7度目のベトナム　6日目＜ダラット1＞

2015/04/30 - 2015/05/10

海のムイネーから高原のダラットへ

ダラットに行くと決めた時点でダラットのことは、ソフィテルダラットとダラットワイン以外は何も知らなかった。

ソフィテルダラットは意外に泊まれる価格帯だった。
重厚で格式ある。古いだけでサービスの質が低い。クチコミは賛否両論だった。

次に注目したのがアナマンダラ。
こちらはソフィテルより更に安い。
森の中のヴィラに憧れたが、街から少し離れている。

いちいちタクシーに乗るのは面倒なので街中のホテルを探したらゴックランに行きついた。
部屋からスアフーン湖が望め、市場やナイトマーケットがすぐ近く。

ホテルが決まったら後はレストランとショップ。
レストランはロンホアの評判が高い。
ショッピングは市場とラングファームくらいしかない。

ダラットは野菜が美味しい。
新婚旅行のメッカ。
夜になると長袖の上着がないと寒い。

エリア ダラット(ベトナム)

≪ドライブイン≫

出発から1時間30分経過

いかにも峠の茶屋といったロケーション。
バスが停めれてトイレがあるのはここしかないのだろう、小型のバスが数台停まっていた。

トイレ休憩だが、肝心のトイレが酷い。
マダムはとりあえず並んだが、自分の番になって断念したもよう。

≪ドライブイン≫

同じバスの白人グループがフルーツを買っていた。
カットして皿に盛ってくれていたが、包丁と皿をちゃんと洗っているのか怪しかった。

○峠

さっきのドライブインを出て30分ぐらい走ったらバスが停まった。
ビューポイントなので、車から降りて写真を撮れってことのようだ。

○峠

アメリカ映画でベトナムはジャングルとイメージされているが、この辺りの風景は日本と全く変わらない。

▽シンツーリスト・ダラットオフィス

4時半頃にダラットに到着
思ったより早かった。

シンツーリスト前にはタクシーが数台待機していたが、皆さんこの辺りのホテルのようでタクシーに乗ったのは我が家だけだった。

☆Ngoc Lan

Ｒがチェックインしている間、マダムは古くさくて時代がかったロビーにガッカリしていたそうだ。

TTC ホテル ゴック ラン ホテル

☆Ngoc Lan＜311号室＞

ところが部屋に入ってびっくり。
部屋は広くてそこそこ高級感がある。

☆Ngoc Lan＜311号室＞

窓を開けるとスアフーン湖が見える。
せっかくだからレイクビューで予約していた。

☆Ngoc Lan＜311号室＞

ボンセン、サイゴン・ムイネと安いホテルが続いたので調度品も豪華に感じる。

☆Ngoc Lan＜311号室＞

水周りも何の問題もない。

☆Ngoc Lan

明日は市内ツアーに行く予定だが、ホテル送迎付きのツアーを探している。
泊まっているホテルから19万ドンで買った人がいたので、ホテル出発のツアーがないかツアーデスクに訊いてみた。
ホテルカーを貸し切るタイプしかなく、ベラボーに高い。
こういう時はミニホテルの方が融通が利くようだ。

▽シンツーリスト・ダラットオフィス：シティツアー 270,000Ｄ×２名

仕方がないのでタクシーでシンツーリストまで行ってツアーを予約した。
シンツーリスト前出発、シンツーリスト前解散で27万ドン。
19万ドンはどこのツアーなんだろうか？

こんなことなら、さっきバスが着いた時に買っておくべきだった。
タクシー代は2万ドンなので気にならないが、時間はもったいない。

○ブイ・ティ・スアン通り

シンツーリストからダラット市場まで散策しようと思ったら迷子になってしまった。
地図をホテルに忘れてきたが、シンツーリストからホテルまで乗ったタクシーの道程をなぞればいいと甘く考えていた。

歩いても歩いても見覚えがない風景ばかり。
小雨が降ってくるし、だんだん暗くなってきた。

○ブイ・ティ・スアン通り

10分以上歩いたが埒が明かない。
ちょうど親切そうなオジサンがいたので、市場の方向を訪ねてみた。
見当違いの場所に来たことがわかった。
とりあえずＵターンしてシンツーリストまで帰ることにした。

シンツーリストに戻ってきてやっと気がついた。
さっき乗ったタクシーはシンツーリストの前を左に走ってすぐの角を右に曲がった。180度間違っていた。

≪ダラット市場≫

リスタートから10分も歩かない内にダラット市場に到着

一度ホテルに帰って地図を持ってこないとレストランには行けないと思っていたが、ここまで来たら２月３日通りのロンホアまで行けそうな気がしてきた。

6日目　５月５日（火）　夜

【Long Hoa ロンホア】

途中2度ほど人に訊いて何とかロンホアに到着した。
ところが、店内は満席。
予約するべきだったのかと一瞬悔やんだが、奥の方から手招きしてくれている。

テーブルから日本語が聞こえてきた。久しぶりに日本語を聞いた気がする。

ロンホア 地元の料理

【ロンホア】

奥に客のいない部屋があってそこを解放してくれたようだ。
日本人とわかったようで日本語メニューを持ってきてくれた。

【ロンホア：Larue 20,000Ｄ×２本、Ginger tea 15,000Ｄ】

333は置いてなくラルービールにした。
ラルーはダナンのビールでホイアンで何度か飲んだことがある。
生姜茶は普通の味だったらしい。

【ロンホア】

マネージャーは日本語が少しできる上に愛想がとてもいい。
日本語メニューを持ってきたぐらいだから日本人とわかっていたようだが、東京からと知ったらとても驚いていた。
ダラットに来る日本人はホーチミンやハノイ在住者だと思っていたようだ。

