08:33 チェックイン<br />       08:55 保安検査場<br />       09:02 ゲート<br />       09:06 バス出発<br />       09:14 到着<br />       09:15 乗り込み<br />       09:21 ドアクローズ<br />       09:23 出発<br />       09:38 離陸<br />       11:25 車輪降下<br />那覇空港 11:27 着陸<br />       11:31 停止<br />       11:33 降機<br />       11:37 シャトルバス出発<br />       11:39 ターミナル到着<br />       12:00 アウト<br />       12:30 レンタカー待合い場所<br />       13:01 送迎車<br />パラダイスレンタカー那覇空港営業所 13:15<br />                           13:41 レンタカー手続き終了<br />                           14:15 乗り出し<br />イオンタウン豊見城 14:20 1.6km<br />15:00<br />浦添大公園 15:42<br />         16:30<br />嘉数高台公園 16:55 23.1km<br />       18:20<br />糸満市小波蔵 21:05// 57.7km<br /><br />朝3:00に起きて荷物を作ります。このあたりの話は出発が早い時には〝当たり前〟になってきています。特に〝休みを取るため〟に〝仕事をしている〟と文句も言えません(泣)。とにかく〝雨〟が降らなかったことが幸いです。<br /><br />いつものごとく駅までは送って貰います。そしてJRを利用しますが、乗継時間が2分というと今までになかったことかも知れません。一服したりなんだかんだとウダウダするのが当たり前なので…。京都までは来た電車に乗れば先着するので、珍しく快速に乗ります。京都まで4駅15分で到着し、京都駅八条口ホテル京阪前の〝関西空港リムジンバス〟乗り場へと向かいます。最近この京都線は〝予約〟が必要になりました。とはいえ予約だけ入れて当日にチケットの購入はできるのですが、やはり面倒臭いのと知らない外人が多いので、スムーズにはいきません。特に朝便は結構混むので、予約は〝必ず〟入れましょう。定員オーバーで乗れなくて、時間に間に合わなくても補償はありません…。<br /><br />そしてバスは8割位の乗車率で出発します。京都から阪神高速京都線を走った後、京滋バイパスそして第二京阪に入り〝高速京田辺〟で乗車の取扱いをした後、近畿道・阪和道・関空連絡橋を通り関西空港へと到着します。<br /><br />このバスは第一ターミナル行きです。今回はジェットスターを利用するので問題ありませんがピーチを使うなら、シャトルの利用が必要なので移動が面倒…。ちなみに私はピーチ利用の場合は一本後の〝第二ターミナル〟行きのリムジンバスを利用します。それでも到着時刻は変わらないので♪<br />などといううんちくはともかく、第一ターミナル4階に到着した後エスカレーターを利用して、2階の一番端のジェットスターチェックインカウンターへと向かいます。<br /><br />この〝オレンジエリア〟の利用も最近増えてきました。なのでKioskの利用も慣れたもの♪ちゃっちゃとチェックイン手続きを済ませ、一服の後保安検査場を通過します。35分前の通過なので時間的には余裕のはずです。再び〝ゆっくり〟と一服したあと、ゲートの表示通り歩いて行きますが、212ゲートって…。ここまで気付きませんでしたが、バス送迎+タラップでの搭乗だったことを知り、のんびりしていても良いのか…と思いながらもマイペースなB型は、焦りもせず〝てくてく〟歩いて行きます。そして案の定9:00過ぎに〝名前〟が呼ばれます。最終バスの時刻は9:05だということも含めて…。でもコールされたときには〝ゲート番号〟は見えていたので、すぐに到着。