2015/01/22 - 2015/01/27
857位(同エリア10029件中)
クッキーさん
2015年最初の海外旅行は、2回目のイギリスの旅です。
前回は、イギリス周遊だったので今回はロンドンをじっくり旅したいと思います。
WEB限定ツアー ANAザ★バーゲン・ビジネスクラスで行くロンドン6日間
ホテルはル・メリディアン・ピカデリーが観光に便利そうなので選択しました。
今回は個人旅行・フリープランなので気を引き締めて行きたいと思います
(行程)
2015/01/22 国内線で羽田へ、11:40発 NH277便でロンドンへ
2015/01/23 ウェストミンスター寺院、ビッグベン観光、ナショナル・ギャラリー鑑賞
オペラ座の怪人観賞
2015/01/24 ウィンザー、バース、ストーンヘッジ観光
2015/01/25 リーズ城、カンタベリーとドーバー海峡観光
2015/01/26 セントポール大聖堂観光
ロンドン発19:00 NH278便で帰国
2015/01/27 夕方羽田到着、羽田泊
旅行記【4】は、ナショナル・ギャラリーで芸術に触れたいと思います。
芸術や美術に関して、「初心者」ただ見るだけでしかない私達は、オーディオ・ツアーに沿って名品に出会おうと思います。
美術の教科書で見た絵をみては感動する二人ですが・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
-
1月23日の午後です
ロンドン・アイを過ぎてテムズ川沿いを歩きます
整備された歩道で、近くには水族館などもあります
川には航行用のブイが浮かんでいます
川沿いですが、それほどの寒さは感じません -
テムズ川には貨物船も浮かんでいました
橋を渡った先には立派なチャリング・クロス駅の建物が見えています
大きく口を開けた穴の中に列車が吸い込まれていくみたいです -
対岸に宮殿のような建物が見えます
何かの官庁なんでしょうか? -
ハンガーフォード橋の歩道になっている部分は斜張橋みたいです
隣は列車の走る鉄道橋になっていて、チャリングクロス駅に入って行きます -
橋脚の上の部分は煉瓦造りになっており、半円状の棚になった所には鳩が羽を休めていました。鳩にとっては格好の休憩所になっています
-
テムズ川を渡った所、地下鉄エンバンクメント駅の前で地図を確認します
ここからテムズ川を離れて、トラファルガー広場を目指します -
道路脇にはクラシックな電話ボックス、ここでWiFiが使える見たいです
その隣は駐輪場で、多数の自転車が置いてあります
市のレンタサイクルのようです -
暫く歩くと右手に有名店パブ、シャーロック・ホームズがありました
店の前では写真撮影している観光客の姿も見えました
チャンスがあれば一度は入ってみたかった店です -
トラファルガー広場に建つネルソン記念柱が見えてきました
-
記念柱の上部にズームしました
「ネルソン提督」です -
ネルソン記念柱の台座です
4面に提督が活躍した4つの海戦が描かれていて、回りを4頭のライオンが取り囲んでいます -
騎馬像がありますが、誰かな?
-
トラファルガー広場の向こうに、今回の旅で是非訪問したい楽しみな「ナショナル・ギャラリー」が見えてきました
-
広場のヘンリー・ハブロック卿の像
-
ナショナル・ギャラリーはまるで神殿のようです
この建物の中に数々の名画があります!
「ワクワクします!」 -
その前、噴水の横に一風変わった「青い鶏」の像がありました
かなり目立っており、何となく違和感があります
製作者はドイツ人?アーティストのカタリーナ・フリッチュ
この不思議なオブジェ、先日ロンドンへ行った友人の写真には見当たりませんでした?
この、「青い鶏」期間限定展示作品なのかな?それとも不評で取り去られたのか? -
噴水の向こうにはセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会です
白壁に何故か青い時計が? -
噴水の端にはイルカの噴水もあります
「イルカに乗った少年」と言えば「城ミチル」を思い出してしまいます(笑) -
ナショナル・ギャラリーの入口です
この階段も観光スポットになっていて大勢の観光客が集まっています -
こちらは、大道芸人!
「どうやって、浮いているんだ?」
ヨーダと一緒に記念撮影?
いくらチップを払うのかな? -
ギャラリーの階段から広場を見ると、「ネルソン記念柱」の先に小さく今朝見た建物が見えます
建物をズーム!
朝、見てきた「ビック・ベン」が遠くに見えていました -
楽しみなナショナルギャラリー、入館します!
「ナショナル・ギャラリー」は入場無料ですが、館内案内書は1ポンドです -
フロア案内のパンフレットを開きます
パンフレットが年代ごとに、色分けされて作品を見つけやすくなっています!
