2014年ドイツ旅行~12年ぶりの再訪~【第12日目:イトシュタイン日帰り&フランクフルト】(1)ケーニヒシュタインはあきらめた代わりに、イトシュタインの木組みの家の街をじっくり散策するぞ!
2014/07/14 - 2014/07/14
106位(同エリア400件中)
まみさん
2014/07/14月 フランクフルトからイトシュタイン日帰り観光
(ケーニヒシュタイン行きそびれ)
・バーンホフ通りから旧市街の歴史的な街並みエリアへ
・ルーエ広場散策
・アドルフ王広場散策
・城と塔(外観のみ)と庭園散策
・木組みの家のある旧市街散策
(フランクフルトに戻り)
・レーマー広場散策&買い物
・ニコライ教会見学
・大聖堂見学
【フランクフルト泊:クラリオン・コレクション・ホテル】
月曜日は城も含めてミュージーアムはお休みになるところが多い曜日なので、街中散策がメインの小さな都市を2か所はしごするつもりでした。
とんちゃん健康一番さんがアドバイスしてくれた、城砦散策がメインのケーニヒシュタインと、木組みの家並みが可愛いイトシュタインです。
ところが、2都市はしごするにはそれほど早朝出発できなかったのに加えて、またもやドイツ鉄道が40分も遅延したため、結局、スロースタートも同然になってしまいました。
出発前にネットで時刻検索をしたとき、ケーニヒシュタインとイトシュタイン間はローカル路線で、もともと本数の少なさに不安を感じていました。
なので、城砦がメインのケーニヒシュタインはあきらめ、木組みの家の宝庫のイトシュタインをじっくり散策することにしました。
ドイツには、ロマンチック街道や古城街道など、なんとか街道に組み入れられた街がたくさんありますが、イトシュタインは、木組みの家並み街道の1都市なのです。
なので、イトシュタインとケーニヒシュタインのうち、木組みの家街道の町でもあるイトシュタインの方が圧倒的に楽しみでしたし、実際、すばらしい木組みの家つづきの町並みに感動して満足できました。
ケーニヒシュタインのハイライトは丘の上の城跡に登って見られる眺望らしいので、それだったら時間を気にしてあせって回るより、ケーニヒシュタインに行くのをやめ、イトシュタインの可愛い木組みの家並みをじっくり味えたので良かったと思います。
私はそんなに腰が軽くないのです。
この日の鉄道移動にはジャーマンレイルパスを使わないことにしていたので、もとをとろうと鉄道移動距離を稼ぐ必要もありませんでした。
というわけで、これでもか、これでもかと撮った木組みの家の写真を含め、イトシュタインの旅行記は2本にまとめることにしました。
ちなみに、イトシュタインもケーニヒシュタインも「地球の歩き方」には載っていない町でした。
これらの町を紹介してくれたのは、とんちゃん健康一番さんでした。
せっかく2週間半という長めな旅程で、しかも5度目のドイツです。
日本のガイドブックで紹介されている町だけでなく、ガイドブックに載っていないステキな町を観光できたと思うと、なんだかそのことだけでも付加価値が付いたような気分になれました@
実は、方向音痴で、健脚でもない私は、地図がない町に行くのは不安がありました。
ドイツは、私がここ数年よく行ってきた東欧や中央アジアよりずっと観光インフラが整っているし、英語が話せる人が多いので、目当ての木組みの家並みのある町の中心が、多少、鉄道駅から離れていても、行けばなんとかなるだろうと、開き直っていられました。
実際、駅から町の中心までそれほど遠くなかったし、ケーニヒシュタインをあきらめた分、時間に余裕があったため、気持ちの余裕にもつながりました。
ちなみに、月曜日のイトシュタインは、観光案内所も休みです。
でも、地図は事前に観光案内所の公式サイトからダウンロードしたものを印刷して持参したので、観光案内所が休みであっても大丈夫でした。
<2014年ドイツ旅行:簡易旅程>
07/02水 職場から成田前泊
07/03木 成田第2空港からJALでヘルシンキ経由でベルリンへ
07/04金 ベルリン観光1日目
07/05土 ベルリン観光2日目
07/06日 ベルリン観光3日日
07/07月 ベルリン観光4日目
07/08火 ライプツィヒへ移動&観光
07/09水 ナウムブルク日帰り観光
07/10木 アイゼナハへ移動&観光
07/11金 ゴタ日帰り観光
07/12土 エアフルト&ワイマール日帰り観光
07/13日 フランクフルトへ移動&観光
07/14月 イトシュタイン日帰り観光★
07/15火 マールブルク日帰り観光
07/16水 ハーナウ&シュタイナウ日帰り観光
07/17木 フルダ日帰り観光
07/18金 ハイデルベルク日帰り観光
07/19土 フランクフルト半日観光~夕方出国
07/20日 JAL直行便で14時頃に成田第2空港着
※この旅行記の対象の日に★をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2014年ドイツ旅行~12年ぶりの再訪~【旅程一覧】」
http://4travel.jp/travelogue/10909977
準備編や帰国後の背全体の感想は、ブログ「まみ’s Travel Diary(http://4travel.jp/dynamic/jump.php?url=http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)」
に掲載しています。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イトシュタイン駅を背にして見た駅前の様子
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駅を背に、すぐ左手にあったバスターミナル
イトシュタインの歴史的街並みがあるエリアは鉄道駅から徒歩圏内で、バスを利用する必要はありませんでした。 -
