2015 ミャンマー・タイ2泊4日弾丸の旅 ５　タクシーチャーターでヤンゴン観光

2015/06/18 - 2015/06/21

毎年恒例になった特典航空券での弾丸旅。今年は2日休暇を取って、バンコク経由でミャンマーへ行きました。

3日目。朝、ヤンゴンに到着後、空港から乗ったタクシーに1日チャーターをお願いして、ヤンゴン市内の名所を観光。1番の見所、シュエダゴン・パヤーに着いた時にちょうど大雨。ずぶ濡れになりながら裸足で境内をまわりました。夕方に空港に戻ってもらい、夜の便で帰国しました。8時間ほどで10ヶ所訪れることが出来て、とても効率よく周ることができました。

[日程]
　6/18 羽田→バンコク→ヤンゴン
　6/19 ヤンゴン→バガン
★6/20 バガン→ヤンゴン→
　6/21 →成田

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バガン(ニャウンウー)からヘーホー経由でヤンゴン国際空港に到着。
夜の便で帰国するので、それまでヤンゴンの市内をみてまわります。

ネット情報ではヤンゴン空港に荷物を預かってもらえるという場所がないという情報が大半だったけど、お一方だけツーリストインフォメーションで預かってもらえるという情報を書いていた方がいらっしゃたので、行ってみました。到着ロビーの空港出口近くにあるツーリストインフォメーションで聞いてみると、1つあたり2000チャットで預かってくれるとのこと。預けて身軽になった所でヤンゴン市内へ！

ツーリストインフォメーションの場所を教えてくれた人がタクシーの運転手だったので、その人のタクシーに乗っていくことにしました。
1日チャーターもOKということだったので、値段交渉。最初60ドルと言われたけど、50ドルで交渉成立。ちょっと高い気もしたけど、歩き方に書いていた相場(ネピドー)と同じくらいだったし、1回ごとに値段交渉するのも面倒だったので、お願いしました。

まずは、空港から10分かからないくらいの場所にある「ローカチャンタ・アーバヤ・ラバムニ大仏」へ。

タクシーの運転手さんがサンダルを車内に預かってくれました。ミャンマーは寺院内は土足(靴下も)厳禁で、お寺によっては靴預け代を取られたりするので、預かってくれるのがとても助かりました。

これが大仏。1つの大きな大理石を彫ってつくられたもの。

ローカチャンタ アーバヤ ラバムニ大仏 寺院・教会

大仏殿の外観。

次は、大理石仏からすぐ近くにある「ロイヤル・ホワイト･エレファント・ガーデン」へ。
ここはアルビノ(白い)象が飼われている場所。
ミャンマーでは白い象は縁起が良いとされていて、ここと首都ネピドーで国により保護されているそうです。

これが象。全部で3頭いました。

普通の象よりは多少白っぽく見えますが、思ったほどは白くありませんでした･･･。

ロイヤル ホワイト エレファント ガーデン テーマパーク・動物園・水族館・植物園

象を見た後、市街地へ。
渋滞で少し時間がかかりました。

途中、写真のような教会も見えました。

次に行ったのは、ダウンタウンの端のほうにある、ボータタウン・パヤー。

ボウタタウンパゴダ 寺院・教会

パヤーの中は金ピカ。

内部にはブッダの遺髪といわれているものが納められていました。

仏塔の外観。

外を見ていると、お坊さんに声をかけられ、外のお堂にある仏像の説明や、仏塔の周りにある八曜日のほこらのお参りの仕方などを教えてくれました。

写真は外のお堂にあった謎のアトラクション。

移動中、よく見かけたのが日本の中古車。
たいていの車に日本の「低排出ガス車」のステッカーが貼ってありました。
そして、写真のように日本の会社名が書かれたトラックやバスもたくさん見かけました。

タクシーで移動中に見かけた建物。

ダウンタウンの中心に到着。
駐車場が少し離れていたので、歩いてスーレー・パヤーに向かいます。
イギリスの植民地だったせいか、教会もたくさんあるようです。

こちらは市庁舎。

スーレー・パヤーに到着。

道路の真ん中のロータリーのような所にありました。

スーレー パゴダ 寺院・教会

市街地にあるせいか、境内ではたくさんの人がお参りをしていました。

タクシーを停めていた駐車場近くにあった洋風の塔。
最高裁判所らしいです。

次は、ランチ。
行ってみたいお店の地図を見せ、向かってもらいました。

途中、ヒンドゥー系っぽい寺院の前を通りました。

ランチを食べに行ったのは「アウン・トゥ・カ (Aung Thu Kha)」というビルマ料理のお店。
大衆食堂といった感じでした。

店内は地元の人で混み合っていたので、広いテーブルで相席でした。
注文の仕方をわからずにいると、多少英語をしゃべれる店員さんが教えてくれました。
写真右側の柱の奥にあるおかずコーナーで食べたいものを指差しで注文します。ライス、野菜、スープなどは基本で付いてくるようです。

食べたのは、マトンカレー、ポークカレー、豆腐の炒め物、野菜(菜の花？)の炒め物。
特にマトンカレーが絶品。この旅で食べたものの中で一番おいしかった！
スープもあっさりしててとてもおいしかったです。

