2015/05/23 - 2015/06/06
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さいたまさん
タイの鉄道が変わろうとしています。
高速鉄道の建設計画と在来線の複線化が、承認されました。
高速鉄道は、1.435mの標準軌、在来線の複線化は、1.000mのメートル軌で建設するため、それぞれレール幅が違います。
将来的には、総延長4,000kmのタイの鉄道を、中国と同じ1.435mの標準軌に、統一しようとしている感じがします。
マレー半島や他のインドシナ半島の国々のメートル軌の鉄道とは、連接されないということになります。
タイ最大の貿易港のあるレムチャバン駅からチャチューンサオ駅までは、複線化されていて、コンテナ輸送能力が増大しています。
メートル軌です。
加えて、チャチューサオ駅からファマーク駅までは、3線化されています。
いずれも、メートル軌です。
今回、軍事政権が承認した複線化計画は、メートル軌ですが、将来は、すべて標準軌に、建設し直すということになります。
理解できない面があります。
写真は、チャチューンサオ駅とその周辺の線路の状況を撮ったものです。
3線化されている部分に、北側に伸びる複線の支線が合流していますので、部分的な5線化されています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
タイ軍事政権の推進する鉄道建設計画です。
2本の高速鉄道の建設と6区間における在来線の複線化工事からなっています。
赤線で示してあるのが、高速鉄道の建設計画で、いずれもラオスを経由して、中国に連接されます。
先般、中国とノンカイからマプタプットの間の建設協定が締結されました。
地図で、Bと表示された経路です。
1.435mの標準軌だそうです。 -
同時に承認された在来線の複線化計画に含まれている6区間は、地図の青線に示された区間です。
軍事政権の計画区間を、地図に青線で追記しました。
標準軌の高速鉄道区間とメートル軌の複線区間が重複して工事される区間が存在することになります。
しかも、メートル軌の複線区間は、将来、標準軌に建設し直すことになる運命なのです。 -
1897年、タイの鉄道が建設されて以来、北部の区間は標準軌で、南部の区間はメートル軌で別個に建設が進められました。
地図では、青線が標準軌、赤線がメートル軌で記載してあります。
積載貨物の積み直し、車両のやりくり及び車両整備等の非効率性から、1922年に、メートル軌に統一することが決定されました。
その後、標準軌の区間のレールをメートル軌に交換するだけでも、約10年の歳月を要したのです。
将来を見越した長期間の計画が無いと、無駄な時間と経費が浪費されます。 -
タイの最大の貿易港であるレムチャバン港には、東本線が延長され、かつ複線化されています。
複線化されている区間は、赤線に黒線1本を付記しています。
3線化区間は、赤線に黒線2本を付記してあります。
複線化、3線化された区間以外は、すべて単線区間です。
また、すべてメートル軌です。
今回、軍事政権が発表した計画では、チャチューンサオ駅を経由して、マプタプットまで、高速鉄道を建設するとのことです。
マプタプット工業団地がありますので、貨物主体かも知れません。
旅客路線になるのか貨物路線になるのか予想がつきません。
多分、高速鉄道ですので、旅客主体かも知れませんが、自動車輸送が90%前後である現状から、人口の寡少なマプタプットに旅客ニーズがあるのか疑問です。 -
左の図は、自動車輸送が、タイ全体の輸送の90%を占めていることを示しています。
鉄道輸送は、減少傾向にあり、3〜4%にとどまっています。
右の図は、自動車保有台数が飛躍的に増大していることを表しています。
道路の距離は、伸びていません。 -
左の図では、減少傾向にある鉄道輸送のうち、旅客輸送が減少しているのに、貨物輸送が伸びています。
右の図は、貨物輸送分野において、各輸送品目の輸送量が減少している中、コンテナ輸送が急増しており、セメントもやや伸びています。
従来の主役であった米の鉄道輸送は、自動車に替わり、鉄道輸送は、ほぼ0となっています。 -
レムチャバン線における列車運行状況を示した図です。
旅客輸送のための列車運行が1日1本なのに、コンテナ輸送のための列車運行は、1日14本となっています。
サッタヒープ線の鉄道輸送の主役は、コンテナ輸送になりました。
しかしながら、鉄道のコンテナ輸送は、全体の30%にしかなりません。 -
コンテナ輸送の拠点は、スワンナプーム空港の北側にあるラッカバン内陸コンテナー基地です。
ここからは、マレー半島へのコンテナー鉄道輸送も行われています。 -
バンコクからの東本線の旅客列車の下りの時刻表です。
チャチューンサオ駅から南に運行されている旅客列車は、1日上下各1本のみです。
時刻表通りに列車が運行されることはまずないそうです。
殆どの住民は、自動車で移動します。
バス、ミニバス、自家用車等の利用が殆どです。 -
上りの時刻表です。
1日1本の運行です。 -
道路交通網の整備により自動車輸送が急激に増大している中、鉄道による貨物輸送が、経済成長に伴い増加しています。
反面、旅客輸送は、減少の一途を辿っています。
写真は、東本線の3線化区間の様子です。 -
同じく3線化区間の様子です。
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シーラチャー駅以南の線路の状況です。
メートル軌です。
保線の状況は、良いとは言えませんが、1日1本の運行ならば、問題ないのでしょう。 -
線路は、南へと続きます。
住民に、線路や駅の場所を訪ねても、殆ど知りませんでした。
日常生活と無縁のもののようです。 -
レムチャバン駅までは、複線化区間です。
石油の輸送も、複線化された区間の輸送力の増大による恩恵を受けています。 -
レムチャバン駅から港までの間は、単線になっていました。
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単線区間におけるポイント切り替え部分です。
人力による切り替えです。 -
同じくポイントの切り替え部分です。
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踏切の様子です。
列車の運行による通行の遮断などは、考慮されていない感じです。
列車の接近の警報は、されるようです。 -
踏切の様子です。
遮断機はあるようです。 -
踏切の様子です。
遮断機は設置されています。 -
踏切の様子です。
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