2015/06/03 - 2015/06/04
846位(同エリア1584件中)
ミズ旅撮る人さん
- ミズ旅撮る人さんTOP
- 旅行記695冊
- クチコミ161件
- Q&A回答23件
- 1,038,853アクセス
- フォロワー48人
2015年5〜6月にかけて、東欧ルーマニアとブルガリアを訪れました。
2では、ルーマニアから国境を越えて始めに訪れたイヴァノヴォの岩窟教会と、ヴェリコ・タルノヴォに泊まった後、翌日に訪れたエタル野外博物館を掲載します。
イヴァノヴォの岩窟教会群は世界遺産に登録されています。その中の一つに入って岩屋の壁に描かれたフレスコ画を見て来ました。
翌日訪れた、タルノヴォから約1時間のところにある「エタル野外博物館」には、15〜19世紀の民族復興期にあった職人街を当時の民家などを集めて再現しています。ただ、見るだけでなく、実際に職人が作業をし、それを購入することが出来る生きた博物館です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
国境の町ルセでドナウ川を見ながら昼食を摂り、南へ約20km。
イヴァノヴォという土地にやって来ました。
岩窟教会で有名なだけに、そろそろそれらしい、窟がちらほら見えて来ています。
岩窟教会のあるのは、ルセンスキー・ロム国定公園の中で、美しい自然と共に、世界遺産となった岩窟教会や、要塞などもあります。 -
森の中の一本道を走って来て、突き当りの駐車場に到着。
ここから階段を上って、岩窟教会を見学します。
本来は、行きにこの階段を上り、帰りは坂を下って来るのですが、最近は毒蛇が出るので、往復、この階段なのだそうです。イヴァノヴォの岩窟教会群 史跡・遺跡
-
九十九折れになっている階段を延々上って、ふと岩棚に着きました。その先の岩の割れ目に入って行きます。
岩が大きいので、とても狭く見えますが、人一人通るのに充分な幅があります。
ただ、外は眩しいくらい明るいのに、中はいきなり暗くて、しかもすぐ階段を降りるので、見えなくて危ないです。 -
これが出入り口の階段です。中から見ると何ともないのですが、外から入って来ると眼が暗さに慣れなくて、ちょっと危険です。
階段の隣に土産物を売るテーブルがあり、そこでカメラ代2L(140円)を支払います。 -
目の前に天井の低い、二間続きの部屋があり、その先にテラスがあります。
-
この他に、階段のある場所から、右手に数段下がった部屋があります。
こちらは外に張り出して小屋掛けして保護されています。
ここで見られるのは、これで全部です。
13〜14世紀に岩棚を彫って作られたものなので、規模は小さいです。
ただ、全盛期には大小合わせて300もあったということなので、なかなか盛況だったことと思われます。
その殆どは失われてしまい、フレスコ画の残る教会は5つだけだということです。 -
これは天井画の一つで、キリストが捕らえられる場面を描いています。
中央のキリストに接吻するユダ。
当時、役人たちは、キリストの顔がわからなかったので、特定するために、そうして見せたのだとか。
説明されるとわかりますが、絵を見ただけではさっぱり。 -
壁と、ゆるやかにアーチを描く天井。
それぞれに赤い線で枠取りしながら、場面を描いています。
当時のフレスコ画はこういうものなのか、よくわかりませんが、
どれも輪郭ばかりで、顔や衣服の模様など、細部に亘る書き込みがなく、未完成なのかと思いました。 -
テラス側から天井画を撮りました。大きな亀裂が入っています。
この岩窟教会は、1320年頃、修道士ヨアヒムが創建しました。
彼は、タルノヴォに住んでいましたが、ここでの隠遁生活を選びました。
その後人々が集まり、修道院や僧院、教会などが建てられ、発展しました。
ヨアヒムは、ブルガリア正教会総主教となりました。
しかし、17世になってオスマン・トルコに敗れ、だんだんと打ち捨てられたそうです。 -
テラスです。おそらく昔はそのまま風が吹き込むに任せた状態だったのでしょう。
窟内の保護と、見晴らしのために後で設置されたのだと思います。
なかなか、そそられるテラスです。あの柵まで行って見たい。 -
ところが、テラスから見えるのは、一面の緑と空だけ。
足元に駐車場と、今上ってきた階段が見えるだけです。
隠遁生活に選んだだけのことはあるのでしょう。 -
駐車場に降りて来ました。
見上げると、木と岩の境辺りに、先ほどのテラスが見えます。
「岩窟教会群」は、「群」ですから、他にも窟があります。
しかし、ツアーで行くのは、一つだけ。
観光局などのHPでも、他に教会らしい写真がある以外、わかりません。
インドのアジャンター石窟寺院や、トルコのカッパドキアなどと比べてはいけないのかもしれませんが、もう少し見学できる窟があるといいと思います。 -