少し歩いて駅の方をふり返ったところ
イトシュタインの駅は小さく、駅員さんは常駐していませんでした。
切符は自動販売機で買うしかなかったです。
でも、駅舎に売店はあり、トイレを借りることはできました。 -
そのまま歩くとすぐに最初のロータリーに出る
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Bahnhofstrass(鉄道通り)を進めばいい
平日月曜日の通勤通学時間帯も過ぎた昼前ということもあり、鉄道駅周辺は閑静な郊外の住宅地というかんじでした。 -
町の中心に向かって、ゆるやかな下り坂となっていたBahnhofstrasse
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現在位置から歴史的街並みのあるエリアへの地図
黄緑のエリアは車両制限のかかったエリア。おそらく一方通行とか。
黄褐色のエリアは歩行者天国。こここそが木組みの家が並ぶ、ハイライトのエリアでした。 -
Bahnhofstrasseの現代家屋にも木組み模様あり
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ギザギザなファサードと木組みの模様のある現代家屋
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塔が見えるBahnhofstrasseの見晴らし
1170年のHexemtrum(ヘクセン塔)だと思います。
月曜日だったので、あの塔に入ることはできませんでした。 -
Bahnhofstrasseの終わりにあった小さな商店街
Bahnhofstrasseが町の中心の目貫通りのWiesbadenerstrasse(ヴィースバーテナー通り)
1階が商店で2階以上が住宅という建物が数軒並んでいるところです。
この黄色いラインが面白いと思ったので撮っておきました。 -
不思議な塔と木組みの家のコラボの一角
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町の中心では一番広いLoeherplatz(ルーエ広場)
いまは閑散としていましたが、マーケットが立ちそうな広場でした。
もっとも、Marketplatz(マーケット広場)は別にありました。 -
シティホールのような建物あり
背後は町の教会(Stadtkirche)が一体化して、塔のある建物のように見えました。
ちなみに、町の教会の見学も楽しみにしていたのですが、2014年7月現在、修復中で、中に入れませんでした。 -
ぴかぴかのガラスに向かいの建物が写った出窓のあるシビックセンター
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ステキな煙突のある家
おそらくマルティン・ルター通り。 -
屋根裏部屋の窓の上には角のある動物の骨の飾り
鬼瓦みたいに魔除けでしょうか。 -
煙突の家の隣の赤い木組みのステキな家
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壁に吊された、鍵のついた小さなボックス
これは何かしら。
郵便受けは別にありました。 -
このアングルから眺めると、赤い木組みの上に煙突があるように見える@
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教会の目の前のステキな木組みの家は、カフェらしい
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お店の人が外のテーブルを準備中
実はこの建物は、観光案内所で紹介されていた歴史的な木組みの家の1つでした。
通称Deutsches Haus(ドイツの家)というらしいです。 -
Deutsches Hausの2階から3階の一番美しい部分のファサード
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ドイツ料理店と白鳥の絵のゲストハウスの看板の見える一角
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ドイツ料理店兼ゲストハウスはZum Schwanenと呼ばれるステキな建物
Schwanは白鳥という意味なので、Zum Schwanenは、白鳥のところ、あるいは白鳥の家、という意味ではないかと思います。 -
「いらっしゃいませ!」
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Zum SchwanenのあるObergasse(上通り)
10-22mmの超広角ズームレンズのおかげで、通りに面した両側がフレーミングできました。
ドイツ人のおばさま観光ツアーが見学中でした。 -
Obergasse2番の家も歴史的な木組みの家
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Zum Schwanenと人のいない瞬間が狙えたObergarsse
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Obserbasseからアドルフ王広場の市庁舎を見たところ
Obergasseの両側の建物で、いわゆる額縁構図にしてみました。 -
Koenig-Adolf Platz(アドルフ王広場)の城への門塔(右)と市庁舎(左)
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アドルフ王広場は歴史的な木組みの家の宝庫
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イトシュタインで一番華やかといってよい一角