【ロンホア：Bo La lot [牛肉の包み焼き] 140,000Ｄ】

ボーラーロットはテンプルクラブで何度かオーダーしたことがあるお気に入りメニュー。
一口サイズで食べやすいが、2人には量が多すぎ。

【ロンホア：Hot Pot 220,000Ｄ】

メニューの最初にある特製メニューから選ぶといいとのクチコミがあったので、そのとおりにした。
日本の鍋と似ているがどこかが違う。似て非なるもの。
さすがに野菜が美味しい。
タレは黒酢とヌクマム

【ロンホア：Noodle 30,000Ｄ】

ガスコンロではなく中央に炭が入っている。
保温程度の火力しかないので、麺は最初から入れておいた。
もっとも、こちらではどうするのが主流なのかは知らない。

【ロンホア：yogurt 10,000Ｄ×2】

ヨーグルトが有名らしいので注文してみた。
濃厚で懐かしい味がした。
キムタインより美味しいかも。

【ロンホア：合計 465,000Ｄ】

８時半、いつの間にか客がいなくなっていた。

この時点では、安くて美味しい店だと思った。
評判が高いのも肯けると納得していたが、翌日行ったレストランが驚く程安かった。

安くて美味しい店ではなく、日本語の通じるオシャレなレストランに訂正。

≪Lien Hoa リエンホア≫

リエンホアはロンホアの目の前にあった。
パンやケーキが美味しいと評判が高い。
ワンタン麺も美味しいらしい。

リエン ホア 地元の料理

≪リエンホア：チョコレートケーキ 35,000Ｄ、水 10,000Ｄ≫

パンやケーキがいっぱいあってどれも嘘のように安い。
ジモティで大繁盛している。

安すぎて失敗しそうだったので比較的高めのチョコレートケーキを買ってみた。

○ダラット市場へ降りる階段

地図ではわからなかったがダラットは坂だらけ。
疲れていたのでナイトマーケットは明日にして、今夜はラングファームだけにしておく。

≪L'ANG FARM ラングファーム≫

ラングファームはダラット市場へ降りる階段の途中の右手。
確かにそのとおりの場所にあったが、ラングファームは市場周辺だけでも５店舗ある。
最終的には全部回ったが、置いてあるものは変わらなかった。

ラング ファーム 専門店

≪ラングファーム≫

さすがにホーチミンのユニオンスクエアにあった店とは品揃えが違う。
お目当てはアーティチョーク茶、ゼリー、ジャム、濃縮ジュース、ドライフルーツ、野菜チップあたり。
荷物になるのでユニオンスクエアの店で売っていたものはホーチミンで買えばいい。

≪ラングファーム：野菜チップ 59,000Ｄ、ゼリー 14,000Ｄ≫

味見して美味しかったら最終日に大量に買おうってことにした。

ゼリーはグミのような食感でそこそこいける。ベトナムにしては甘すぎず果物本来の味がほのかにしてくる。

野菜チップは味見するのをすっかり忘れていた。
市場に行くとこれの倍ぐらい入った袋が２万〜３万ドンぐらいで売っていたが、さすがにそれを買う勇気はなかった。

☆Ngoc Lan＜311号室＞

クチコミどおりクローゼットにはヒーターが置いてあった。
さすがに使わなかったが、冬はヒーターがいるのだろう。

Alaskaというメーカーの可動式クーラーのようなものが部屋の隅においてあった。
これも滞在中使うことはなかった。
部屋には空調がなかったが、暑くもなく寒くもなく快適だった。

TTC ホテル ゴック ラン ホテル

☆Ngoc Lan＜311号室＞

さすがにホーチミンのケーキ屋には負けているが、そこそこいける。
35,000ドンなので、文句を言ったら罰が当たる。

☆Ngoc Lan＜311号室＞

マダムがスパの案内書でフットマッサージ30分 13万ドンを発見
ホテルスパで13ドンは安い。

★☆Ngoc Lan＜First Lady＞

エレベーターは地下につながっていない。
フロントで訊くと階段を下りて右に曲がって左に曲がって、・・・・。
ややこしいが、何とか辿り着いた。
翌日わかったが、一端ホテルを玄関から出て右に行けば簡単だった。

★First Lady：フットマッサージ 30分 130,000Ｄ×２人

思っていたより数段立派な内装に驚いた。
足を洗うのも足湯のような設え。

★First Lady

マッサージは欧米人夫婦と一緒だったが、肝心のマッサージは酷かった。
Ｒの担当のベテランは普通だったが、マダムの担当になった若い子はお喋りに夢中で隣で見ていても力が入っていないのが十分わかった。
マダムに言わせると欧米人の妻担当も動いているのは口ばっかりだったらしい。

★First Lady

そもそもマッサージ嬢の制服が超ミニなので、マッサージするのにバスタオルを腰に巻かないてできない。
何のためのミニスカートなんだ。パンツスタイルでいいだろう。

おまけに帰る途中の廊下に若い方がどこからか現れてチップを要求してくる始末。
開いた口が塞がらないとはこのことだ。

☆Ngoc Lan＜311号室＞

シャワーの水量も問題ない。
夜遅くまで交通量が多くて煩いとのクチコミがあったが、全く気にならなかった。


●7度目のベトナム　7日目＜ダラット2＞
　https://4travel.jp/travelogue/11021220