さて、今度は翌日、ヴェリコ・タルノヴォを出発して1時間ほどで、「エタル野外博物館」に来ました。
ここの入口は、2つあるそうですが、駐車場がちょっと高い場所にある「上の駐車場」に停まって、こちらから入りました。
この後、バスは回送して、下の駐車場で待っています。
この博物館では、15〜19世紀の民族復興期にあった職人街を当時の民家などを集めて再現しています。
職人街のあるのは下の駐車場付近で、まずは当時の作業小屋を見ながら歩きます。 -
入ってすぐのレストランに貼ってあったステッカーです。
添乗員に聞いても教えてくれませんでしたが、おそらく、ブルガリア政府が付けている星マークです。
レストランとホテルにあるようです。
マークは、ブルガリアの国の形の中に大西洋中心の世界地図が入っています。
二つ星のこのレストラン。どんな料理なのかな? -
ここにも花畑がありました。
幸せな気分になります。 -
水力洗濯機です。
樋(とい)の下の桶(おけ)のようなものに、洗濯物を入れておくと、水の力でぐるぐる回って洗える仕組みだそうです。
(屋外なのに)館内には、シベク川から引き込んだ小川が流れていて、その水力を使った作業小屋がいくつもあります。 -
シベク川は奥で左右に流れていて、そこから水を引き込みます(屋根の脇の樋)。
樋から大きな漏斗のような木枠に受けて、下で水車を回します。
よく見るのは粉を挽くものですが、これは製材に使ったようです。 -
製材された木材を加工して食器などを作りました。
実演はありませんでしたが、様子は分かります。
職人が座る場所は、削りくずが下に落ちることを考慮して、予めくず受けの上に座るようになっています。
アロマの香り漂う職場です。 -
この立派な作業小屋は、ちょっとした工場になっていました。
-
どういう仕組みになっているのかわかりませんが、糸繰り機がいっぱい並んでいます。
-
実際に一つは動いていました。これにはびっくり、どうなっているんだろう。
小屋のすぐ隣では、引き込まれた水の音が滝の近くにいるように聞こえます。
そして、糸繰り機の忙しなく回る音がそれに呼応します。
しばし、その音に没入します。 -
ここまで水力を使った様々な作業小屋を中心に見ながら散策して来ました。
この先の橋を渡ったら、職人街です。この博物館の目玉です。
博物館を巡る時は、この順路の方が、じっくり味わえると思います。 -
博物館内の表示板です。私がへたり込む気持ちが分かるかと思います。
みごとにただの一文字もわかりません。まるっきり記号のようです。
館内は一本道なので迷うことはありませんが、迷子になっても看板は役に立ちません。 -
エタル野外博物館は1964年9月7日に開館しました。
2014年には50周年記念行事が行われています。
思った以上に歴史のある博物館です。
人気の秘密はなんといっても、これから訪れる職人街でしょう。
これらの家は、ほとんどすべてに職人とその作品の展示があります。せっかく古い民家が並んでいるので、店を見る前にちょっとだけ、家並みも鑑賞しましょう。 -
さて、橋を渡ります。ここまでの道のりはほとんど平地で、ぷらぷらと散歩のように歩けました。
時折、小屋の中を覗く以外は、平坦なので気楽です。
この先は賑わっているので、テンションが上がります。 -
石畳の道の両側に店が並びます。店の前にはベンチがあります。
1階と2階の間には花鉢が並んでいるのですが、そもそもこの棚は始めから鉢を並べるためにあったのでしょうか。
だとしたらすごいですね。
水遣りもたいへんだと思うのに、生き生きとしています。 -
家の中に入ってみます。かまどの前の作業場です。
食事の支度をしたのでしょう。
椅子の足がすごく細くて心配です。 -
2階から職人街を見下ろしています。店は10軒ほどでしょうか。
家の軒先にはぶどうが茂っています。 -
遠足なのか、小学生たちが走り回っています。
みんな仲良くベンチでおしゃべり。 -
先ほどの橋の辺りには、次の団体さんたちがたむろっています。
次から次へと、なかなか人気の博物館です。 -
職人街の店の中は、撮影禁止の場合があるようです。
窓の外から展示品を写させてもらいます。
銅食器の店です。
使ったことはありませんが、せっせと磨くイメージがあります。 -
木で作った笛を売っています。
色とりどりの紐が付いているので、ウィンドーがカラフルです。 -
古い家は、やはり2階が迫(せ)り出しています。
それにしてもいい天気です。
日差しが強いので、陰の部分が真っ黒になります。 -
お向かいの家の中は、古い道具が展示されていました。
石臼のようです。 -
こちらのお店は、お菓子屋さん?
