2016GWウズベキスタン一人旅　1日目＊タシュケントへ移動＊

2016/04/29 - 2016/04/29

数年前、たまたまヒヴァのカルタ・ミナルの写真を見て一目ぼれ。
昔から歴史好きで、シルクロードの街にもいつか行ってみたいと思っていたので、カルタ・ミナルの存在を知ってからずっと行きたい国リストの上位にあったウズベキスタン。
でも、福岡から行くには、ほぼソウル乗り継ぎの一択。
個人的に中韓の航空会社はできるだけ使いたくないので(何かあった時の対応が何となく不安なため)、ほかにいいルートがないか時々探していました。
しかし昨今のイスラム情勢を鑑みるに、いつ何が起きるかわからない。
何の気なしにGWの航空券調べてみたら、思いのほか安い。
避け続けてきた大韓航空だけど、このチャンスを逃すとまたしばらく行けそうにないので、思い切っていくことにしました。
久しぶりの一人旅は中央アジアデビューです。


イスラム建築の美しさ。
人懐っこくて優しい人々。
いたるところで目にする鮮やかな青。

元々はカルタ・ミナル見たさで計画したこの旅でしたが、実際行ってみてすっかり魅了されました。
どうやら私はウズベキスタンという国に恋をしてしまったようです。
どうかいつまでも今のウズベキスタンの良さを失わないでいてほしいと思います。
そしていつかまた必ず訪れたいです。


【スケジュール】
4/29　福岡からソウル・仁川経由でタシュケントへ移動（タシュケント泊）★
4/30　早朝の飛行機でウルゲンチへ飛び、ヒヴァへ（ヒヴァ泊）
5/1　 午前中はヒヴァ観光、午後はサマルカンドへ向かう夜行列車に乗車（夜行列車泊）
5/2　 早朝サマルカンド到着、サマルカンド観光（サマルカンド泊）
5/3　 午前中サマルカンド観光、午後の特急でタシュケントへ移動し、夜の飛行機で帰国（機内泊）
5/4　 ソウル・仁川到着、午後福岡へ


飛行機、宿予約等の事前準備についてはこちら。
http://4travel.jp/travelogue/11099324

エリア タシケント(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: ウズベキスタン航空 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回も旅の始まりは福岡空港から。

Webチェックインしておいたので、さっと荷物を預けてラウンジでのんびり。
私がラウンジについたころはまだ空いていましたが、さすがGW、しばらくすると相席も出てきました。

いつも長距離線では通路側にするのだけど、今回はおそらくかつてのシルクロードの上空を飛ぶのではないかと踏んで窓際にしました。

KALラウンジ (福岡空港国際線) グルメ・レストラン

仁川までお世話になる機材。

福岡空港 空港

仁川に到着するのが昼前の予定だったのでランチは仁川のラウンジで食べようと思い、機内食はフルーツプレートをお願いしておきました。

搭乗するとCAさんが私の名前とミール名の書かれたシールを見せてきて「スペシャルミール予約してますね？」と確認しにきました。
カンボジア行ったときに利用した中国東方航空とは大違いで安心できますね（笑）
しょっぱなから、私の韓国系キャリアはなんとなく不安という偏見が薄らぎました。

ちなみに、通常食は、隣のおっちゃんのをチラ見したところおにぎり1個とスナックというなかなかシンプルなメニューだったようです。

無事仁川に到着。

仁川では3時間半ほど時間があるのでラウンジでランチ。
最初に見つかったスカイハブラウンジに入りました。
食事はそこそこ種類もあり、味もいいです。

仁川にはプライオリティパスで利用できるラウンジが複数あるためハシゴしようかと思いましたが、このラウンジが思いのほか快適だったため、時間まで過ごすことにしました。

仁川国際空港 (ICN) 空港

ソフトクリームもありましたが、「爽」みたいなあっさりシャリシャリした感じの食感でした。

仁川国際空港 (ICN) 空港

いよいよ搭乗時間が近づいてきました。
ゲートに向かうと、日本人もかなりいました。

事前に現地のツアー会社に夜行列車と空港→宿への送迎をお願いしたときに、同じホテルの送迎があと3人いると聞いていたので、GWだし日本人多いんだろうなぁとちょっとドキドキしてましたが、やはりそれなりにいました。
でも、去年のSWにアンコールワット行ったときほどではなかったかな。

仁川国際空港 (ICN) 空港

搭乗してドアも閉まり、離陸の時を待っていたのですが、通路を挟んだ席に座ってた女の子が離陸直前までずーっと電話していました。
足元に置いた袋から何かを取り出してはそれを見ながら話し、いったんまた袋に戻したかと思うとまた取り出して…と延々話してました。
何話してたんだろ？
そして、私の感覚だとドアが閉まったら通信機器は機内モードにしなくてはと思うのですが、あまり関係ないのかな。
CAさんも何も言ってなかったし…。
まあ、その子の隣の男性は迷惑そうにチラチラ見てましたが（笑

離陸してすぐスナックが配られました。

お隣はウズベキスタン人？ロシア人？の女の子。
20代くらいと思うけど、パーソナルモニターの調子が悪いらしくてややご機嫌斜めでした（笑）

彼女は私に「外の景色撮って！」とスマホを渡してきました。
その時初めて顔見たけど、超かわいかった。

機内食はチキンライスかビーフ＆ポテト。
ご飯が食べたかったのでチキンライスにしました。
大韓航空だしビビンバ出てくるかとちょっと期待しましたが出てきませんでした。
残念。
でもこのチキンライス、少しピリ辛でとってもおいしかったです！