バスに乗り込みますが、動きません。???と思っているともう一組来られました。でもさっきのコールは〝私だけ〟と言っていたはずですが…。<br /><br />そうしてバスは出発しますが、このバス〝南海バス〟です。つまり第一ターミナルと第二ターミナルを結んでいるものと同じです。〝そんなものか~〟と思いながらボケ~っと車窓を眺めていると、太陽に映えるジェットスターのA320-200型機のガンメタ塗装が見えてきます。ターミナルからタラップまで8分掛かっていますが、距離なんて知れています。ただ先行のバスの乗客が機内に乗るのを待っていたためです。見た目は〝ちゃっちい〟感じがする〝タラップ〟を上って、いつもの席〝アップフロントシート〟の〝1F〟に陣取ります。<br /><br />無事機内の人になりましたが、なんと予定時刻より9分も早くドアが閉まります。しかし動きません。実は〝プッシュバックのビジー〟状態だったようです。この〝ちぐはぐさ〟も面白いかも…と思います。しかしそれだけには終わらず、タキシングを始めてから離陸まで15分…、まあ仕方がありません。離陸待ち機材が犇めく中、次便にはあの〝OZ〟機が待機していました。そして9:38、やっと離陸します。<br /><br />約2時間のフライトですが、ニュースで言っていた〝気象情報〟の〝西日本地区の梅雨前線活発化〟のニュース通り、眼下にはほとんど〝雲〟しか見えません。でもそれ程揺れることもなくほぼ定刻に沖縄那覇空港に到着します。梅雨明けしている沖縄は〝これでもか~〟状態の〝良い天気〟でした♪<br /><br />那覇空港に到着して、最初にやることは〝まず一服〟♪。そしてちょこちょこと空港内を巡った後ターミナルビルから出て、道路を隔てた向かいの〝レンタカー待合所〟へと向かいます。今回は〝楽天トラベル〟手配の〝パラダイスレンタカー那覇空港営業所〟を利用します。値段は単純〝料金の安さ〟です。個人経営のレンタカーショップは〝当たり外れ〟が結構あるため、値段だけでは判断できないことが多いですが、〝パラレン〟というと有名どころのひとつだと思います。そのこともあり〝めっけもの〟で手配したのですが…もうウダウダ状態の連続でした。送迎車待合所でバス待ち30分、営業所で手続き終了まで30分とまぁよくこれだけ〝手際悪く〟できるものだと思いました。勿論集客の多さに対し対応しきれていないこともあるのですが、〝外国人〟の扱いがひどすぎる…。空港からの送迎にしても、受付順でバスに乗るよう案内しているにも拘らず、我先にと乗る始末。まあ〝マナー〟という言葉すら存在しないお国の方に言っても仕方がありませんが、言われた通り〝待ち時間〟を我慢している方々に〝失礼〟以外なにものでもありません。また営業所での手続きも、3つのカウンターで貸出と返却をごっちゃにしてやっているため、どちらも進まない状態…。お借りした車には何ら不満はないものの、さすがにこの〝手際の悪さ〟には、シーズンは使えません…。次に使うことがあるかどうかというと〝価格〟の問題だけならば…そんな気がします。<br /><br />とにかく車をお借りし、スマホナビの設定を確認します。今回の旅第一目的地は、昨年12月に〝暗闇の中〟訪れた〝嘉数高台公園〟を再訪することにしました。営業所近くにある〝マックスバリュー豊見城店〟に立ち寄り、飲み物を仕入れた後那覇の街中を通り、先ずは浦添市にある〝浦添大公園〟へとやってきました。<br /><br />この〝浦添大公園〟ですが、現在は子供の遊具や展望台が並んでいる〝憩いの場〟となっており、平和そのものもの光景が広がっていますが、70年前この界隈は沖縄戦の中でも激戦のひとつであった〝前田の戦い〟があった場所になります。しかし正確な位置情報を確認していなかったため、その戦跡を見つけることはできませんでした。ただ以前新聞にも載っていた話ですが、〝都市計画〟のために〝戦跡〟そのものが取り壊されるものもあるそうです。また浦添大公園脇にある〝霊園〟は、その〝前田高地戦争史跡〟の上に建っているとも聞きました。〝開発〟に対する是非論はありますが、やはり〝残せるものは残して〟頂きたいように思います。