アドルフ広場です。
1番左の建物が、通称Killingerhaus。キリンガーさんの家という意味かな。
現在は観光案内所兼ミュージーアムとして使われていますが、月曜日なのでお休みでした。 -
出窓も美しいKillngerhausの建物とその隣の家
観光案内所の公式サイトによると、Killingerhauseの2階と3階がミュージーアムで、2階はイトシュタインの歴史展示、3階は19世紀の市民や農民の生活用品などが展示された民俗学的展示のようでした。 -
アドルフ王広場に面したオレンジの市庁舎と門塔のある一角
向かって左手の建物にも注目! -
ブルーのSchiefes Haus(傾いた家)とその隣の木組みの家
向かって右の家は、確かに傾いていました。 -
麗しきKillingerhauseに再び迫る
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非常に凝った出窓の壁の装飾
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緑の体の海獣(?)の浮彫のあるファサードと風見鶏
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美しい出窓からアンティークな看板まで、木組みの家を背景に
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観光案内所兼ミュージーアムの看板とアンペルマン(旧東独圏の歩行者信号デザイン)の看板
観光案内所やミュージーアムが月曜日で休みなのは分かった上でやって来ました。
当初はケーニヒシュタインとはしごするつもりだったので、1箇所の町歩きをそんなにゆっくりやれないだろうからいいと思ったのです。 -
ドイツの郵便ポストは青い
ちなみにロシアは黄色。 -
ロマンチックな古城のような門塔
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門塔の前からアドルフ王広場を眺める・その1
観光案内所であるKillingerhauseと向かい合った方角です。
Himmelsgasse(天国通り)が見えています。 -
門塔の前からアドルフ王広場を眺める・その2
あちらの方にも歴史的な木組みの家が並ぶ歩行者天国があるので、あとで回ります。 -
門塔の前からアドルフ王広場を眺める・その3
広場にあった妙なオブジェクトと共に。
一時的にあったもので、この日の夕方に撤収されました。 -
カフェやレストランのあるアドルフ王広場
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城の見張り塔がにょきっと顔を出す
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学校帰りで帰宅する前に友だちとひととき過ごす学生たちのいる風景
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これもアドルフ王広場に面した木組みの家
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アドルフ王広場にて、立ち上がった獅子の像
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Killingerhausと両脇の建物を少しアングルを変えてフレーミング
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1497年の門塔
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門塔を背にして、しましまポールの街灯とアドルフ王広場の木組みの家
向かって右の家は、もちろん、現在、観光案内所兼ミュージーアムのKilllingerhausです。 -
門塔前から眺めたアドルフ王広場と町の教会の塔
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門塔をくぐった内側からの眺め
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現在はホテルとなっていた、かつての城の一部
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レンガの石壁の風情のある扉の周辺
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可愛らしいしましま模様の扉と古めかしいガラスが入ったアーチ型の窓
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街灯と門塔の時代の違う建築物のコラボレーション
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ぎざぎざ縞模様の雨戸が可愛い窓
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城の建物の塔と城の見張り塔の競演
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石造りの古めかしい見張り塔
中は見学できますが、本日は月曜日なのでお休みです。
開館時間は、火〜金は8時から17時まで、12時から14時は昼休み。
土曜日は、11時から16時。
日曜日と祝日は、8時から18時までで、12時から14時は昼休み。
鍵は観光案内所で借り、上記の開館時間に常時開いているわけではないので、おそらくこの開館時間は観光案内所の開館時間と同じでしょう。 -
