四谷三丁目にある「駐日韓国文化院」にちょくちょく行っています～その⑥「四谷といえば『四谷怪談』・・・」

2015/07/10 - 2015/09/10

「駐日韓国文化院」の催しのついでに、四ツ谷～四谷三丁目界隈の街歩きや飲食店を探すのがマイブームになっています。
シリーズも第６弾！（笑）

「韓国文化院」に来る用事でも無いと、およそここまで詳しく探索することも無かったエリアですが、歩くほどに面白い街です。
飲食店も多いですが、ホントはこの辺りのお洒落な小料理屋やバーなんかも利用してみたいのですが・・・。

今回は、「四谷怪談」にまつわるスポットからスタートです。

エリア 四ツ谷(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

四谷近辺の飲食店を探したり街歩きがマイブームになっていますが、四谷といえば「四谷怪談」。
今日は、鶴屋南北作「東海道四谷怪談」で有名なお岩様をお祀りしていることから「於岩稲荷」とも呼ばれているお寺に来てみました。
斜め前には四谷怪談に由来するというもう一つスポット「於岩稲荷神社」もありました。

場所は、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅３番出口を出て外苑東通りを信濃町方面に進み、四谷警察署の一本裏の通りにあります。「左門町」という地名です。

「岩が夫・伊右衛門に惨殺され、幽霊となって復讐を果たす」という怪談物として、歌舞伎や落語、芝居や映画の主人公になります。

陽運寺 寺・神社・教会

「於岩稲荷陽運寺」。

木曜日の午後５時過ぎに来ましたが、門は閉門していました。
縁除け、招縁・招福にご利益があるそうです。

「陽運寺」は、身延山久遠寺を総本山とする日蓮宗の寺院。

鶴屋南北作「東海道四谷怪談」で有名なお岩様をお祀りしていることから「於岩稲荷」とも呼ばれ、本堂にはお岩様の木像が安置されており、境内には昭和32年に新宿区より文化財に指定されたお岩様ゆかりの井戸があるとのことです。

「陽運寺」の斜め前には、「於岩稲荷田宮神社」があります。

「於岩稲荷神社」ですが、俗には「お岩さん」と呼ばれます。

四谷於岩稲荷田宮神社 寺・神社・教会

元は、四谷左門町で健気な一生を送り、商売繁盛をもたらした女性「岩」を祀っていたのがこの神社でしたが、その「お岩」さんの死後２００年近く経ってから、「岩が夫・伊右衛門に惨殺され、幽霊となって復讐を果たす」という怪談物として、歌舞伎や落語、芝居や映画の主人公になります。

神社はこじんまりとはしていますが、招福、商売繁盛、芸能成功、興業成功などにご利益があるそうです。

稲荷だけに左右にお狐さま。

こっち（右側）が、口を閉じた方です。

なお、歌舞伎興行の際には、安全と成功を願って役者等関係者が、必ずこの神社と斜め前の「陽運寺」を参拝に訪れるのだそうです。

鶴屋南北の「東海道四谷怪談」では、「お岩」の話は元禄時代に起きた事件として記され、江戸時代初期に勧請されたと伝わる稲荷神社の由来とは年代があわず、また田宮家は現在まで続いており、田宮家に伝わる話としてはお岩は貞女で夫婦仲も睦まじかったとあるのだそうです。

このことから、田宮家ゆかりの女性の失踪事件が、怪談として改変されたのではないかという考察があるそうです。

お岩さんの神社・仏閣巡りのあと、今日は「肉つけうどん うつけ（四谷三丁目店）」にやってきました。

場所は、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅１番出口を出て、外苑東通りを信濃町方面に進むと右側にあります。

なお、「四谷三丁目」駅１番出口は現在工事中で閉鎖されています。
期間は今年の７月２５日〜平成２８年６月下旬までとなっております。

肉つけうどん うつけ 四谷三丁目店 グルメ・レストラン

新しい店みたいですね。

ここは、つけ麺ならぬ「つけうどん」の店らしいが・・・。

牛、豚、鶏、海苔と４種類のつけうどん。

店内は新しく、清潔です。

薬味の数々。

店員さんに聞くと、実はここ「カプリチョーザ」「エッグスンシングス」「ハードロックカフェ」「ストーンバーグ」など国内外に20以上のレストランブランドを展開している外食事業会社「ＷＤＩ」の新形態店とのこと。