急に雨がさーっと降ってきたため、公園頂上にある展望台から、〝雲の様子〟と〝景色〟を堪能しながらそう思った次第です。時間が時間になってしまったので、次に嘉数高台公園を目指します。<br /><br />一ヶ所道を間違えてしまいましたが約25分で宜野湾市の嘉数高台公園へとやってきました。実はこの場所〝初めて〟ではなく、昨年平成26(2014)年12月14日に〝日没後〟に訪れた〝因縁の場所〟になります。レンタカー手続きのウダウダからその後の行程がずれ込んでいるため、17:00前の到着と早くはありませんが、夏至の時期なのでそういう意味ではまだ余裕があります。<br /><br />嘉数高台公園のアウトラインは先述しているので補記するだけにしますが、前回は時間も時間だったので、撮った写真ですら〝検証〟が出来ていません。展望台から撮った写真も南北逆のものもあったりで…。しかしそれよりこの〝嘉数の戦い〟があった場所にある〝嘉数高台公園〟、やはり〝恐怖心〟があったのも確かです。それを順序良く回って1時間半、運動不足を感じながらなんとか回ることが出来ました。今日は沖縄慰霊の日前々日の6月23日、頂上部にある〝慰霊塔〟に飾られている〝献花〟や〝千羽鶴〟も新しいものが多く見られます。南国独特の〝スコール〟のような雨が降ったりと、天気はそれなりでも〝不快指数〟がMax状態のこの地で、70年前の〝体感状態〟とはこのようなものだった…と思いつつ手を合わせ、〝安らかに〟と願いつつ先へと進みます。そして例の〝地球儀型展望台〟に登り、初めて〝米軍普天間基地〟の様子を眺めます。日曜日の夕暮れではさすがに発着の様子は見ることはできませんでした。<br /><br />≪2015.Jun≫あみんちゅ戦跡を訪ねる旅沖縄その弐之①~嘉数高台公園再検証編~<br />http://4travel.jp/travelogue/11031433<br /><br />【通番004】あみんちゅ戦跡を訪ねる旅沖縄壱之②~宜野湾・嘉数(かかず)高台公園《私見》沖縄戦解釈編~<br />http://4travel.jp/travelogue/10981023/<br /><br /><br />嘉数高台公園を一周回った後、周辺の慰霊碑等の情報を仕入れて回ろうとしますが…どうも道が繋がりません。嘉数集落自体が既に住宅地化しており、車を置いて歩いて回ろうとすると邪魔になります。一観光客のエゴで住人の方にご迷惑を掛けることは許されるものではないので、次回は〝チャリンコ〟か〝バイク〟で回ろうと決めて後にします。時間は19:00、そろそろ本日の宿のある〝糸満〟へと向かうとしましょうか…。<br /><br />この嘉数の地から糸満に向かう道を〝ナビ〟で案内させると、なぜか〝沖縄道〟を通るルートが出てきます。これが多分一番〝時間的〟には早いのかも知れませんが、回り道であって尚且つ迂回ができません。なので国道331号バイパスから県道を経て向かうルートを選択します。しかしこの道那覇市内を通るため非常に混みます。そこは〝最新ナビ〟ゆえ迂回路は指示してくれますが、〝カーナビ〟と〝スマホナビ〟の指示が違います。その度にコンビニ駐車場に入り、〝どこに向かうのか〟を確認します。那覇エリアから八重瀬を通り糸満に向かうルートは5年前に通っているものの、〝道〟が新しくできているため記憶と一致しません。それ程短縮されているとは思えない〝新しい道〟を走り、陽もどっぷり暮れた頃、やっと見覚えのある〝ひめゆりの塔〟と〝平和祈念公園〟への案内板を見つけます。<br />嘉数から僅か35kmの距離に3時間弱を要し、これまた昨年お世話になった糸満市小波蔵の〝ペンション喫茶南の楽園〟に到着します。ちょっとわかり辛い場所に駐車場があるものの、一度来ていれば間違うことはありません。建物横を通り過ぎ、畑の手前の道を走るとすぐ〝ペンション喫茶南の楽園〟の看板が見えてきます。21:05に無事到着、沖縄の旅初日のアクティビティが終了しました。<br /><br />このペンション喫茶南の楽園には、先述したように昨年12月に一泊お世話になっています。ペンションとは言っても民宿的な施設ではあり、アウトバス&トイレのお部屋です。