10年近く前、ヨーロッパからの帰りがソウル乗り継ぎで機材が大韓航空だったことがあり(KLMのコードシェア)、その際の機内食がびっくりするほどマズかったのでそのイメージがあったのだけど、ここでもまた大韓航空へのマイナスイメージが払拭されました。

この時、確か北京上空あたりでしたが、数分ものすごく揺れて機内食のサービスが一時中断になりました。
水がめちゃくちゃこぼれました。

隣の女の子はかなり怖かったようで、座席のひじ置きをガシっとつかんだまま微動だにしてませんでした。

そして右手に雪の積もった山が見えてきました。

これはもしかして天山山脈では…！

今回、タクラマカン砂漠と天山山脈を見たくて右側の窓際座席を予約しましたが、まさかタクラマカン砂漠と天山山脈の境を飛ぶとは…。
左側に座ってたらタクラマカン砂漠見えたのかなー。

タクラマカン砂漠が見られず残念でしたが、今自分が子供のころから憧れ続けたシルクロードの上空あたりにいるのかと思うと感慨深いものがありました。

到着の少し前に軽食が配られました。

ピザかチョコパイかおにぎり。
ピザのいい匂いがしていて完全のピザの気分だったので、ピザを選択。

無事、タシュケントのユジュニ空港に到着しました。
※ウズベキスタンでは空港や駅では写真撮ったら怒られるとのことだったので、写真はいきなり宿の写真です。

いろんな方の旅日記を見ていると、入国などにすごく時間がかかるとのことでしたが、まず入国審査自体は10分程度で通過できました。
問題は荷物。
荷物がホントになかなか出てこなくて、しかも荷物のせてるコンベアーも時々止まるしで、結局荷物をピックできたのが入国審査して30分後でした。
疲れた…。

送迎のバンには、私以外の方がすでに乗っていらっしゃいました。
お待たせして申し訳ない…。

送迎の運転手さんから依頼していた夜行列車のチケットを受け取り、両替も50ドル分してもらいました。
レートは1ドル＝5800スム。
他の闇両替と比べると若干レートは悪かったですが、翌朝すぐ飛行機に乗る必要もあって、全く現地通貨を持たずにいるのも不安だったため助かりました。
結局、この日両替したもので3日目くらいまで持ちました。

送迎が一緒だったり宿のチェックインが一緒になった他の日本人の方と少しお話しましたが、みなさん一人旅。
そのうち一人の方は先月ポルトガルに行かれたそうで、やはりウズベキスタンを旅先に選ぶだけあって好みが似るのかもしれません。
そして送迎が一緒だったお三方とは、それぞれ別の場所でこの後再会することになります。

チェックイン待ちの間、ロシア系のカップルがプリプリ怒ってフロントにやってきて何かを訴えていたため少し時間がかかりましたが、何とか無事チェックイン完了。

宿はとても綺麗で快適でした。
共用シャワー室も男女で分かれているようなのでなんとなく安心。
ドライヤーもあります。

なお、この日の宿泊客はほとんど日本人だったようです。

タシュケント国際空港 (TAS) 空港

宿のいたるところにデコレーションがされてあって、私の部屋はアラジンでした。
かわいい。

部屋は個室のツインにしました。

DRIMIN by sunrise caravan - Family boutique guesthouse and hostel ホテル

個室は2階で、ドミは1階のようです。

送迎が一緒になった方の一人は、タシュケントはほぼ観光時間がないからこれから地下鉄乗りに行ってくる！とおっしゃってました。
元気だ〜。

私は翌朝早い飛行機を予約していたので、シャワー浴びてさっさと寝ました。

DRIMIN by sunrise caravan - Family boutique guesthouse and hostel ホテル

ウスベクあるあるの札束。

50ドル＝290,000スム。
100,000スム分を1,000スム札でくれました。

以前は1,000スム札が最高額の紙幣だったために大変な札束になったようですが、現在は5,000スム札が流通しているので以前ほどの札束にはなりません。
ただ、1,000スム札は何かと使い勝手がいいので、1,000スム札を多めにくれて助かりました。

DRIMIN by sunrise caravan - Family boutique guesthouse and hostel ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• K子さん 2016/06/16 04:22:46

  こんにちは〜

  掲示板へコメント、ありがとうございます！
  真魚子さんも旅行記書かれてるのかな〜とのぞきにきましたら、そうとは気付かず既に拝見している旅行記でした。今計画を立てているところなので参考にしています。
  
  ここに行きたい！これを見たい！と言う動機があると、旅行のモチベーションが俄然違ってきますよね。
  年に１回くらいはそれありきの旅をしたいなあと思っているのですが、日程の都合上、なかなか難しいです。

  真魚子さん からの返信 2016/06/16 23:54:59

  RE: こんにちは〜

  こんにちは！
  こちらこそフォローありがとうございました！
  
  ここを見たい！という動機からの旅行ってやっぱりいいですね。
  海外旅行熱が再燃した2年前から、ほぼ毎回物価が安いとか日本人少なそうとか日程的な問題とかいう理由で旅先を選んでいたので（それはそれで楽しいのですが）、長年の憧れが目の前に！！！という感動を久しぶりに？むしろ初めて？味わいました。
  そして今回のウズベキスタンで、子供のころから憧れていたシルクロードへの熱量が上がってしまい、ウイグルに行きたいなぁーと思う今日この頃です。
  治安的な問題もあり、なかなか実現は難しそうですが、しばらく妄想するネタができました（笑
  
  今後ともどうぞよろしくお願いします☆