かつて城の一部だった建物の美しい木組みの壁にほれぼれ
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見張り塔の入口側
あいにくここからの見晴らしを眺めることはできませんでしたが、実はとある勘違いから、町が眺望できるところへ行きました。
その詳細はイトシュタイン後編の旅行記「2014年ドイツ旅行〜12年ぶりの再訪〜【第12日目:イトシュタイン日帰り&フランクフルト】(2)木組みの家があふれるイトシュタインの街中を散策〜残念!Tiergartenは動物園ではなかった!」にて。
http://4travel.jp/travelogue/11025832 -
城の向かいの建物も美しい木組みの家
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現在はギムナジウム(いわば中高等学校)となっていた城(レジデンツ)
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ゲートをくぐって城に迫る
実はこの段階では、この城が現在ギムナジウムとして使われていることは知りませんでした。 -
城のゲートの内側から
現在残る城は、近世以降に建て直された、かつての領主の住居としての城(レジデンツ)でしたが、この門といい、見張り塔といい、中世の城のおもかげが随所に残っています。 -
中庭へ通じる美しい入口
こういう入口が残っている教会や城を見たことがあります。
建て直すに当たって、古い部分も活かしたというかんじです。 -
授業中で静かだった城の中庭
このあとでここがギムナジウムだと気付きました。
不審者としてみとがめられなくてよかったです(苦笑)。 -
城をあとにしたら
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可愛らしい庭園を見つけた@
ラベンダーが薫り高く生い茂る、整形された、いわばフランス式庭園でした。 -
17世紀(1646年)に当時の領主ヨハネス泊が南北アメリカから珍しい植物を取り寄せて造園させたていう城の庭園
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庭園を覗く城の建物
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庭園から城も見える
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庭園のバラ園と城
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ツタに半ば埋もれた、庭園の石垣
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門塔から見たアドルフ王広場
戻って来ました。
今度は街中の木組みの家めぐりですが、それはイトシュタイン後編の旅行記にて。 -
アドルフ王広場を超広角レンズで広くとらえる
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観光案内所兼ミュージーアムとなっているKillngerrhausとその周辺を超広角レンズで広くとらえる
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Killngerhausの美しいファサードを再び愛でる
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隣接する家の人面まじりの角の装飾
この装飾は、ラファエロが復興させたという、動植物が使われた文様、すなわちグロテスク文様の系統でしょう。 -
さきほど見かけた観光客の一行がお茶していた一角
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ふんばる獅子像と木組みの家・その1
獅子像は右前足に旗でも持っていたかもしれません。 -
整然と並ぶ窓が、これまた美しい
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不思議なオブジェと、それを夕方に撤収したトラック
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Killngerhausを左端に、3軒の木組みの家をフレーミング
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ふんばる獅子像と木組みの家・その2
獅子像の下は人工の噴水泉となっていました。 -
Zur Peifと呼ばれる歴史的な木組みの家
これもアドルフ王広場に面した家です。 -
中世の香りが残る門塔と石橋
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楽しい看板代わりのオブジェがある木組みの家
アドルフ王広場4番の家です。 -
Zur Peifと呼ばれる家の装飾を、Himmelsgasse側から眺める
このあとHimmelsgasseを進み、歩行者天国となった木組みの家ぞろぞろ通りめぐりをしました。
イトシュタイン後編「2014年ドイツ旅行〜12年ぶりの再訪〜【第12日目:イトシュタイン日帰り&フランクフルト】(2)木組みの家があふれるイトシュタインの街中を散策〜残念!Tiergartenは動物園ではなかった!」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/11025832
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