ただ〝ログハウス〟のお部屋は、屋根も高く、木の香りがする〝落ち着く〟お部屋です。前回同様201号室に通され、懐かしい思い出が蘇ります。勿論室内は禁煙ですが、庭に灰皿が置いてあります。オーナーさんとお母さんが主となってされておられますが、〝ゆんたく〟とはまた違う〝お話し〟をすることが出来るので、すごく楽しい時間が過ごせます。それもひとつの目的ではありますが、前回宿泊時に滞在していた〝沖縄住まい〟を目指す〝岩手のお兄ちゃん〟や妊娠中だったオーナーの〝弟さんの奥さん〟達の〝その後〟も知りたかったこともあります。子供さんは無事産まれ、岩手のお兄ちゃんも住む場所を見付けて仕事をされており、前日には顔を出していたと聞きました。彼は〝宿泊費の安さ〟から長期宿泊をしていたようですが、それも勿論理由のひとつとして私的には〝糸満に泊まるメリット〟的なものを挙げます。<br /><br />沖縄島南部糸満の地は、先の大戦に於いて〝民衆を巻き込んだ激戦〟が繰り広げられた場所であることは多くの方が知るところです。それ故〝戦没者慰霊塔〟が多くありますが、漠然と一部観光地化されているところも残念ながらあります。人が訪れることが疎らな慰霊塔も寂しさを感じますが、観光地化されてしまって、ツアーで〝目的なし〟に〝連れて来られている〟場所もあります。勿論犠牲となった方に責任はありませんが、〝場所を弁えない行動〟が多く見られる中、慰霊塔の持つ〝厳か感〟が感じられない場所もあります。しかしこれは〝人がいる時間〟はそうでも〝そうではない時間〟はまた違った雰囲気を受けます。代表的なものでは〝ひめゆりの塔〟が挙げられます。昼間は数多くの観光客が見られるものの、見学に充てられる〝僅かな時間〟すら利用せず、お土産物屋へと急ぎ休んでいる姿は、見た目もよろしくないと思います。しかしネームバリューの高さは群を抜いているため、観光客が絶えることはありません。私もその姿しか見ることが出来ないとは思っていましたが、実はこの〝ひめゆりの塔〟24時間入ることが出来ます。塔の脇にある〝壕〟ではひめゆり学徒の多くの方が亡くなりました。その理由から〝怖い〟と思われることもあるようには思います。しかしこの〝人がいない〟時だからこそ本心から〝追悼〟と〝鎮魂〟という〝想い〟が出てくるようにも思えます。しかし〝そのこと〟を経験するには〝那覇〟の宿泊では〝味わえない〟ことのように思えます。同じように〝沖縄県営平和祈念公園〟も然りで、入場は6:00~22:00迄できますが、やはり移動距離を考えると、地元での宿泊は色々便利なように思います。<br /><br />前回の旅では、その2ヶ所の他〝健児之塔〟まで〝夜の姿〟を見ることが出来ました。やはりこれができることは、この糸満の地に宿泊して初めて体験できるメリットだということを改めて感じます。<br /><br />半年振りに訪れたこの〝ペンション喫茶南の楽園〟では、本当に話が尽きません。楽しいのは山々なのですが、今朝は3:00起き、明日も朝から観光とバタバタしているので、日付が変わった頃にお礼を言って〝名前を忘れられないうちにまた来ます♪〟と言って別れます。シャワーを浴びて横になると、さすがに20時間を超えて起きていたのでzzz。そして沖縄の旅2日目を迎えます。<br /><br />≪レンタカー:楽天トラベル≫<br />パラダイスレンタカー那覇空港営業所<br />〒901-0146沖縄県那覇市具志875 スカイレーン1F<br />Tel:098-857-9400<br />Sクラス(Nissan note)72時間免責補償込+ワイド補償<br />7,620円<br />http://www.paradise-rentacar.jp/<br /><br />≪宿泊:直接手配≫<br />ペンション喫茶南の楽園<br />〒901-0341沖縄県糸満市小波蔵145-1<br />Tel:098-997-4005<br />素泊り<br />3,500円<br />http://www.minaminorakuen.com/<br />mail to:info@minaminorakuen.com