つけうどんのうつけは、今のところここ四谷三丁目店だけで、ここの成否で全国展開まで視野に入れているとか。
「よろしくお願いします」とか言われました。

注文したのは、一番のお奨めという「牛肉辛つけうどん」（大）。

あ、「大」までは奨められてはいませんが・・・。

生卵はサービス。
これで、８５０円。

甘辛い薄切り牛肉、白ゴマ、ネギ、刻み海苔が自家製の平打ちの太麺（うどん）に乗っています。

麺の量は、並盛（350g）、大盛り（500g）、特盛り（700g）だそうです。

肉つけうどん うつけ 四谷三丁目店 グルメ・レストラン

「有り」じゃないですか？
つけ汁にはラー油が入っていて、なかなか牛肉やうどんとの相性もいいです。

大盛りもペロリでした。

ただ、生卵は大きすぎて折角ですが、割ること出来なかった〜。
特に真夏ですし・・・。
「うずら卵の方が良いのでは」とお伝えしました。

さて、また別の日。
この日は８月６日。
四谷といえば「赤坂迎賓館」。

記録的な暑さの中、やって来てみました。
早くも汗だくですが・・・（笑）。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

「迎賓館での宿泊及び接遇を行うことができるのは、外国の元首またはこれに準する者で、国賓として招請することを閣議決定した場合である」とのこと。

ここでは、賓客の滞在中、首脳会談、表敬訪問、署名式、レセプションや晩餐会など様々な公式行事が行われます。

ここ「迎賓館」の歴史は意外と浅く、旧赤坂離宮を改修してこれを迎賓施設とすることを、1967年（昭和42年）に決定され、５年の歳月と１０８億円（工費101億円、内装費7億円）をかけて、本館は村野藤吾、和風別館は谷口吉郎の設計協力により、1974年（昭和49年）3月に完成。

新装なった迎賓館に迎えた最初の国賓は、現職のアメリカ合衆国大統領として初来日したジェラルド・フォードだったそう。

その後、2006年（平成18年）から2008年（平成20年）にかけて、大規模な改修工事が行われて今日に至ります。

2009年（平成21年）12月8日、旧東宮御所（迎賓館赤坂離宮）として国宝に指定、明治以降の文化財としては初の国宝となりました。

「迎賓館赤坂離宮では、国民の高い関心に応え、昭和50年から毎年接遇に支障のない時期（主に夏期）を選び、館内を一般に公開する参観が行われています。
平成28年迎賓館参観の開催期間や応募方法等につきましては、決定後、当ホームページに掲載します。」
以上、内閣府ＨＰ。