よくわからなかったのですが、店の先には商品をお買い上げの一団がいました。 -
みんな同じ、赤い飴を舐めていました。カメラを向けるとこの笑顔です。
でも本当は10人いました。そのうちに目を逸らした子がいたので、これは写りたくないのだと思い、トリミングしました。 -
皮革製品の店で、ベルトを作ってもらいました。
まず、ベルトの長さと太さと色を選びます。柄はすべて無地です。
使用者の腰に当てて、大体の長さを測るとおもむろにベルトのバックル近くを切り取ります。
そして、皮に必要な穴を開けてバックルを取り付け直します。
もう一度、腰に合わせてみて、長ければもう一度短くしてくれます。
バックルはビス留めなので、自分で調節することは出来ないのです。
遠慮せずに、ぴったりに作ってもらいましょう。
値段は45Lくらいだったと思います。本皮なのに、安いです。
しかも半オーダーメイド。自分だけの一品です。
いい記念になりました。 -
ここで職人街は終わりです。
もう一度橋を渡って、駐車場を目指します。 -
橋の上にありました。欄干にしては妙です。
どこかからの出土品かな?
館内には、古い墓石も置いてありました。 -
駐車場のそばに、不思議なモニュメントがありました。
神話の世界のようですてきです。
職人街を出てから駐車場は、すぐなのかと思ったら、ちょっとありました。
集合時間までいくらもありません。しかし、ここにしかトイレがないのです。
ツアーの人もみんな並んでいたので一安心。
これから、シプカ峠を目指します。 -
シプカ峠です。標高は1,150mあります。山の上に「自由の碑」が建っています。
高さ32mもあるこの碑は、1877〜8年の露土戦争の記念碑です。
露土戦争はオスマン・トルコの支配からの解放を遂げた重要な戦争で、3月3日は解放記念日となっています。
駐車場から記念碑までは長い階段が続くようで、ツアーでは上らずに遠目に見るだけです。 -
駐車場から碑とは反対側の丘の上にも、何かの碑がありました。
シプカ峠は、露土戦争の激戦地となったところなので、鎮魂碑か何かでしょうか。
私たちが、ここに立ち寄ったのは、トイレ休憩と、もうひとつ、理由があります。 -
こちらのレストラン兼ホテルに目的の物があります。
-
これです。シプカ特産のヨーグルトです。300gも入っています。チューブ式のはちみつが1本付いています。
-
しかし、普段プレーンヨーグルトを食べ慣れていないと、はちみつ1本では足りません。
こってりしたヨーグルトは量も多いので、お腹に溜まります。
二人で半分ずつの方がいいかもしれません。たぶん2Lだったと思います。 -
テーブルの上にダークチェリーが山盛り置いてあって、これは無料で提供されていました。
ヨーグルトを売っているカウンターでは、地場産のはちみつを売っています。
この時期はアカシアだそうです。
菩提樹が欲しかったのですが、6月始めでは、まだ早いそうです。
日本の半額くらいで購入できます。
ユーロも一応使えるとは言いながら、ユーロを出すと、レヴァは?と聞かれ、レヴァを出すと「なんだ、あるんじゃない。」とレヴァで買わされました。
全部、ガイドの通訳です。 -
庭では、ライラックがちょうど咲いていました。
-
下の駐車場には店が何軒かあります。
ツアーがちょっと離れたレストランに行ったのは、添乗員が過去に食べ比べて、ヨーグルトが一番美味しかったからだそうです。
あれが、一番美味しいなら、他はどんななのかしら・・・
どうもブルガリアヨーグルトは日本のものの方がいいような気がします。
酸味があってこってり系が好きなら大丈夫です。 -
シプカ峠からの眺めと共に、今回はこれで終わります。
次回は、シプカ村の僧院と、カザンラクに向かいます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ミズ旅撮る人さんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ブルガリア の人気ホテル
ブルガリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ブルガリア最安
478円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
49