≪2015.Jun≫あみんちゅ歴史に触れる旅沖縄その壹之①~戦後70年沖縄全戦没者追悼式:初日~

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2015/06/21 - 2015/06/24

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

《宜野湾市嘉数高台公園展望台にて》

なにも考えずにただ南の島へとやって来て、ぼ~っと時間を過ごすことに始まった沖縄の旅ですが、いつの間にか11回目になりました。中でも一昨年9月に〝初石垣〟を経験してからは実に1年9ヶ月の間に7回目になります。

いつもは〝日にち重視パターン〟というより〝値段重視〟なので、LCCのバーゲンを見つけては手配した後に休みを取るパターンでした。しかし今回は初めて〝日にち重視〟でまず〝宿手配〟から始まった沖縄の旅、目的はかねてより一度来てみたいと思っていた6月23日の〝沖縄慰霊の日〟に沖縄県営平和祈念公園で執り行われる〝戦没者追悼式典〟への参列と、前日夜から始まる〝沖縄の最も長い一日〟に触れることにありました。

今回はいつもの〝沖縄時間〟を過ごすこととは目的が異なり、〝日にち重視〟であれば旅行会社のフリープランを使うことも考えていました。しかしたまたま1月にJet Starのバーゲンにて〝この日〟を含む日程でチケットが手配できたため、結局プラン二ングの段階では従来となんら変わらないものにはなっています。ただ内容がかなり〝違った〟ものになるため、展開を変えています。

この章〝≪2015.Jun≫あみんちゅ歴史に触れる旅沖縄その壹之①~戦後70年沖縄全戦没者追悼式参列:初日編~〟では、アプローチと初日に立ち寄った場所について書いています。なお立寄地のうち〝嘉数高台公園〟については別途記述しておりますので、ここでは〝概略〟のみの紹介になっています。

【2015年6月21日日曜日:1日目】
自宅 06:12
STONE MOUNTAIN STA. 06:22
   06:24 《快速姫路行き》
京都 06:39
06:41
京都駅八条口 06:53(下車後7分)
  07:01《関西空港リムジンバス:関西空港交通運行》
関西空港 08:28《GK352》
08:33 チェックイン
08:55 保安検査場
09:02 ゲート
09:06 バス出発
09:14 到着
09:15 乗り込み
09:21 ドアクローズ
09:23 出発
09:38 離陸
11:25 車輪降下
那覇空港 11:27 着陸
11:31 停止
11:33 降機
11:37 シャトルバス出発
11:39 ターミナル到着
12:00 アウト
12:30 レンタカー待合い場所
13:01 送迎車
パラダイスレンタカー那覇空港営業所 13:15
        13:41 レンタカー手続き終了
        14:15 乗り出し
イオンタウン豊見城 14:20 1.6km
15:00
浦添大公園 15:42
16:30
嘉数高台公園 16:55 23.1km
       18:20
糸満市小波蔵 21:05// 57.7km

朝3:00に起きて荷物を作ります。このあたりの話は出発が早い時には〝当たり前〟になってきています。特に〝休みを取るため〟に〝仕事をしている〟と文句も言えません(泣)。とにかく〝雨〟が降らなかったことが幸いです。

いつものごとく駅までは送って貰います。そしてJRを利用しますが、乗継時間が2分というと今までになかったことかも知れません。一服したりなんだかんだとウダウダするのが当たり前なので…。京都までは来た電車に乗れば先着するので、珍しく快速に乗ります。京都まで4駅15分で到着し、京都駅八条口ホテル京阪前の〝関西空港リムジンバス〟乗り場へと向かいます。最近この京都線は〝予約〟が必要になりました。とはいえ予約だけ入れて当日にチケットの購入はできるのですが、やはり面倒臭いのと知らない外人が多いので、スムーズにはいきません。特に朝便は結構混むので、予約は〝必ず〟入れましょう。定員オーバーで乗れなくて、時間に間に合わなくても補償はありません…。

そしてバスは8割位の乗車率で出発します。京都から阪神高速京都線を走った後、京滋バイパスそして第二京阪に入り〝高速京田辺〟で乗車の取扱いをした後、近畿道・阪和道・関空連絡橋を通り関西空港へと到着します。

このバスは第一ターミナル行きです。今回はジェットスターを利用するので問題ありませんがピーチを使うなら、シャトルの利用が必要なので移動が面倒…。ちなみに私はピーチ利用の場合は一本後の〝第二ターミナル〟行きのリムジンバスを利用します。それでも到着時刻は変わらないので♪
などといううんちくはともかく、第一ターミナル4階に到着した後エスカレーターを利用して、2階の一番端のジェットスターチェックインカウンターへと向かいます。

この〝オレンジエリア〟の利用も最近増えてきました。なのでKioskの利用も慣れたもの♪ちゃっちゃとチェックイン手続きを済ませ、一服の後保安検査場を通過します。35分前の通過なので時間的には余裕のはずです。再び〝ゆっくり〟と一服したあと、ゲートの表示通り歩いて行きますが、212ゲートって…。ここまで気付きませんでしたが、バス送迎+タラップでの搭乗だったことを知り、のんびりしていても良いのか…と思いながらもマイペースなB型は、焦りもせず〝てくてく〟歩いて行きます。そして案の定9:00過ぎに〝名前〟が呼ばれます。最終バスの時刻は9:05だということも含めて…。でもコールされたときには〝ゲート番号〟は見えていたので、すぐに到着。バスに乗り込みますが、動きません。???と思っているともう一組来られました。でもさっきのコールは〝私だけ〟と言っていたはずですが…。