例えば13-15世紀の絵画を観賞しようと思えば、赤丸で囲っているように、「ブルーの表示」部分を観ます
「13-15世紀の絵画」部屋はRoom51-66になります
今回の私のお目当てもこのブルーの展示場の13-15世紀絵画です! -
そして、こちらの日本語オーディオ・ガイドを8ポンドで借ります
この案内書にある主要品目(80点)を見て回りたいと思います
写真撮影もOKなのが嬉しいです
何を見たのか自分の「脳裏」だけではちょっと≪スゴクですね!≫心配なので写真を撮りながら回りたいと思います
オーディオガイドは、下の写真のように、絵画の写真と展示されている部屋番号が表示され、ガイド番号を入力すると解説が聞けます -
では、絵画を紹介したいと思います
見た順番はちょっと違っていますが、パンフレットに従って「13-15世紀の絵画」から紹介したいと思います
館内案内書にはボッティチェリの絵(Room58)が代表作として書かれていました
これも是非見たい作品です! -
ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ作
聖母子と諸聖人
(Room51)
シエナで活躍したイタリアの画家です
携帯用の祭壇画として作られたもので、閉じると簡単に持ち運べるようになっているそうです
開くと個人の祈祷用にミニチュアの礼拝堂になります
どこでも、お祈りができますね! -
ウィルトン・ディプティック
(Room53)
旧所有者の邸宅ウィルトンハウスにちなんで命名された折りたたみ式祭壇画で作者名、国の名前も判っていません
この祭壇画は通路の真ん中の台上に置かれ、裏面も見ることができるようになっていました
裏面の紋章と白馬も中々のものです -
マザッチオ作
聖母子
(Room53)
マザッチオはルネッサンス初期のイタリア画家です
この絵はピサの教会の礼拝堂の大きな祭壇画の一部で、他の断片の一部は世界中の美術館に散在しています -
ヤン・ファン・エイク作
男性(ターバンの男)の肖像
(Room56)
ヤン・ファン・エイクは初期フランドル派の画家です
この絵は当初の額縁がついた15世紀の肖像画の数少ない現存例の一つだそうです -
ヤン・ファン・エイク作
ジョヴァンニ・アルノルフィーニとその妻の肖像
(Room56)
私のお腹とどちらが大きい?(笑) -
レオナルド・ダヴィンチ作
岩窟の聖母
(Room58)
1492年に着手されたが、一部は未完成で、助手が書き加えた部分もあるようです
この絵を見ると背景や人物像に何となく「モナリザ」との共通点を感じますね -
サンドロ・ボッティチェリ作
ヴィーナスとマルス
(Room58)
案内ガイドに紹介されている作品です -
ピエロ・ディ・コジモ作
ニンフの死を悼むサテュロス
(Room58)
コジモはイタリア・ルネサンス期にフィレンツェで活躍した画家です
この作品も美術の本で見た記憶がありますがどうかな?
「大きな耳」がすごく印象に残っていますがこの絵だったかどうかは定かではありません(笑) -
ここからは、大好きな「ラファエロ」の作品を何点か紹介します
ラファエロ作
聖母子と洗礼者聖ヨハネとバーリの聖ニコラウス
アンシデイの聖母
(Room60) -
ラファエロ作
アレクサンドリアの聖カタリナ
(Room60) -
ラファエロ作
モンドの磔刑図
(Room60) -
ラファエロ作
こんな小さな作品もありました
やはり「ラファエロ」の絵画は素敵! -
ピエロ・デラ・フランチェスカ作
キリストの洗礼
(Room66)
イタリア・ルネサンス期の画家です -
続いて「16世紀の絵画」を紹介します
こちらの絵画は棟を移動してRoon2から14にあります
案内書の赤いマーキングのある部屋になります
「13-15世紀」と「16世紀」またがって、どちらも登場する巨匠もいます
分類がなかなか大変ですね? -
ティツィアーノ作
バッカスとアリアドネ
(Room2)
油彩画の連作の一つとして描かれたもので、他の絵はマドリードのプラド美術館に所蔵されています
プラド美術館、まだ行ったことがありません、今回も初めはスペイン旅行に行く予定でツアーを申し込んでいましたが、帰りのマドリッド、ロンドン間がBAのフライトになりANAのマイルが加算されず、ロンドンの旅が格安だったのでスペインをキャンセルしてこちらに変更してしまいました(苦笑)
いつかは絶対行きたい美術館です! -
ティツィアーノ作
キルトの袖をつけた男性の肖像画
(Room2) -
ハンス・ホルバイン作
ジャン・ド・ダンクトヴィルとジョルジュ・ド・セルヴ(大使たち)
(Room4) -
ティッチアーノ作
アクタイオンの死
(Room6)
晩年の作で、未完成ではないか、と言われています -
ラファエロ作
教皇ユリウス2世
(Room 8)
フランクフルトのシュテーデル美術館にもありますね
背景のグリーンの色が少し違ってるかな? -
ブロンズィーノ作
ヴィーナスとキューピッドのいるアレゴリー
(愛のアレゴニー)
(Room8) -
コレッジオ作
ヴィーナスとメルクリウスとキューピッド
(愛の学校)
(Room8) -
ミケランジェロ
聖母子と聖ヨハネと天使たち マンチェスターの聖母ドゥッチオ
(Room8)
ミケランジェロの若い時の未完成品で、未完成部分があることで彼のデッサン力を見ることができます -
続いて「17世紀の絵画」です
オレンジ色で示した部屋、Room15-37にあります
オランダ絵画が多いですね -
ルーベンス作
サムソンとデリラ
(Room29) -
ルーベンス作
スザンナの肖像
(Room29) -
これもルーベンス作
秋の早朝の景色
(Room29)
巨匠「ルーベンス」の作品を鑑賞しました -
最後に「18-20世紀初期の絵画」の紹介です
緑色で示されたRoom 33-46にあります
館内案内書ではモネの絵画が代表作になっています -
モネ作
ハスの池
(Room43)
水蓮をWater-Lilyという事を初めて知りました -
ジョルジュ・スーラ作
アニエールの水浴
(Room44)
19世紀のフランス画家 -
フィンセントファン・ゴッホ作
ファンゴッホの椅子
(Room45)
「ひまわり」も勿論展示されていましたよ!