一度、拝んでみたいものですねぇ。

芝の庭も美しい。

迎賓館から程近くにある「学習院初等科」を覗いてみました。

夏休み中で、閉門されています。

大正天皇、貞明皇后、昭和天皇、香淳皇后、今上天皇、皇太子徳仁親王、愛子内親王、秋篠宮文仁親王・・・。
みんなここに通ったんですね・・・。

「大久保碁盤店」。

趣きある四谷には個性的なお店もあります。
「大久保碁盤店」は、その道では有名な店らしい。

日本産かや材による碁盤・将棋盤の製作専門店です。駒・碁石の他、桂材の盤などの関連商品を都内有数の豊富な品揃えにて、店内でご覧頂けます。
〜同社ＨＰより。

この日は８月２５日。
急に秋雨前線が張り出して、思わぬ涼しい日が続いていますが、家内と２人で「支那そば屋 こうや」にやって来ました。

「しんみち通り」を出てそのまま進み、すぐ右側にあるのが、「支那そば屋 こうや」。
ここに来るのは２度目ですが、数ある四谷界隈の飲食店でも上位ランクの店です。

これは、「炒麺」（９５０円）。
チャーメンといいます。

支那そば屋 こうや グルメ・レストラン

色々調べてみると、タレントのタモリがここの常連で、しかもこれを注文するらしい。

太麺に、モヤシ、ニラ、キクラゲ、豚肉などが入っていて、野菜類はシャリシャリしています。
ボリュームも凄い。

いわゆる焼きそばなんですが、およそ他では味わえない味でした。
ここのは美味いです。

もう一品は、「雲呑麺」（１０００円）。

これもボリュームは強烈です。

スープは、鶏ガラベースであっさりしていて、かつコクもあります。

雲呑は、大きくてボリュームたっぷり。
しかもこれが５つも入っています。

女性陣だと食べきれないのでは。

支那そば屋 こうや グルメ・レストラン

続いて、９月３日にやって来たのは、黒い蠍（サソリ）と書いて「クロカツ」。

場所は、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅１番出口を出て、外苑東通りを信濃町方面に進むと右側にあります。
先日行った「肉つけうどん うつけ（四谷三丁目店）」の少し先です。

金蠍 グルメ・レストラン

虎ノ門に「紅蠍」という店があるそうですが、そちらの姉妹店のようです。

幟で宣伝している「汁なし黒担々担麺」が一押しのようですが・・・。

サービスで、大盛り＆小チャーハン無料。
両方でも可。
また、紙エプロンも貰えます。

右がラー油。
左は、花椒（かしょう：中華山椒）の実。

これは本格的だ。
麻辣味で辛さの極地へ〜。

この時間、店内、お客は私だけでした。

黒蠍と紅蠍のコンセプトを表した内装です。

来ました。

黒胡麻坦々麺。
値段は９００円。

濃厚な胡麻ペーストに挽肉、モヤシ、ニラなどが入り、唐辛子と花椒の麻辣がかなり効いています。
麺は、太麺

なかなか美味い。
２口ぐらい食べると、すぐに汗腺から汗が噴出し。汗だくになります。

辛いの苦手な女性陣にはちょっと厳しいかもしれませんが、私にとっては、中々の一杯でした。

さて、台風１８号の影響で、鬼怒川などが大氾濫した日（9/10）の夕方です。

この日やって来たのは「ぐーばーぐ」。

場所は、東京メトロ丸ノ内線「四谷３丁目」駅２番出口を出て、新宿通りを四谷方面に少し行った左側。
チラッと写っている「錦松梅」四谷本店のお隣です。

ぐーばーぐ 四谷三丁目駅前店 グルメ・レストラン

ハンバーグ、ステーキ全品ごはん、味噌汁つき！

ハンバーグは、肉本来の味が楽しめる「ビーフ１００％ハンバーグ」と、ふっくらジューシーな「合挽きハンバーグ」の２種類があります。

ハンバーグに加えて、カットステーキなどもラインナップ。

１７：００過ぎ。
店内には私だけでした。

「新バル飲みセット」なるものもあるようですが・・・。
前菜一品とワンドリンクで５８０円は安い。

残念ながら、この日は飲めません。

注文したのは、ビーフ１００％の「旨！ハンバーグ」（約150g 832円）。

「ソースを掛けて、油はねが治まったら回りのリングをお取りになってください」
なるほど、なるほど〜。

ソースは４種類あるそうですが、デミグラスソースにしました。

ジャーン。
出来上がりです。

ぐーばーぐ 四谷三丁目駅前店 グルメ・レストラン

ごはんと味噌汁のセットです。
箸でいただくスタイル。

調べると、ここはデニーズなどと同じく、セブン＆アイ・フードシステムズの会社でした。
イトーヨーカドー、セブン‐イレブンなどの「セブン＆アイ・ホールディングス」の系列店。

どうりで、味噌汁の味がデニーズのと同じ味でした（笑）。

鉄板はかなり熱く、なかなか冷めません。
ハフハフいいながら食べました。

味がしっかりしていて、これで８３０円は安いなぁ・・・。

という訳でこの期間には、お岩さんに関わる神社仏閣、迎賓館、グルメではラーメン屋さん、うどん屋さん、ハンバーグ屋さんに行きました。

四谷近辺、まだまだ面白そうな所がありそうですね。