そうしてバスは出発しますが、このバス〝南海バス〟です。つまり第一ターミナルと第二ターミナルを結んでいるものと同じです。〝そんなものか~〟と思いながらボケ~っと車窓を眺めていると、太陽に映えるジェットスターのA320-200型機のガンメタ塗装が見えてきます。ターミナルからタラップまで8分掛かっていますが、距離なんて知れています。ただ先行のバスの乗客が機内に乗るのを待っていたためです。見た目は〝ちゃっちい〟感じがする〝タラップ〟を上って、いつもの席〝アップフロントシート〟の〝1F〟に陣取ります。

無事機内の人になりましたが、なんと予定時刻より9分も早くドアが閉まります。しかし動きません。実は〝プッシュバックのビジー〟状態だったようです。この〝ちぐはぐさ〟も面白いかも…と思います。しかしそれだけには終わらず、タキシングを始めてから離陸まで15分…、まあ仕方がありません。離陸待ち機材が犇めく中、次便にはあの〝OZ〟機が待機していました。そして9:38、やっと離陸します。

約2時間のフライトですが、ニュースで言っていた〝気象情報〟の〝西日本地区の梅雨前線活発化〟のニュース通り、眼下にはほとんど〝雲〟しか見えません。でもそれ程揺れることもなくほぼ定刻に沖縄那覇空港に到着します。梅雨明けしている沖縄は〝これでもか~〟状態の〝良い天気〟でした♪

那覇空港に到着して、最初にやることは〝まず一服〟♪。そしてちょこちょこと空港内を巡った後ターミナルビルから出て、道路を隔てた向かいの〝レンタカー待合所〟へと向かいます。今回は〝楽天トラベル〟手配の〝パラダイスレンタカー那覇空港営業所〟を利用します。値段は単純〝料金の安さ〟です。個人経営のレンタカーショップは〝当たり外れ〟が結構あるため、値段だけでは判断できないことが多いですが、〝パラレン〟というと有名どころのひとつだと思います。そのこともあり〝めっけもの〟で手配したのですが…もうウダウダ状態の連続でした。送迎車待合所でバス待ち30分、営業所で手続き終了まで30分とまぁよくこれだけ〝手際悪く〟できるものだと思いました。勿論集客の多さに対し対応しきれていないこともあるのですが、〝外国人〟の扱いがひどすぎる…。空港からの送迎にしても、受付順でバスに乗るよう案内しているにも拘らず、我先にと乗る始末。まあ〝マナー〟という言葉すら存在しないお国の方に言っても仕方がありませんが、言われた通り〝待ち時間〟を我慢している方々に〝失礼〟以外なにものでもありません。また営業所での手続きも、3つのカウンターで貸出と返却をごっちゃにしてやっているため、どちらも進まない状態…。お借りした車には何ら不満はないものの、さすがにこの〝手際の悪さ〟には、シーズンは使えません…。次に使うことがあるかどうかというと〝価格〟の問題だけならば…そんな気がします。

とにかく車をお借りし、スマホナビの設定を確認します。今回の旅第一目的地は、昨年12月に〝暗闇の中〟訪れた〝嘉数高台公園〟を再訪することにしました。営業所近くにある〝マックスバリュー豊見城店〟に立ち寄り、飲み物を仕入れた後那覇の街中を通り、先ずは浦添市にある〝浦添大公園〟へとやってきました。

この〝浦添大公園〟ですが、現在は子供の遊具や展望台が並んでいる〝憩いの場〟となっており、平和そのものもの光景が広がっていますが、70年前この界隈は沖縄戦の中でも激戦のひとつであった〝前田の戦い〟があった場所になります。しかし正確な位置情報を確認していなかったため、その戦跡を見つけることはできませんでした。ただ以前新聞にも載っていた話ですが、〝都市計画〟のために〝戦跡〟そのものが取り壊されるものもあるそうです。また浦添大公園脇にある〝霊園〟は、その〝前田高地戦争史跡〟の上に建っているとも聞きました。〝開発〟に対する是非論はありますが、やはり〝残せるものは残して〟頂きたいように思います。急に雨がさーっと降ってきたため、公園頂上にある展望台から、〝雲の様子〟と〝景色〟を堪能しながらそう思った次第です。時間が時間になってしまったので、次に嘉数高台公園を目指します。

