スター・アライアンス・周回の旅　フランクフルトでMuseum三昧・その2　150529　十日目

2015/05/20 - 2015/07/09

2013年に続いて二度目のスター･アライアンス・周回の旅　今年のテーマは「Glacier」でございます。
前半はオランダ、ドイツ、スイス、そして北米東海岸、西海岸に飛んでから東京へ帰ります。

　いやぁ、風邪なのか、咳が止まりません。もう、限界かも知れないなぁとちょっと弱気になるのですが、それでも昼間はまだ良いのです。夜横になってからが大変。一緒の部屋で隣の咳に悩まされているつれあいも大変です。

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ホテル･クリストールの朝ご飯はいつもまったく同じメニューですが、それはここに限ったこっちゃありません。ここの凄いのはsmoked salmonがあるのに料金がたったの5ユーロだってことなんです。あの「Motel One」ですら朝ご飯は7ユーロするのに、これより遥かに貧弱。考えられない！助かるよなぁ、本当に！

中央駅のインフォメーションに行ってトラムとバスの路線図をもらう。で、一日券のことを尋ねたらファミリーで10.50ユーロで買えるというので、これを購入。自販機で格闘しましたが、多分、これで良いんだろう。20ユーロ札を入れておつりが来ましたぜ。

きょうもまた博物館通りにやってきたんです。マイン川を渡ります。

ン〜もう、どこでも鍵を付けりゃ良いってもんじゃないんだぞ。

　な、なんでか、わからんのですが、応用工業博物館の特別展が各地からやってきた仏像展なんでございますよ。いや、仏像展が悪いとは申し上げませぬが、なんでここなんだという疑問でございます。

　私が大変に気に入ったのがこれでございます。なぜか？
　よく見ると、ヤンキースの田中将大投手と自民党の河野太郎議員がこの仏様の中に混在しているからでございます。いやぁ〜実によく似ている。

　こうして集められちゃうとどうしても比較して論じたくなるんでございましょうねぇ。

　ひぇ〜！

これなんぞ、「佛」という字でございますねぇ。仏像と一緒にしちゃう？

馬頭観音じゃないですか？一体どこから持ってきちゃったの？

応用工芸博物館。

　工業デザイン製品が並んでいる一角であのひげそりや電動歯ブラシで日本では知られているBRAUNがこんなオーディオ製品も作っていたんですね！彼らはこんな洗練されたデザインの製品をなんで日本に持ち込まなかったのだろう？持ち込んだけれど、売れなかったのかなぁ。なんせ日本のオーディオも相当でしたからねぇ。
　デンマークのBANG & OLUFSENもデザインのおしゃれ感は抜群だったけれど、今見てもBRAUNのオーディオも負けず劣らずですよ。この製品が出ていた頃の私がそれを買える身分ではなかったことは明確だけれど、もし可能だったら性能もさることながら、手元に持っていたいほどの機能美にあふれている。

被写体がはなはだ、ご迷惑さまでございますが、ここの一番上のフロアーのトイレでございます。

　落ち着かないことこの上ないですよ！これで他の人が入ってきたらどうしろってんですかねぇ。

　あれ？これは建築博物館だったかなぁ。次から次に博物館を梯子すると、記憶はまったく混在して参ります。

　そうそう建築博物館で某カメラマン（誰なのか、名前も見ていない）が一年間52週分52枚の写真の展示がありました。彼はポンポンとニューヨーク、日本、カナダ、中国、チベットやら他の街を動いていったようです。お伊勢さまやら、陸前高田にまで行っています。それにしても世界を動き回っているんですが、効率悪くね？

この鴨、見たことない・・・。

　どうよ、この肉体美！？といっておいでです。

　旧市街をトラムが走っております。

良くここまで作り込んでおりますなぁ。

　昼飯は某テレビ番組で出てきたお肉屋さんがやっているという店に行きました。
「Metzgerei Heininger」 Neue Kräme 31, 60311 Frankfurt, Germany

　店の前にテーブルが出ていて多くの人がそこで食べていますけれど、私たちはいつものように奥で。奥は静かなもので、一人で黙々とご飯を食べている女性や高齢者ばかり。
　

連れ合いはビーフの煮込みと、ポテト。

私はポークハンバーグとザワークラウトとマッシュポテト。それに炭酸水ボトルを入れて全部で15.80ユーロでした。旨かったなぁ〜！

お肉屋さんですから、店に入ってすぐは両側にお肉とソーセージの棚があって、その奥が総菜です。

この店、朝は6時半からやっているってんですが、本当ですか？？

　目抜きの通りにやってきました。話題の穴が開いているビルですけれど、この前の通りは平日の昼間といえど、ワンワンと人がいます。大都会のメイン･ストリートにはおもらいさんが必ずいるのがドイツらしいです。ミュンヘンでも。

変わった構造のビルを建てると命をかけた職業が必要となるわけですねぇ。

エスカレーターだって、ビルの中を縦横無尽に走っております。
もう近頃はこういう破天荒な建物を見ると怖気が走ります。
東京のあたらし国立競技場のデザインも同じような匂いに満ちておりますな。

上に上がってみると、下の景色がこんな事になっております。
オレは高所恐怖症だっての！

　こんなトラムが通りかかりました！なんだこれ！

　見送る人たちが本当に嬉しそうな顔をしているのが楽しいですよねぇ。

　肉市場に行って昨日買ったパン屋さんで今日も買おうとパン屋で、ふと気がついたら後ろに東洋人のおばさんが立っていた。目配せをして行こうとしたら「日本の方ですか？」という声。なんでも九州の方で、一人旅をフランクフルトから始めたばかりで、帰国は来月末の予定だという。昼飯に赤ワインをたっぷり一杯飲んで良い気分だというくらいで陽気。昨日はケルンに行ってきたという。お子さんを育て上げて、ようやく楽しめると嬉しそうだった。

　他でもこういう人に出会いましたよ。日本は確実に変わってきていると思いますね！

本日のわが家の夕飯です。ゆで卵のせサラダ。（ゆで卵は朝飯の会場から戴きました）。旨い南瓜の種のついたパン！ドイツは本当にパンが旨いですねぇ。そして、大好きな粉スープ。アメリカに行くとこの種のスープを目にすることはありません。