2015/05/23 - 2015/05/23
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京妓さん
紫式部 「源氏物語」 の主人公・光源氏の実在モデルと言われるのが、
源融 (みなもとのとおる)。
その源融が造った広大な邸宅 「六条河原院」 の跡地。
〔第14首/河原左大臣 (源融)〕
みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆえに
乱れそめにし われならなくに
〔第47首/恵慶法師〕
やへむぐら しげれる宿の さびしきに
人こそ見えね 秋は来にけり
- 交通手段
- タクシー JALグループ 私鉄 徒歩
-
源融が造った広大な邸宅 「六条の河原院」 の跡地。
陸奥の塩釜を模して作った池は、今も渉成園 (枳殻邸)として残っています。
詳しくはこちら↓
【百人一首歌枕巡り】 源融の邸宅跡1 〜渉成園 (枳殻邸)〜
http://4travel.jp/travelogue/10650258 -
実際に京都の町を歩いてみると、河原院跡地と枳殻邸の距離感がわかり、
いかに広大な邸宅だったかが実感できます。セレブ男子の成せる業! -
木の後ろの建物内にある小さな祠
-
実は百人一首で河原院に深く関係しているのは、源融ではなく恵慶法師の歌。
源融が活躍した時代から約100年後、
すっかりさびれてしまった六条河原院にて詠まれたのがコレ↓
〔第47首/恵慶法師〕
八重むぐら しげれる宿の さびしきに
人こそ見えね 秋は来にけり
むぐら(雑草)が八重(幾重)に生い茂った寂しき屋敷。
それが、源融の死後約100年の六条河原院の姿。
栄華を極めた屋敷に、もはや人は誰も寄りつかないけど、
秋は変わらず巡って来るという、世の無常を詠んだ歌。 -
源融の邸宅跡についてはこちら↓
【百人一首歌枕巡り】 源融の邸宅跡1 〜渉成園 (枳殻邸)〜
http://4travel.jp/travelogue/10650258
【百人一首歌枕巡り】 源融の邸宅跡2 〜宇治平等院鳳凰堂〜
http://4travel.jp/travelogue/10650261
【百人一首歌枕巡り】 源融の邸宅跡3、そして墓所 (清凉寺)
http://4travel.jp/travelogue/10738140
【百人一首歌枕巡り】 源融が思いを馳せた塩釜 〜塩釜神社・おかま神社〜
http://4travel.jp/travelogue/10667478
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