ボケボケの写真だったのでカットしました(笑) -
ジョージ・スタッブス作
(Room34)
18世紀のイギリスの画家で馬を沢山描いているそうです
こちらは「跳ね馬」躍動感があります! -
ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル作
モワテシエ夫人
(Room41)
オーディオ・ツアーガイドに沿って約80点の作品の内の幾つかをを見て回りました
写真撮影した全てを紹介すると大変なので、その中でも特に有名な絵画を旅行記にまとめてみました
美術の教科書で見た巨匠の作品が一杯でした!
オーディオガイドを全て聞いていると時間がないので、一部しか聞くことができなかったのが残念です! -
約3時間かけてギャラリーを歩きました
とても素敵な時間を過ごしことが出来ました(感激)
ただ心残りがあります!
ロンドンから戻ってオーディオガイドを見ていて愕然としました
Room25の「フェルメール」を見てない!
大きな宿題が出された感じです・・・リベンジ決定ですね!
外に出ると薄暗がりで、噴水がライトアップされていました
噴水は幻想的に青くライトアップされています
長い時間、絵画を一生懸命見ていたのでさすがに眼が疲れ、カフェに寄りたい気分ですが夜の予定もあるので諦めます(残念)
実は本日はミュージカルを観に行くことになっていて、ここで余り時間を使えません -
ナショナル・ギャラリー自体もライトアップされていました
ここからホテルに一旦戻ります
地図を片手にブラブラ歩きます
以前来た時にはピカデリーサーカスの近くに三越がありましたが、現在は建物の改修工事で閉店していました、ツアーデスクも移設されていました -
ミュージカルを見る予定の建物、ハー・マジェスティーズの前を通り、場所を確認します
-
薄暗くなった中で劇場はライトアップされ、建物も風格がありました
-
入口の上に劇場名が書かれています
-
道路に面した地上階にはミュージカルの写真が飾ってあります
「オペラ座の怪人」
この看板をみるとワクワクしてきますね!
また、後で来ます!
一旦ホテルに戻って部屋のコーヒーで休憩し、入場できる時間に合わせて劇場に向かいます -
こちらがツアーに付いていた観賞チケットになります
現地で係員さんから受け取りました
今回のツアーに付いていたミュージカルチケットなので席はあまり期待できませんが、楽しみです!
入り口は凄い混雑で、土産売りの声も多く、7時まで入場できませんでした
特別席が二階にあり、そちらは早い時間から自由に出入りしていました -
やっと劇場内に入りました
予約席は一階席後方で、舞台に向かって右端のJ1、J2席です
チョット狭く、隣の人が移動する際にはその列全員が移動する必要があります
開演までの間、アイスクリームの売子さんが劇場内を廻っていました
開演間際には満席で賑やかなお喋りが聞こえていました。 -
7:35 待ちに待った「オペラ座の怪人」の開演です。
8:45 第一幕終了、「超素敵!」後半が楽しみです
休憩タイムです、この時大勢が移動するので一旦休憩所に出ました
待合室は大混雑で、特に女性用化粧室は長ーい行列でした。
9:00 第二幕の開演
10:00 終演!
音楽が何時までも耳に残り、羽生君のスケートが頭に浮かびます
「良かった!また見たいよ!」
劇場の外に出ると雨です、傘は無いのでコートのフードを被ってピカデリーサーカスに向かい、ホテルに戻りました
ホテルが近くで良かったとしみじみと思いました。
翌日は早いので、7時からの朝食は無理と思い、ルームサービスの朝食を6時に依頼して休みます
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