ただ、付いてきた草(野菜？)の使い方がよくわからなくてほとんど食べられませんでした。

アウントゥカ 地元の料理

食後、ヤンゴンでいちばんの見所、シュエダゴン・パヤーへ。
この頃から雨が降り始めてきました。

北側の駐車場からエレベーターで上にあがります。

屋根付きの歩道を通り、境内へ。
多くの人で賑わっています。

北参道口から入場。
境内に入ったところで、入場料を支払います。
外国人は1人8000チャット。

入場料を払い終わった頃から、雨の降りがものすごい勢いになってきました。

タクシーの運転手さんから借りた傘1本では全然凌ぎきれる強さではなさそう･･･。
屋根の付いた所で雨が弱くなるのを待ちましたが、なかなか弱まらないので、意を決してウインドブレーカーを着て外に出てみました。

シュエダゴン パゴダ 寺院・教会

案の定、傘1本ではどうにもならず、2人ともすぐにびしょ濡れ。

開き直って、大雨の中、寺院内を見て周ります。

マハーボディー寺院。
インドのブッダガヤの寺院を模したものらしいです。
カラフルな絵が塔の全面に描かれています。

中心の仏塔の周りにある八曜日の祭壇。
それぞれ自分の曜日の祭壇をお参りしました。

仏塔の周りにある建物には仏像が安置されていて、現地の人々が熱心にお参りをしていました。

涅槃仏もありました。

シュエダゴォン・パヤーの守護精霊ナッの象。
精霊、普通のおじさんっぽい･･･。

テラスへの入口。
この時間は祈祷中で外国人は入場できませんでした。残念。
ルビーの眼の仏像、見たかったな･･･。

仏塔の上についている傘にはダイヤモンド、ルビー、翡翠などの宝石がちりばめられているらしいのですが、遠すぎて全然見えませんでした。

ようやく雨があがりました。

お堂内の小さな仏像、後光が電飾になっていました。

昔、仏塔の上についていた傘のレプリカ。

マハーティッサダの釣鐘。
重さ42トンもあるようです。それを支えている建物すごい。

仏足石。

エメラルドグリーン色のきらきらしたきれいな建物。

中では女性たちがお祈りをしてました。

そろそろシュエダゴン・パヤーを後にします。
大雨でじっくり見ることが出来なかったのが残念。
今度来ることがあれば、ライトアップも見たいなー。

北参道の下では若者達が「チンロン」という蹴鞠のようなスポーツをしてました。

次はショッピング。
ボーヂョー・アウンサウン・マーケットに行ってもらおうと思ったのですが、運転手さんがそろそろ閉店時間なので間に合わないとのこと。かわりにいったのが歩き方に載ってた「City Mart」というスーパーマーケット。
外国人が結構多く利用しているようでした。

ばらまき土産のお菓子やインスタント麺などを購入。かなり安く購入できました。

次は、チャウッターヂー・パヤー。

ここの見所は何といっても超巨大な涅槃仏！

大きさは圧巻です。
手前でお参りしている人と比べてるとどれだけ大きいかがわかると思います。

ンガータジーバゴダ 寺院・教会

全長70メートル、高さは17メートルあるそうです。

足の裏には仏教宇宙観が描かれています。

涅槃物の背後から。

涅槃仏の横には八曜日の祠もありました。

インヤー湖の横を通って、次の目的地へ。

時間に余裕があったので、カバーエー・パヤーに寄ってくれました。

本堂に行くまでの参道はお土産屋やお供えを売るお店が並んでいます。

歩き方には入場料無料と書かれていたのですが、本堂の手前で入場料(外国人のみ3000チャット)を請求されました。
チャットの手持ちが少なかったので、見るのをあきらめました。

最後に寄ってもらったのは、スウェードー ミャッ ゼディドー。

スウェードー ミャッ パヤー 寺院・教会

寺院の中央には、仏陀の聖歯が祀られています。

19時ころ、ヤンゴン国際空港に戻ってきました。
タクシーのドライバーさんとお別れし、ツーリストデスクで預けていた荷物を引き取り。

タクシーチャーター、少し高かったけど、行きたいところを効率よく回ることができ、限られた時間内の観光には非常によかったです。
また、いい運転手さんに当たったせいか、傘を貸してくれたりサンダル預かってもらったりと細かいサービスも良かったです。

空港の出国審査手前の壁一面に描かれていた絵。
カンドージ湖の水上レストランかな？

飛行機出発までの間、タクシーの運転手さんにもらった茹で落花生を食べながら待ちました。ちょうどよい塩加減でついつい手が止まらなくなって、2人で一気に食べてしまいました。

21:45の成田行きの飛行機で帰国です。

朝の機内食。
以前、東南アジア便の洋食が微妙だった印象があるので、2人ともおかゆ＆そば。

もうすぐ到着。

定刻よりも30分近く早く到着。

いつもよりも1日長い東南アジア弾丸、時間に余裕があってとても楽でした。

初のミャンマー、バガンもヤンゴンもとてもよかったです。ミャンマーはマンダレー、ゴールデンロック、インレー湖など他にも行ってみたい場所がたくさんあるので、そのうちまた行きたいです。

おみやげ。
ポストカード、漆塗りの入れ物、インスタント麺など。

右側の大きいのはばら撒き土産用に購入したバナナケーキ。24個入って200円ちょっと。かなりお買い得でした。