一ヶ所道を間違えてしまいましたが約25分で宜野湾市の嘉数高台公園へとやってきました。実はこの場所〝初めて〟ではなく、昨年平成26(2014)年12月14日に〝日没後〟に訪れた〝因縁の場所〟になります。レンタカー手続きのウダウダからその後の行程がずれ込んでいるため、17:00前の到着と早くはありませんが、夏至の時期なのでそういう意味ではまだ余裕があります。

嘉数高台公園のアウトラインは先述しているので補記するだけにしますが、前回は時間も時間だったので、撮った写真ですら〝検証〟が出来ていません。展望台から撮った写真も南北逆のものもあったりで…。しかしそれよりこの〝嘉数の戦い〟があった場所にある〝嘉数高台公園〟、やはり〝恐怖心〟があったのも確かです。それを順序良く回って1時間半、運動不足を感じながらなんとか回ることが出来ました。今日は沖縄慰霊の日前々日の6月23日、頂上部にある〝慰霊塔〟に飾られている〝献花〟や〝千羽鶴〟も新しいものが多く見られます。南国独特の〝スコール〟のような雨が降ったりと、天気はそれなりでも〝不快指数〟がMax状態のこの地で、70年前の〝体感状態〟とはこのようなものだった…と思いつつ手を合わせ、〝安らかに〟と願いつつ先へと進みます。そして例の〝地球儀型展望台〟に登り、初めて〝米軍普天間基地〟の様子を眺めます。日曜日の夕暮れではさすがに発着の様子は見ることはできませんでした。

≪2015.Jun≫あみんちゅ戦跡を訪ねる旅沖縄その弐之①~嘉数高台公園再検証編~
http://4travel.jp/travelogue/11031433

【通番004】あみんちゅ戦跡を訪ねる旅沖縄壱之②~宜野湾・嘉数(かかず)高台公園《私見》沖縄戦解釈編~
http://4travel.jp/travelogue/10981023/


嘉数高台公園を一周回った後、周辺の慰霊碑等の情報を仕入れて回ろうとしますが…どうも道が繋がりません。嘉数集落自体が既に住宅地化しており、車を置いて歩いて回ろうとすると邪魔になります。一観光客のエゴで住人の方にご迷惑を掛けることは許されるものではないので、次回は〝チャリンコ〟か〝バイク〟で回ろうと決めて後にします。時間は19:00、そろそろ本日の宿のある〝糸満〟へと向かうとしましょうか…。

この嘉数の地から糸満に向かう道を〝ナビ〟で案内させると、なぜか〝沖縄道〟を通るルートが出てきます。これが多分一番〝時間的〟には早いのかも知れませんが、回り道であって尚且つ迂回ができません。なので国道331号バイパスから県道を経て向かうルートを選択します。しかしこの道那覇市内を通るため非常に混みます。そこは〝最新ナビ〟ゆえ迂回路は指示してくれますが、〝カーナビ〟と〝スマホナビ〟の指示が違います。その度にコンビニ駐車場に入り、〝どこに向かうのか〟を確認します。那覇エリアから八重瀬を通り糸満に向かうルートは5年前に通っているものの、〝道〟が新しくできているため記憶と一致しません。それ程短縮されているとは思えない〝新しい道〟を走り、陽もどっぷり暮れた頃、やっと見覚えのある〝ひめゆりの塔〟と〝平和祈念公園〟への案内板を見つけます。
嘉数から僅か35kmの距離に3時間弱を要し、これまた昨年お世話になった糸満市小波蔵の〝ペンション喫茶南の楽園〟に到着します。ちょっとわかり辛い場所に駐車場があるものの、一度来ていれば間違うことはありません。建物横を通り過ぎ、畑の手前の道を走るとすぐ〝ペンション喫茶南の楽園〟の看板が見えてきます。21:05に無事到着、沖縄の旅初日のアクティビティが終了しました。

このペンション喫茶南の楽園には、先述したように昨年12月に一泊お世話になっています。ペンションとは言っても民宿的な施設ではあり、アウトバス&トイレのお部屋です。ただ〝ログハウス〟のお部屋は、屋根も高く、木の香りがする〝落ち着く〟お部屋です。前回同様201号室に通され、懐かしい思い出が蘇ります。勿論室内は禁煙ですが、庭に灰皿が置いてあります。オーナーさんとお母さんが主となってされておられますが、〝ゆんたく〟とはまた違う〝お話し〟をすることが出来るので、すごく楽しい時間が過ごせます。それもひとつの目的ではありますが、前回宿泊時に滞在していた〝沖縄住まい〟を目指す〝岩手のお兄ちゃん〟や妊娠中だったオーナーの〝弟さんの奥さん〟達の〝その後〟も知りたかったこともあります。子供さんは無事産まれ、岩手のお兄ちゃんも住む場所を見付けて仕事をされており、前日には顔を出していたと聞きました。彼は〝宿泊費の安さ〟から長期宿泊をしていたようですが、それも勿論理由のひとつとして私的には〝糸満に泊まるメリット〟的なものを挙げます。

沖縄島南部糸満の地は、先の大戦に於いて〝民衆を巻き込んだ激戦〟が繰り広げられた場所であることは多くの方が知るところです。それ故〝戦没者慰霊塔〟が多くありますが、漠然と一部観光地化されているところも残念ながらあります。人が訪れることが疎らな慰霊塔も寂しさを感じますが、観光地化されてしまって、ツアーで〝目的なし〟に〝連れて来られている〟場所もあります。勿論犠牲となった方に責任はありませんが、〝場所を弁えない行動〟が多く見られる中、慰霊塔の持つ〝厳か感〟が感じられない場所もあります。しかしこれは〝人がいる時間〟はそうでも〝そうではない時間〟はまた違った雰囲気を受けます。代表的なものでは〝ひめゆりの塔〟が挙げられます。昼間は数多くの観光客が見られるものの、見学に充てられる〝僅かな時間〟すら利用せず、お土産物屋へと急ぎ休んでいる姿は、見た目もよろしくないと思います。しかしネームバリューの高さは群を抜いているため、観光客が絶えることはありません。私もその姿しか見ることが出来ないとは思っていましたが、実はこの〝ひめゆりの塔〟24時間入ることが出来ます。塔の脇にある〝壕〟ではひめゆり学徒の多くの方が亡くなりました。その理由から〝怖い〟と思われることもあるようには思います。しかしこの〝人がいない〟時だからこそ本心から〝追悼〟と〝鎮魂〟という〝想い〟が出てくるようにも思えます。しかし〝そのこと〟を経験するには〝那覇〟の宿泊では〝味わえない〟ことのように思えます。同じように〝沖縄県営平和祈念公園〟も然りで、入場は6:00~22:00迄できますが、やはり移動距離を考えると、地元での宿泊は色々便利なように思います。

前回の旅では、その2ヶ所の他〝健児之塔〟まで〝夜の姿〟を見ることが出来ました。やはりこれができることは、この糸満の地に宿泊して初めて体験できるメリットだということを改めて感じます。

半年振りに訪れたこの〝ペンション喫茶南の楽園〟では、本当に話が尽きません。楽しいのは山々なのですが、今朝は3:00起き、明日も朝から観光とバタバタしているので、日付が変わった頃にお礼を言って〝名前を忘れられないうちにまた来ます♪〟と言って別れます。シャワーを浴びて横になると、さすがに20時間を超えて起きていたのでzzz。そして沖縄の旅2日目を迎えます。

≪レンタカー:楽天トラベル≫
パラダイスレンタカー那覇空港営業所
〒901-0146沖縄県那覇市具志875 スカイレーン1F
Tel:098-857-9400
Sクラス(Nissan note)72時間免責補償込+ワイド補償
7,620円
http://www.paradise-rentacar.jp/

≪宿泊:直接手配≫
ペンション喫茶南の楽園
〒901-0341沖縄県糸満市小波蔵145-1
Tel:098-997-4005
素泊り
3,500円
http://www.minaminorakuen.com/
mail to:info@minaminorakuen.com

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー JRローカル 自家用車 徒歩 ジェットスター
旅行の手配内容
個別手配

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